9 / 19
第8話 ボス戦‥‥?
しおりを挟む
第8話 ボス戦‥‥?
汗とホコリを流し、再度装備を身に着けて温泉スペースを出て向かうのは、ドクロマークの付いたドアの前。そこで今一度装備を確認する。
弓を使ってる暇はないと考え今回は外してアイテムバックの中に入れてあるし、懐には符術用の紙をたくさん、腰には双剣、そしてポーションは取り出しやすい位置に。初期装備ではあるが準備は万端だ。
「さて‥‥それじゃ、行くかな」
軽く気合を入れて扉を開ける――が。
「‥‥なにも、いない‥‥?」
時間差かと思ってしばらく待ってみてもなにも出てこない。仕方ないので暇つぶしに周囲を鑑定してみると周囲は採取場所と採掘場所でいっぱいだった。
「‥‥サービスタイム?」
躊躇の欠片もなく余っているSPを2ポイント使って採掘スキルを取り、鼻歌交じりに採集と採掘を始める。
その部屋の半分も取り尽くした頃、カイヤの背後‥‥部屋の中央付近でぼふんと言う音と共に、なにやら慌ただしい気配が湧き出した。取り敢えずその場の採掘を終わらせたカイヤが振り返ると、そこにいたのは普通よりも少し大柄なゴブリンが3体――大慌てで装備を着ていた。
≪モンスター名:ゴブリンソルジャー(BOSS)
詳細:普通のゴブリンよりも多少強いゴブリン。インスタントダンジョンBOSSのため通常MOBよりは若干弱め。想定外の登場となって慌てている。≫
(だからそういう内輪ネタは隠してくれないかな!?)
鑑定で敵性MOB情報を見た‥‥見てしまったカイヤが額を押さえて若干ぐったりしている間になんとか体裁を整えたらしいボスモンスターが威嚇してくるのだが、なにかその目には光るものが――
「‥‥やりにくいなぁ、もう‥‥」
ぶつぶつぼやきながらもなんとか符を構え、こちらも戦闘準備を整える。
「符術:火」
言の葉で符を燃やして敵に向かって投擲、双剣を構えて――脱力する。目の前では身体の一部に火が付いた3体が3体とも、わたわたと慌てて消そうとしておかしな踊りを披露していた。
「だから! やりにくいだろうが! 符術:雷!」
【レベルが上がりました】
【スキルレベルが上がりました】
【ドロップアイテムを拾得しました】
再び投擲された符から数条の雷が落ち、あっけなく戦闘? は終わった。ボス? のいた部分にはドロップ品らしきもの――核と壊れた装備の一部が落ちており、対面には先程までなかった扉が出現している。カイヤは取り敢えずドロップ品を拾うと出現した扉に向かい――はせず、部屋内の採集と採掘を再開した。
「品質いいし、取れるのに取らないのはもったいない」
誰が聞いてるわけでもないのに、何故か言い訳したくなってぽつりと呟く。本当に独り言がクセになりそうだと苦笑して最後の採掘を終了し、やっと扉を出るとそこには宝箱があった。
「罠の類は‥‥なし、と」
罠がないことを確認して宝箱を開ける。そこに入っていたのは中級ポーションとMP回復ポーションだった。中身を取り出すと宝箱は消え、代わりに魔法陣が出てくる。
≪転送の魔法陣:ダンジョンから出るための魔法陣≫
「やっと出られる‥‥」
呟いて魔法陣を起動させ、カイヤはダンジョンから脱出した――
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
◇ステータス◇
NAME:カイヤ
種族:天狐族
副種族:妖狐族
職業:薬師
サブ職業:陰陽師
武器:双剣、弓
Lv.4
HP 130(+10*レベルUP分)
MP 240(+20*レベルUP分)
STR 16(+2*レベルUP分)
AGI 35(+5*レベルUP分)
VIT 24(+3*レベルUP分)
INT 35(+5*レベルUP分)
MID 35(+5*レベルUP分)
DEX 35(+5*レベルUP分)
LUK 35(+5*レベルUP分)
(所持SP15)(+2*レベルUP分)
種族スキル:天術Lv.3 妖術Lv.3
職業スキル:薬術Lv.1 符術Lv.3(UP)
スキル:双剣術Lv.2 弓術Lv.2
調合Lv.1 錬金術Lv.1 鑑定Lv.4(UP)
採取Lv.4(UP) 索敵Lv.4(UP) 探索Lv.4(UP)
鷹の目Lv.4(UP) 採掘Lv.2(New+UP)
料理Lv.1 木工Lv.1
称号:初級インスタントダンジョン制覇者
汗とホコリを流し、再度装備を身に着けて温泉スペースを出て向かうのは、ドクロマークの付いたドアの前。そこで今一度装備を確認する。
弓を使ってる暇はないと考え今回は外してアイテムバックの中に入れてあるし、懐には符術用の紙をたくさん、腰には双剣、そしてポーションは取り出しやすい位置に。初期装備ではあるが準備は万端だ。
「さて‥‥それじゃ、行くかな」
軽く気合を入れて扉を開ける――が。
「‥‥なにも、いない‥‥?」
時間差かと思ってしばらく待ってみてもなにも出てこない。仕方ないので暇つぶしに周囲を鑑定してみると周囲は採取場所と採掘場所でいっぱいだった。
「‥‥サービスタイム?」
躊躇の欠片もなく余っているSPを2ポイント使って採掘スキルを取り、鼻歌交じりに採集と採掘を始める。
その部屋の半分も取り尽くした頃、カイヤの背後‥‥部屋の中央付近でぼふんと言う音と共に、なにやら慌ただしい気配が湧き出した。取り敢えずその場の採掘を終わらせたカイヤが振り返ると、そこにいたのは普通よりも少し大柄なゴブリンが3体――大慌てで装備を着ていた。
≪モンスター名:ゴブリンソルジャー(BOSS)
詳細:普通のゴブリンよりも多少強いゴブリン。インスタントダンジョンBOSSのため通常MOBよりは若干弱め。想定外の登場となって慌てている。≫
(だからそういう内輪ネタは隠してくれないかな!?)
鑑定で敵性MOB情報を見た‥‥見てしまったカイヤが額を押さえて若干ぐったりしている間になんとか体裁を整えたらしいボスモンスターが威嚇してくるのだが、なにかその目には光るものが――
「‥‥やりにくいなぁ、もう‥‥」
ぶつぶつぼやきながらもなんとか符を構え、こちらも戦闘準備を整える。
「符術:火」
言の葉で符を燃やして敵に向かって投擲、双剣を構えて――脱力する。目の前では身体の一部に火が付いた3体が3体とも、わたわたと慌てて消そうとしておかしな踊りを披露していた。
「だから! やりにくいだろうが! 符術:雷!」
【レベルが上がりました】
【スキルレベルが上がりました】
【ドロップアイテムを拾得しました】
再び投擲された符から数条の雷が落ち、あっけなく戦闘? は終わった。ボス? のいた部分にはドロップ品らしきもの――核と壊れた装備の一部が落ちており、対面には先程までなかった扉が出現している。カイヤは取り敢えずドロップ品を拾うと出現した扉に向かい――はせず、部屋内の採集と採掘を再開した。
「品質いいし、取れるのに取らないのはもったいない」
誰が聞いてるわけでもないのに、何故か言い訳したくなってぽつりと呟く。本当に独り言がクセになりそうだと苦笑して最後の採掘を終了し、やっと扉を出るとそこには宝箱があった。
「罠の類は‥‥なし、と」
罠がないことを確認して宝箱を開ける。そこに入っていたのは中級ポーションとMP回復ポーションだった。中身を取り出すと宝箱は消え、代わりに魔法陣が出てくる。
≪転送の魔法陣:ダンジョンから出るための魔法陣≫
「やっと出られる‥‥」
呟いて魔法陣を起動させ、カイヤはダンジョンから脱出した――
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
◇ステータス◇
NAME:カイヤ
種族:天狐族
副種族:妖狐族
職業:薬師
サブ職業:陰陽師
武器:双剣、弓
Lv.4
HP 130(+10*レベルUP分)
MP 240(+20*レベルUP分)
STR 16(+2*レベルUP分)
AGI 35(+5*レベルUP分)
VIT 24(+3*レベルUP分)
INT 35(+5*レベルUP分)
MID 35(+5*レベルUP分)
DEX 35(+5*レベルUP分)
LUK 35(+5*レベルUP分)
(所持SP15)(+2*レベルUP分)
種族スキル:天術Lv.3 妖術Lv.3
職業スキル:薬術Lv.1 符術Lv.3(UP)
スキル:双剣術Lv.2 弓術Lv.2
調合Lv.1 錬金術Lv.1 鑑定Lv.4(UP)
採取Lv.4(UP) 索敵Lv.4(UP) 探索Lv.4(UP)
鷹の目Lv.4(UP) 採掘Lv.2(New+UP)
料理Lv.1 木工Lv.1
称号:初級インスタントダンジョン制覇者
0
あなたにおすすめの小説
アリエッタ幼女、スラムからの華麗なる転身
にゃんすき
ファンタジー
冒頭からいきなり主人公のアリエッタが大きな男に攫われて、前世の記憶を思い出し、逃げる所から物語が始まります。
姉妹で力を合わせて幸せを掴み取るストーリーになる、予定です。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
嵌められたオッサン冒険者、Sランクモンスター(幼体)に懐かれたので、その力で復讐しようと思います
ゆさま
ファンタジー
ベテランオッサン冒険者が、美少女パーティーにオヤジ狩りの標的にされてしまった。生死の境をさまよっていたら、Sランクモンスターに懐かれて……。
懐いたモンスターが成長し、美女に擬態できるようになって迫ってきます。どうするオッサン!?
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
続・冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
の続編です。
アンドリューもそこそこ頑張るけど、続編で苦労するのはその息子かな?
辺境から結局建国することになったので、事務処理ハンパねぇー‼ってのを息子に押しつける俺です。楽隠居を決め込むつもりだったのになぁ。
追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発
ハーフのクロエ
ファンタジー
アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる