アヤカシバナシ『小説版』

如月 睦月

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私の友人に2人目の子供が授かりまして、

2歳か3歳くらいの時だったと思います。

皆で海に行こうと言う事になり、

楽しく過ごしました。

友人の奥様に抱かれている

次男の息子ちゃんの写真をパチリ。



何気ない1枚だったはずなのですが・・・。



それから間もなく、

親が目を離したほんの数分の間に、

次男が事故に会い、

亡くなってしまいました。



それから数年の月日が流れ、

私は何気なくアルバムを開く。

その中にあの海で写した写真がありました。



『まさかこの時は・・・』



そんな思いで見つめていると、

不思議な事に気が付きました。



母親と次男の腕が1本に繋がっているのです。

パイプの様に1本に。



これは・・・

離さないでと言うメッセージだったのか、

守護霊と言う者が目を離すなと

教えていたのでしょうか、

それとも違う悪しき者が

連れ去ろうとしているのか。



私にはその意味は分かりませんが、

亡くなる前にこの写真に気づき、

気を付けた方が良いよと言ってあげられたら

未来は変わったのかもしれないと思うと、

今でも悔しく思います。
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