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1章
⒏ロイ兄とお勉強
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夕方になると、お昼程の忙しさはなくなり、落ち着いてくる。そしてそろそろ、俺とロイ兄は仕事終了のはずだ。最後、もうひと頑張りってとこかな。
と、気合を入れ直していると、母さんが傍に来て言った。
「ロアン、お疲れ様。今日はもう終わりでいいわよ。ロイにも言ってあるから、二人で二階でゆっくりしてね。夜ご飯は後で持って行くから」
「わかった」
返事をして仕事の道具を片付けに行く。仕事が早めに終わるのはすごく嬉しいんだが、入れた気合はどこへ?
ペンとメモ用紙の束をしまい、エプロンを壁に掛けたところで、ロイ兄に声をかけられた。
「お疲れ、ロアン。今日はこの後何するの?日が沈むまでまだ少しあるから、外に出てもいいと思うけど」
「んーん。きょうはつかれたから、そとはいかない。ロイにぃ、もじおしえて」
「疲れたのに、勉強なんて出来るのかい?途中で寝ない?」
「だいじょぶ!ねない!」
親指をビシッと立てて答えた俺に、ロイ兄は苦笑しながら言った。
「わかった。これ片付けたらロアンの部屋に行くから、準備して待ってて」
仕事の道具を片付けるロイ兄を置いて先に二階に上がり、自分の部屋のテーブルに、ノートとペンを用意する。
俺の読み書きの先生は、主にロイ兄だ。父さんやムルカ兄達も教えてくれるけど、店があるので頻繁には教えてもらえない。大抵仕事が終わった後、夕飯までの間、ロイ兄に少しずつ教えてもらっている。
ロイ兄は初等学校に通っていて課題が出るし、仕事が休みなら俺もロイ兄も遊びに行ったりするから、文字を教わるのは、毎日じゃない。だから、本当に少しずつだけど、別に急ぐものでもない。
そもそも、この国では、読み書きや計算を習うのは、初等学校に入ってから。その初等学校は、七歳——正確に言えば、その年に八歳になる子どもが入学する。つまり、現在六歳である俺は、文字の読み書きが出来なくてもなんの問題もないのだ。……店の手伝いをしないのであれば。
店の手伝い——お客さんを相手にするならちゃんとしなきゃと思うし、すぐ気が抜ける俺の自戒の意味も込めて『仕事』と言っているが——をするには、文字が書けなきゃ話にならん。俺が注文を完璧に覚えて、厨房にいる父さん達に、間違えずに伝えられればいいんだが。初めのうちはそうしようとしていたんだが。まぁ、無理よ。
それでとりあえず、店のメニューに使われてる文字だけでも、ということで、今はそれだけは読み書き出来るようになった。他の文字は学校に通うようになってからでもよかったんだが、この際だ、全部覚えてしまおう、ということで、ロイ兄に教えてもらっている。
「お待たせ。今日はこれでいい?」
部屋に入って来たロイ兄が、そう言いながら見せたのは、一冊の絵本。赤ん坊の時、俺を寝かしつけるのに母さんがよく読んでくれた絵本だ。内容は、主人公が友達とかくれんぼをするだけの、本当に子ども向けの絵本だが、非常に残念な事に、俺は一人でこれを読むことが出来ない。
「うん」
「よし、早速始めようか」
ロイ兄は、俺の隣に座って絵本を広げた。
まずは、ロイ兄が文章を指で追いながら、ゆっくり音読してくれる。その後、文を短く区切って読んでくれたところを、俺が続けて読む。これをもう一回。二回目は、一回目より区切る場所を減らす。これで全部覚えられるわけじゃないけど、ここまでいったら書き取り練習。『書くことに慣れるのも大事じゃないかと思うんだ』ってロイ兄が言ってて、最初は意味が解ってなくても、とりあえず絵本の全文を書き写す。
意味解ってなくていいのかよ、って思うけど、俺としてはありがたい部分もある。前世で使っていた日本語や英語のイメージが離れず、この世界の言葉の習得に苦労しているので、訳が分からないままでも、単純に言葉に触れる機会を増やすってのは悪くない選択肢だと思ってる。
そもそも赤ん坊なんて、なーんにも分かってない状態から、周りの人の声を聞いて喋れるようになっていくのだ。書き取りも、そんな感じのことがあるかもしれない。……かもしれない。
「ねぇ、これってどうやってかくの?」
分からないところは、聞けばちゃんと教えてくれる。これでまだ十歳だぞ?将来どんな天才になるつもりなんだろうか。流石に、音読の方法とか、教える方法はムルカ兄に相談してたのをみたことあるが、ロイ兄も教え方を自分で考えて教えてくれる。……こんなお兄ちゃんいたら心折れるよね。今はまだ、前世の記憶と知識のおかげで俺も『賢い子』の称号を持っているが、そのうち凡人になって、ロイ兄との差に泣くんだろうなぁ。今からメンタル鍛えよう。
「ん?あー、これね。ここに書くから、見てて」
ロイ兄はそう言って、ノートの端に書いて見せてくれた。
が。
「…………」
「大丈夫?……じゃ、なさそうかな?」
これっぽっちも大丈夫じゃない。
ぐるぐるした、わけ分からない文字なんか生み出すなよ。誰だよこの世界の文字作ったヤツ。オレ、オマエ、キライ。
「だいじょばない」
俺がそう答えると、ロイ兄は苦笑して言った。
「じゃあ、もう一回。今度はもうちょっとゆっくり書くね」
「うん」
お願いします。本当に。ゆっくりね。ゆっくり。
「こうして、こう書いて……」
ふむふむ。
「……が、来て…………ぞ!」
「こっちにくるっと書いて」
あー。そっちね。なるほど。
「……め……だ!…………ろ!」
「はい、終わり」
「うん、ありがとうロイにぃ」
そして、誰だ!
騒いで俺とロイ兄の勉強タイムを邪魔するのは!うるせぇぞ!
「おれ、ちょっといってくる!」
教えてくれたロイ兄にお礼を言ってから、立ち上がって階段へ向かう。
「あ、ちょっと、ロアン!待って!」
ロイ兄が、少し焦った様子で俺を止めようと声をかける。
でもごめん、ロイ兄。待てない。
ロイ兄の静止を聞かず、俺は店へと降りて行った。
と、気合を入れ直していると、母さんが傍に来て言った。
「ロアン、お疲れ様。今日はもう終わりでいいわよ。ロイにも言ってあるから、二人で二階でゆっくりしてね。夜ご飯は後で持って行くから」
「わかった」
返事をして仕事の道具を片付けに行く。仕事が早めに終わるのはすごく嬉しいんだが、入れた気合はどこへ?
ペンとメモ用紙の束をしまい、エプロンを壁に掛けたところで、ロイ兄に声をかけられた。
「お疲れ、ロアン。今日はこの後何するの?日が沈むまでまだ少しあるから、外に出てもいいと思うけど」
「んーん。きょうはつかれたから、そとはいかない。ロイにぃ、もじおしえて」
「疲れたのに、勉強なんて出来るのかい?途中で寝ない?」
「だいじょぶ!ねない!」
親指をビシッと立てて答えた俺に、ロイ兄は苦笑しながら言った。
「わかった。これ片付けたらロアンの部屋に行くから、準備して待ってて」
仕事の道具を片付けるロイ兄を置いて先に二階に上がり、自分の部屋のテーブルに、ノートとペンを用意する。
俺の読み書きの先生は、主にロイ兄だ。父さんやムルカ兄達も教えてくれるけど、店があるので頻繁には教えてもらえない。大抵仕事が終わった後、夕飯までの間、ロイ兄に少しずつ教えてもらっている。
ロイ兄は初等学校に通っていて課題が出るし、仕事が休みなら俺もロイ兄も遊びに行ったりするから、文字を教わるのは、毎日じゃない。だから、本当に少しずつだけど、別に急ぐものでもない。
そもそも、この国では、読み書きや計算を習うのは、初等学校に入ってから。その初等学校は、七歳——正確に言えば、その年に八歳になる子どもが入学する。つまり、現在六歳である俺は、文字の読み書きが出来なくてもなんの問題もないのだ。……店の手伝いをしないのであれば。
店の手伝い——お客さんを相手にするならちゃんとしなきゃと思うし、すぐ気が抜ける俺の自戒の意味も込めて『仕事』と言っているが——をするには、文字が書けなきゃ話にならん。俺が注文を完璧に覚えて、厨房にいる父さん達に、間違えずに伝えられればいいんだが。初めのうちはそうしようとしていたんだが。まぁ、無理よ。
それでとりあえず、店のメニューに使われてる文字だけでも、ということで、今はそれだけは読み書き出来るようになった。他の文字は学校に通うようになってからでもよかったんだが、この際だ、全部覚えてしまおう、ということで、ロイ兄に教えてもらっている。
「お待たせ。今日はこれでいい?」
部屋に入って来たロイ兄が、そう言いながら見せたのは、一冊の絵本。赤ん坊の時、俺を寝かしつけるのに母さんがよく読んでくれた絵本だ。内容は、主人公が友達とかくれんぼをするだけの、本当に子ども向けの絵本だが、非常に残念な事に、俺は一人でこれを読むことが出来ない。
「うん」
「よし、早速始めようか」
ロイ兄は、俺の隣に座って絵本を広げた。
まずは、ロイ兄が文章を指で追いながら、ゆっくり音読してくれる。その後、文を短く区切って読んでくれたところを、俺が続けて読む。これをもう一回。二回目は、一回目より区切る場所を減らす。これで全部覚えられるわけじゃないけど、ここまでいったら書き取り練習。『書くことに慣れるのも大事じゃないかと思うんだ』ってロイ兄が言ってて、最初は意味が解ってなくても、とりあえず絵本の全文を書き写す。
意味解ってなくていいのかよ、って思うけど、俺としてはありがたい部分もある。前世で使っていた日本語や英語のイメージが離れず、この世界の言葉の習得に苦労しているので、訳が分からないままでも、単純に言葉に触れる機会を増やすってのは悪くない選択肢だと思ってる。
そもそも赤ん坊なんて、なーんにも分かってない状態から、周りの人の声を聞いて喋れるようになっていくのだ。書き取りも、そんな感じのことがあるかもしれない。……かもしれない。
「ねぇ、これってどうやってかくの?」
分からないところは、聞けばちゃんと教えてくれる。これでまだ十歳だぞ?将来どんな天才になるつもりなんだろうか。流石に、音読の方法とか、教える方法はムルカ兄に相談してたのをみたことあるが、ロイ兄も教え方を自分で考えて教えてくれる。……こんなお兄ちゃんいたら心折れるよね。今はまだ、前世の記憶と知識のおかげで俺も『賢い子』の称号を持っているが、そのうち凡人になって、ロイ兄との差に泣くんだろうなぁ。今からメンタル鍛えよう。
「ん?あー、これね。ここに書くから、見てて」
ロイ兄はそう言って、ノートの端に書いて見せてくれた。
が。
「…………」
「大丈夫?……じゃ、なさそうかな?」
これっぽっちも大丈夫じゃない。
ぐるぐるした、わけ分からない文字なんか生み出すなよ。誰だよこの世界の文字作ったヤツ。オレ、オマエ、キライ。
「だいじょばない」
俺がそう答えると、ロイ兄は苦笑して言った。
「じゃあ、もう一回。今度はもうちょっとゆっくり書くね」
「うん」
お願いします。本当に。ゆっくりね。ゆっくり。
「こうして、こう書いて……」
ふむふむ。
「……が、来て…………ぞ!」
「こっちにくるっと書いて」
あー。そっちね。なるほど。
「……め……だ!…………ろ!」
「はい、終わり」
「うん、ありがとうロイにぃ」
そして、誰だ!
騒いで俺とロイ兄の勉強タイムを邪魔するのは!うるせぇぞ!
「おれ、ちょっといってくる!」
教えてくれたロイ兄にお礼を言ってから、立ち上がって階段へ向かう。
「あ、ちょっと、ロアン!待って!」
ロイ兄が、少し焦った様子で俺を止めようと声をかける。
でもごめん、ロイ兄。待てない。
ロイ兄の静止を聞かず、俺は店へと降りて行った。
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