王子は婚約破棄を泣いて詫びる

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ルカの復活 その3

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「どうしてキャシーが必要なんだ?」

「それは、人が争いを好むからです」

「キャシーがいれば、新しい戦いが始まると?」

「そういうことです」

「なるほど。因みに私は戦いを好んでいないのだがな」

 このままルカと一緒に暮らせる生活を望んでいるのだが、ルカはそれが嫌なようだった。

「とにかく、3日以内にキャシー様をお連れ戻してください」

「できないと言ったら?」

「お兄様との縁を切ります」

「それはまた可笑しなことを言うものだな……」

 この話がルカの意志に基づくものだとしたら、私は焦りを隠すことができなかった。

「お兄様。キャシー様を3日以内にお連れ戻しください」

 ルカが何を考えているのか分からない。しかしながら、キャシーを探す旅に出なければいけないようだった。


「王様。私も一緒に参ります」

 旅の共はエドワード……悪くない。

「まだ行くと決めたわけではないが」

「いいえ、決まっています」

「そうか……」

 私は旅の準備を始めた。
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