人類を滅ぼすのが使命みたいなんですが種族がゴブリンってのはないんじゃないでしょうか

残念会

　やっとだったのにな。

　この為に頑張って来たのにな。

　悲しい結果が１つ。

　このマンションにも雌は居た。居てくれて良かったが、ちょいと叫ばれそうになって速攻で殺っちまったが、殺るつもりはなくてもレベルのお陰でさくっと殺ってしまった結果だった。

　それは仕方なかったが、それとは別にやれた雌も居たんだが、全然思ってたのと違った。

　興奮できたのは違いなかったが、顔とかスタイルとか、その際どうでもよかったのも意外だった。見た瞬間に思ったね。こりゃ違うと。


　俺のストライク・ゾーンはそこまで広くなかったはずだが、年齢的なものもよく厳選してチョイスしてたはずだが、それでも盛られたプロフィールに騙された事も多かったが、それはお店の話だったな。ぎゃっぎゃっぎゃっ。

　ガムテープとか紐とか使ってぐるぐる巻きにして、口にもタオルを押し込んでやろうと思ったのだが、割と大変だった。

　初めての経験だったから仕方ないとは思うが、企画物に洗脳され過ぎてただけかもしれないが、ゴブリン１匹じゃ手に負えねえって感じだった。

　おっと、思わず自分の事を『匹』で数えちまったぜ。ぎゃっぎゃっぎゃっ。


　それも悲しかったぜ。そりゃそうだろうけど、思ってた以上に重労働だった。ゴブリンだったからかな。いや。違うな。ゴブリンにはやられたくはねえだろうけど、あれが火事場の馬鹿力ってやつだったんだろうな。

　人間ってすげーな。どんな雌でも望まぬままにやられたくはねえってか。当然か。金も払わねえし、気持ちよくもする気もねえし、やった後には殺っちまうつもりだったしな。実際に殺っちまったし。

　それでもレベルが上がってるから、１匹、いや、１人でもなんとかなると思ったのに。玉々ないくせに偶々だったのか、すげー馬鹿力だったんだよな。あの雌郎。俺も玉々なかったやい。ぎゃっぎゃっぎゃっ。


　強化させた爪のお陰で助かったが、見た瞬間のあの衝撃たるや、これまた違った凄まじいもんがあったぜ。股見てもそうだったけど、顔も体も一瞬オークかと思ったぜ。言い過ぎか。ぎゃっぎゃっぎゃっ。

　まあ、それは仕方ねえが、それでもなんとか殺さずに瀕死状態に弱らせてやってみたんだが、全然気持ちよくもなかった事はなかったが、罪悪感とかじゃなく、嗜好の問題だったようだ。

　あれだけ好きだったおっぱいだったのによ。言ったら犬とか猫とか牛のお乳見てる感覚っつーか、別の生物のおっぱいって感じで、そこまで興奮しなかった。

　事もねえけど、やるこたあやったけど、じっくりたっぷりねっとり弄おてあそぶ気にもなれなかったぜ。俺とした事がどうかしちまったのかと思ったが、俺はゴブリンだった。ぎゃっぎゃっぎゃっ。


　血を見た時も、殺っちまった時もそうだったが、やはりこれは魔物と人間との差。そう思わなきゃやってられねえ大問題だった。やる事はやったからやってられねえって事はなかったな。言い過ぎた。ぐっぎゃあ～


　ゴブリンになっても、人間とやっても、それなりに快感は味わえると思ってたけど、ちんこのサイズのせいなのか、これが魔物仕様なのか、繁殖の為にはしたいとは思うけど、プレイとして、そこまで時間を掛けるつもりもなく掛けちまったぜ。情けない。

　いや。これが魔物の仕様。決して俺が早漏ではないと思いたいで候う。ぎゃっぎゃっぎゃっ。ぐぎゃあ～


　まあ、出した時はそれなりに気持ちは良かったが、満足度が足りないって言うか、心が満たされないって言うか、プロのお姉ちゃんを相手にした時とも違った違和感。オナホールにも劣る虚脱感だったな。

　体力半減のペナルティはなかったはずなのに、気持ちの面では違ったようだ。

　やはり相手が人間だったからか、何かが違った気がした。ナニも違ってるんだから仕方ないか。ぎゃっぎゃっぎゃっ。


　レベルが上がれば変わるかもしれねえし、これが賢者タイムならぬゴブタイムなのかもしれねえな。好きになれそうもないが、ゴブリンだけに、頭がスッキリする事もなかった。

　馬鹿はどこまで行っても馬鹿って事か。どこで何回イッてもな。ぎゃっぎゃっぎゃっ。


　だが、それなりに強度も硬度もあったから、ほっそい事もあって濡れてなくても差し込めた。これをセックスと言っていいかどうかは別として、性交した事は事実。やる事たあやれた。そんな感じだった。

　お互いに満足感のない性行為。これは和姦でも強姦でもない。本当に只のこっちの都合の生殖行為。そう理解する事にした。交尾って言った方がしっくり来るな。

　ゴブリン１つ学んだぜ。まあ、強姦は強姦だけどな。ぎゃっぎゃっぎゃっ。


　魔物ってこんな感じてやってたんだな。それを知れた事は良かったと思う。そう思わないとやってられねえって事でもある。いや。まだまだやるつもりだが。

　今回は偶々だったかもしれないし、経験値が増えれば、レベルが上がればそこも違ってくるかもしれないからな。

　レベルに合わせて感覚もゴブ棒もレベルアップ。期待してるぜぐぎゃあ。


　殺れば殺る程に強くなる。１人につき１レベルって事ではなかったが、それなりにレベルも上がった。

　ポイントを割り振って、スキルレベルを上げておいた。これで益々殺り易くなってやり易くなる。最高だぜ。おい。

　やはりこれはボーナスタイム。まだまだ殺って行く必要はあるし、殺るなら今しかねえ。なんてな。

　それでもなぜか切ないぜ。ぐぎゃあ～