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第4話 チュートリアルを続けよう その① ‘薬術’
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第4話 チュートリアルを続けよう その①‘薬術’
「基礎チュートリアル?」
『以上で基礎チュートリアルを終了します。お疲れ様でした』
『続いてサポートチュートリアルに進みます。サポートチュートリアルとは職業スキル、種族スキルを取得された方への任意のチュートリアルとなっております。スキップを選択されることも可能です』
このまま進む:街に降りる
「職業スキルと種族スキルか‥‥確かに必要だな」
カイヤが一言呟きこのまま進むを選択すると周囲の風景が今度は雑木林っぽく変化した。
『それではサポートチュートリアルを開始します。まずは薬術スキルを唱えるか念じながら前方の動物をご覧ください』
「薬術」
先程と同じく、取り敢えずは口頭でスキルを呼び出し、前方に現れた動物を見る。
≪子狐:呼吸が荒く、何かの異常が伺える子狐≫
<診察>スキルを発動しますか?YES:NO
新たに現れたメッセージに当惑しながらも、カイヤはYESを選択してスキルを発動させた。
「診察」
≪怪我をした子狐:毒草にでも触れたのか、患部が毒素でかぶれている子狐≫
「怪我と毒か‥‥さっきのポーションで怪我は治るとしても、解毒は別だろうな」
<調薬>スキルを発動しますか?YES:NO
アイテム欄から初期ポーションを取り出すと都合よく目の前に毒草とメッセージが現れ、苦笑しながらもYESを選択すると初期ポーションと毒草が淡く光り、頭の中にレシピが現れる。
≪解毒薬1:初期ポーションと毒草でできる解毒薬。毒1~2状態を解毒できる≫
「調薬」
レシピを選択し、初期ポーションと毒草をそれぞれ手に持ってスキルを発動させると両手のアイテムが一瞬消え、ぽんっと可愛い音を立てて右手に1本のビンが残された。
≪解毒薬1:毒1~2状態を解毒できる薬≫
「あとはこれを飲ませるだけだが‥‥果たして野生の動物がおとなしく飲んでくれるのか‥‥?」
呟きながら件の子狐に近付くが、案の定というか、ぐったりしていたはずの子狐が警戒し、牙を見せてうなりだした。
「やっぱり警戒するよな‥‥どうしたものか‥‥」
取り敢えず少し離れた場所に座り子狐の様子を監察するも、相手もなかなか警戒を解こうとしない。
「‥‥このままじゃ悪化するだけだぞ? 毒を消して手当てをするだけだからそう警戒しないでくれないか?」
若干途方に暮れながらも語りかけ、解毒薬を少量口に含んで危険性がないことを伝えようとしてみる‥‥と、先程まで牙を見せていた子狐がうなるのをやめ、じっとカイヤを見ていた。
「何か器でもあれば‥‥」
周囲を見回して適当な大きさの木片を見つけると装備している短剣を抜き、器用にお皿っぽく加工していく。
瞬く間にお皿っぽいものを作り終えるとその中に解毒薬を入れて子狐の前に差し出した。
《システムメッセージ:木工スキルを手に入れました》
「‥‥は?」
「基礎チュートリアル?」
『以上で基礎チュートリアルを終了します。お疲れ様でした』
『続いてサポートチュートリアルに進みます。サポートチュートリアルとは職業スキル、種族スキルを取得された方への任意のチュートリアルとなっております。スキップを選択されることも可能です』
このまま進む:街に降りる
「職業スキルと種族スキルか‥‥確かに必要だな」
カイヤが一言呟きこのまま進むを選択すると周囲の風景が今度は雑木林っぽく変化した。
『それではサポートチュートリアルを開始します。まずは薬術スキルを唱えるか念じながら前方の動物をご覧ください』
「薬術」
先程と同じく、取り敢えずは口頭でスキルを呼び出し、前方に現れた動物を見る。
≪子狐:呼吸が荒く、何かの異常が伺える子狐≫
<診察>スキルを発動しますか?YES:NO
新たに現れたメッセージに当惑しながらも、カイヤはYESを選択してスキルを発動させた。
「診察」
≪怪我をした子狐:毒草にでも触れたのか、患部が毒素でかぶれている子狐≫
「怪我と毒か‥‥さっきのポーションで怪我は治るとしても、解毒は別だろうな」
<調薬>スキルを発動しますか?YES:NO
アイテム欄から初期ポーションを取り出すと都合よく目の前に毒草とメッセージが現れ、苦笑しながらもYESを選択すると初期ポーションと毒草が淡く光り、頭の中にレシピが現れる。
≪解毒薬1:初期ポーションと毒草でできる解毒薬。毒1~2状態を解毒できる≫
「調薬」
レシピを選択し、初期ポーションと毒草をそれぞれ手に持ってスキルを発動させると両手のアイテムが一瞬消え、ぽんっと可愛い音を立てて右手に1本のビンが残された。
≪解毒薬1:毒1~2状態を解毒できる薬≫
「あとはこれを飲ませるだけだが‥‥果たして野生の動物がおとなしく飲んでくれるのか‥‥?」
呟きながら件の子狐に近付くが、案の定というか、ぐったりしていたはずの子狐が警戒し、牙を見せてうなりだした。
「やっぱり警戒するよな‥‥どうしたものか‥‥」
取り敢えず少し離れた場所に座り子狐の様子を監察するも、相手もなかなか警戒を解こうとしない。
「‥‥このままじゃ悪化するだけだぞ? 毒を消して手当てをするだけだからそう警戒しないでくれないか?」
若干途方に暮れながらも語りかけ、解毒薬を少量口に含んで危険性がないことを伝えようとしてみる‥‥と、先程まで牙を見せていた子狐がうなるのをやめ、じっとカイヤを見ていた。
「何か器でもあれば‥‥」
周囲を見回して適当な大きさの木片を見つけると装備している短剣を抜き、器用にお皿っぽく加工していく。
瞬く間にお皿っぽいものを作り終えるとその中に解毒薬を入れて子狐の前に差し出した。
《システムメッセージ:木工スキルを手に入れました》
「‥‥は?」
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