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番外編
お泊まりの夜※ <伊織&砂川部屋>
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お泊まりの夜第三弾は伊織&砂川部屋です。
伊織のキャラが定まらず、推敲が難航してついさっき書きあがったばかりで投稿してるので、何かおかしいところがあったら教えてください(汗)
今回も視点がえ&少々長めになっていますが、楽しんでいただけると嬉しいです♡
* * *
「もう本当に社長には困ったものです」
「まぁまぁ、倉橋さんも初めて心から愛する人に出会えて浮かれているんだよ」
「それにしたって……わぁっ!」
藤乃くんにつけられていた大量のキスマークの件を部屋で伊織さんに愚痴っていると、ソファーに座って話を聞いてくれていた伊織さんに急に腕を引っ張られ、腕の中に抱き込まれた。
「妬けるな。最近の悠真はいつも倉橋さんのことばかりだ」
「そ、そんなこと……」
「あるだろう?」
「――っ!」
伊織さんの艶を含んだ低い声で耳元で囁かれ、身体がゾクゾクと震えた。
「い、いおりさ――ぅんっ」
私の言葉を塞ぐように伊織さんの柔らかな唇が重なって何度も角度を変えながらチュッチュッと啄んでくる。
伊織さんの腕の中で大きな手にすっぽりと後頭部を支えられ、身動きできないままさらに深くなっていくキスに私は身を委ねるしかなかった。
「んんっ……んっ」
息苦しさに声を上げた隙に伊織さんの舌が私の口内にスルッと入り込んできて、あっという間に舌を絡め取られる。
「んふぅ……っ、んっ……っ」
いつもより激しい舌の絡め合いにチュクチュクといやらしい音が響く。
こんなキス……久しぶりだ。
いつぶりかもわからない情熱的なキスに身体が火照っていくのを感じる。
伊織さんからの激しいキスにうっとりと酔いしれていると、ゆっくりと唇が離された。
ああ、もっとしていたいのに……。
離れていく伊織さんの濡れた唇をずっと目で追っていると、
「そんな色っぽい目で見られたら我慢できなくなるぞ」
と揶揄うように囁かれた。
「……いい。我慢しないでください」
「くっ――!」
自分の思いをちゃんと伝えなくては……その一心で声を上げると伊織さんは苦しげな声をあげ、私を抱き上げた。
「寝室、ですか?」
「……いや、バスルームに行こうか」
期待に胸を膨らませて尋ねたのにさっき少し見えた欲情はどこに行ったのかと思うほどにこやかな笑顔でスタスタと歩いていく。
はぁ、我慢しないでって言ったのに……たまには昔のように何もかも忘れて襲ってきてくれたっていいのだけれど。
紳士的な伊織さんも素敵だが、やはり伊織さんにはもう我を忘れるほど私を求めてくれる気持ちはないんだろうか……。
バスルームに着くとストッと腕から下ろされる。
服を脱がなきゃいけないのだから仕方がないと思いつつも、これが南條さんや藤乃くんたちならばイチャイチャとお互いに服を脱がせたりし合うのだろうかなんて考えてしまって、ほんの少し寂しくなりながら急いで服を脱いだ。
ふと視線を感じて隣を見れば、伊織さんが私の着替えをじっと見つめていることに気づいた。
どうしたんだ?
着替えなんて今更なのに。
あっ、もしかして最近忙しくて自宅での筋トレを怠けていたことに気づかれたのかもしれない。
ほんの少しだけ柔らかくなってしまったお腹をサッとタオルで隠し、
「伊織さん、お風呂入りましょうか」
と何事もなかったかのように手を引っ張った。
* * *
私が顧問弁護士を務めているK.Yリゾートの倉橋さんから、例の溺愛している恋人の事件が解決したお礼にと東京の自宅に招待を受けた。
倉橋さんの有能な部下である、私の恋人・悠真も一緒にと誘われ自宅へと向かえば、そこには私たちも含めて4組のカップルが揃っていた。
倉橋さんは、私が料理人としても務めている石垣島のホテルで紹介してくれた可愛らしい恋人の腰を抱き、人前だというのに激しいキスを見せ、この子は自分のものだと私たちに牽制をしてみせた。
倉橋さんという人は、決して色恋に溺れるような人ではなかった。
大学の先輩でもある周平さんの紹介で倉橋さんと面識を持ち、K.Yリゾートとテリフィックオフィスの顧問弁護士を務めることになってから付き合いはかなり長いが、彼が人前で恋人といちゃつくような姿は見たことがなかった。
石垣島のホテルで紹介をされた時も、いつもとは違う倉橋さんの表情に驚いたものだ。
彼が足を怪我しているからと片時も離れず、嬉しそうに彼の世話をし、そして私にオムレツを注文したことで倉橋さんが本気だということに気づいたのだ。
それはK.Yリゾートの社員の前でも変わらなかったようだ。
あまりにも違う倉橋さんの姿を見て、悠真から驚きの電話がかかってきたことは今でも忘れない。
それほどまでに今までの倉橋さんの姿とは違ったのだ。
だから、今回招待を受けた時に正直楽しみでたまらなかった。
倉橋さんがどれほどまでに恋人を愛でる姿が見られるのかと。
想像以上の溺愛っぷりに私は楽しかったが、一つだけ想定外だったのは悠真が彼の恋人である藤乃航くんを溺愛していたことだった。
溺愛と言ってもそこに恋愛感情がないことは私が一番よくわかっている。
悠真は子どものように純粋無垢な彼が心配でたまらないのだ。
悠真の口から『社長が』『藤乃くんが』と吐いて出るたびにその口を塞ぎたくなってしまう。
ここ最近、倉橋さんに頼まれた仕事で忙しく2人っきりで過ごす時間もなかなかなかったというのに、悠真の頭には私ではなく彼ら2人のことでいっぱいなのではと思うだけで私の中に嫉妬めいた感情が湧き起こるのだ。
もう5年近くも恋人として付き合っているというのに、私はなんて狭量なんだろう。
だが、せめて悠真には私のこんな狭量さを知られないようにしなければな。
そう思っていたが、2人きりで部屋に入ってもなお、『社長が』『航くんが』と言い続ける悠真の口を塞いでしまった。
自分が思っていたよりも嫉妬していたのか悠真へのキスが激しくなるのを感じたが、悠真が私のキスに蕩けていることに気づき、これ以上したら我慢できなくなると思い、名残惜しいと思いながらも唇を離した。
離れていく唇を私以上に残念そうに見つめる悠真の姿に、抑えようとしていた私の理性は崩壊寸前になっていた。
それでもここは悠真にとっては上司である社長の家。
そんな場所で事に及び、シーツが汚れたことを知られる事になっては気まずいだろう。
冗談っぽく、『そんな色っぽい目で見られたら我慢できなくなる』と声をかけ、身体の中で燃え盛っている欲情を必死に抑えようとしたけれど、悠真に熱っぽい視線で
「我慢しないでください――」
と言われたら、もう欲情を押しとどめることはできなかった。
本当なら柔らかなベッドで悠真を堪能したいが、悠真のことを考えればシーツを汚すわけにもいかない。
バスルームならどんなに汚しても綺麗に流せばいい。
私のそんな邪な考えで悠真を抱き抱えバスルームへと連れていったのだ。
脱衣所の明るい光の下に晒される悠真の身体をこの5年、どれくらい見ただろうか。
初めのころの初々しさが亡くなっても何度見ても飽きることがない。
というより年々色っぽくなっていくその姿に私は目を離すことができなくなっていた。
私のいやらしい視線を感じ取ったのか、悠真はサッとタオルで隠し、私の手を取ってバスルームへと入っていった。
* * *
社長の家の客間にはもう何度も泊まったことはあるが、そういえば伊織さんと一緒なのは初めてかもしれない。
この広い風呂に2人で入っているというだけでいつもとは違う緊張感に包まれる。
いくつになっても筋肉のついた格好いい身体をしている伊織さんを目で追いかけながら、緊張しているのは自分だけなのかもしれないと少しがっかりしている自分がいる。
社長が藤乃くんにがっつくのを怒りつつも自分も本当は藤乃くんのように、伊織さんに熱烈に求めてもらいたいと思っている自分がいる。
だけど、紳士な伊織さんにそれを求めるのはやっぱり無理なのかもしれない。
南條くんや浅香さんにいろいろ相談に乗ってもらったけれど、それを実践するのは厳しいな。
そんなことを思っていると、
「悠真……」
艶めかしい声で名前を呼ばれて、顔を上げると伊織さんからのキスが降ってきた。
さっきの激しいキスよりもさらに獰猛な、まるで獣のようなキスだ。
珍しい……伊織さんがこんな……。
歯列をなぞられたり、舌先に吸い付いてきたり口内を余すところなく舐め尽くしていく……そんな伊織さんの巧みな舌技に蕩けそうになりながら必死に舌を絡めていると、どんどん顔が熱くなっていく。
唇が離れたと思ったら、今度は首筋にキスをしながらギュッと隙間なく抱きしめられた。
一瞬藤乃くんの首筋にあったキスマークを思い出し、『んっ……』と声を上げると、
「大丈夫、見えないところにしかつけないから……」
と優しく教えてくれた。
鎖骨に近い場所にチクリと痛みがきて、伊織さんから所有の証を付けてもらえたんだとわかった。
うん、やっぱり嬉しいもんだなキスマークって。
私はもしかしたらあんなにも所有の証をつけてもらえていた藤乃くんにやきもちを妬いていたのかもしれない。
伊織さんの唇はそのまま下へと下がっていく。
もうすっかり期待してぷくりと勃ち上がってしまっている胸の先端に伊織さんの舌の感触を感じて、身体がビクッと震える。
「逃げるな……」
先端を舌で転がしながらそんなことを言われても……。
あまりの快感に頭がくらくらしてきた。
伊織さんから与えられる刺激に私のモノはもうすでに昂ってしまっていた。
「あっ……だ、めっ……」
「ダメじゃないだろう? こんなに気持ちよさそうにしているのに……」
「ちがっ、だめっ――!」
私がダメだと声を上げるたびに伊織さんからの刺激は激しさを増していく。
いつしか刺激は乳首だけでなく、もうすっかり昂ってしまっている私のモノにまで及んでしまっていた。
「あっ、んっ……んんっ……、やぁ……っ」
伊織さんの大きな手に包まれ上下に扱かれるだけで、私の口からははしたない声が漏れる。
「ふふっ。可愛らしいな」
伊織さんが手の中にある私のモノの先端を指の腹で優しく撫でると、漏れ出た先走りがクチュクチュと音を立てる。
そのいやらしい水音が腰に響いて、お腹の奥が疼いて仕方がない。
「やぁ……っ、だ、めっ……もう、イッちゃ、うから……」
「いいよ。出して私にみせて」
「そん……な、はず、かしぃ……」
「ふふっ。本当に悠真はいくつになっても可愛い」
「んんっ……はぁ……んっ……んああーっ!」
優しい言葉とは裏腹に与えられる愛撫は激しくなっていき、私は伊織さんの手の中にビュルビュルと白濁を吐き出した。
「はぁっ、はぁっ……」
久しぶりの快感に目の前がチカチカしておかしくなってしまいそうだ。
そのまま伊織さんにギュッと抱きしめられ、『気持ちよかった?』と尋ねられた。
言葉にするのが恥ずかしくて、頷くと伊織さんは嬉しそうに笑っていた。
ああ、ダメだ、このままじゃいつもと同じになってしまう。
私だけ気持ちよくさせられて終わってしまうわけにはいかない。
「次は、伊織さんの番ですよ……」
* * *
悠真をイかせて蕩けきった表情を見ているだけで私は満足感でいっぱいだった。
ここは悠真にとって社長の家、そんな場所でこれ以上突き進むわけにはいかない。
真っ赤な顔で気持ちよかったと頷いてくれた……それだけで十分なんだ。
そう思っていたのに、悠真に熱っぽい視線を向けられ
「次は、伊織さんの番ですよ……」
そう言われただけで、私の昂りが激しくなっていくのを感じた。
「ふふっ。伊織さんも気持ち良くしてあげますね」
悠真は艶やかな瞳を向け、にっこりと笑うとスッとその場にしゃがみ込み、あっという間に私の昂りを咥え始めた。
「ぅうぁ……っ、くっ……ゆうま、そんなこと……」
そんなことしなくていい……そう言いたかったけれど、悠真の口の中があまりにも気持ちよくて止めることもできない。
ああ、悠真に口でさせるなんていつぶりだろう……。
柔らかく温かな口内で可愛らしい小さな舌に包まれてこの上ない幸せを感じる。
悠真の小さな口には私のモノが大きすぎて苦しそうにしていたのを見てあまりさせずにいたのだが、なんとなく今日の悠真は苦しいというよりは嬉しそうに見える。
その姿が私の興奮をさらに高めていく。
悠真が私のモノを咥えている。
そこに垣間見える征服感のようなものに興奮している自分がいる。
口を窄めじゅぷじゅぷといやらしい音を立てながら私のモノに刺激を与える悠真と目が合った瞬間に見せる笑顔に私はもう限界だった。
「くっ……! はぁっ……んっ」
「あっ……」
全神経を集中させ必死に悠真の口から引き抜いたが、悠真は『なんで?』とでも言いたげな表情で私を見ていた。
「伊織さん……気持ちよく、なかったですか?」
急に抜かれたことで自分の口淫が上手くなかったからだろうと思ったのだろう。
悲しげな表情で尋ねてくる悠真を立ち上がらせ、
「違う、悠真の中でイきたいんだ」
と耳元で囁くと、悠真はみるみるうちに破顔して『私の中でイッてください』と言ってくれた。
その笑顔があまりにも可愛くて、すぐに悠真を壁に手をつかせると、棚に置いてあると教えてもらっていたローションを手に取り、悠真の後孔に塗りたくった。
この5年、何度も何度も愛し合った場所だ。
ここ数週間の間に悠真の蕾は少し固くなっていたがそこに指を挿入ると、悠真のそこは私の指を覚えていたようですぐに柔らかく解れ始めた。
ぬちゅぬちゅと淫靡な音が耳をくすぐる中、私は我慢できずにそのローションをたっぷりと自分の昂りに纏わせて
「挿入るぞ」
と悠真の後孔にあてがうと、悠真は小さく頷いた。
その恥じらったような仕草が可愛くて、思わずググッと力強く押し込んでしまった。
入り口は少し固くなっていた蕾の中は、もう私の形に馴染んでしまっている。
悠真の柔らかな肉襞にあっという間に包み込まれ、奥へ奥へと誘われていく。
「ああっ、あっ……んっ……ぅん……」
「……ああっ、悠真の中が気持ち良すぎて……すぐにイッてしまいそうだ」
「んんっ、うれしぃ……、いお、りさん……もっとぉ、おくまできて……」
「くっ……! そんなに煽るな!」
悠真の誘惑に我慢も限界に達した私は最大限まで昂ったモノを悠真の最奥まで突き進めた。
「やぁ……っ、おっきぃ……」
「くそっ……」
悠真のあまりにも淫らな姿にいつもより大きく昂っている感覚は自分でもわかっていた。
が、悠真にそう言われては我慢できるわけがない。
私は自分の欲を弾けさせることしか考えられなくなって、悠真の腰をがっしりと掴みガツガツと腰を大きく振り続けた。
「ひゃぁ……っ、ああっあっあっ……んんっああぁーーっ!!」
「ゔっ……っ、ああっ!」
悠真の一番気持ちがいい奥の場所を擦り続け、私はそこに熱い欲を弾けさせた。
悠真の奥にソレが広がっていくのを感じながら、私はその場所からゆっくりと引き抜いた。
ポッカリと空いた悠真のソコからポタポタと自分の欲が流れ落ちていくのを見て私は幸せに満ち足りた気分でいっぱいになった。
久しぶりの激しい交わりに悠真は『はぁっ、はぁっ』と息を切らしていたが、
「大丈夫か?」
と声をかけると、嬉しそうに微笑んだ。
「伊織さんの愛、感じて嬉しかったです……」
「ああ。私もだよ。悠真、愛してるよ」
力が抜けてしまった悠真を抱きしめながら、私は悠真の唇に重ね合わせた。
こんな激しく愛し合うことは最近なかったけれど、途轍もない充足感にたまにはこんなのもいい。
そう感じていた。
* * *
翌朝、嬉しい身体の疲れを感じながら目を覚ますと伊織さんはすでに起きていた。
「悠真、おはよう。そろそろ支度をしようか」
久しぶりにあんなに激しく愛し合った朝なのに少しくらいイチャイチャしてもとは思ったが、ここは社長の家。
流石に遅く起きるわけにはいかない。
私も急いで起きて支度を済ませ伊織さんとリビングへと向かうとまだ誰も起きていない。
まだ少し早かったかと思いながら、伊織さんと2人分のコーヒーをいれ、庭の景色を眺めながら朝のコーヒーを楽しんだ。
「庭を眺めながらコーヒーを飲む、こんな朝もいいね」
「ふふっ。そうですね」
「悠真、私たちもそろそろ一緒に暮らさないか?」
「えっ? でも、石垣島のホテルは?」
「そうか、倉橋さんも浅香さんもまだ内緒にしていたんだな」
「内緒って、どういうことですか?」
「今、島の裏側で大きな建設工事をしているのを知ってる?」
「それはもちろん。社長がうちの会社とは全く違う事業をやると伺ってます。外部に漏れないように完成まで内密に進めているので外からは見えないように覆われてますし、私には何も教えてもらってませんが」
「実はそれ、イリゼホテルの新しいホテルなんだよ」
「えっ? 本当ですか?」
「ああ。倉橋さんと浅香さんが極秘で進めていたから、私も悠真に内緒にしていたんだよ。浅香さんから今度はそこの料理長を任せたいって言われてるんだ。もちろん、松川くんは支配人としてくることになってるよ。それで、西表にイリゼホテルが建設されると聞いた時から動いていたんだ」
「動く、ってなんですか?」
「だから、悠真と一緒に住むことだよ。以前、家を建てるならこんなのがいいって話したの覚えてる?」
「えっ、はい。遊びで話していたけれど、結構本気で考えましたよね。あんな家に住めたら夢のようだって……えっ、もしかしてあれ……」
「ああ。あれを参考に家を建ててるんだ。もうすぐ完成だよ。そこで一緒に住もう。そこでこうやって悠真と朝のコーヒーを飲みたいんだ」
伊織さんからの突然の報告に驚きすぎて言葉も出ない。
本当に嬉しい時ってこうなってしまうんだな……。
「悠真……返事をくれないか?」
「はい。もちろん、喜んで」
「ふふっ。よかった」
伊織さんの胸に抱き締められながら、私は今日のコーヒーを一生忘れないと心に誓った。
伊織のキャラが定まらず、推敲が難航してついさっき書きあがったばかりで投稿してるので、何かおかしいところがあったら教えてください(汗)
今回も視点がえ&少々長めになっていますが、楽しんでいただけると嬉しいです♡
* * *
「もう本当に社長には困ったものです」
「まぁまぁ、倉橋さんも初めて心から愛する人に出会えて浮かれているんだよ」
「それにしたって……わぁっ!」
藤乃くんにつけられていた大量のキスマークの件を部屋で伊織さんに愚痴っていると、ソファーに座って話を聞いてくれていた伊織さんに急に腕を引っ張られ、腕の中に抱き込まれた。
「妬けるな。最近の悠真はいつも倉橋さんのことばかりだ」
「そ、そんなこと……」
「あるだろう?」
「――っ!」
伊織さんの艶を含んだ低い声で耳元で囁かれ、身体がゾクゾクと震えた。
「い、いおりさ――ぅんっ」
私の言葉を塞ぐように伊織さんの柔らかな唇が重なって何度も角度を変えながらチュッチュッと啄んでくる。
伊織さんの腕の中で大きな手にすっぽりと後頭部を支えられ、身動きできないままさらに深くなっていくキスに私は身を委ねるしかなかった。
「んんっ……んっ」
息苦しさに声を上げた隙に伊織さんの舌が私の口内にスルッと入り込んできて、あっという間に舌を絡め取られる。
「んふぅ……っ、んっ……っ」
いつもより激しい舌の絡め合いにチュクチュクといやらしい音が響く。
こんなキス……久しぶりだ。
いつぶりかもわからない情熱的なキスに身体が火照っていくのを感じる。
伊織さんからの激しいキスにうっとりと酔いしれていると、ゆっくりと唇が離された。
ああ、もっとしていたいのに……。
離れていく伊織さんの濡れた唇をずっと目で追っていると、
「そんな色っぽい目で見られたら我慢できなくなるぞ」
と揶揄うように囁かれた。
「……いい。我慢しないでください」
「くっ――!」
自分の思いをちゃんと伝えなくては……その一心で声を上げると伊織さんは苦しげな声をあげ、私を抱き上げた。
「寝室、ですか?」
「……いや、バスルームに行こうか」
期待に胸を膨らませて尋ねたのにさっき少し見えた欲情はどこに行ったのかと思うほどにこやかな笑顔でスタスタと歩いていく。
はぁ、我慢しないでって言ったのに……たまには昔のように何もかも忘れて襲ってきてくれたっていいのだけれど。
紳士的な伊織さんも素敵だが、やはり伊織さんにはもう我を忘れるほど私を求めてくれる気持ちはないんだろうか……。
バスルームに着くとストッと腕から下ろされる。
服を脱がなきゃいけないのだから仕方がないと思いつつも、これが南條さんや藤乃くんたちならばイチャイチャとお互いに服を脱がせたりし合うのだろうかなんて考えてしまって、ほんの少し寂しくなりながら急いで服を脱いだ。
ふと視線を感じて隣を見れば、伊織さんが私の着替えをじっと見つめていることに気づいた。
どうしたんだ?
着替えなんて今更なのに。
あっ、もしかして最近忙しくて自宅での筋トレを怠けていたことに気づかれたのかもしれない。
ほんの少しだけ柔らかくなってしまったお腹をサッとタオルで隠し、
「伊織さん、お風呂入りましょうか」
と何事もなかったかのように手を引っ張った。
* * *
私が顧問弁護士を務めているK.Yリゾートの倉橋さんから、例の溺愛している恋人の事件が解決したお礼にと東京の自宅に招待を受けた。
倉橋さんの有能な部下である、私の恋人・悠真も一緒にと誘われ自宅へと向かえば、そこには私たちも含めて4組のカップルが揃っていた。
倉橋さんは、私が料理人としても務めている石垣島のホテルで紹介してくれた可愛らしい恋人の腰を抱き、人前だというのに激しいキスを見せ、この子は自分のものだと私たちに牽制をしてみせた。
倉橋さんという人は、決して色恋に溺れるような人ではなかった。
大学の先輩でもある周平さんの紹介で倉橋さんと面識を持ち、K.Yリゾートとテリフィックオフィスの顧問弁護士を務めることになってから付き合いはかなり長いが、彼が人前で恋人といちゃつくような姿は見たことがなかった。
石垣島のホテルで紹介をされた時も、いつもとは違う倉橋さんの表情に驚いたものだ。
彼が足を怪我しているからと片時も離れず、嬉しそうに彼の世話をし、そして私にオムレツを注文したことで倉橋さんが本気だということに気づいたのだ。
それはK.Yリゾートの社員の前でも変わらなかったようだ。
あまりにも違う倉橋さんの姿を見て、悠真から驚きの電話がかかってきたことは今でも忘れない。
それほどまでに今までの倉橋さんの姿とは違ったのだ。
だから、今回招待を受けた時に正直楽しみでたまらなかった。
倉橋さんがどれほどまでに恋人を愛でる姿が見られるのかと。
想像以上の溺愛っぷりに私は楽しかったが、一つだけ想定外だったのは悠真が彼の恋人である藤乃航くんを溺愛していたことだった。
溺愛と言ってもそこに恋愛感情がないことは私が一番よくわかっている。
悠真は子どものように純粋無垢な彼が心配でたまらないのだ。
悠真の口から『社長が』『藤乃くんが』と吐いて出るたびにその口を塞ぎたくなってしまう。
ここ最近、倉橋さんに頼まれた仕事で忙しく2人っきりで過ごす時間もなかなかなかったというのに、悠真の頭には私ではなく彼ら2人のことでいっぱいなのではと思うだけで私の中に嫉妬めいた感情が湧き起こるのだ。
もう5年近くも恋人として付き合っているというのに、私はなんて狭量なんだろう。
だが、せめて悠真には私のこんな狭量さを知られないようにしなければな。
そう思っていたが、2人きりで部屋に入ってもなお、『社長が』『航くんが』と言い続ける悠真の口を塞いでしまった。
自分が思っていたよりも嫉妬していたのか悠真へのキスが激しくなるのを感じたが、悠真が私のキスに蕩けていることに気づき、これ以上したら我慢できなくなると思い、名残惜しいと思いながらも唇を離した。
離れていく唇を私以上に残念そうに見つめる悠真の姿に、抑えようとしていた私の理性は崩壊寸前になっていた。
それでもここは悠真にとっては上司である社長の家。
そんな場所で事に及び、シーツが汚れたことを知られる事になっては気まずいだろう。
冗談っぽく、『そんな色っぽい目で見られたら我慢できなくなる』と声をかけ、身体の中で燃え盛っている欲情を必死に抑えようとしたけれど、悠真に熱っぽい視線で
「我慢しないでください――」
と言われたら、もう欲情を押しとどめることはできなかった。
本当なら柔らかなベッドで悠真を堪能したいが、悠真のことを考えればシーツを汚すわけにもいかない。
バスルームならどんなに汚しても綺麗に流せばいい。
私のそんな邪な考えで悠真を抱き抱えバスルームへと連れていったのだ。
脱衣所の明るい光の下に晒される悠真の身体をこの5年、どれくらい見ただろうか。
初めのころの初々しさが亡くなっても何度見ても飽きることがない。
というより年々色っぽくなっていくその姿に私は目を離すことができなくなっていた。
私のいやらしい視線を感じ取ったのか、悠真はサッとタオルで隠し、私の手を取ってバスルームへと入っていった。
* * *
社長の家の客間にはもう何度も泊まったことはあるが、そういえば伊織さんと一緒なのは初めてかもしれない。
この広い風呂に2人で入っているというだけでいつもとは違う緊張感に包まれる。
いくつになっても筋肉のついた格好いい身体をしている伊織さんを目で追いかけながら、緊張しているのは自分だけなのかもしれないと少しがっかりしている自分がいる。
社長が藤乃くんにがっつくのを怒りつつも自分も本当は藤乃くんのように、伊織さんに熱烈に求めてもらいたいと思っている自分がいる。
だけど、紳士な伊織さんにそれを求めるのはやっぱり無理なのかもしれない。
南條くんや浅香さんにいろいろ相談に乗ってもらったけれど、それを実践するのは厳しいな。
そんなことを思っていると、
「悠真……」
艶めかしい声で名前を呼ばれて、顔を上げると伊織さんからのキスが降ってきた。
さっきの激しいキスよりもさらに獰猛な、まるで獣のようなキスだ。
珍しい……伊織さんがこんな……。
歯列をなぞられたり、舌先に吸い付いてきたり口内を余すところなく舐め尽くしていく……そんな伊織さんの巧みな舌技に蕩けそうになりながら必死に舌を絡めていると、どんどん顔が熱くなっていく。
唇が離れたと思ったら、今度は首筋にキスをしながらギュッと隙間なく抱きしめられた。
一瞬藤乃くんの首筋にあったキスマークを思い出し、『んっ……』と声を上げると、
「大丈夫、見えないところにしかつけないから……」
と優しく教えてくれた。
鎖骨に近い場所にチクリと痛みがきて、伊織さんから所有の証を付けてもらえたんだとわかった。
うん、やっぱり嬉しいもんだなキスマークって。
私はもしかしたらあんなにも所有の証をつけてもらえていた藤乃くんにやきもちを妬いていたのかもしれない。
伊織さんの唇はそのまま下へと下がっていく。
もうすっかり期待してぷくりと勃ち上がってしまっている胸の先端に伊織さんの舌の感触を感じて、身体がビクッと震える。
「逃げるな……」
先端を舌で転がしながらそんなことを言われても……。
あまりの快感に頭がくらくらしてきた。
伊織さんから与えられる刺激に私のモノはもうすでに昂ってしまっていた。
「あっ……だ、めっ……」
「ダメじゃないだろう? こんなに気持ちよさそうにしているのに……」
「ちがっ、だめっ――!」
私がダメだと声を上げるたびに伊織さんからの刺激は激しさを増していく。
いつしか刺激は乳首だけでなく、もうすっかり昂ってしまっている私のモノにまで及んでしまっていた。
「あっ、んっ……んんっ……、やぁ……っ」
伊織さんの大きな手に包まれ上下に扱かれるだけで、私の口からははしたない声が漏れる。
「ふふっ。可愛らしいな」
伊織さんが手の中にある私のモノの先端を指の腹で優しく撫でると、漏れ出た先走りがクチュクチュと音を立てる。
そのいやらしい水音が腰に響いて、お腹の奥が疼いて仕方がない。
「やぁ……っ、だ、めっ……もう、イッちゃ、うから……」
「いいよ。出して私にみせて」
「そん……な、はず、かしぃ……」
「ふふっ。本当に悠真はいくつになっても可愛い」
「んんっ……はぁ……んっ……んああーっ!」
優しい言葉とは裏腹に与えられる愛撫は激しくなっていき、私は伊織さんの手の中にビュルビュルと白濁を吐き出した。
「はぁっ、はぁっ……」
久しぶりの快感に目の前がチカチカしておかしくなってしまいそうだ。
そのまま伊織さんにギュッと抱きしめられ、『気持ちよかった?』と尋ねられた。
言葉にするのが恥ずかしくて、頷くと伊織さんは嬉しそうに笑っていた。
ああ、ダメだ、このままじゃいつもと同じになってしまう。
私だけ気持ちよくさせられて終わってしまうわけにはいかない。
「次は、伊織さんの番ですよ……」
* * *
悠真をイかせて蕩けきった表情を見ているだけで私は満足感でいっぱいだった。
ここは悠真にとって社長の家、そんな場所でこれ以上突き進むわけにはいかない。
真っ赤な顔で気持ちよかったと頷いてくれた……それだけで十分なんだ。
そう思っていたのに、悠真に熱っぽい視線を向けられ
「次は、伊織さんの番ですよ……」
そう言われただけで、私の昂りが激しくなっていくのを感じた。
「ふふっ。伊織さんも気持ち良くしてあげますね」
悠真は艶やかな瞳を向け、にっこりと笑うとスッとその場にしゃがみ込み、あっという間に私の昂りを咥え始めた。
「ぅうぁ……っ、くっ……ゆうま、そんなこと……」
そんなことしなくていい……そう言いたかったけれど、悠真の口の中があまりにも気持ちよくて止めることもできない。
ああ、悠真に口でさせるなんていつぶりだろう……。
柔らかく温かな口内で可愛らしい小さな舌に包まれてこの上ない幸せを感じる。
悠真の小さな口には私のモノが大きすぎて苦しそうにしていたのを見てあまりさせずにいたのだが、なんとなく今日の悠真は苦しいというよりは嬉しそうに見える。
その姿が私の興奮をさらに高めていく。
悠真が私のモノを咥えている。
そこに垣間見える征服感のようなものに興奮している自分がいる。
口を窄めじゅぷじゅぷといやらしい音を立てながら私のモノに刺激を与える悠真と目が合った瞬間に見せる笑顔に私はもう限界だった。
「くっ……! はぁっ……んっ」
「あっ……」
全神経を集中させ必死に悠真の口から引き抜いたが、悠真は『なんで?』とでも言いたげな表情で私を見ていた。
「伊織さん……気持ちよく、なかったですか?」
急に抜かれたことで自分の口淫が上手くなかったからだろうと思ったのだろう。
悲しげな表情で尋ねてくる悠真を立ち上がらせ、
「違う、悠真の中でイきたいんだ」
と耳元で囁くと、悠真はみるみるうちに破顔して『私の中でイッてください』と言ってくれた。
その笑顔があまりにも可愛くて、すぐに悠真を壁に手をつかせると、棚に置いてあると教えてもらっていたローションを手に取り、悠真の後孔に塗りたくった。
この5年、何度も何度も愛し合った場所だ。
ここ数週間の間に悠真の蕾は少し固くなっていたがそこに指を挿入ると、悠真のそこは私の指を覚えていたようですぐに柔らかく解れ始めた。
ぬちゅぬちゅと淫靡な音が耳をくすぐる中、私は我慢できずにそのローションをたっぷりと自分の昂りに纏わせて
「挿入るぞ」
と悠真の後孔にあてがうと、悠真は小さく頷いた。
その恥じらったような仕草が可愛くて、思わずググッと力強く押し込んでしまった。
入り口は少し固くなっていた蕾の中は、もう私の形に馴染んでしまっている。
悠真の柔らかな肉襞にあっという間に包み込まれ、奥へ奥へと誘われていく。
「ああっ、あっ……んっ……ぅん……」
「……ああっ、悠真の中が気持ち良すぎて……すぐにイッてしまいそうだ」
「んんっ、うれしぃ……、いお、りさん……もっとぉ、おくまできて……」
「くっ……! そんなに煽るな!」
悠真の誘惑に我慢も限界に達した私は最大限まで昂ったモノを悠真の最奥まで突き進めた。
「やぁ……っ、おっきぃ……」
「くそっ……」
悠真のあまりにも淫らな姿にいつもより大きく昂っている感覚は自分でもわかっていた。
が、悠真にそう言われては我慢できるわけがない。
私は自分の欲を弾けさせることしか考えられなくなって、悠真の腰をがっしりと掴みガツガツと腰を大きく振り続けた。
「ひゃぁ……っ、ああっあっあっ……んんっああぁーーっ!!」
「ゔっ……っ、ああっ!」
悠真の一番気持ちがいい奥の場所を擦り続け、私はそこに熱い欲を弾けさせた。
悠真の奥にソレが広がっていくのを感じながら、私はその場所からゆっくりと引き抜いた。
ポッカリと空いた悠真のソコからポタポタと自分の欲が流れ落ちていくのを見て私は幸せに満ち足りた気分でいっぱいになった。
久しぶりの激しい交わりに悠真は『はぁっ、はぁっ』と息を切らしていたが、
「大丈夫か?」
と声をかけると、嬉しそうに微笑んだ。
「伊織さんの愛、感じて嬉しかったです……」
「ああ。私もだよ。悠真、愛してるよ」
力が抜けてしまった悠真を抱きしめながら、私は悠真の唇に重ね合わせた。
こんな激しく愛し合うことは最近なかったけれど、途轍もない充足感にたまにはこんなのもいい。
そう感じていた。
* * *
翌朝、嬉しい身体の疲れを感じながら目を覚ますと伊織さんはすでに起きていた。
「悠真、おはよう。そろそろ支度をしようか」
久しぶりにあんなに激しく愛し合った朝なのに少しくらいイチャイチャしてもとは思ったが、ここは社長の家。
流石に遅く起きるわけにはいかない。
私も急いで起きて支度を済ませ伊織さんとリビングへと向かうとまだ誰も起きていない。
まだ少し早かったかと思いながら、伊織さんと2人分のコーヒーをいれ、庭の景色を眺めながら朝のコーヒーを楽しんだ。
「庭を眺めながらコーヒーを飲む、こんな朝もいいね」
「ふふっ。そうですね」
「悠真、私たちもそろそろ一緒に暮らさないか?」
「えっ? でも、石垣島のホテルは?」
「そうか、倉橋さんも浅香さんもまだ内緒にしていたんだな」
「内緒って、どういうことですか?」
「今、島の裏側で大きな建設工事をしているのを知ってる?」
「それはもちろん。社長がうちの会社とは全く違う事業をやると伺ってます。外部に漏れないように完成まで内密に進めているので外からは見えないように覆われてますし、私には何も教えてもらってませんが」
「実はそれ、イリゼホテルの新しいホテルなんだよ」
「えっ? 本当ですか?」
「ああ。倉橋さんと浅香さんが極秘で進めていたから、私も悠真に内緒にしていたんだよ。浅香さんから今度はそこの料理長を任せたいって言われてるんだ。もちろん、松川くんは支配人としてくることになってるよ。それで、西表にイリゼホテルが建設されると聞いた時から動いていたんだ」
「動く、ってなんですか?」
「だから、悠真と一緒に住むことだよ。以前、家を建てるならこんなのがいいって話したの覚えてる?」
「えっ、はい。遊びで話していたけれど、結構本気で考えましたよね。あんな家に住めたら夢のようだって……えっ、もしかしてあれ……」
「ああ。あれを参考に家を建ててるんだ。もうすぐ完成だよ。そこで一緒に住もう。そこでこうやって悠真と朝のコーヒーを飲みたいんだ」
伊織さんからの突然の報告に驚きすぎて言葉も出ない。
本当に嬉しい時ってこうなってしまうんだな……。
「悠真……返事をくれないか?」
「はい。もちろん、喜んで」
「ふふっ。よかった」
伊織さんの胸に抱き締められながら、私は今日のコーヒーを一生忘れないと心に誓った。
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