君と僕との最後の聖戦

RYZU

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君と僕との最後の聖戦 祖父の裏話

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3001年わずか1年で作り上げてしまった

      西国 
「ルーリア!」
「わあ!な、何いきなり!?」
「ビックリした?」
「マルトいきなりきたらビックリするでしょ!」
「いやールリアの反応が可愛いくて」
「あっそ」
「えー冷たくない?」
「あなたは幼なじみなんだからこれで普通なの!」
「幼なじみでももう少し優しくしてくれよー」
「ふんっ」

「なあルリア」
「なに?」
「お前に大事な話があるんだ」
「告白なら聞かないわよ」
「違う君に取って大事な事だ」
「何?」
「ルリアの好きな人との密告がバレた」
「え?!だれに?」
「ルリアの祖父だ」
「ロン爺が」
「ああ」
「なんで、」
「俺の聞いた話では ルリアかカルトと言ったかなどちらかが首を切れば無かった事にするらしい」
「なんで、私が」
「君が主犯者だからだよ」
「私が主犯」
「ルリアがカルトの事を好きな気持ちがわからない 何故敵国のあやつを好きになったんだ」
「、、、」
「そうか、まあ今はいいいつかはお別れが来るだろう」

     東国では
「カルト様西国への砲撃準備ができました。」
「そうか、では行こう西国へ」

時は3001年11月10日 東国対西国の戦いが始まった

「ルリアー!今日こそお前の首打ち取りにきたぞー!」

「お前こそ私にその首取られないようにしろよ!」

「ご心配どうもありがとう!」

「その気はいつまでもつかな!」

   その時
  
  グチャッ

「カルト様ー!」
「だ、大丈夫だ」

「ハハッハハハハッ、お前がカルトか!よくも西国のルリアに怪我を負わせてくれたな!この恨みここではらす!!」

「まて!マルト 私は攻撃指示をしてない!」

 「カルト!次こそはお前の首を断つ!」

「ルリアーー!必ずまた来る 次は容赦せぬぞ!」

「勝手にしろ!」

 西国祖父

「東国のやつはカルトと言うのか、ふっふっ、面白い ルリアを本気で好きなのなら命をかけて守るはずルリアの首かカルトの首やつは自分の首を選ぶであろうハッハッハッハッハッ」

3005年 両国の戦いはこの時まで続いており3006年西国ロンが亡くなった
しかし西国の国民は既にルリアの味方では無かった

    東国では

「カルト様お会いしたいという方がいらしております」
「通せ」
「カルト久しぶり」
「ミ、ナ、なんでここに、」
「西国から抜け出してきたの」
「でもバレたら」
「いいの今日はあなたに大切な伝言があるの」
「なんだ?」
「もうじき貴方達は処刑される」
「なんで!」
「あなた方二人は恋愛禁止の中密告していたからよ」
「恋なんて人の自由だろ?」
「ダメよ、これは国同士の法律なの」
「そんな、」
「でもガッカリしないで?」
「どういうことだ?」
「ルリアの幼なじみのマルトって子が居るの」
「あのくそガキか」
「そう悪く言わないで」
「すまない」
「彼はあなたの身代わりとなってくれるの」
「俺のみがわり?」
「ええそうよ」
「なんでまた、敵の俺の?」
「マルトはルリアの事が大好きだからよ」
「マルトがね」
「大丈夫な彼女のために自分の命を断つのよ」
「じゃあなんでマルトは俺を殺さない?」
「大好きな人の好きな人を殺せると思う?」
「思う」
「マルトは彼女が大好きなの」
「ああ、」
「好きな人の恋を応援しようと彼は決めたの」
「だから」
「ええ、彼は自ら志願したの だから貴方は今のうちに遠くの国へ逃げて 西国軍がこっちに来る前に」
「君がそこまでいうのなら」
「気をつけて」
「ああ」

 「カルトさよなら貴方とはもう二度と会えないからこれが最後の戦争ね」


3010年12月24日 クリスマスの日がやってきた この日は両国の戦いの日だそして最後の戦争の日でもある

西国 「これより!東国への攻撃に移る西国戦闘準備!」

東国 「今日は雪が綺麗だこんな日は恋人と楽しく過ごしたい物だ」

「カルト、なんで、逃げてって言ったのに」
「クリスマスの日くらい好きな人といさせてほしいよ」

 「カルト~ー!」

  3010年両国の戦争は後にクリスマスの聖戦と呼ばれる

アルテイルスの対戦彼ら彼女達は今でに無いほどの悲しみと苦しみを覚えたまだ17歳の若い子供の心に刺さったのだった

西国では 「、、、なんで、ミナ、、」
私の目からは涙が出てが溢れていた
「なんで、貴方が、先に死んじゃったの」
「おかしいよ、また一緒に、遊ぶって、やくそく、した、のに」
「カルト、次が最後の日ね」

東国では
「ヴェルノム、お前俺より先に死にやがって、」
「後のことはまかせろ」
「ルリア次で最後の日になるな」

西国と東国の戦いは二度と起こる事は無かった。 東国のカルトの処刑が決まったからだ

3013年 カルトの20歳の誕生日に処刑されるのだ しかしルリアはカルトが処刑されたのを知るのは1年後のクリスマスだったのだ

カルトの誕生日は12月24日 ちょうどクリスマスの日だった

ルリアの誕生日は12月24日 ちょうどカルトと同じ日だった しかしルリアはカルトとは歳が一つ違ったのだ

そして最後の聖戦の日まではそう遠くはないだろう 

これが後に クリスマスの聖戦と呼ばれるのは今の国民は誰も知らないのだから、、、、、


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