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酔客
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レストランに帰り着いたのは、十六時になろうとしている頃だった。
二人で駆け足で帰路を行く時には、風もわずかに冷たさを帯び、うっすら浮かんでいた汗は心地よく乾いていた。
すれ違う人込みには、学校から帰る者、夕ご飯の材料を買う者、ただ歩いている者がいて、それぞれの表情を浮かべている。
みんな笑顔だった。そう思うのは、今の俺の気分が良いからだろうか。
頭の中は、未だにスッキリしないはずなのに、胸の奥は山の湧き水のように美しく澄み渡っていた。そんな不具合を、正常だと言ってくれる人が近くにいることの素晴らしさを教えられたのだ。
こんな日は、軽く酒を煽りたい。そうだな、マグナムなんてどうだろう。今日は休みらしいし、暇なのではないか? なんなら、嫁さんも連れてきてみんなで飯を食うのも良いんじゃないか。メリアに許可さえもらえれば、マグナムの家に連絡でも入れてみよう。
そんな、呑気で平和な、間の抜けたことを考えていた。この時の俺は、まさに道化だった。
まさか、あんな修羅が待っていようとは……。
☆
修羅が顔を出したのは、レストランの扉が見えてきた頃だった。
昼の業務が終わって、今はちょうど客が空く時間。扉は閉まり、静まり返っているはずだった。いつもなら、夜の業務のための準備や、昼の分の片付けなど、見えない所が活発化する時間。
そのはずだった。
なのに、この日は何故か、扉が半開きだった。
「おかしいわね……」
一足先を走っていたメリアが足を止めた。違和感が足にまとわりつき、歩調が重くなっていく。
「何か、騒がしくない?」
俺の隣に来たメリアが耳打ちする。
言われて耳を澄ませると、中から微かに人の声が聞こえてきた。とても楽しそうに笑っているような、陽気な声ではない。いや、そんな声も混ざっているが、その殆どが嘆き叫ぶ声と非難の声だ。従業員らが、誰かをなだめようとしている?
「嫌な予感がする。メリアは裏から回って、従業員の非難を助けてくれ」
「プロトはどうするの?」
「突入して、危なそうなら制圧する」
「それじゃ危険じゃない!」
「いやいや、何のための護衛アンドロイドだと思ってんだ。こういう時のためだろ?」
「でも……」
「安心しろって。人よりは強く設定されてるんだから」
まだ何か言い返してくるかと思ったが、よほどサンの腕前を信用しているのだろう。素直に頷き、静かにレストランの裏側へ回っていった。
それを見送り、俺も大きく息を吸い、気合を入れた。
そのまま急いでレストランへ駆け出し、半開きの扉を勢いよく押し開く。
中は、散々なものだった。
朝出る時は雑誌の取材が来るのではないかと思うくらいに清掃され、寸分違わぬテーブルの配置や観葉植物の手入れなどが徹底されていたのに、今は室内で竜巻が怒ったかのように荒れ狂っていた。
テーブルはひっくり返り、食器はいくつ割れたかのか分からない。破片だけが無数に散らばっている。鼻に突くのは、強いアルコールの臭い。頭の芯がクラっとするほど濃厚なアルコール臭が充満して、たまらず服の袖で口元を覆った。
そして、その真ん中で、二人の人物がいびきをかいて寝そべっていた。
一人はマグナム。なぜコイツがここにいるのか分からないが、どこから拝借したのか、空になった一升瓶を抱きかかえながら高いびきを書いていた。朝と同じ服装なのを見るに、あの後ここに来て、こんなことになったのだろう。
しかし、この騒動の犯人はマグナムかと言われれば、そうではないらしい。
なぜなら、マグナムの右頬が真っ赤に腫れあがっていたからである。
悪質な蜂に刺されてもあんなに腫れたりしない。もはや頬の骨を砕かれたのではないかと心配になるくらい、不自然に腫れあがった状態で横たわっているマグナムは、酔いつぶれて寝ているというよりも、殴られて失神したまま、酒の勢いもあって未だに寝続けているといったところだろう。
問題は、もう一人の人物だ。
倒れ込むマグナムの隣で、胡坐をかき腕を組んだシスター姿の人間が船を漕ぐように眠っている。見たことのない人物が、この荒れた室内に異質なくらい、綺麗な修道服を身に纏っていた。
「誰だ、お前」
眠るシスターに、そっと声をかける。
ただそれだけのことに、シスターは顔を上げた。
「……てめぇこそ、誰だ?」
どっこいしょ……と重い腰を上げるシスターは、俺と同じくらいの身長があった。修道服特有のフードから除く青い目はどんよりと光り、俺の全てを睨みつけてくる。神聖な心を二の次とした、動きやすさ重視のために入れられたスリットが、シスターの鍛え上げられた太ももを曝け出した。セクシーにも見えるそれは、秘めた戦闘力をちらつかせる武器でしかない。下手に刃物を持った馬鹿よりも厄介な人物であるのは、滲み出る雰囲気が饒舌に物語る。
酒で荒ぶる息が、獣のようにシスターの肩を隆起させた。それに合わせて、首にかかったターコイズの小さなネックレスが夕焼けになりかけた光を反射してゆらゆらと揺れる。
「見ない顔だな……ひっく」
「新人なもんでな。俺も、お前みたいな野蛮人がいるなんて聞いてなかったから驚きだ」
「私が野蛮なのではない。くそったれな神に誓ってな」
シスターは歯をむき出しにして笑いながら、大きな一歩で俺に歩み寄ってくる。
「おい、メリアはどこだ?」
メリアのことを知っている。まぁ驚くことではない。メリアは有名人だからな。
「どこだろうな?」
「お前、さっきまでメリアと一緒にいたんじゃないのか?」
ドスの効いた声で言われ、背中に冷や汗が湧いた。
「……なんでそう思う?」
「女の勘だ」
ここまで化け物みたいな迫力を帯びておいて、まだ女の部分を持ち合わせているのか。ちょっと本当に人に近いゴリラだと思っていた。
「……? ゴリラ?」
どこかでそんな単語を、今日聞いた気がする。どこだったか……。
「……あ」
思い出した。それを聞いたのは、朝だ。
今日の予約の一人に、やたら肉を食いたがっている人がいると言っていた。酒を与えたら暴れるから、一切与えないようにという文言付きで。それを撮り抑えるためにマグナムを招集しろとも言われていたんだった。
なるほど……。
改めて、レストランの惨劇を見渡した。
これはこれは……夜の業務には到底間に合わないのではないだろうか。
こうなったのは、誰のせいだ? マグナムを呼ばなかった俺らのせいか?
いや、それは違う。だって、マグナムいるもん。その上で成り立ってしまった地獄なんだ。俺らは悪くない。
「誰がゴリラだ、こらぁ……?」
はっと我に返る。顔をあげると、シスターはすでに間合いに入ってきていた。同じ身長とはいえ、女性としては高身長。加えて並々ならぬ迫力に、まるで見上げている感覚すら覚えた。
「こんな綺麗な女を捕まえて、ふざけたことを言ってんじゃねぇぞ、あぁん?」
圧が骨の髄までビリビリと震わせてくる。これが殺気というのか。思っていたよりも原始的で、粗末な感覚である。
それだけに、ざらついた刃で貫かれたような嫌な感じだ。
「暴れるなら、止める」
「お前みたいな軟弱な男が、私を止める……?」
心底気に入らないような声を吐き出したシスターは、首の骨を一回鳴らした。
「お前も沈めてやるわ」
ノーモーションで振り上げられた足が綺麗な弧を描いて俺の顎を蹴り上げた。
護衛専用に作られた俺の反応が、まったく間に合わない。
蹴られた勢いで空中に浮かんだ自分の失態に歯噛みしながら、制圧だなんて甘っちょろいことを考えていたことを反省した。
こいつは、本気でねじ伏せるしかない。
俺は生まれて初めて、本気で拳を握った。
二人で駆け足で帰路を行く時には、風もわずかに冷たさを帯び、うっすら浮かんでいた汗は心地よく乾いていた。
すれ違う人込みには、学校から帰る者、夕ご飯の材料を買う者、ただ歩いている者がいて、それぞれの表情を浮かべている。
みんな笑顔だった。そう思うのは、今の俺の気分が良いからだろうか。
頭の中は、未だにスッキリしないはずなのに、胸の奥は山の湧き水のように美しく澄み渡っていた。そんな不具合を、正常だと言ってくれる人が近くにいることの素晴らしさを教えられたのだ。
こんな日は、軽く酒を煽りたい。そうだな、マグナムなんてどうだろう。今日は休みらしいし、暇なのではないか? なんなら、嫁さんも連れてきてみんなで飯を食うのも良いんじゃないか。メリアに許可さえもらえれば、マグナムの家に連絡でも入れてみよう。
そんな、呑気で平和な、間の抜けたことを考えていた。この時の俺は、まさに道化だった。
まさか、あんな修羅が待っていようとは……。
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修羅が顔を出したのは、レストランの扉が見えてきた頃だった。
昼の業務が終わって、今はちょうど客が空く時間。扉は閉まり、静まり返っているはずだった。いつもなら、夜の業務のための準備や、昼の分の片付けなど、見えない所が活発化する時間。
そのはずだった。
なのに、この日は何故か、扉が半開きだった。
「おかしいわね……」
一足先を走っていたメリアが足を止めた。違和感が足にまとわりつき、歩調が重くなっていく。
「何か、騒がしくない?」
俺の隣に来たメリアが耳打ちする。
言われて耳を澄ませると、中から微かに人の声が聞こえてきた。とても楽しそうに笑っているような、陽気な声ではない。いや、そんな声も混ざっているが、その殆どが嘆き叫ぶ声と非難の声だ。従業員らが、誰かをなだめようとしている?
「嫌な予感がする。メリアは裏から回って、従業員の非難を助けてくれ」
「プロトはどうするの?」
「突入して、危なそうなら制圧する」
「それじゃ危険じゃない!」
「いやいや、何のための護衛アンドロイドだと思ってんだ。こういう時のためだろ?」
「でも……」
「安心しろって。人よりは強く設定されてるんだから」
まだ何か言い返してくるかと思ったが、よほどサンの腕前を信用しているのだろう。素直に頷き、静かにレストランの裏側へ回っていった。
それを見送り、俺も大きく息を吸い、気合を入れた。
そのまま急いでレストランへ駆け出し、半開きの扉を勢いよく押し開く。
中は、散々なものだった。
朝出る時は雑誌の取材が来るのではないかと思うくらいに清掃され、寸分違わぬテーブルの配置や観葉植物の手入れなどが徹底されていたのに、今は室内で竜巻が怒ったかのように荒れ狂っていた。
テーブルはひっくり返り、食器はいくつ割れたかのか分からない。破片だけが無数に散らばっている。鼻に突くのは、強いアルコールの臭い。頭の芯がクラっとするほど濃厚なアルコール臭が充満して、たまらず服の袖で口元を覆った。
そして、その真ん中で、二人の人物がいびきをかいて寝そべっていた。
一人はマグナム。なぜコイツがここにいるのか分からないが、どこから拝借したのか、空になった一升瓶を抱きかかえながら高いびきを書いていた。朝と同じ服装なのを見るに、あの後ここに来て、こんなことになったのだろう。
しかし、この騒動の犯人はマグナムかと言われれば、そうではないらしい。
なぜなら、マグナムの右頬が真っ赤に腫れあがっていたからである。
悪質な蜂に刺されてもあんなに腫れたりしない。もはや頬の骨を砕かれたのではないかと心配になるくらい、不自然に腫れあがった状態で横たわっているマグナムは、酔いつぶれて寝ているというよりも、殴られて失神したまま、酒の勢いもあって未だに寝続けているといったところだろう。
問題は、もう一人の人物だ。
倒れ込むマグナムの隣で、胡坐をかき腕を組んだシスター姿の人間が船を漕ぐように眠っている。見たことのない人物が、この荒れた室内に異質なくらい、綺麗な修道服を身に纏っていた。
「誰だ、お前」
眠るシスターに、そっと声をかける。
ただそれだけのことに、シスターは顔を上げた。
「……てめぇこそ、誰だ?」
どっこいしょ……と重い腰を上げるシスターは、俺と同じくらいの身長があった。修道服特有のフードから除く青い目はどんよりと光り、俺の全てを睨みつけてくる。神聖な心を二の次とした、動きやすさ重視のために入れられたスリットが、シスターの鍛え上げられた太ももを曝け出した。セクシーにも見えるそれは、秘めた戦闘力をちらつかせる武器でしかない。下手に刃物を持った馬鹿よりも厄介な人物であるのは、滲み出る雰囲気が饒舌に物語る。
酒で荒ぶる息が、獣のようにシスターの肩を隆起させた。それに合わせて、首にかかったターコイズの小さなネックレスが夕焼けになりかけた光を反射してゆらゆらと揺れる。
「見ない顔だな……ひっく」
「新人なもんでな。俺も、お前みたいな野蛮人がいるなんて聞いてなかったから驚きだ」
「私が野蛮なのではない。くそったれな神に誓ってな」
シスターは歯をむき出しにして笑いながら、大きな一歩で俺に歩み寄ってくる。
「おい、メリアはどこだ?」
メリアのことを知っている。まぁ驚くことではない。メリアは有名人だからな。
「どこだろうな?」
「お前、さっきまでメリアと一緒にいたんじゃないのか?」
ドスの効いた声で言われ、背中に冷や汗が湧いた。
「……なんでそう思う?」
「女の勘だ」
ここまで化け物みたいな迫力を帯びておいて、まだ女の部分を持ち合わせているのか。ちょっと本当に人に近いゴリラだと思っていた。
「……? ゴリラ?」
どこかでそんな単語を、今日聞いた気がする。どこだったか……。
「……あ」
思い出した。それを聞いたのは、朝だ。
今日の予約の一人に、やたら肉を食いたがっている人がいると言っていた。酒を与えたら暴れるから、一切与えないようにという文言付きで。それを撮り抑えるためにマグナムを招集しろとも言われていたんだった。
なるほど……。
改めて、レストランの惨劇を見渡した。
これはこれは……夜の業務には到底間に合わないのではないだろうか。
こうなったのは、誰のせいだ? マグナムを呼ばなかった俺らのせいか?
いや、それは違う。だって、マグナムいるもん。その上で成り立ってしまった地獄なんだ。俺らは悪くない。
「誰がゴリラだ、こらぁ……?」
はっと我に返る。顔をあげると、シスターはすでに間合いに入ってきていた。同じ身長とはいえ、女性としては高身長。加えて並々ならぬ迫力に、まるで見上げている感覚すら覚えた。
「こんな綺麗な女を捕まえて、ふざけたことを言ってんじゃねぇぞ、あぁん?」
圧が骨の髄までビリビリと震わせてくる。これが殺気というのか。思っていたよりも原始的で、粗末な感覚である。
それだけに、ざらついた刃で貫かれたような嫌な感じだ。
「暴れるなら、止める」
「お前みたいな軟弱な男が、私を止める……?」
心底気に入らないような声を吐き出したシスターは、首の骨を一回鳴らした。
「お前も沈めてやるわ」
ノーモーションで振り上げられた足が綺麗な弧を描いて俺の顎を蹴り上げた。
護衛専用に作られた俺の反応が、まったく間に合わない。
蹴られた勢いで空中に浮かんだ自分の失態に歯噛みしながら、制圧だなんて甘っちょろいことを考えていたことを反省した。
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