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07 奴隷と女子高生
トントントントン。
軽快にキャベツを刻みながら、一方で目玉焼きを焼き、ホットサンドの具を並べながら、ソースパンでオニオンスープを温めた。
キッチンの中で忙しく立ち回りながらも、油断すると前夜の光景がどこからか湧き出て来て、レナの股間を疼かせた。
おい。今はマズいぞ。静まれ。
そう、自分に言い聞かせて、戸棚から食器を出した。
ゆうべ遅かった母はまだ寝ていた。
風呂に浸かり、今日一日のハードな初めての調教を回想し、ゆっくりと手足の縄目を揉み、本当の女にされた実感を反芻し、大いにリラックスして風呂を出たら、そこに母がいた。
「!」
ヨウジが高校に入ると、昼間のパートだった母の帰りが遅くなる日が増えた。へべれけになるほどではなかったが、深夜に帰宅する母からは酒が匂った。
四コマ漫画のおかあさんのようなもじゃもじゃパーマの母は、最近買ったらしい、派手な似合わないカクテルスーツを着て鏡に向かいイヤリングを外し、化粧を落としていた。
鏡の母親は、言った。
「ただいま。おかあさんも入るから。早く出て」
縄目を見られると、マズい。
「ちょっと! 恥ずかしいから、出てって。それにお酒飲んでお風呂、まずいよ。頭の血管切れちゃったらどーすんの。やめなよ」
「・・・生意気な。じゃあ、朝風呂にしよ」
ブツクサ言いながら、母は意外に素直に洗面所を出て行った。きっと酔っているからに違いない。
とりあえず、そのように、危機は脱した。
お父さん。あなたの奥さんはあなたがいない間に思いっきりハネ伸ばしまくってますよ~。
でも、洗濯物籠にある母の下着を見る限り、他の男とどうこうは、ないだろうと推察された。シャツにくるまれたそれは、肌色のぞろっとした色気のないものばかりだった。一人で子育てをしてきた緊張から解放され、気が楽になったのだろう。
仕方がない。
このところ母は楽しそうだ。職場で、気の合う友達も出来たらしい。小言も減った。その対価くらい、払ってやるにやぶさかではなかった。
「ヨウジーぃ。部活あんだろー。早く起きれー」
二階に向かって声を張り上げた。どうせ、爆睡している母は起きない。
レナが配膳を終えるころ、階段を駆け下りて来る轟音が家中に響いた。
「姉ちゃん! なんで起こしてくれねーんだよ」
見上げるような大男が野太い声でブチブチ文句を垂れながらダイニングにやってきた。
「甘えんな、アホ。・・・ったく、朝飯作ってやっただけでありがたいと思え。顔ぐらい洗ってこい。汚えなあ」
「時間ない」
そう言ってヨウジは立ったままホットサンドを取り上げてパクついた。
姉に盾つき、悪たれは言うものの、ヨウジは心の底のどこかで姉を慕い、甘えて来る。もう体格では遥かに姉を凌駕し、力でねじ伏せることも出来るのに、易々と叩かれ、文句を言われるのに甘んじている。
小さいころ、弟は体が弱く、他の子に比べて成長が遅かった。必然的に母はそんなヨウジにかかりきりになりがちだった。レナも、転びそうになりながらもお姉ちゃんと呼ばわりながら追いかけてくる弟が可愛くいじらしくて、よく面倒を見た。
そんな記憶と、こうして今も毒づきながらではあるが自分の世話を焼いてくれることから、今では見下ろすような姉であるレナを、心の中では見上げているのかもしれない。
「姉ちゃんは、今日部活?」
「ううん」
「なんで」
「ちょっとね。腰が・・・」
そこでヨウジはニヤニヤした。
「チョッチ、ヤリ過ぎじゃね」
「お前、度胸あるねえ。こんなに凶器に不自由しない環境でそんなこと言うなんて」
男くさい坊主頭のヨウジの背後に立ち、カフェオレのマグを弟の前に置きながら、果物ナイフの腹でぽんぽん肩を叩いてやった。
「いっぺん、刺すか。刺して見る? 刺されてみたいか、ん?」
硬直した弟の背中を見ながら、面白そうに、レナは笑った。
「皮下の毛細血管の内出血だからねえ。人によるけど、二三日か、一週間ぐらい、かかるだろうねえ」
プレイのあと、ホテルの大きな、透明の湯船の中で、サキさんはレナの縄目を揉んでくれた。
「家に帰っても、出来るだけお風呂に入って、揉むといいよ。レナはまだ若いから、すぐに取れる。取れたらまた、縛ってあげるね」
レナはサキさんの足の間に入り背中から抱かれ、耳元でサキさんの囁きを聞いていた。ささやきが、水音だけの静かなバスルームに響いた。
しあわせ・・・。
レナは、無限の幸福感と万能感に包まれた。
サキさんの手は、両の二の腕を、胸を、手首を撫でさすり続けた。でも、それはもう、レナの色欲を高めるためでも、彼の性欲のためでもなく、初めての激しい調教に疲弊したレナを労わる、心からの愛撫であることは十分に伝わった。
「サキさん」
背後から縄目の跡を愛撫される心地よさの中で、レナは訊ねた。
「なんだい」
「サキさんって、何歳ですか」
「そうだなあ」
そう言って、レナの濡れた髪を分け、首筋を撫でた。
「何歳ぐらいがいいと思う?」
「・・・どんなお仕事してるんですか」
「そうだなあ。どんな仕事がいいと思う?」
さらにうなじにキスしようとするサキさんから目を逸らし、下を向いた。
「ねえ。怒ったの? 怒ったレナの顔、見せてよ」
「知りません!」
サキさんの指がレナの細い顎を摘まむ。レナは促されるまま、後ろを振り向く。そして、甘い、キスを受けた。脳が、一瞬で、お花畑になった。
「仕事はね、ちゃんとしてるよ、もちろん。まあ、こんな風にスレイヴ達とプレイをして、車を持てて、ちゃんとした家に住めるくらいには稼いでる。あまり人に会わなくてもいい、パソコンとスマホがあれば、どこでも出来る仕事さ。住所はね、しょっちゅう変わるから、教えても意味ないと思う。基本、独り身。
そのぐらいかなあ・・・」
「スレイヴさんはあのブログの人達だけですか」
「他にもいる。あれは、掲載を承諾してくれてる人だけなんだ。あくまでも、本人の希望でね。他人にプレイを見られて感じちゃうんだ。もちろん、レナもお望みなら載せてあげるよ。でも、卒業してからの方が、いいと思うけどなあ」
「サキさんのおうちにスレイヴさんを呼んだりしないんですか」
「それは、絶対ない」
サキさんはきっぱり、言った。
「誰も連れ込んだりはしてない。僕の生活には関わって欲しくないんでね」
「どうしてですか。あんなプレイをされたら、誰でもサキさんを好きになっちゃうと思います。好きになったら、その人のお世話とか、したくなっちゃうじゃないですか、普通」
「レナは、意外と家庭的なんだね。家族は? ご両親と・・・」
「年子の弟がいます」
と、レナは答えた。
「父は今中国に単身赴任で、母はパートから正社員になったんで、家のこととかは結構してます」
「ふーん。・・・そうかあ。あ、赤みが薄らいで来たね。やっぱり、若いねえ」
「・・・サキさん」
「ん?」
「この次、いつ会ってくれますか」
「そうだなあ」
「さっきのは、ナシですよ。いつがいいと思う、とか」
「あははは。まいったなあ・・・」
「だって・・・」
あんなに感じさせられて、それを長い時間おあずけさせられるのは、堪らない。本当は今夜、家に帰りたくない。朝までずっと、一緒に居たい。
「サキさんは、あた、・・・わたしのこと、どう思いますか」
「あのね、言いにくければ、あたし、でもいいよ。もうプレイは終わった。慣れた言い方を変えるのは、難しいよね」
「すみません。慣れるようにします。わたし、努力します。サキさんの好みに合わせます。もっとたくさん、会いたいです。調教、してもらいたいです」
レナは片手でサキさんのペニスを探った。
「レナは積極的だなあ」
「毛も、剃ります」
「それは、ちょっと待とうか。それも、卒業してからの方がいい。その方が、生きやすい。僕とこれからもずっと続けたいなら、家族や周りとの軋轢とか摩擦がうまれるような負担は、出来るだけ、ない方がいい」
「わたしが高校生なんで、ひいちゃいました?」
「それはないさ。言ったじゃないか。調教し始めた時は高校生だったスレイヴもいるって」
不思議なことに、レナがどんなに刺激を加えても、それはもう、何の反応も見せなかった。
「もう一度、口でさせて下さい」
「いいけど、たぶん、変わらないよ。その気にならないと、勃起しないんだ。
言わなかったかな。僕は、女性の苦痛に歪んだ顔、苦しみにあえぐ顔、悲しみに沈んだ顔、切なさに身悶えする顔。そう言う顔に、興奮するんだ。そういう表情にしか、興奮しないんだ。
だから、こんなことをして、生きてる。こんなことをしないと、生きてゆけないんだよ、僕は・・・」
わかってもらえるかな。
サキさんの諦めと遣る瀬無さを含んだ顔が、そう言っていた。
体の奥底の、何かをくすぐられた。
振り向いて、男の身体を、思い切り、抱きしめた。
「好きです。サキさん。大好きです」
とレナは言った。
サキさんはそんなレナの瞳を長いこと、穴のあくほど見つめていたかと思うと、ふいに、こういった。
「レナは、もしかすると、Sの気もあるかもしれないね。それに、貪欲で、積極的だ。そうだな。・・・それも、面白いな。
彼氏はいないって、言ってたね」
「本当です。私、誰とも付き合ってません。ウソじゃありません!」
レナは必死だった。それほどまでに、この男に夢中に、この男の虜に、されてしまった。
「わかってるよ。そうじゃないんだ。疑ってるわけじゃないんだよ。スレイヴの中には、夫も、婚約者も、恋人のいるコもいる。彼女たちはみんな、それぞれのパートナーに嘘をついて、騙していることへの罪悪感を抱えている。その風情に、堪らなく、感じてしまうんだ。だから、パートナーがいることに怒ったりはしない。むしろ・・・」
サキさんの指が、切なさを浮かべて震えるレナの、唇をなぞった。
「恋人がいないなら、作ってみないか」
と、サキさんは言った。
「そうすれば、僕のことを、より理解してくれるようになるんじゃないかと思うんだ」
「どういうことですか。本気ですか」
信じられなかった。
レナには、彼の言っていることが、まったく理解できない。
人を好きになれば、独占したいと思うのが当たり前だ。それなのに、目の前の男が自分を独占したいと思っていないということが、レナをたまらなく不安にさせた。
「簡単なことだよ。
レナが、男を作って、心底、惚れさせて、それから・・・」
「それから?」
「思い切り、振ってやるんだ。出来るだけ、残酷にね」
「え?」
「そうすれば、本当の僕に、より近づけるかも知れない」
湯は温かいのに、背中に冷や水を浴びせられたような気持ちがした。
「それは、プレイの課題ですか」
「さすがに、これはね。一応、努力目標、くらいに、しておこうか」
「姉ちゃん!」
弟の声に、我を取り戻した。
「なに、ボーっとしてんだよ」
「うるさいよ。お前と違って、いろいろ、あんだよ」
レナはいつもの弟とのペースに戻った。
ヨウジは無言で手を差し出した。
「何?」
「昼飯代」
「弁当作ったでしょ」
「あんなんじゃ、持たねえよ。もう出かけるから、早くくれよ」
「ったく。ガタイばかりデカくなりやがってホントに・・・」
不在がちになった母から、一部、家計を任されているレナは、財布から千円札を取り出し、差し出そうとして、思い直し、ひっこめた。
「ハイ」
「五百円? 冗談言うなよ。小学生じゃねえんだぞ」
「足りなかったら、小遣い使え」
「これじゃ、付き合いってもんがさあ・・・」
「文句言うな。イヤなら返せ。スネ齧りのくせに贅沢言うな」
「自分だってそうじゃん」
「刺すか? マジで。いっぺん」
確かに。自分にはSがある。
サキさんは、凄いな、と思う。レナは改めて、心酔した。
「わかったよ。ったく。なんで、五百円ぽっち・・・」
ブツクサ言いながら玄関に向かうヨウジを追った。
「気をつけてね」
と、レナは弟の高校のロゴがバックプリントされたTシャツの背中に言った。
「あのさ、ヨウジ」
「なんだよ」
「あの話、まだ有効?」
「あの話って?」
「ホラ、あんたの先輩の、大学生の・・・」
「ああ」
「その話」
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「気が変わった」
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