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始まりの街~不遇職の使い道
キャラクター作成
しおりを挟む「よし、今日は待ちに待ったDPOの発売日だ!!スタートダッシュを決め込んで一気に前線デビューしてやるぞ!」
そう、俺こと神崎翔は今日発売される最新式完全没入型VRMMOゲーム《DPO》
が楽しみで仕方がない
β版をプレイしたテスターが大絶賛するこのゲームは超高度なグラフィック、五感を完全に再現したリアリティー、何をするのもプレイヤーの自由!をコンセプトにしている
いままでのVRMMOはどこか自由性がなく五感には違和感が残る微妙なものだったが今回のDPOは人気が高すぎて全国で予約が殺到しているものだ。
俺はβテスターが絶賛したときから絶対に最前線プレイを決めてやると誓っていた。
「ふはははっ、日頃学校では勉強三昧。親父に無理矢理やらされてる習い事の神崎流武術教室も今年からはない!
このチャンス絶対に逃さない。楽しんで楽しんで楽しみまくってやる!!
まずは美味い飯…ケモミミ娘とイチャラブ…エルフのおねぇさんとおしゃべり…ふはっ、やることがいっぱいだ!」
予約していたDPOを受け取って家へ帰る
早速本体に電源を入れてヘッドセットをつけベットで寝る。
はじめは自分の体の読み込みだ完全な五感を再現するために必要らしい。
また、このゲームは現実の4倍の速さでときが進むこのゲーム内での4日がリアルでの1日だ。
ある程度時間が経って視界が変わった…
360°綺麗な星空があり目の前には妖精のようなキャラクターがいる
「DPOへようこそ!!これからキャラクター設定を始めるよ!!」
まずは名前か、ここは普通にショウでいいかこんな名前のやつは沢山いるしリアル特定はされないだろう。
「次は種族を選んでね!」
ヒューマン・エルフ・ドワーフ・獣人・龍族そしてそれぞれのハーフを選べるみたいだ
ヒューマンは特別に秀でたものはないが平均的になんでもできてオールマイティな種族だ。
またエルフは魔法に特化していたりドワーフは生産に特化している。
獣人は犬・猫・熊・兎などなど多種多様に選ぶことができるそして運動神経がよい
それぞれのハーフは2種族の特徴を合わせた種族だ。
俺はステータスが上がりやすい龍族とヒューマンのハーフにすることにした
「見た目を作るよ!初めから作るのが難しかったら自分の見た目を参考にできるけどどうする?」
ふむ特に見た目はいじる必要はあまりないか完全にリアルな見た目ならば身バレが強いがそこはすこしアニメチックになるので身バレはまずないだろう。
「お願いします」
この体をデフォに目の色を紅、髪の色を銀にしてキャラクターを作った。
「次は職業を選んでね!」
すると目の前に大きな表が現れた右上には検索バーがあるスクロールしてみたがとてつもなく多い。一体どれだけあるんだか…
俺は習っていた武術を生かすため拳士を選ぶことにした。
「スキルを10個選んでね!」
また目の前膨大なスキルが表示された俺はあらかたこんなスキルが必要だなと考えていたので迷うことは無かったがそれにしてもおおいなぁ。うん
「それではあなたの身体能力をデフォルトにしてアバターのステータスを作ります!さぁ、夢と可能性を秘めた世界を堪能してください!」
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