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高校編
柳瀬と山崎
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早速コードに切れ目を入れてシールドをむき出しにする作業を2人で始める。
ジワジワと外の陽気が建物に伝わり、室内の温度を上げていく。
沈黙の中で黙々と作業を続けている2人にゆっくりとアツさが覆いかぶさって来る。
こめかみからツツリと静かに流れる汗が緊張の糸に染みこんでその張りを緩めた。
『藤谷、提案があるんだけど』
『どうした?』
『どっちかがコードを切る作業、どっちかがシールドを出す作業って分けたら早くないかな』
『分担か…悪くないね、じゃぁ俺が切るよ、1時間ごとに交代するのはどぉ?』
『わかった、そうしよう』
龍一の提案で作業の分担をすることになった。
その策は実に効率が良く、どんどんスピードを上げて行った。
『藤谷、提案があるんだけど』
『どうした?』
『1時間ごとに交代する件だけど、藤谷の切るスピードが上がってきてるから、嫌になるまでこのままってのはどぉ?』
『確かに、交代したスタートダッシュが遅れそうだね、手が痛くなったら言ってくれ、代わるから』
『うん、そっちもね』
---------------------------------------------------
2人で作業の仕方を色々と考えながら初日の午前中で50本ほどを作る事が出来た、だがこのペースだと午後に50本やったとすると100本で、単純に3日かかる。サーモスタットを作ると言う事は、この次の作業があり3日、また次の作業もあるはずだ、このペースだときっと最終段階までたどり着けないと考えた龍一。
昼ご飯を食べながら藤谷と相談することにした。
藤谷も同じ考えで、結果として2日でシールド、次の作業も2日で300、次の作業も2日で300、これで6日なのでシールドの次の工程が2つあったとしてもリードタイムが1日あると言う計算に落ち着いた。
『じゃぁ午後からは150本目指すぞ』
『そうだな、頼むぞ龍一、俺も頑張るけど』
だいたい10時から12時まで2時間で50本で来たのだ、不可能な話ではない。
龍一にスイッチが入ったがシールドを捻じって丸める作業のせいで人差し指が皮がめくれてボロボロになっていた、この指では無理かもしれないと思い、午後からに向けて手段を考えていた。
『どうだ午前中は…ほー早いなーさすがじゃないか』
社長が様子を見に来て2人を褒め称える。
『はい、作業を手分けしてるんですよ』
藤谷の答えに社長は満面の笑みになり、藤谷を称賛した。勿論藤谷が自分の考えですと言ったわけではないが、手分けしているんですと言ったのは藤谷だから、藤谷に目を向けて称賛を送った。龍一にとってこんな事はよくある事。提案したのは自分なのに藤谷が褒められている、だからなんだ、藤谷が褒められている、それだけの事だ。面白くない気持ちもあるけれど、藤谷がニコニコしているのだからそれでいい、褒められれば給料が上がるわけでも無し、小さなことで藤谷と揉めることもあるまい。
昼休みが終わり、午前中同様の作業をピッチを上げて行う事にした、指がボロボロの龍一はテツさんに小さいドライバーを借りて、それでシールドを巻き上げる事を試してみる。この発案は大成功となった指に当たる部分をドライバーでカバーし、クルクルと捻じり上げると今までの数倍手数が少なく仕上がりも綺麗で何より時間が早かった、余裕が出来た龍一は藤谷に『まだかー』と笑いながら圧をかける、藤谷は『待てって、シールド切ったらヤバいんだから』とこちらも笑いながら作業を進める。総合的に午前中より圧倒的に早く帰るころに残り本数を数えると126本だった、つまりは174本も仕上げる事が出来たことになる、予定より24本もリードした事に2人はヨシ!と言う気持ちを込めてグータッチをした。
社長に挨拶をして2人で学校を目指す。
一応空気を読んで、初日から許しも出ていないのに、例え外にでたとしても煙草はやめておこうと決めていたので、会社が見えなくなった辺りで2人は別段合わせることもなく同時に煙草を吸い出した。
『はぁ~朝から吸ってないからうめぇ~なぁ龍一』
『あぁ、生意気な事言うと、仕事の後の一服は最高だな』
自転車を漕ぎながら煙草を吸う高校生、この時代は割とポピュラーな光景であり、注意をする大人は多くない、なぜなら大人であっても平気で殴りかかって来るからだ、高校生は一番危険な存在でもあり、関わってはいけない人種として認知されている。
本来私服は申請して許可がないかぎり禁止されているのだが、担任の三上は自分らがバイトを始めたことを知っているので、今日から私服登校を勝手にすることにした2人だったので、煙草を吸っていても見た目で高校生と判断できないから注意される事もなかった。
---------------------------------------------------
教室に入ると柳瀬が山崎の胸倉を掴んで『あぁ?こら!あぁ?』と凄んでいた。
『おいおいどうした、まずやめろよ』『やめろって』
2人で柳瀬と山崎を離し、龍一が柳瀬に聞く。
『どうした、山崎がなにかしたのか?』
『気に入らねぇんだよ、弱ぇくせによぉ』
『いや弱いから喧嘩売るっておかしいでしょ』
『おうおうおう、なんな、なにしたってな』
海老原が登校してきて空気が一変した、龍一と藤谷の時点でさらっと終わって置けば済んだものを、事が一気にややこしくなってしまった。
『山崎、なした?なーなんかしたのな?』(お前なにかしたのか)
『いや、弱ぇえクセにってかかってきたんだよ』
『柳瀬、なー山崎よりつぇーな?あぁ?』(お前は山崎よりつよいのか?あぁ?)
『俺の方がぜってー強ぇえから』
『せばやってみるか?なーとなーでやったらいがべよ』(ならやってみるか?お前とお前でやったらいいんじゃない)
『柳瀬!おめーなんかに負けねぇよ来いよ』
小さな山崎が柳瀬に圧をかけて来る。
『チビのクセになんだおめぇ』
ボキャブラリーの貧困さは双方ともに変わらないが、山崎の方がわずかにヤンキー度は高いかな…そんな事を思いながら事の運びを見守る。本来なら辞めさせるべきだが、海老原が割って入るはず、そうなると事が大きくなってしまいかねない、となればこの場の最小限の爆発で納めるのが今の状況だと判断した、それが今だ。
『こいよ』
『お前がこいよ』
『こいって』
『お前がこいよ』
不毛な言葉のぶつけ合いが続くものの、喧嘩は一向に始まらない。ボキャブラリーが貧困な人間の喧嘩前の挑発は本当につまらない、ついついイラついた龍一がうっかり声を出しそうになった瞬間に藤谷が『早くやれや!』と煽った。
背中を押された様に山崎が飛び出して殴り掛かるのではなく突き飛ばした、まさか来ると思っていなかったノーガードの柳瀬は吹っ飛び、床にごろごろと転がった。そのまま柳瀬に山崎が馬乗りになるとペタペタと言う音を立て、両手で子供の様に柳瀬の顔を平手で何十発も叩いた。
『海老原、もういいんじゃね?』
『うんだな』
龍一の声掛けに海老原が半笑いで応えると山崎の襟首を片手で掴んで後ろにぶん投げた。クラスのマスコットへの雑な扱いに龍一と藤谷は噴き出した。
起き上がらない柳瀬を見るといいのが一発入ったようで、左目の横が腫れ、左の鼻の穴から血が出ていた。
『転んだっつって保健室さ行ってけーばいいの』(転んだと言って保健室にいってきたらいいのでは)
喧嘩と言えばペナルティが与えられかねないので、全員おとがめなしの方法として出した海老原の提案なのだ、仲間を売らないと言うのがヤンキーの鉄則でもあるわけだが、柳瀬がそれを守るかどうかは柳瀬次第ではあるが。
ジワジワと外の陽気が建物に伝わり、室内の温度を上げていく。
沈黙の中で黙々と作業を続けている2人にゆっくりとアツさが覆いかぶさって来る。
こめかみからツツリと静かに流れる汗が緊張の糸に染みこんでその張りを緩めた。
『藤谷、提案があるんだけど』
『どうした?』
『どっちかがコードを切る作業、どっちかがシールドを出す作業って分けたら早くないかな』
『分担か…悪くないね、じゃぁ俺が切るよ、1時間ごとに交代するのはどぉ?』
『わかった、そうしよう』
龍一の提案で作業の分担をすることになった。
その策は実に効率が良く、どんどんスピードを上げて行った。
『藤谷、提案があるんだけど』
『どうした?』
『1時間ごとに交代する件だけど、藤谷の切るスピードが上がってきてるから、嫌になるまでこのままってのはどぉ?』
『確かに、交代したスタートダッシュが遅れそうだね、手が痛くなったら言ってくれ、代わるから』
『うん、そっちもね』
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2人で作業の仕方を色々と考えながら初日の午前中で50本ほどを作る事が出来た、だがこのペースだと午後に50本やったとすると100本で、単純に3日かかる。サーモスタットを作ると言う事は、この次の作業があり3日、また次の作業もあるはずだ、このペースだときっと最終段階までたどり着けないと考えた龍一。
昼ご飯を食べながら藤谷と相談することにした。
藤谷も同じ考えで、結果として2日でシールド、次の作業も2日で300、次の作業も2日で300、これで6日なのでシールドの次の工程が2つあったとしてもリードタイムが1日あると言う計算に落ち着いた。
『じゃぁ午後からは150本目指すぞ』
『そうだな、頼むぞ龍一、俺も頑張るけど』
だいたい10時から12時まで2時間で50本で来たのだ、不可能な話ではない。
龍一にスイッチが入ったがシールドを捻じって丸める作業のせいで人差し指が皮がめくれてボロボロになっていた、この指では無理かもしれないと思い、午後からに向けて手段を考えていた。
『どうだ午前中は…ほー早いなーさすがじゃないか』
社長が様子を見に来て2人を褒め称える。
『はい、作業を手分けしてるんですよ』
藤谷の答えに社長は満面の笑みになり、藤谷を称賛した。勿論藤谷が自分の考えですと言ったわけではないが、手分けしているんですと言ったのは藤谷だから、藤谷に目を向けて称賛を送った。龍一にとってこんな事はよくある事。提案したのは自分なのに藤谷が褒められている、だからなんだ、藤谷が褒められている、それだけの事だ。面白くない気持ちもあるけれど、藤谷がニコニコしているのだからそれでいい、褒められれば給料が上がるわけでも無し、小さなことで藤谷と揉めることもあるまい。
昼休みが終わり、午前中同様の作業をピッチを上げて行う事にした、指がボロボロの龍一はテツさんに小さいドライバーを借りて、それでシールドを巻き上げる事を試してみる。この発案は大成功となった指に当たる部分をドライバーでカバーし、クルクルと捻じり上げると今までの数倍手数が少なく仕上がりも綺麗で何より時間が早かった、余裕が出来た龍一は藤谷に『まだかー』と笑いながら圧をかける、藤谷は『待てって、シールド切ったらヤバいんだから』とこちらも笑いながら作業を進める。総合的に午前中より圧倒的に早く帰るころに残り本数を数えると126本だった、つまりは174本も仕上げる事が出来たことになる、予定より24本もリードした事に2人はヨシ!と言う気持ちを込めてグータッチをした。
社長に挨拶をして2人で学校を目指す。
一応空気を読んで、初日から許しも出ていないのに、例え外にでたとしても煙草はやめておこうと決めていたので、会社が見えなくなった辺りで2人は別段合わせることもなく同時に煙草を吸い出した。
『はぁ~朝から吸ってないからうめぇ~なぁ龍一』
『あぁ、生意気な事言うと、仕事の後の一服は最高だな』
自転車を漕ぎながら煙草を吸う高校生、この時代は割とポピュラーな光景であり、注意をする大人は多くない、なぜなら大人であっても平気で殴りかかって来るからだ、高校生は一番危険な存在でもあり、関わってはいけない人種として認知されている。
本来私服は申請して許可がないかぎり禁止されているのだが、担任の三上は自分らがバイトを始めたことを知っているので、今日から私服登校を勝手にすることにした2人だったので、煙草を吸っていても見た目で高校生と判断できないから注意される事もなかった。
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教室に入ると柳瀬が山崎の胸倉を掴んで『あぁ?こら!あぁ?』と凄んでいた。
『おいおいどうした、まずやめろよ』『やめろって』
2人で柳瀬と山崎を離し、龍一が柳瀬に聞く。
『どうした、山崎がなにかしたのか?』
『気に入らねぇんだよ、弱ぇくせによぉ』
『いや弱いから喧嘩売るっておかしいでしょ』
『おうおうおう、なんな、なにしたってな』
海老原が登校してきて空気が一変した、龍一と藤谷の時点でさらっと終わって置けば済んだものを、事が一気にややこしくなってしまった。
『山崎、なした?なーなんかしたのな?』(お前なにかしたのか)
『いや、弱ぇえクセにってかかってきたんだよ』
『柳瀬、なー山崎よりつぇーな?あぁ?』(お前は山崎よりつよいのか?あぁ?)
『俺の方がぜってー強ぇえから』
『せばやってみるか?なーとなーでやったらいがべよ』(ならやってみるか?お前とお前でやったらいいんじゃない)
『柳瀬!おめーなんかに負けねぇよ来いよ』
小さな山崎が柳瀬に圧をかけて来る。
『チビのクセになんだおめぇ』
ボキャブラリーの貧困さは双方ともに変わらないが、山崎の方がわずかにヤンキー度は高いかな…そんな事を思いながら事の運びを見守る。本来なら辞めさせるべきだが、海老原が割って入るはず、そうなると事が大きくなってしまいかねない、となればこの場の最小限の爆発で納めるのが今の状況だと判断した、それが今だ。
『こいよ』
『お前がこいよ』
『こいって』
『お前がこいよ』
不毛な言葉のぶつけ合いが続くものの、喧嘩は一向に始まらない。ボキャブラリーが貧困な人間の喧嘩前の挑発は本当につまらない、ついついイラついた龍一がうっかり声を出しそうになった瞬間に藤谷が『早くやれや!』と煽った。
背中を押された様に山崎が飛び出して殴り掛かるのではなく突き飛ばした、まさか来ると思っていなかったノーガードの柳瀬は吹っ飛び、床にごろごろと転がった。そのまま柳瀬に山崎が馬乗りになるとペタペタと言う音を立て、両手で子供の様に柳瀬の顔を平手で何十発も叩いた。
『海老原、もういいんじゃね?』
『うんだな』
龍一の声掛けに海老原が半笑いで応えると山崎の襟首を片手で掴んで後ろにぶん投げた。クラスのマスコットへの雑な扱いに龍一と藤谷は噴き出した。
起き上がらない柳瀬を見るといいのが一発入ったようで、左目の横が腫れ、左の鼻の穴から血が出ていた。
『転んだっつって保健室さ行ってけーばいいの』(転んだと言って保健室にいってきたらいいのでは)
喧嘩と言えばペナルティが与えられかねないので、全員おとがめなしの方法として出した海老原の提案なのだ、仲間を売らないと言うのがヤンキーの鉄則でもあるわけだが、柳瀬がそれを守るかどうかは柳瀬次第ではあるが。
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