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ぬらりひょんの憂鬱
ぬらりひょんの憂鬱 四
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そして昼過ぎ。
ぬらりひょん氏は、時間通りに現れた。
もうそれだけで彼への評価は爆上がりである。
「……」
「ど、どうされましたか、文河岸さん」
「はっ。……すみません、ちょっと感動して」
「はぁ……」
いかんいかん。
つい感動に打ち震えてしまった。安いな俺の感動。
「さ、お座りください」
「お茶淹れてきますねー」
「は、では失礼いたします」
よし、決めた。
ぬら氏の案件、しっかり面倒見る。
「駆けつけだ、ぬるめでな」
「分かってるー」
「……なんだか扱いが急に良くなってるような」
「いいんですいいんです、細かいこたぁいいんです」
「はぁ……」
「で、早速ですが。まずは要件と問題を整理しましょうか」
「はい、お願いします」
ぬら氏が答えると、俺はホワイトボードに立った。昨日書いた「ぬらりひょんの全て・主観編」は既に消してあり、まっさらな状態である。
「ご依頼は“自分で稼ぎ、金を払って生活したい。その手段は動画配信者、そうなるためのサポート”でよろしいですよね」
「はい、おっしゃる通りです」
「で、そのユーチューバーの部分については、大きな懸案事項が一つ」
「存在感、ですよね」
「おっしゃる通り。これについてはまだ案が浮かびません。なので、あなたがユーチューバーになるにあたっての、その他もろもろを解決していきましょう」
「と、いいますと?」
「ただ動画を出せばお金になるわけじゃありません。動画に広告をつける、そこに収益が生まれます。そして、広告をつけるには審査が必要になる」
「審査」
「要は、ヘタな内容の動画に広告をつけるわけにはいかない、ということです」
俺もそれほど詳しいわけではないが、このあたりはまぁ常識の範疇内だろう。
ぬら氏もなるほど、とか頷きながら聴いている。
「準備にあたって、まずはぬらりひょんさん、あなたが動画で何のために、何を配信していきたいか、を決めないといけません」
「……いきなり難問ですな」
いや、そこは決めとこうよ。
なんでユーチューバーとか言い出したんだあんた。
「あたし、ちょっと提案があるんだけど、いい?」
いつの間に戻ってきたのか、俺の横で小梅がちょこんと手をあげる。
「あやかし紹介チャンネル、なんてどう?」
「あやかし紹介、ですか」
「うん。あやかしってさ、今では書物とか言い伝えとか、そういうものでしか認知されてないじゃない? しかも、大概はおとぎ話扱いになっちゃってるわけだし」
「あやかしが現実に存在するってのを紹介してもらうってことか」
「そうそう。誤解とはいえ、総大将扱いされてるわけじゃない? ぬら爺はさ」
「爺……」
「てことは、割と有名人なわけでしょ。あやかしから見ても、存在感がなくて目立たないのに、前に押し出される位なんだから」
「なるほど……」
それはいいかもしれない。
存在感がなく、認知されないのに、あやかし仲間からは前に押し出され、結果的に人間にも名前は結構通っている。妖怪バトル漫画なんかでは、ラスボスだったり主人公だったり、むしろ大活躍といっていい。
なんなら、有名な妖怪も無名な妖怪も、果ては全く知られていないようなあやかしも、彼のチャンネルで紹介されることで、居場所が増えていくことも考えられる。
仮に、それで居場所が減ったり、迫害されるならば、その時は俺たちの出番だ。
こちらに敵対心はなく、人間社会に馴染みたいだけ。
頭の固い連中には理解し難いかもしれないが、それでも敵より味方の方が増える、と俺は考えた。
根拠は特にない。ただの勘である。
「……私に、出来るでしょうか」
「そこはなんとも言えませんね。我々は出来る限りの協力はしますが、実際にやるのはあなただ。素材や環境を整えることは出来ても、最終的な意思はあなた自身が決めるしかないんです」
「私が……」
「人間側の“ぬらりひょん”への評価は、昨夜書き出した通りです。キャラクターの立ち方としては申し分ない。あとは、あなたのやる気次第です」
「……やります。あやかし紹介チャンネル、その方向でいきます!」
よし、よく言った。
正直、このチャンネルがどう評価されるかはまだ分からない。が、あれだけ気の弱く影の薄いぬら氏がやると言った以上、その手伝いをしない、という選択肢はこっちにはない。
「承りました。……では、行動を開始しましょう」
「じゃ、連絡入れてみるねー?」
「頼むよ。面識は?」
「何回か会ったことあるよー。本人から連絡先教えてもらってるし、だいじょぶー」
言いながら小梅はスマホをいじり始めた。
「あの、どちらに?」
「ああ、ちょっとあなたの先輩にね。色々お話伺おうかと思いまして」
「先輩? 他にもユーチューバーのあやかしがいるんですか?」
「んー、ちょっと違うんですけどね。動画配信者ではあります」
「あ、もしもーし、久しぶりー!」
「お、繋がったようですね」
「随分仲良さそうですが……」
「小梅の知り合いなんだそうです。なので、まずは手っ取り早く話を進めようと思いましてね」
「なるほど……」
「うん、じゃああとでね! ……きっと驚くと思うよ? じゃーねー!」
小梅がスマホを切る。そして俺とぬら氏の方を向いて、笑ってみせた。
「これから空いてるって! 行ってみようよ」
「あの、どちらに……?」
「隣町!」
「いえ、あの、どなたに……?」
「あ、まだ言ってなかったっけ。えっとね、某えっちぃライブチャットで活躍中の、猫又ちゃんです!」
この時のぬら氏の顔は凄かった。
なんていうかこう、見た目美味しそうな煎餅を食ってみたらダンボールで出来てたみたいな。
そして、一呼吸の間が空き、彼は彼らしくもない声で絶叫した。
「えええええっ!! あのババァぁぁぁあぁああっ!?」
ぬらりひょん氏は、時間通りに現れた。
もうそれだけで彼への評価は爆上がりである。
「……」
「ど、どうされましたか、文河岸さん」
「はっ。……すみません、ちょっと感動して」
「はぁ……」
いかんいかん。
つい感動に打ち震えてしまった。安いな俺の感動。
「さ、お座りください」
「お茶淹れてきますねー」
「は、では失礼いたします」
よし、決めた。
ぬら氏の案件、しっかり面倒見る。
「駆けつけだ、ぬるめでな」
「分かってるー」
「……なんだか扱いが急に良くなってるような」
「いいんですいいんです、細かいこたぁいいんです」
「はぁ……」
「で、早速ですが。まずは要件と問題を整理しましょうか」
「はい、お願いします」
ぬら氏が答えると、俺はホワイトボードに立った。昨日書いた「ぬらりひょんの全て・主観編」は既に消してあり、まっさらな状態である。
「ご依頼は“自分で稼ぎ、金を払って生活したい。その手段は動画配信者、そうなるためのサポート”でよろしいですよね」
「はい、おっしゃる通りです」
「で、そのユーチューバーの部分については、大きな懸案事項が一つ」
「存在感、ですよね」
「おっしゃる通り。これについてはまだ案が浮かびません。なので、あなたがユーチューバーになるにあたっての、その他もろもろを解決していきましょう」
「と、いいますと?」
「ただ動画を出せばお金になるわけじゃありません。動画に広告をつける、そこに収益が生まれます。そして、広告をつけるには審査が必要になる」
「審査」
「要は、ヘタな内容の動画に広告をつけるわけにはいかない、ということです」
俺もそれほど詳しいわけではないが、このあたりはまぁ常識の範疇内だろう。
ぬら氏もなるほど、とか頷きながら聴いている。
「準備にあたって、まずはぬらりひょんさん、あなたが動画で何のために、何を配信していきたいか、を決めないといけません」
「……いきなり難問ですな」
いや、そこは決めとこうよ。
なんでユーチューバーとか言い出したんだあんた。
「あたし、ちょっと提案があるんだけど、いい?」
いつの間に戻ってきたのか、俺の横で小梅がちょこんと手をあげる。
「あやかし紹介チャンネル、なんてどう?」
「あやかし紹介、ですか」
「うん。あやかしってさ、今では書物とか言い伝えとか、そういうものでしか認知されてないじゃない? しかも、大概はおとぎ話扱いになっちゃってるわけだし」
「あやかしが現実に存在するってのを紹介してもらうってことか」
「そうそう。誤解とはいえ、総大将扱いされてるわけじゃない? ぬら爺はさ」
「爺……」
「てことは、割と有名人なわけでしょ。あやかしから見ても、存在感がなくて目立たないのに、前に押し出される位なんだから」
「なるほど……」
それはいいかもしれない。
存在感がなく、認知されないのに、あやかし仲間からは前に押し出され、結果的に人間にも名前は結構通っている。妖怪バトル漫画なんかでは、ラスボスだったり主人公だったり、むしろ大活躍といっていい。
なんなら、有名な妖怪も無名な妖怪も、果ては全く知られていないようなあやかしも、彼のチャンネルで紹介されることで、居場所が増えていくことも考えられる。
仮に、それで居場所が減ったり、迫害されるならば、その時は俺たちの出番だ。
こちらに敵対心はなく、人間社会に馴染みたいだけ。
頭の固い連中には理解し難いかもしれないが、それでも敵より味方の方が増える、と俺は考えた。
根拠は特にない。ただの勘である。
「……私に、出来るでしょうか」
「そこはなんとも言えませんね。我々は出来る限りの協力はしますが、実際にやるのはあなただ。素材や環境を整えることは出来ても、最終的な意思はあなた自身が決めるしかないんです」
「私が……」
「人間側の“ぬらりひょん”への評価は、昨夜書き出した通りです。キャラクターの立ち方としては申し分ない。あとは、あなたのやる気次第です」
「……やります。あやかし紹介チャンネル、その方向でいきます!」
よし、よく言った。
正直、このチャンネルがどう評価されるかはまだ分からない。が、あれだけ気の弱く影の薄いぬら氏がやると言った以上、その手伝いをしない、という選択肢はこっちにはない。
「承りました。……では、行動を開始しましょう」
「じゃ、連絡入れてみるねー?」
「頼むよ。面識は?」
「何回か会ったことあるよー。本人から連絡先教えてもらってるし、だいじょぶー」
言いながら小梅はスマホをいじり始めた。
「あの、どちらに?」
「ああ、ちょっとあなたの先輩にね。色々お話伺おうかと思いまして」
「先輩? 他にもユーチューバーのあやかしがいるんですか?」
「んー、ちょっと違うんですけどね。動画配信者ではあります」
「あ、もしもーし、久しぶりー!」
「お、繋がったようですね」
「随分仲良さそうですが……」
「小梅の知り合いなんだそうです。なので、まずは手っ取り早く話を進めようと思いましてね」
「なるほど……」
「うん、じゃああとでね! ……きっと驚くと思うよ? じゃーねー!」
小梅がスマホを切る。そして俺とぬら氏の方を向いて、笑ってみせた。
「これから空いてるって! 行ってみようよ」
「あの、どちらに……?」
「隣町!」
「いえ、あの、どなたに……?」
「あ、まだ言ってなかったっけ。えっとね、某えっちぃライブチャットで活躍中の、猫又ちゃんです!」
この時のぬら氏の顔は凄かった。
なんていうかこう、見た目美味しそうな煎餅を食ってみたらダンボールで出来てたみたいな。
そして、一呼吸の間が空き、彼は彼らしくもない声で絶叫した。
「えええええっ!! あのババァぁぁぁあぁああっ!?」
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