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46 霧の中
「バスの運転手さんから聞いたんだ。運が良ければ明日の朝、湖面が霧に覆われるらしい。朝の気温が急に下がって森の木の露と湖の水が凝結するんだって。森から流れ出した霧が湖面に溜まってダムの堤体にゆっくりと押し寄せて来る。素晴らしい眺めだってさ。絶対起きろよ。見逃したら、もったいない。ねえ? お姉さん」
サキさんは給仕をしてくれている若い仲居に積極的に話しかけた。
部屋に戻ると座卓には豪勢な夕食が並び、次の間にはもう、床が延べられていた。
「それにしても、お姉さん、カワイイねえ。・・・もしかして、高校生?」
「今年の春、卒業しました・・・」
臙脂の着物に漆黒の帯を締め、茶髪を綺麗に結い上げたその純朴そうな女の子は、さっきからうなじまで真っ赤に染め、開いたグラスにビールを注ぎ、おひつから飯をよそい、座卓に並べている。サキさんがしつこく褒めるからでもあるが、理由はたぶん、もう一つある。
サキさんの向かい側で料理を堪能したレナは、行儀悪く脚を崩し、座椅子に浅く反り返り、怪しげな眼差しで彼女を見つめながら、脚を座卓の下の向かい側に伸ばし、爪先でサキさんの浴衣の裾を払い、股間に触れていた。
彼女はきっと、レナの爪先の赤いペディキュアが何をしているかを見たはずだ。だから、こんなに顔を赤くしているのだ。
「あれだね、ちょっと女将さんに似てるよね。もしかして、娘さん?」
「・・・姪です。父の、妹なんです。女将さんは」
「やっぱり・・・。いずれきっと、あんな美人さんになるんだねえ。あ、今も可愛いけどねえ。・・・いいねえ」
「・・・それでは、あとは、ごゆっくりどうぞ」
「あ、ちょっと待って」
サキさんは部屋の片隅のバッグから財布を取り出し、一枚抜いて小さくたたみ、彼女の合わせに差し入れた。
「これ、お心づけね。少ないけど」
「こんなに・・・。ありがとうございます」
「こちらこそ、ありがとう。うちのニョーボ、イタズラ好きでね。びっくりしちゃったよね。ごめんね。お休み」
彼女を見送り、ドアに鍵をかけたサキさんは、
「悪いやつだな、お前は」
ニヤニヤ笑いながら座卓に戻った。
「きっと、家に帰ったらオナニーするかもね、あの子」
「あの子、って、お前よりいっこ、年上だろう」
「それか、幼馴染の同級生の男の子呼び出してエッチするかもよ。今日のお客の女、めっちゃスケベでさあ、収まらなくなっちゃった、とか言って。処女じゃないよ、あの子。もうちゃんと、経験してると思うね。女のカン」
「発想が中年のオバサンだな」
「あたしをこんなにしたのは、サキさんだからね」
「そういうイケないヤツにはお仕置きだな。来い」
何も言われなくとも全裸になり、首輪を着け、サキさんが払った上掛けの床に正座する。床の間を背にして座ったサキさんの真正面に。
「僕の、最後のプレイだ。これからお前の心を責めてやる」
サキさんの最後のプレイとは、どんなものなんだろう。胸が高鳴る。これから一緒に死ぬというのに、久し振りの感覚に、乳首が、クリトリスが充血する。
サキさんはきっと、コンクリートの靴を足に縛り付けてダムの底に沈もうとしているのだろう。レナも一緒に縛り付けてもらう。サキさんは泳ぎが得意だと言っていたが、自分はカナヅチだ。だからきっと、上手くいく・・・。
レナの両手は尻の上で組まれている。手枷など要らなかった。レナにとっては、プレイとはもう、そうしたものだった。
サキさんの両手が、揃えたレナの張りのある膝を割る。手が太腿の内側を滑り、その予感だけで、もう、たまらなくなる。濡れた股間を弄りクリトリスを弄び、ヴァギナに侵入する。
「あっ・・・」
レナのヴァギナは、若い。口をキュッと閉じて溜め込んでいたサキさんの精液と愛液の混じったものが、侵入した指で漏れて来る。
「僕はお前を愛している。だけど、最愛じゃない」
サキさんの最後のプレイは、いきなりのこんな言葉から始まった。
「お前は、僕の一番の女だと思ってたろう。な? そうだろう。でも、違うんだ。
お前は、一番じゃないんだよ」
死ぬ場所まで一緒。
その覚悟でついてきた女に、それですか・・・。
やっぱり、貴方は、悪魔ですね・・・。
レナは目を閉じた。
その唇にレナの股間を弄っていた指がこじ入れられる。躊躇なく、舌を這わせ、舐め、しゃぶる。
「僕の最愛の女はね、もう死んでるんだ。僕が、殺しちゃった。彼女は僕に、苦しみながら死ぬ顔を見せてくれた。その後、僕も死ぬつもりだったんだ。でも、死ねなかった。死んだ、今まで僕を雇っていた男。彼女はその男の、曾孫だったんだ」
目を開けた。サキさんの端正な顔に優し気な色が湛えられていた。
レナの舌は休むことなく男の指を舐め回している。
「この世で彼に逆らう人間はいない。
というより、ほとんどの人間が彼が何者なのかを知らない。彼に支配されていることすら、知らずにいる。
でも、もし知れば、ひれ伏さずにはいられなくなる。誰でも。
ましてや、僕のように彼の子孫を殺してしまうなんて、有り得ないんだ、普通はね。
僕は罰を受けた。そして、彼が死ぬか、十年か。どちらか早い方の時が来たら解放する条件で、僕は生かされ、雇われた」
指が口から抜かれ、再び股間に侵入する。掌でクリトリスを転がされながら、ヴァギナの中をゆっくりとかき回される。
「あう・・・」
漏れる吐息はサキさんの唇でふさがれる。桜色のやわらかな唇は、硬い舌を受け入れ、包み、しゃぶる。
「不思議なものでね。一度は死ぬ覚悟もしたのに、赦されたとたん、怖くなってしまった。僕には四六時中監視が付くようになった。
牢獄みたいな十年だった。
息苦しさに耐えられなくなると、彼女を思った。それでも苦しくて、スレイヴを見つけては育てて、プレイをしてきた。でも、誰にも彼女の代りなんてできなかった。そんなことは判ってたんだけどねえ。
レナ。お前なら、とも思った。でも、やっぱり彼女には敵わなかった。
僕は、彼女のところへ行きたいんだ。
お前のことを一途にも想わず、他の女を、もうとっくに死んだ女を、今でも胸に住まわせてる男と一緒に死ぬなんて、そんなことは、止めろ。やめてくれ。
頼む。お願いだ。一人で、逝かせてくれ」
レナは後ろで組んだ手を解いて、男の顔を包んだ。何度言ってもダメなら、仕方ない。聞く聞かないはどうでもいい。とにかく、言いたかった。その瞳に映る自分の顔に向かって、モノローグした。
「満たされない毎日を過ごしていた一人の地味な、目立たない小娘を、こんなに淫らでスケベでエッチな、その辺の男がみんなちんちん大きくして振り返るような、魅力的な女に変えてくれたのは・・・、サキさん。
たった半年だったけど、素敵な、素晴らしい毎日だった。それを忘れて、今さら前に戻れだなんて。出来っこないよ。サキさんともう二度と会えなくなるなんて、無理だよ。
結局、奥さんにはなれなかったし、一番の恋人にもなれなかったけど、一番の奴隷にはなれたでしょ?
奴隷なら、どこまでもご主人様についてく。ご主人様の棺の隣で、ずっと、いつまでもご主人様にかしずく。それが当たり前。
お願い。最後まで、一緒にいさせてください」
「ほんとうに、しょうがないやつだな、お前は」
サキさんは気合をかけるように立ちあがり、隣の膳からぐい飲みを二つ、バッグからウィスキーのボトルを取り出し、寝所に戻った。
「第一夫人は無理だが、第二夫人にしてやる。結婚式をしよう」
そう言ってボトルの栓をすぽんと抜き、手の平のぐい飲みに注いだ。
「三々九度だ」
「サキさん・・・」
目の前が揺らいだ。
号泣しそうだった。口を押えた。それでも、嗚咽が止まらなかった。
「おい、泣くなよー。門出なんだからさー」
「・・・サキさん、やっぱり、ウソツキ」
「・・・なにが」
「ぜったい、日本人でしょ!」
「だから・・・。僕は日本人じゃないって」
「ウソ!」
「もういいから、そんなことは。ハイ、持って。あ、・・・ちょっと待て。神様、忘れたなあ・・・」
「女神様なら、いるよ」
レナは自分のバッグから、あのスズキさんに外してもらった女神像を取り出した。床の間に枕を敷き、その上に、安置した。
「スピリット・オブ・エクスタシー・・・か。旅館の床の間に飾られることになるとはな・・・」
サキさんは下を向いて何かを堪え、やがて満面の笑みを起こし、深く、息を吐いた。
「レナ、お前というやつは、ほんとうに・・・」
ほんとうに、なに?
泣き顔を払い、仕草で問いかけたレナに、サキさんは応えた。
「お前は、ほんとうに、・・・可愛いやつだ」
杯を受け取ろうとしたレナは、何かを思いつき、サキさんからボトルを奪った。
そして口をつけてラッパ飲みし、サキさんに口移しした。
「三々九度と誓いのキス。こうすればいっぺんでできるでしょ」
「お前、これ貴重なボトルなんだぞ。百本しかボトリングされなかったんだから。ものの価値を知らん奴は、これだから・・・」
「べつに、いいでしょ。これから死ぬんだから」
そういってレナはサキさんの帯に手をかけ、浴衣を脱がしにかかった。
「初夜と最後の夜。しっかりたっぷり逝かせてね。愛してるから」
「よし。朝まで逝かせまくってやる」
そう言ってサキさんはバッグから小さなタブレットを取り出し、一粒の薬を飲んだ。
「なにそれ」
「朝まで頑張るからな。お前も飲むか」
何かの、ヤバい薬なんだろう。サキさんのことだ。何があっても、何が出て来てもおかしくはなかった。でもレナは必要ないと思った。とても眠る気にはなれない。
「いらない」
「・・・そうか」
相好を崩し、サキさんは明かりを消した。
レナを横たえ、重なり、キスし、深く、這入った。
「ああん。気持ちいい・・・。しあわせだよォー・・・。すっごい、気持ちいい・・・」
「陽が昇る前に宿を出よう。最後に、どうしても、霧の海を見たいんだ。それまで、ずっと、このまま、一緒だ」
「うん。・・・大好き」
「愛している、レナ」
「あたしも。愛してる、サキさん・・・」
そして、深く愛し合った。
朝まで、何度でも、愛し合うつもりだった。
めくるめく快感がやがて、ぼやけて、頭の中に、霧が掛かって来た。
「あれ? ああん・・・。なんだろ、サキさん、・・・気持ちいいのに、ああん。あたし、めっちゃ、眠くな・・・」
少しは寝ておけばよかった。
愛する男にぞんぶんに貫かれている悦びに浸りつつ、レナの意識は次第に薄れ、後悔も、やがて遠のき、白い暗闇の中に溶けていった。
気が付くと、障子がぼんやり明るかった。
隣にサキさんはいなかった。布団が一組畳まれてあった。次の間にもサキさんはいなかった。夕餉の膳は全て片付けられ、メモ一枚残ってはいなかった。
しまった!
急いで服を身に着け、部屋を飛び出して帳場へ行った。まだ薄暗い、誰もいないカウンターの奥へ大声で呼ばわった。
「すいません! どなたか、いますか!」
宿直の者らしい、仮眠をとっていたとわかる中年の男が、上下のジャージを着て出てきた。
「どうしました?」
「連れの者がいないんです」
「ああ。さっき車で出かけられましたよ。ダムの霧見に行くって・・・。奥さんはまだ寝てるからそっとしておい・・・」
「追いかけなきゃ! 彼、死ぬつもりなんです!」
「なんだって!」
レナは旅館のステーションワゴンに乗せられてダムを目指した。中年の男は運転中ながら携帯で駐在所と電話している
「そうなんだ。・・・なんだかわかんないけど、奥さんが、だんなさん、自殺するって・・・。わからんが、大至急来てよ。人も、出来るだけ声かけて・・・今、向かってる・・・」
だましたんだ。最後の最後で・・・。
あんなに誓い合ったのに。あんなに、愛し合ったのに。自分を置いて、一人で逝くなんて・・・。ひどいよ。ひどいよ、サキさん・・・。
はやる気持ちの傍らで、レナは毒づいた。最後の最後でこんな形で裏切られるなんて。どうして、一人で逝ってしまったんだろう。どうして、一緒に連れて行ってくれなかったんだろう・・・。繰り返し自問した。
ヘッドライトを掃きながら展望台に向かう道を昇ってゆくと、もう湖を囲む山々の頂上には曙光が射し、辺りの風景をぼんやり浮かび上がらせていた。
駐車場に車の影はなかった。
レナは車を出て湖面を見下ろす手摺に駆け寄り、辺りに目を凝らした。
ちょうど、幻想的な光景が現れていた。
山々から湧き出た霧の布が、鏡のような湖面に向かってゆっくりと集まりながら、一斉に降りて行く。湖の奥に溜まった霧が次第に角度を変えて明るくなる朝日をキラキラと照り返しながらこちらに向かってやってくる様は、まるで、白で統一された甲冑に身を包んだ巨大な軍団が湖の上を音もなく押し寄せてくるような、荘厳ともいえる眺めだった。
「車で上がれるのは、ここだけですか?」
レナは傍らの旅館の従業員に尋ねた。
「あと、もう一本。ダムの下で向こう側に上がる舗装してない管理用の道路があるかな。だけどわかりにくいから地元の人間じゃないと・・・」
「ダムの上って、歩けるんですか」
「車はダメだけどね。歩くならできますよ」
こちらからは山すそが張り出していて死角になっていた。二人は、白々と浮かび上がりつつあったダムの上を走った。息を切らしてなんとか向こう側に辿り着いた、その時だった。
レナ!
鋭い叫びが山々にこだました。
「サキさん!? 」
大声で呼び返した。
「なんだ、反対側か」
続いて、ドボンとも、バシャーンとも聞こえる大きな水音が上がり、殷々と響いた。
「あ、やった!」
男が小さく呟いた。
「さきさーんっ!」
レナは半狂乱になって絶叫し、今来た堤体の上をまた走って引き返した。
しかし、迫って来た霧がやがてレナの視界を奪った。霧は瞬く間に堤体を超え、ダムの下から見上げている駆け付けた警察や消防団の面々には、雲の滝が降りてくるような荘厳な眺めをもたらした。
やっと車を停めた駐車場に辿り着いた時、下からサイレンが聞こえ、赤色灯の灯りが明滅しながら近づいてきた。
霧は朝日の到来と共に徐々に薄れ、湖面が再び姿を現した。明らかに湖の奥からとわかる波紋が次々とダムの堤体に到着して来ていた。
「ダイバーだ! ダイバー手配しろ、すぐに!」
「救急車も呼べ!」
レナは、パトカーや消防団のポンプ車や方々の旅館のロゴの付いた車で次第に騒然としてきた駐車場をゆっくりと横切り、湖を見下ろす手摺に自然に脚をかけた。
「おい! 何するんだ。バカはやめろ!」
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