不感症の僕が蕩けるほど愛されちゃってます

波木真帆

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甘い痺れ※

カチャリと扉を開け、連れてこられた部屋の中に大きなベッドが見える。

「ここ……」

「私の寝室だ。シャワーを浴びたいなら奥に風呂場があるからそっちに連れて行くがどうする?」

「あの、智さんの好きな方でいいです……」

「無理していない?」

「してないです! 僕、本当にどちらでもよくて……」

「わかったよ。じゃあ、悪いがそのまま抱かせてくれ。暁が欲しくてたまらないんだ」

「――っ!! は、はい……」

こんなにも僕を求めてくれるなんて……。
こんなの初めてだ。
って、ダメだ、ダメだ。

――あんなクズとの暴力の記憶なんか、私が全て払拭してやる。

智さんがそう言ってくれたんだから、安田さんとのことは全て忘れよう。

智さんは僕をベッドに座らせると、すぐ隣に座りジャケットを脱がせながらキスをしてくれた。

「んんっ……あっ……んっ」

甘く優しいキスに蕩けている間に、どうやったのかもわからないほどの早技でネクタイとシャツ、そして、ベルトまで脱がされていて驚いてしまう。

「暁……綺麗だ」

「や――っ、恥ずかしい、です……」

智さんの前に半裸を晒しているせいか、乳首がぷっくりと膨らんでしまっている。
それを見られるのが恥ずかしくてさっと両手で隠そうとすると、

「ずっと見たかったんだ。だから隠さないでくれ」

と手を握られる。
智さんの視線だけでドキドキが限界を超えてしまいそうだ。

「ふふっ。小さくて可愛い乳首だな。もう膨らんでる。興奮してくれてる?」

「ひゃあっ!」

指で乳首をピンと弾かれただけで今まで感じたことのないピリピリとした刺激が全身を駆け巡る。

「暁、どうした?」

「やっ、なん、か……ピリって……」

「ふふっ。それが感じてるってことだよ」

「えっ? これ、が……?」

「ああ、暁はものすごく感じやすいと思うよ」

「ほんと、に……?」

「当たり前だろう? だって、私たちは愛し合ってるんだからな」

僕、不感症なんかじゃなかったんだ……!
不感症なのかもしれないってずっと悩んでたから、ほっとして涙が出てしまう。

「暁? 泣かないでくれ」

「ちが――っ、僕、嬉しくて……」

「ああ、私も嬉しいよ。暁がこんなに私のことを好きでいてくれてるなんてな。わかるか、暁……私が相手だから、暁はこんなに興奮するし、感じるんだ。ほら」

「ああっん!」

乳首を軽く摘まれただけなのに、さっきよりも強い痺れが全身を貫いていく。

「だから、暁は私以外と愛し合ったりできないぞ。感じるのは私だけだからな」

「は、い……っ、あの……さと、しさん……」

「んっ?」

「智さんも……僕に興奮、してくれてますか?」

「ああ、もちろんだ!」

「じゃあ、僕にも、見せてください……っ、ずっと、智さんの、カッコいい身体……見たかったんです ……」

「暁……っ、わかったよ。でも、怖がらないでくれ」

「えっ?」

怖がる?
智さんの言っている意味がわからなかったけれど、智さんが裸になった時……その意味がよくわかった。

智さんはさっと上着を脱いで放り投げ、ズボンと下着を一気に取り去った。

「わっ!!」

6つに割れた腹筋に当たるほど大きく聳り立った智さんの昂りに驚きの声しか出ない。
だって、僕の3倍以上……いや、5倍はありそう……。
大きさも太さも長さも全部、こんなのAVでだって見たことない。

「すごっ! おっきぃですっ!!」

「くっ――! そんなにまじまじと見られると照れるのだが……」

「だって、僕が想像してたよりもずっとずっとおっきいんですよ!!」

「想像、してたのか?」

「はい。奥までゴリゴリ擦られたらどう――って、ごめんなさいっ!!」

こんなの言われて嫌に決まってる。
勝手に想像されてたなんて……。

「なんで謝るんだ?」

「だって、勝手に……」

「暁に想像されて嫌なわけないだろう」

「ほんと、ですか?」

「ああ、だから悪い……早く、暁と愛し合いたい……」

「わっ! ひゃあ――っんっ!」

智さんは痺れを切らしたように僕をベッドに押し倒し、パクリと僕の乳首を咥えた。

「ああっ……んっ……ああっん……んんっ……おかし、く、なるぅ……っ」

乳首を舌でコロコロと転がされながら、もう片方の乳首を指で弄られてあまりにも激しい刺激に身体がどうにかなってしまいそうだ。

「ああっ、だめ……っ、も、う……で、ちゃうからぁ……っ」

ズボンも下着もまだ穿いたままなのに……。

足をモゾモゾと動かしていると、智さんが乳首を咥えながら僕のズボンと下着を脱がせてくれた。

窮屈な状態から一気に外気に触れた瞬間、

「ああ、っ…だ、めっ……」

身体がビクビクと震えて、僕はあっという間に精を放ってしまった。
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