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第1章
【記録にない転生者】
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真っ黒な部屋の中心にデータで作られたような地球が回っている。そこには様々な国で活躍しているであろう【転生者】が映り込んでいる。
ある者は戦い、ある者は研究をし、ある者は愛しい者と暮らしている。そんな転生者達を映している、そんな中一つの映像の違和感に管理者が気づく。
歳は23歳の細身な男性。服装もこの世界のものではなく異世界の服装をしている。‥間違いない【転生者だ】しかし、この【転生者】見たことがない。疑問に思った管理者は各担当に連絡取る。
「あー、あーテステス聞こえてる?聞こえてたら誰か返事して?」
「うぃーす」「イマスヨー」「うむ!いるぞ!!」
そこには、文字の書かれた画面が次々と映る
最初の管理人R
気怠そうに通信に応答したのはB
元気よく返事をしたのがE
最後に大きな物音と共に応答したK
「あいつは‥応答なしかぁ」と管理者Rは呟く。だが事は緊急事態だ。一人かけていたとしても話を続けなければいけない。画面に【リストにない転生者】が映る。
「この子知ってる神いる?、私は知らない、私はみんなの転生者監視してるだけで精一杯なんでね」
「‥俺も知らない、誰この冴えない奴?Mが連れてきた転生者?」
「why?Mはそんなことしまセーン!絶対誰かには報告しマース」
Mとは応答しなかった、管理者の名前だ。
「ぬぬ?知らんなぁ見ていたら絶対に覚えていると思うが‥」
管理者達は口を揃えて【見てない、知らない】と答えた、気怠げように、BがRに「お前が見落としているのではないか?」と話す。その言葉を聞いて、Rが次に見せたのは【転生者のリスト】だ。
「そう疑われちゃうのは仕方ないね。でもリストに乗ってない以上誰が許可なく連れ込んだのは確かだよ?」
「うぬ、某もそれは同感だ!!!!」
「Kは元気ですネ!!私も元気よくいきマース!」
「うるっさ‥真面目に議論も出来ないわけ?これだから脳筋は‥」
話が脱線しているのを確認し、Rの管理者が
「脱線してる話を戻そう」
と会話を一度止めるように促すそれを聞いた者達は議論に戻し、お互いの知っている情報を共有し行動に移す。
「とにかく、私は彼に一度接近してみようと思う。現在彼がいまどうなっているのか分からないからね」
「んで、俺が魔力感知をして他に侵入してるのがいないか探る」
「私ガ、五代精霊にこの事を話二」
「そして某が、結界を再度確認するのだな!」
そうやって話が進んでいるとMと書かれた画面が点灯する。点灯を確認したRが「遅っかったね?どうしたの?」とMに聞く、少しの沈黙のあと
「‥ナイアールが侵入したと報告がありました。」
この報告を聞いたRは「そっか、‥そっっかぁぁぁぁ‥」と顔は見えないが頭を抱えている姿を容易に想像出来てしまう程の声を漏らした。
ある者は戦い、ある者は研究をし、ある者は愛しい者と暮らしている。そんな転生者達を映している、そんな中一つの映像の違和感に管理者が気づく。
歳は23歳の細身な男性。服装もこの世界のものではなく異世界の服装をしている。‥間違いない【転生者だ】しかし、この【転生者】見たことがない。疑問に思った管理者は各担当に連絡取る。
「あー、あーテステス聞こえてる?聞こえてたら誰か返事して?」
「うぃーす」「イマスヨー」「うむ!いるぞ!!」
そこには、文字の書かれた画面が次々と映る
最初の管理人R
気怠そうに通信に応答したのはB
元気よく返事をしたのがE
最後に大きな物音と共に応答したK
「あいつは‥応答なしかぁ」と管理者Rは呟く。だが事は緊急事態だ。一人かけていたとしても話を続けなければいけない。画面に【リストにない転生者】が映る。
「この子知ってる神いる?、私は知らない、私はみんなの転生者監視してるだけで精一杯なんでね」
「‥俺も知らない、誰この冴えない奴?Mが連れてきた転生者?」
「why?Mはそんなことしまセーン!絶対誰かには報告しマース」
Mとは応答しなかった、管理者の名前だ。
「ぬぬ?知らんなぁ見ていたら絶対に覚えていると思うが‥」
管理者達は口を揃えて【見てない、知らない】と答えた、気怠げように、BがRに「お前が見落としているのではないか?」と話す。その言葉を聞いて、Rが次に見せたのは【転生者のリスト】だ。
「そう疑われちゃうのは仕方ないね。でもリストに乗ってない以上誰が許可なく連れ込んだのは確かだよ?」
「うぬ、某もそれは同感だ!!!!」
「Kは元気ですネ!!私も元気よくいきマース!」
「うるっさ‥真面目に議論も出来ないわけ?これだから脳筋は‥」
話が脱線しているのを確認し、Rの管理者が
「脱線してる話を戻そう」
と会話を一度止めるように促すそれを聞いた者達は議論に戻し、お互いの知っている情報を共有し行動に移す。
「とにかく、私は彼に一度接近してみようと思う。現在彼がいまどうなっているのか分からないからね」
「んで、俺が魔力感知をして他に侵入してるのがいないか探る」
「私ガ、五代精霊にこの事を話二」
「そして某が、結界を再度確認するのだな!」
そうやって話が進んでいるとMと書かれた画面が点灯する。点灯を確認したRが「遅っかったね?どうしたの?」とMに聞く、少しの沈黙のあと
「‥ナイアールが侵入したと報告がありました。」
この報告を聞いたRは「そっか、‥そっっかぁぁぁぁ‥」と顔は見えないが頭を抱えている姿を容易に想像出来てしまう程の声を漏らした。
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