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旅立ちと冒険者ギルド

どうも、どうやらシュタを好きになってしまいそうです

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宿に戻った俺とリルはとりあえず疲れを癒すために食事をとった・・・そしてーー

「なぁ、シュタ・・・前から思ってたんだけどシュタって獣人だよな?」

「はい!そうですよ。私は狼獣人ですけど・・・ショウさんはもしかして獣人お嫌いですか?・・・」

うるうるとした上目遣いでこちらをみてくる・・・

やばい・・・これはそそる我慢できない・・・

「いや、全くぜんっぜん嫌いじゃないよ。むしろ好きなくらいだ」

「そ、そうなんですか?よかったです・・・///」

「そこでだな、頼みがあるんだが・・・」

「なんですか?」

「耳を触らせてくれないか?」

「み、みみ耳をですかっ?///え・・・えと・・よろしくお願いしますっ・・・///」

なぜかシュタは恥じらいながら、頭を差し出してきた

なでなで・・・まずは軽く頭を撫でる。
そして、軽く耳にさわってみる。

「んっ・・・」

みみをこねるようにさわってみる

「ひゃん・・・あっ・・・んぁ・・・///」

何故だろう、なんだかイケナイことをしている気分になってきた・・・シュタの反応が可愛い過ぎる。

そして、数分撫で続けた。

「ありがとう!すごく触り心地よかった!」

「は、はははいっ///そ、その私はちょっと用事を思い出したのでっ、またっ・・・///」

物凄い勢いで店の外に出て行ったな、
よほど重要な用事だったんだなぁ・・・

そう思いながら部屋に行こうとすると
同じくこの宿に泊まってる人たちがニヤニヤしながらこちらをみていた

「どうしたんですか?」

「なんだ?にいちゃん知らないのか?」

「何がです?」

「獣人が耳を触らせるのはよほど仲のいい獣人の同性か家族か恋人くらいなんだぜ」

「えっ・・・それって」

「お前が触らせてと言ったのはある意味プロポーズだし、触らせてくれたということはokの合図ということだ」

「まじすか・・・」

それであの反応・・・やばい、ドキドキしてきた明日からどう顔合わせればいいんだ・・・

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