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小さき翼
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はぁ、はぁ、
男は走って走っていた
男の名は橋野 鷹斗(はしの たかと)
走っていた理由は中学校入学式の次の日、
つまり初めてクラスメイトを知る日だ。
そんな日に時間を間違えて遅刻しそうだからだ。
"まだ間に合うかも!"
そんな期待を裏切るようにチャイムが鳴り
焦って教室のドアを開けるとまだ名前も知らないクラスメイトからの視線。
瞬間、体が固まりぎこちない動きで空いている自分の席に座った。
偶然にも前の席が小学校が同じ友達で緊張がゆるんだ、
そこからは生徒にとっちゃどうでもいい話と教材が渡された。そして、自己紹介が始まった。
「K小の 橋野 鷹斗です! よろしくお願いします」
緊張してみんなに伝わったかわからないがどうにか出来た
人前に出てなにか言うのは苦手だ。
そんなこんなでこの日は終わった。
その日から1週間経った頃に担任から部活の話が出た。
部活動見学をしてみんなは決めていたが俺には正直決めていた部活があった。それは「男子バレーボール部」だ。
なぜと言われたらそれは兄がやっていたからだ。
小学生の頃に時々やっていて"楽しい"と思った。
ただそれだけである。そして俺は何気に身長がある。
これまでに何度か習い事はやったが、どうにも上手くいかずやめてしまっていた。この理由もあった。
まぁそんなこんなで俺は「男子バレーボール部」
略して「男バレ」に入ったのである。
男は走って走っていた
男の名は橋野 鷹斗(はしの たかと)
走っていた理由は中学校入学式の次の日、
つまり初めてクラスメイトを知る日だ。
そんな日に時間を間違えて遅刻しそうだからだ。
"まだ間に合うかも!"
そんな期待を裏切るようにチャイムが鳴り
焦って教室のドアを開けるとまだ名前も知らないクラスメイトからの視線。
瞬間、体が固まりぎこちない動きで空いている自分の席に座った。
偶然にも前の席が小学校が同じ友達で緊張がゆるんだ、
そこからは生徒にとっちゃどうでもいい話と教材が渡された。そして、自己紹介が始まった。
「K小の 橋野 鷹斗です! よろしくお願いします」
緊張してみんなに伝わったかわからないがどうにか出来た
人前に出てなにか言うのは苦手だ。
そんなこんなでこの日は終わった。
その日から1週間経った頃に担任から部活の話が出た。
部活動見学をしてみんなは決めていたが俺には正直決めていた部活があった。それは「男子バレーボール部」だ。
なぜと言われたらそれは兄がやっていたからだ。
小学生の頃に時々やっていて"楽しい"と思った。
ただそれだけである。そして俺は何気に身長がある。
これまでに何度か習い事はやったが、どうにも上手くいかずやめてしまっていた。この理由もあった。
まぁそんなこんなで俺は「男子バレーボール部」
略して「男バレ」に入ったのである。
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