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第一章
とんでもない失態
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<sideルーディー>
「ああ……私はなんということを……」
自分がしでかしたことが恥ずかしすぎて、もう公爵邸に行けそうにない。
「ああ……だが、アズールにも会いたいっ!! ああ、私はどうしたらいいんだっ!!」
どうしていいか分からず、部屋においてあるクッションで頭を隠しソファーに寝転んで足をバタバタさせもがいていると、部屋の扉を叩く音が聞こえた。
「悪いが、今は一人にしておいてくれっ!!」
興奮のままにそう叫ぶと、
「ルーディーさま。少しお話し致しませんか?」
と声に耳が反応した。
今のはもしかして……。
ガバッと起き上がり、懐かしい声に急いで扉を開けると、そこにいたのは紛れもなく爺の姿。
「爺……っ」
「ふふっ。ルーディーさま。中でゆっくりお話し致しましょう」
思わず涙が溢れそうになったのを必死に堪えながら、爺を部屋の中に入れた。
「お話を伺う前に先に紅茶でもお淹れ致しましょう。落ち着きますよ」
「爺……ありがとう」
爺は何を聞くわけでもなく、私の好きな紅茶を淹れてくれた。
今の私にはそれが何よりも嬉しかったのだ。
久しぶりに爺の淹れてくれた紅茶で喉を潤し、ふぅと一息つくと目の前ににこやかな爺の顔があった。
「爺……なぜ、ずっと私を見ているのだ?」
「表情が柔らかくなったと嬉しく思っていたのですよ」
「表情が、柔らかい?」
「はい。ルーディーさまはこの国のためにならなければとうちでも外でも常に気を張っていらしたでしょう? それが今は年相応に見えます。爺はそれが嬉しゅうございます」
「何が嬉しいものか! いつもの私なら、あのような失態などしなかったはずなのだ。だが、どうすることもできなかった……いつもの私でいられればよかったのに……」
アズールと初めて会うことが決まって、最初から危険な予兆は感じていた。
もしかしたらあれは本能が知らせてくれていたのかもしれない。
だが、運命の番といえども相手はまだ生後二週間の赤子。
しかも怖がられて泣かれるかもしれないという心配もあった。
だから、もし何かあってもなんとか理性で持ち堪えられると思っていたのだ。
それなのに……。
アズールの姿を見ただけで胸が苦しくなり、アズールの笑顔と目があっただけで一気に昂り、アズールが私の顔を怖がりもせず撫で回してくれただけでもうどうしようもできなくなった。
口に入ってきた指のなんと甘いことか……。
あの垂れた耳と小首を傾げる姿のなんと可愛らしいことか……。
もう今まで感じたことのない興奮におかしくなってしまいそうだったのだ。
それでも必死に堪えたのはヴォルフ公爵の前だったということはもちろん、アズールがまだ何も分からない赤子だったからだ。
だが……アズールに尻尾を掴まれた瞬間、全身の熱が全て下半身に集まってしまったのだ。
そこでもう自力で立つことができなくなった。
公爵は全てを察してアズールを寝室に避難させてくれたのは不幸中の幸いかもしれない。
「王子……トイレにご案内致しましょう」
「あ、ああ。ありが――」
「父上ーっ! まだなので――わぁーーっ!!!」
「ぐぁーーーっ!!!」
時間をかけて立ちあがろうとした瞬間、長時間私が部屋から出てこないことに痺れを切らしたのか、アズールの兄・クレイが突然部屋に飛び込んできた。
と同時に、クレイの足が床に蹲っていた私の尻尾を思いっきり踏みつけたのだ。
ただでさえ、我慢の限界だった私にとってはひとたまりもない。
服の中で一気に弾け飛んだ蜜が床に大きな水溜りを作ってしまった。
まさか……初めての放出が、こんなことになるとは……。
私は自分の蜜に塗れたまま、どうすることもできず茫然とその場に座り込むしかなかった。
この騒ぎのおかげであれだけ昂っていたものはすっかり鳴りを潜めたが、それ以外は最悪の状態としか言いようがない。
その中でヴォルフ公爵だけはこの危機をなんとかしようと動いてくれた。
どうやらことが起こる前にさっとクレイの目を手で隠し急いで外に出してくれていたらしい。
そして、私を軽々と抱き上げたかと思うと部屋の奥にあるシャワールームに何も言わずに入れてくれた。
どうやらそこはヴォルフ公爵用のシャワールームのようだった。
だから私を入れてくれたのかもしれないが……。
私はまだショックが癒えぬまま、汚れてしまった身体を清め外に出ると、新しい服が用意されていた。
それに着替え、鉛のように重い足取りでさっきの場所に戻ると、そこはさっきまでの惨状が嘘のように綺麗になっていた。
あの独特な匂いも何も感じない。
あれが全て夢だったかとさえ思えてくるが、紛れもない事実だ。
あのべっとりとした感触が私から離れてくれないのだ。
「こ、公爵……あの――」
「この度は息子がとんでもないことをしでかしまして申し訳ございません」
悪かったと謝ろうとした私に被せるように公爵が謝ってくれた。
「い、いやあれは事故だったのだ……」
今更謝ることもできず、そう答えることしかできなかった。
「クレイにはしっかりと言い聞かせますので、これに懲りず、またアズールに会いに是非我が家にお越しください」
そう言ってくれたが、なんと言っていいのかも分からず、逃げるように城に帰ってきたのだ。
公爵はああ言ってくれたが、あんな場所で痴態を晒し、何事もなかったかのようにアズールに会いになどいけない。
だが……私の本能がアズールに会いたいと言って聞かない。
もう自分で自分をどうしたらいいのかも分からない。
「私は未来の大事な家族の前でとんでもない失態を犯してしまったんだ……。爺……私はどうしたらいい?」
今日の出来事を爺に話し終わった時には、私の目から涙が溢れてしまっていた。
人前で泣くのはもちろん、一人の時でさえ泣いたことなどなかったのに……。
自分で自分が制御できなくなってしまっているのが怖い。
「ルーディーさま。何も気にすることなどございません」
「そんなっ、気にしないなんて……」
「いいですか? 誰しも、多かれ少なかれ恥をかくものです。今まで一度も恥をかいたことがない人などおりませんよ。そもそもルーディーさまはまだ10歳なのです。一度くらいの粗相など可愛いものでございますよ。私も初めて蜜を溢したのは妻に初めて手を握られた時でございました。その時はまだ恋人でございましたが、その妻の目の前で粗相してしまったのです」
「――っ!! 爺が……本当に?」
爺にそんな恥ずかしい過去があったとは……知らなかった。
「はい。恥ずかしくて顔から火が出そうでございました。ですが、妻は何事もなかったように、自分の肩にかけていたショールを私の腰に巻いてくれて、自宅まで送ってくれたのです。もうこれで終わりだと思いましたが、その後もずっと変わらぬままでございましたよ。ルーディーさまの場合はアズールさまに知られてはいないのですから、心配など無用です。ヴォルフ公爵も何事もなく対応してくださるはずですよ」
「そうだと、良いのだが……」
「大丈夫でございます、爺の言うことが信用できませぬか?」
「いや、そんなことは……」
「アズールさまはルーディーさまを好いてくださったのでしょう? これから突然会えなくなったら、悲しまれると思いますよ。ルーディーさまはアズールさまを泣かせたいのですか?」
「アズールを、泣かせる? それはダメだっ!!」
「ふふっ。ならば、お気になさらないことです」
「爺……私にその話をするためにわざわざ来てくれたのか? 体調が悪いと言っていたのに……」
「大丈夫でございます。ルーディーさまに運命の番さまが見つかったのです。なんとしてでも御子がお生まれになるまでは元気でおります」
「爺……そうか、そうだな。私も爺に我が子を見てほしい」
「ならば、なおのこと公爵邸に足を御運びください」
爺にそう言われると、もう恥ずかしいだなんて言ってられなかった。
「わかった……ありがとう、爺。でも、無理はしないでくれ」
私にとって第二の父とも言える爺には、なんとしてでも長生きしてもらいたいものだ。
そのためには自分の恥など全て忘れてしまおう。
「ああ……私はなんということを……」
自分がしでかしたことが恥ずかしすぎて、もう公爵邸に行けそうにない。
「ああ……だが、アズールにも会いたいっ!! ああ、私はどうしたらいいんだっ!!」
どうしていいか分からず、部屋においてあるクッションで頭を隠しソファーに寝転んで足をバタバタさせもがいていると、部屋の扉を叩く音が聞こえた。
「悪いが、今は一人にしておいてくれっ!!」
興奮のままにそう叫ぶと、
「ルーディーさま。少しお話し致しませんか?」
と声に耳が反応した。
今のはもしかして……。
ガバッと起き上がり、懐かしい声に急いで扉を開けると、そこにいたのは紛れもなく爺の姿。
「爺……っ」
「ふふっ。ルーディーさま。中でゆっくりお話し致しましょう」
思わず涙が溢れそうになったのを必死に堪えながら、爺を部屋の中に入れた。
「お話を伺う前に先に紅茶でもお淹れ致しましょう。落ち着きますよ」
「爺……ありがとう」
爺は何を聞くわけでもなく、私の好きな紅茶を淹れてくれた。
今の私にはそれが何よりも嬉しかったのだ。
久しぶりに爺の淹れてくれた紅茶で喉を潤し、ふぅと一息つくと目の前ににこやかな爺の顔があった。
「爺……なぜ、ずっと私を見ているのだ?」
「表情が柔らかくなったと嬉しく思っていたのですよ」
「表情が、柔らかい?」
「はい。ルーディーさまはこの国のためにならなければとうちでも外でも常に気を張っていらしたでしょう? それが今は年相応に見えます。爺はそれが嬉しゅうございます」
「何が嬉しいものか! いつもの私なら、あのような失態などしなかったはずなのだ。だが、どうすることもできなかった……いつもの私でいられればよかったのに……」
アズールと初めて会うことが決まって、最初から危険な予兆は感じていた。
もしかしたらあれは本能が知らせてくれていたのかもしれない。
だが、運命の番といえども相手はまだ生後二週間の赤子。
しかも怖がられて泣かれるかもしれないという心配もあった。
だから、もし何かあってもなんとか理性で持ち堪えられると思っていたのだ。
それなのに……。
アズールの姿を見ただけで胸が苦しくなり、アズールの笑顔と目があっただけで一気に昂り、アズールが私の顔を怖がりもせず撫で回してくれただけでもうどうしようもできなくなった。
口に入ってきた指のなんと甘いことか……。
あの垂れた耳と小首を傾げる姿のなんと可愛らしいことか……。
もう今まで感じたことのない興奮におかしくなってしまいそうだったのだ。
それでも必死に堪えたのはヴォルフ公爵の前だったということはもちろん、アズールがまだ何も分からない赤子だったからだ。
だが……アズールに尻尾を掴まれた瞬間、全身の熱が全て下半身に集まってしまったのだ。
そこでもう自力で立つことができなくなった。
公爵は全てを察してアズールを寝室に避難させてくれたのは不幸中の幸いかもしれない。
「王子……トイレにご案内致しましょう」
「あ、ああ。ありが――」
「父上ーっ! まだなので――わぁーーっ!!!」
「ぐぁーーーっ!!!」
時間をかけて立ちあがろうとした瞬間、長時間私が部屋から出てこないことに痺れを切らしたのか、アズールの兄・クレイが突然部屋に飛び込んできた。
と同時に、クレイの足が床に蹲っていた私の尻尾を思いっきり踏みつけたのだ。
ただでさえ、我慢の限界だった私にとってはひとたまりもない。
服の中で一気に弾け飛んだ蜜が床に大きな水溜りを作ってしまった。
まさか……初めての放出が、こんなことになるとは……。
私は自分の蜜に塗れたまま、どうすることもできず茫然とその場に座り込むしかなかった。
この騒ぎのおかげであれだけ昂っていたものはすっかり鳴りを潜めたが、それ以外は最悪の状態としか言いようがない。
その中でヴォルフ公爵だけはこの危機をなんとかしようと動いてくれた。
どうやらことが起こる前にさっとクレイの目を手で隠し急いで外に出してくれていたらしい。
そして、私を軽々と抱き上げたかと思うと部屋の奥にあるシャワールームに何も言わずに入れてくれた。
どうやらそこはヴォルフ公爵用のシャワールームのようだった。
だから私を入れてくれたのかもしれないが……。
私はまだショックが癒えぬまま、汚れてしまった身体を清め外に出ると、新しい服が用意されていた。
それに着替え、鉛のように重い足取りでさっきの場所に戻ると、そこはさっきまでの惨状が嘘のように綺麗になっていた。
あの独特な匂いも何も感じない。
あれが全て夢だったかとさえ思えてくるが、紛れもない事実だ。
あのべっとりとした感触が私から離れてくれないのだ。
「こ、公爵……あの――」
「この度は息子がとんでもないことをしでかしまして申し訳ございません」
悪かったと謝ろうとした私に被せるように公爵が謝ってくれた。
「い、いやあれは事故だったのだ……」
今更謝ることもできず、そう答えることしかできなかった。
「クレイにはしっかりと言い聞かせますので、これに懲りず、またアズールに会いに是非我が家にお越しください」
そう言ってくれたが、なんと言っていいのかも分からず、逃げるように城に帰ってきたのだ。
公爵はああ言ってくれたが、あんな場所で痴態を晒し、何事もなかったかのようにアズールに会いになどいけない。
だが……私の本能がアズールに会いたいと言って聞かない。
もう自分で自分をどうしたらいいのかも分からない。
「私は未来の大事な家族の前でとんでもない失態を犯してしまったんだ……。爺……私はどうしたらいい?」
今日の出来事を爺に話し終わった時には、私の目から涙が溢れてしまっていた。
人前で泣くのはもちろん、一人の時でさえ泣いたことなどなかったのに……。
自分で自分が制御できなくなってしまっているのが怖い。
「ルーディーさま。何も気にすることなどございません」
「そんなっ、気にしないなんて……」
「いいですか? 誰しも、多かれ少なかれ恥をかくものです。今まで一度も恥をかいたことがない人などおりませんよ。そもそもルーディーさまはまだ10歳なのです。一度くらいの粗相など可愛いものでございますよ。私も初めて蜜を溢したのは妻に初めて手を握られた時でございました。その時はまだ恋人でございましたが、その妻の目の前で粗相してしまったのです」
「――っ!! 爺が……本当に?」
爺にそんな恥ずかしい過去があったとは……知らなかった。
「はい。恥ずかしくて顔から火が出そうでございました。ですが、妻は何事もなかったように、自分の肩にかけていたショールを私の腰に巻いてくれて、自宅まで送ってくれたのです。もうこれで終わりだと思いましたが、その後もずっと変わらぬままでございましたよ。ルーディーさまの場合はアズールさまに知られてはいないのですから、心配など無用です。ヴォルフ公爵も何事もなく対応してくださるはずですよ」
「そうだと、良いのだが……」
「大丈夫でございます、爺の言うことが信用できませぬか?」
「いや、そんなことは……」
「アズールさまはルーディーさまを好いてくださったのでしょう? これから突然会えなくなったら、悲しまれると思いますよ。ルーディーさまはアズールさまを泣かせたいのですか?」
「アズールを、泣かせる? それはダメだっ!!」
「ふふっ。ならば、お気になさらないことです」
「爺……私にその話をするためにわざわざ来てくれたのか? 体調が悪いと言っていたのに……」
「大丈夫でございます。ルーディーさまに運命の番さまが見つかったのです。なんとしてでも御子がお生まれになるまでは元気でおります」
「爺……そうか、そうだな。私も爺に我が子を見てほしい」
「ならば、なおのこと公爵邸に足を御運びください」
爺にそう言われると、もう恥ずかしいだなんて言ってられなかった。
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