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53.魅惑のボディー洗い

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「き、急に触るからさ…」
「すいませんでした」涙声。

「いや、いーのいーの。怒ってるわけじゃないから。ネ?」
「じゃあ続けても?」
「い、いーよ」

「先輩の乳輪。綺麗な色ですね」
クルクル円を描いて…
「ン… え?…あ… そ、そこは…」
まさきの指が僕の乳首を摘みあげる。

「あぁ… だめってば…」
「僕の乳首は真っ黒なんですよ」
「ハァハァ… ソ、ソコも… リンパがあるの?」
「ないです。ちょっと触ってみたくって」

まさきの手が胸からお腹に降りた。
「先輩のお腹。ぷにぷにしてて気持ち良いですね!抱き心地良さそう!」
「あはは… 筋肉割れてなくてゴメンねー」
「好きですよ。こういうお腹も」
「ありがと…」

「お腹のリンパは脇腹を通って脚の付け根に注ぎ込んでるんです。だから…」
脇腹から下腹に向けてまさきの手のひらが動く。
けっこー際どい所まで下がってくるので僕は気が気じゃない。

「腸リンパは内臓にあってここをマッサージすると脂肪が溜まりにくくなります」
おヘソの上からみぞおちにかけてまさきの手が少し強めに押し上げていく。
「上半身のリンパに向けて押し出す感じです」
脇腹から下腹へ。おヘソからみぞおちへ。その繰り返し。
時折まさきの手がオチンチンの根本近くまで降りてくるのだ。

「身体がポカポカしてきませんか?」
「そう言われれば少し…」

ふいにまさきの身体が背中に密着する。
「え!?」
「こうすると気持ち良いですよ」
密着した身体がゆっくり上下する。
ボディー洗いだ!
まさきの硬くなった乳首が背中に触れている。

「ま、まさきクン?」
「あぁ… い、いったんシャワーで流しましょうか」
「う、うん…」
シャワーを当てながらマッサージした箇所を優しく撫でていくまさき。

「上半身はこれでだいたいOKですよ」
え?上半身はって?

まさきの手がスケベ椅子の下から入ってきて、お尻のワレメをスーッと撫であげた。
「ひゃあ!!ま、まさきクン!?何すんの!?」
「今度は下半身ですよ。こっちも大事なリンパが沢山ありますからね!」
「い、いや、こっちは…」

「あれ?先輩…」
「な、なに?」

「もしかして勃っちゃってます?」

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