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0. 長~いプロローグ
これで本当に終わりです
しおりを挟む◆ステータス◆
◇□◇□◇□◇
名前:モルト・ラングレイ
年齢:45 →35
種族:人族
所属:ジャーバングック王国 商業ギルド
職業:行商人
状態:やや健康 →健康
◇□◇□◇□◇
レベル:10
体 力:45 →50
魔 力:100→200
力強さ:45 →50
素早さ:45 →50
器用さ:50
精神力:65
◇□◇□◇□◇
◆スキル◆
~非表示~
ユーリッティリッティ・オブ・ザ・剣と魔法の世界 オン・ザ・第242172356惑星238暦type.221世界一般教養・一般常識
言語理解:一般共通言語、エルフ語、ドワーフ語、魔族語
記憶保持
健康体維持(弱)
~表示~
目利き →簡易鑑定
簡易アイテムボックス
容量拡張:LV5
時間調整:LV5
話 術:LV5
交渉術:LV5
算 術:MAX(LV10)
馬 術:LV5
馬車術:LV5
料 理:LV5
工 作:LV6
裁 縫:LV2
礼儀作法:LV5
サバイバル術:LV6
楽器演奏:LV5
水泳術:LV5
潜水術:LV5
瞑想術:LV5
統術術:LV5
飼育術:LV5
総合格闘術:LV4
剣 術:LV3
投擲術:LV4
棒 術:LV3
射撃術:LV4
身体強化術:LV3
潜伏術:LV3
気配遮断術:LV3
罠設置術:LV3
罠解除術:LV3
気配察知術:LV3
危険察知術:LV3
空腹耐性:LV4
睡眠耐性:LV6
痛覚耐性:LV5
生活魔法
ライト、ファイア、ウォーター、クリーン、クロック
初級光魔法:LV4 ※レベルに応じて効果が高まる
回復:癒しの光(体力弱回復)、状態異常軽減
補助:ライト、フラッシュ、身体能力向上、耐性向上
初級火魔法:LV4 ※レベルに応じて魔法を覚える
ファイヤー、ファイヤーニードル、ファイヤーバレット、ファイヤーアロー
~非表示~ ※本人にのみ表示
◆加護◆
炎の精霊の加護
※やる気を促し、火魔法の効果・耐性超向上
◆ユニークスキル◆
引きこもり超回復
※独りで部屋に引きこもると回復力3倍
孤高のチャレンジャー
※独りで新しい事を始めると経験値が溜まりやすい
ビール製造
※僅かな魔力で思いのままのビールを製造する
◇□◇□◇□◇
◆所持金◆
24,625,000ジェニ
◆装備◆ ※魔法付与付きの特製
鋼のショートソード
※重量軽減(小)、自己修復(小)
黒鋼の魔戦棍
魔力を流すと攻撃力増加。属性に合わせた追加ダメージも可能。
※重量軽減(中)、自己修復(小)
解体用ナイフ
※切れ味持続(中)、自己修復(小)
皮の胸当て
※衝撃吸収(中)、自己修復(小)
バックラー。小さくて軽めの魔木製ラウンドシールド。
※衝撃吸収(中)、自己修復(小)
ミスリルのチェーンメイル
魔法耐性が非常に高く、魔力を流す事で魔法だけでなく、物理的な強度も増す。
ちょっと靴底の厚い革製の旅人のブーツ
※疲労軽減(小)、自己修復(中)
厚手のフード付きマント
※環境適応(中)、防汚、自己修復(中)
『護り石のペンダント』
革紐が通された黒いしずく形のペンダント。
不穏な気配を感じると赤く変色してじんわり温かくなる。
『ヒーリングリング』
聖魔法が付与されたシルバーの指輪。サイズ自動調整機能付。
着けているだけでも体力、魔力を微回復させる効果あり。更に、魔力を流すとヒールの効果が得られる。
◆その他◆
10日分の保存食
『結界石』
安全な野営には必須の魔道具。認識阻害機能(中)付き。効果範囲は半径3メートル程。
魔力を込めると発動。魔力5につき1時間程持続。
ポーション 各種2つずつ。
初級の体力、魔力、状態異常回復
中級の体力、魔力、状態異常回復
家財道具一式、等々
◇□◇□◇□◇
名前については触れて欲しくない。自分で自分の名前を決めて生まれ変わるのって、やっぱりなんか恥ずかしい。
ゲームとは違うから。流石にそこまで変な名前は無理だし、きらきらネームはお呼びじゃない。それが俺の世代。
職業はビール職人にしようかと思ったけど、良からぬ方向に行くのも怖いから、あくまでも先ずは行商人としてやって行く事にした。
そして、加護があるから火魔法を取得。細かい話は置いておいて、スキルレベルの調整をちょちょいとして、それでも残ったポイントを割り振って、ちょいと若返りとステータス値の増加もさせて頂きました。
宵越しのポイントは持たない。いや。生まれ変わるのにポイントは残さない。そう。折角の大好きな異世界生活を堪能するのに遠慮は要らない。
これだけあれば簡単には死なないんじゃないのかな。って思える範囲で全部振り分けた。スキル確定後にもステータスは弄れたから。仮確定万歳。
それ程危険な情勢ではないみたいだし、魔物は居るけど、自ら無謀な冒険をしなければ天寿を全う出来るはず。希望的見解で。これで新たなスタートを切れるはず。
そして、何と、転移地点の選択も出来たんだけど、やはり突然町中に現れるのは何かと大変なのか、それなりのお高いポイント設定になっていた。
だから多くの物語でも、森の中とか町の外のフィールドに設定されてたんだなって納得した。
それならポイント要らないし。場合によっては、いきなりボス級の魔物前とかの超ハードモードなら、逆にポイントが貰えちゃうんだけど。
そこで直ぐに死んじゃうと、次の、来世のポイント割り振りで痛い目を見る事になる。
正に勇気ある冒険者のみが成し得る選択。冒険心のある勇者とも言う?
俺には無理。宿屋の部屋からって選択なんて、*@ポイント。選択出来る未来は見えない。
*注:本当に真面目にしつこいようですが、『@』部分は、超秘匿事項の為表示出来ません。残念ですが、その時が来たらご自身で確認して下さいませ。m(_ _)m
仕方ないから諦めて、俺は出来るだけ町の近くのフィールドにした。
いきなり魔物と戦いたい訳でもない。馬車が襲われてるテンプレ展開は、なんとたったの@ポイント。ちょっと迷ったけど、可愛い女の子が乗ってると@ポイント。そんなの無理だよね。
夢を見せやがって。野郎相手に恩を売るって考えは俺にはない。だからそんな余計なポイントは使いません。
容易に優位な立場での人間関係を構築出来るって意味では有りかもしれないけど。そんなせこい真似はしたくない? 事もない。実はもうポイントが無かっただけの話。残念無念。
全てを確定させ、ファイナルアンサー?
本当にファイナルアンサー?
マジでこれが最後でラストの最終的なファイナルアンサー?
なんて何度も聞かれたら、誰でも思うだろう。
あれ? そこまでしつこく聞かれるって事は、何か取りこぼしがあったのかな。実は裏設定とか、隠し設定とかあったりしたのかな。なんて。
そこで思い出したのが、そう言えばスマホは?
これまで色んな物が変換されてたけど、スマホはどうなるの?
ほぼ身体の1部と化していたと言ってもいいくらいの多機能携帯電話端末。スマートフォン。スマフォじゃなくてスマホ。
もしかして、本当に身体の1部と化してたから、実は体内に埋め込まれてたりして。なんて都合良く考えてみたりして。
……
な訳無かった。残念。
持って行けるのなら何処にでも持って行きたい物。それがスマホ。そんなチートなデバイスがあれば、それこそ異世界生活はより快適なものになるのは間違いない。
機能なんかはそれなりに制限されるのだろうけど、ゲームアプリが続けて遊べるなら尚嬉しいが。
まあ、それは無理だと分かるから諦めるけど。折角あそこまで育てたのに。何がとは言わないが。幾ら使ったとは怖くて計算したくないが。
……
くっ。
そこん所も踏まえてもらって、最大限に都合良く変換してもらって、異世界ショッピングが出来るとか、様々な便利なアプリが使えるようにしてくれるとか、それこそユニークスキルとして取得したい。なんて強く願ってみたりして。
で。俺のスマホはどうなるの?
……
もしかして、今使ってるタブレットがそれなのか?
随分大きくなってしまったが、こんな便利な機能の付いた端末なら受け入れる事も吝かではない。いや。ぶっちゃけ有り難い。是非とも持って行きたいと思います。どうだろう。
……
それは分からない。これを収納出来ればいいのだが、このまま持って行けるといいのだが。現在進行形で操作中。ならば進めるしかない。
うむ。
ファイナルアンサーをしようじゃないか。
なんて更に脱線しつつも、表示されるままに3度程『はい』をタップした瞬間に、持ってたタブレットが光輝き、盛大に目をヤられた。めっちゃ眩しかった。
そんな疑問系を提示され、何度もタップしてるのに、まさか最後がこの演出? って思ったら、何度も深い瞬きを繰り返すうちに、視界が良好になるにつれ、身体が変化してる事に気が付いた。
そう。設定通りの身体になっていた。自分で決めた、異世界仕様の体になっていた。
勿論、裸のままだったけど。息子も少し変化したような。してないような。それはまた機会があったら確認しよう。息子の本気を見るのはいつの日か。おそらく本日中ではあると思うけど。……。
そんな楽しみと不安が同居する中、簡易アイテムボックスから服と装備を取り出して着込んで行く。
どう装備すればいいかは頭が理解していて、特に迷う事もなく、違和感を感じる事もなく完了した。
肌が少しごわごわするような感じはあるものの、新品だから当然なのかもしれないけど、着心地はやはり前の世界の方が優れているのだが、これは身を守る為のものでもある。
命を預けるに足る装備。心強く感じるのはこっちのもの。頭がそう理解させてくれて来る。ありがとう。
最後に懸念していたスマホは、かなり期待していたタブレットは、……
消えてすっかり無くなってしまっていた。勿論、簡易アイテムボックスも確認したし、何処かに落ちてるんじゃないかと探しもした。
だが、やはり何処にも無かった。残念過ぎる。
最後のお役目を終え、天に召されたのだろうか。これは仕方ないとしか言い様がない。成仏して欲しい。そして来世でまた会おう。
色んなデータは消しておけば良かった。何をとは言わないが。独りでよくお世話になってたから趣味がまる分かりになっちゃうじゃん。とは言いたくないが。
「……」
……
「……」
……
やはりここでは魔法は使えないらしい。ファイヤーとか撃とうとした俺がいけなかったかと思いきや。やはり生活魔法ですら発動してくれなかった。残念。
「では! 新たな人生。行ってきます!」
気合いを入れる為に、敢えてやや大きな声を出して言ってみた。誰が居るでもないけど。
人に依っては長過ぎると感じるかもしれないチュートリアルを終え、薄暗い洞窟部屋の扉に手を掛ける。
忘れ物は、無いよな?
男は振り返らない。さっきも確認したけど、全てアイテムボックスに入ってる。ぽつんと椅子が1つ置かれているだけの小部屋だった。
こういう時に振り返ると、良くない事が起きてしまうという物語は多かった。だから振り返らない。男じゃなくてもそうするべき?
……
重くもなく、軽過ぎもしない。程よい抵抗を感じつつ扉に力を入れて行く。
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