行員由奈の災難

MIKAN🍊

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4.土曜日

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__テーブルの上に並んだ一万円札。
細かく丁寧に記載された家計簿。
学校の授業料。給食費。塾代。部活で使うスニーカー代。模試費用。
車の税金。車検代。

保子の家のダイニングキッチン。

「あっという間に飛んでくわ」
髪を掻き上げる保子。
冷蔵庫からカシスソーダを取り出してプルトップを引き抜く。
ダイニングテーブルに座り直しスマホを弄る。

__LINE。
ダーリン〈今度いつ会える?〉

保子はカレンダーを眺める。
カシスソーダを一口飲んで頬杖をつく。

〈いつ逢いたい?〉

プレイリストをタップしてジャスティン・ビーバーを呼び出す。

独り言を呟きながら化粧ミラーを引き寄せメイクを始める。
「少しくらい息抜きさせてよ。イイじゃない。別に。私だってまだ捨てたもんじゃないわ。ね、ジャスティン?」
保子は鏡に向かって赤い舌を出す。
リップを引き唇を軽く合わせる。

スマホが勢いよく震える。

ダーリン〈いつだって会いたい〉

「うふふ。可愛らしい」

〈ごめん!アレが来ちゃったの〉

保子はTシャツの中でブラを外す。

ダーリン〈構わないよ。いつ会える?〉

〈ムリしなくてイイよ。デキないとつまんないでしょう?〉

硬くなった乳首を摘む。

ダーリン〈無理してないよ。会ってご飯食べるだけでもOK!〉

〈私はつまんない〉

ダーリン〈じゃ手と口でも?笑〉

〈スケベ!〉

保子はパンティーの中に指を入れる。

ダーリン〈ごめん!〉

〈えっちな事考えてるでしょ?〉

ダーリン〈ピンポーン!〉

〈どんな事?〉

保子はモゾモゾと腰を動かす。
「あぁ…感じちゃう…」

ダーリン〈ヤスコがね、俺のオチンチン舐めてるとこ♡〉

「あぁ…イキそ…」

〈バカ♡〉

スマホを置き、保子はオナニーを続ける。
胸を揉み、イスの上で仰け反る保子。
時折、自ら指を口に入れ、その指をまたパンティーの中へ。

「ダメ!イク…イッちゃう!」

ダイニングテーブルから一万円札が落ちて散らばる。

ダーリン〈ヤスコ?どうしたの?〉
ダーリン〈仕事だからもう行くよ。また後でね!〉
ダーリン〈チュ♡〉

保子は乱れた息を整える。
お札を拾い集め、ショートパンツを脱ぎショーツを履き替える。

時計を見上げる保子。
午後12時50分。

〈子どもを迎えに行くわ。お昼食べさせて塾に直行よ。またねー!〉
〈チュ♡〉

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