ボーンネル 〜辺境からの英雄譚〜

ふーみ

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英雄奪還編 後編

七章 第二十三話 戦争の食糧問題

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ネフティスとメイルの二人と共に転移させられたゼステナ。
その視界は天使の大軍で埋め尽くされていた。
目立った戦力としては二人の大天使に加えて中央で別格の魔力を放つ女神。
ゼステナがいなければ戦力の差は歴然であった。

(コイツらの目的はこのおっさんだけ。敵の能力が分からない限り僕とメイルが前戦で戦うしかないか)

「メイル、分かってるね」

「はい、了解しました」

(あれ、そういえばアイツは······)

「ゼステナ様。ご無事でッ—」

その時、慌てた様子のルドラが現れゼステナの前に跪いた。

「お前も来てたのか。そう言えば姉さんは今何処だい」

「クリュス様は現在、龍星群リュウセイグンの皆様と上空から各国の支援をしていらっしゃいます」

ルドラはゾラと共に情報収集のため各地を回っていた。
そして先程ゼステナの身体に他者からの魔力干渉が確認されたためすぐさま駆けつけたのだ。

(転移魔法陣の痕跡。おそらくは敵に戦力を分断されたという状況。ゼステナ様のご機嫌には問題なし)

ルドラにとってゼステナのご機嫌取りは死活問題である。それは誇張ではなく経験上。
故に周りの状況をゼステナに聞くなど以ての外。
あらゆる状況を判断しゼステナの必要とする情報をすぐさま提供する必要があるのだ。

「多分戦闘が行われるのは三箇所だけだ。トキワの場所はいいからガルミューラを探して助けに行け」

「了解しました」

ルドラは頷きすぐその場から姿を消した。

「祖龍がいるのは少し面倒ですね」

ルドラは消え代わりにその声が聞こえてきた。
柔らかく落ち着いた声。声の主——サリュエラは中央にいた女神であった。

「私はあなたのような品の無い者を好みません」

サリュエラはゼステナの目を見てはっきりとそう言った。
柔らかな笑みを浮かべる表情とは裏腹に皮肉を込めた物言い。

「おい、流石にそれは可哀想だろ」

しかしその視線を気にすることなくネフティスをチラリと見てすぐさま言い返す。
続くようにして呆れたようにネフティスがため息を吐いた。

「お主が言われておるんじゃ」

「はぁ? そんなわけないだろ。メイル、お前の主はどうなってるんだ」

「あ、あははぁ」

「私からすれば、この地上にいる者達は品格というものを持ち合わせていません。ですが特にあなたです、祖龍。過度に露出した肌に品の無い立ち振る舞いと言葉遣い、あなたのような者とは会話するのも憚られます。早急に地獄へと行ってください」

サリュエラの顔には穏やかな笑みが浮かんだまま。
だがその表情とは対照的にゼステナへと向かう鋭い殺気が放たれた。

「——?」

「ちょっと待てッ——」

サリュエラが攻撃しようとした丁度その時。
ゼステナは反対方向を向き耳に手を当てた。

「············」

「貴様ッ—サリュエラ様の前で何のつもりだ」

「うるさい、少し黙れッ——」

戦場における理不尽な逆ギレ。だがその圧に大天使まで気圧された。
理由は明白であり、ゼステナの頭に魔力波が入ってきたのだ。
軽く深呼吸し意識を集中させ、周りの雑音が入ってこないようにする。
品の無いと言われ不機嫌になっていたゼステナの気分はパッと明るくなり髪を整えながら”女の子の顔”になった。

(ゼステナ、今大丈夫?)

(大丈夫だよ。どうしたんだい、ジン)

(忙しいのにごめんね。ブレンド見てない? 強化魔法をかけてたんだけど消えちゃってて。居場所が分からなくなったんだ)

(それがさっき転移魔法陣で分断されてね~。今は近くにネフティスとメイルしかいないんだ。転移させられる前はリンギルの服の中で眠ってた。トキワが近くにいるから大丈夫だよ。それよりそっちはどうだい? 戻った方がいいならこの二人をおいて行くから言っておくれ)

(あはは、問題ないよ。さっきクレースが大天使の一人を倒したんだ。前にネフティスさんのところに現れた人)

(おお、流石クレース。ブレンドは任せて)

(······ルドラ、ブレンドを探せ)

(えっ、あ、は、はい。かしこまりました)

ゼステナからの急な連絡によりルドラの仕事はまた一つ増えてしまったのだった。

「まだですか? 祖龍」

「うるさいなあ。今好きな人と話してるんだ」

「なっ——」

ゼステナのあまりにも真っ直ぐな言葉に落ち着いていたサリュエラの頬は赤くなる。

(ああそれと一つ気になってたんだけど、僕の知っている機人族はもっと強いんだよ。さっき知った顔の機人族が現れたんだけど昔より弱くなってる気がするんだよね。きっと何か裏がある、デュランあたりに聞けば何か分かると思うんだけど)

(デュランさん? 分かった、聞いてみる。それともしかして今取り込んでた? ありがとう、そろそろ切るよ)

(気にしなくていいよ、またね。好きだよ)

魔力波での会話が終わり振り返る。
目の前にいたサリュエラや大天使の我慢は限界にまできていた。

「で、何?」

緊張感の無い、またサリュエラにとって品の無いその物言いは琴線に触れるには十分であった。

「あなたを殺します」

再び見せた柔らかな表情、しかしその裏にはゼステナに対する殺意が込められていた。
そうしてこの場所においても戦闘が開始されたのであった。


*************************************


ボーンネルからファーレ達が去った後、その場にいた者達はある物の処理に悩んでいた。
先程大天使であるエミルが堕ち代わりに加護が生まれたのだ。そしてマニアの結界により加護の所有権は生み出したファーレではなく何者のものでもなくなった。

「クク、クレース? 大丈夫? 被弾してなかった?」

遠隔で魔法を発動していたマニアも合流し魔力波による状況確認のためジンは少し離れていた。

「問題ない、それよりこの加護はどうすればいい」

クレースの手に乗るほどの小さな玉。
加護は白くぼんやりと発光し手のひらで小さく揺れていた。

「えっと、今は所有権がない状態だけどこの加護を天使じゃない誰かが所有することもできる。もし所有すれば何かしらの能力を獲得できるはず。クレースが使う?」

「いいや、私は必要ない。レイ、お前いるか?」

「いいや私も要らない。他に回してくれ」

「ま、まあ所有権のない加護でも期限はないからしばらく保管でいい····かな?」

「ああ、そうだな」

「それよりクレース、さっきのはどうなってたんだ。確かに三発受けていたはずだろ。私も見ていた」

レイからの単純な疑問。確かにクレースは三発被弾しエミルのカウントはクレースの死を意味していた。
だが実際に起こったのはレイの予想を遥かに超えるもの。三発の銃弾はエミルを貫き死をもたらしたのだ。

「言っただろ、意思の力だ。お前もレグルスを持っていれば何かしらできるようになる」

「······そうか」

レグルスを強く握りしめレイは自身の無力さを実感した。
一番近くでクレースを見ていたにも関わらず全くもって理解ができなかったからだ。

(まあそんな自分を責めるなよレイ。意思の力が使えないのは俺のせいでもある)

(いいやお前のせいじゃない······でもまあ、分かった)

「おお、ジン。終わったか?」

「うん。デュランさん見てない? 聞きたいことがあるんだ」

「デュランか····」

「ど、どうしたジッ—どうしましたジン様」

その時、嬉々とした表情でデュランが駆け寄ってきた。

(嬉しそうだな。親バカというやつか)

(嬉しソウ)

「さっきゼステナが言っていたんだけど機人族が思っていたよりも強くないみたいなんだ。その理由をデュランさんが知ってるかもしれないって言ってて。何か知ってる?」

「ぜ、ゼステナさんがですか? そうですね····機人族の何人かには新型と旧型が存在するんです。新型旧型にはそれぞれ同じ人格が宿っていますが新型は旧型の性能を遥かに凌駕します。おそらくゼステナさんが出会ったのは旧型の方なのだと思います。ですが旧型でもかなりの強さを持っていると····思います」

「へぇ、そうなんだ。ありがとう、すごい物知りだね」

「え、ええ」

「だったらさっき現れた機人族はどうなんだ? 私からすればかなり強く見えたぞ」

「あの機人族は旧型です。おそらく今各国で現れているのは全て旧型······だと思います。あくまでも予想ですが」

「······あれでも旧型か」

先程目の前に現れたファスナー。だがその強さはレイの目からしても紛れもない強者であった。

「今は悩んでも仕方ないよ。それよりも今は食料の確保が必要だね。今はダイハードさん達もいるし空腹になってほしくないからさ。それにみんなお腹を空かせて帰ってくるだろうし」

「ジン様、それが····」

その時、エルシアが現れ困ったような顔を浮かべていた。

「女神の粛清に備え事前に多くの食料を調達しておいたのです。もちろん取引する相手には通常からすれば破格の値段で、加えてその国を圧迫しない程度に。ですが二日前に届くはずの物資が送られないまま女神の粛清が始まってしまったのです。可能性として考えられるのは粛清を危惧した国王の命令によりその国での取引を強制的に中断した。もしくは事前に敵が補給路を絶ったのかもしれません」

「もしくはその両方か······だな」

「ジン様、大変申し訳ありません。もっとはやくお伝えするべきでした」

「ううん、エルシアのせいじゃない。そうだな······ボル、ゼグトス、モンドの中の生態系を魔力で操れないかな?」

「うーん、できるとは思うけど場所と量が限られるとオモウ」

「ええ、もしその空間の魔力を無理矢理変えればその場所にいる魔物が即死する可能性があります」

「フン、珍しい。お前がジンの考えを否定するとはな」

「いっ、いえ。ジン様はモンドの中にいる魔物を可愛がっていらっしゃたので。お望みとあらば虐殺も厭いません」

「そ、それは無しで」

でもそうなると困った。今はモンドのほとんどの部屋で魔物が出現してるからこの案は絶対にできない。どの子も私達に敵意はないけど同じ場所に放つと戦いを始めるかもしれないから魔物のいない部屋を用意するのは無理だ。

「——あっそうだ。インフォルいる?」

「おう! どうしたジンちゃん!」

突然、地面からインフォルが顔を出した。

「もしエルフの植物魔法で地面の植物を強制的に成長させたとしたら土壌に悪影響とか出る?」

「せやなあ·····もし無理矢理成長させたら最悪砂漠化が引き起こる。昔同じことを考えてそうなった国があったんや」

「何か対応策はないのか?」

インフォルは地上に出てしばらく考え込む。
そして地面の状態を確認しハッとひらめいた。

「一つだけ方法があるわ」

「——?」

「植物魔法をかけると同時に土に治癒魔法をかけるんや」

「それだけか? それなら治癒魔法を使えるやつがいれば十分だな」

しかしインフォルは首を横に振る。

「いいや、それはまず無理や。実現するには土中に存在する一つ一つの粒子に対して均等に治癒魔法をかける必要がある、それに治癒魔法をかける範囲も異常や。実現できるとすれば······」

「ジン様お一人ですね!!!」

そのたった一人の適任者、それを一瞬で察したゼグトスの興奮した声が響いた。

「分かった。すぐに取り掛かろう。それと他の国にも届けられるように転移魔法陣を設置してもらえる? ゼグトス」

「了解しました」

そうして食料に関しての問題は何とか解決したのだった。
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