119 / 296
第二章
王子への報告
しおりを挟む
<sideヴェルナー>
目的の店に近づき、馬車が停まる。
ひと足さきに店へ出向き、王子とアズールさまがお越しになると告げ、直ちにその準備を整える。
準備が整ったところを見計らって、馬車の中でお待ちくださっている王子とアズールさまをお迎えに行くと、アズールさまは王子の膝の上で嬉しそうにぴょんぴょんと飛び跳ねていらっしゃった。
「お待たせいたしました。どうぞご案内いたします」
「わぁ、ルー! 行こう!」
「アズール、決して私から離れてはいけないよ」
「はーい!」
元気よく返されるアズールさまにはもう先ほどまでの悲しげな様子はない。
どうやらすっかり納得してくださったようだ。
やはり公爵さまとアリーシャさまにお祝いの言葉をいただいたのがよかったのだろう。
あれで本当に嬉しいことなのだと理解なさったはずだ。
だが、それで終わりというわけにはいかない。
アズールさまに偽の情報を与えた者を見つけて、それなりの罰を与えなくては。
アズールさまに死の恐怖を与え、泣かせた罪は重い。
王子もこの話をお伝えしたらきっとすぐに犯人探しをなさるはずだ。
アズールさまの毒になるような者はすぐに排除しなくてはな。
店に入ると、一気に注目を浴びてしまうのは仕方がない。
そこまで規制することはできないからな。
「ねぇ、ルー。どれでもいいの?」
「ああ、もちろんだよ。だが、アズールはもう決まっているのだろう?」
「ふふっ。わかっちゃった? アズール、このフルーツがいっぱい乗ったのがいい」
「ははっ。やっぱりそうだと思ったよ。こっちのプリンが乗っているのはいらないのか?」
「うーん、そっちも悩んだけど……さっき、お菓子も食べちゃったし、入らないかも」
「そんなことを気にしないでいい。アズールが残した物は私が食べるよ」
「わぁーっ、ルー、大好きっ!!」
アズールさまは嬉しそうに王子の首に抱きついて頬にちゅっとキスをなさった。
『きゃーっ!』
店内から一斉に歓声が上がる。
その大きな声にアズールさまは身体を震わせたが、それも一瞬だけ。
店に来るたびにこういった声を聞くのだからもう慣れているのかもしれない。
アズールさまがお気に入りのこの店には個室がない。
他の客たちと離れた広い空間を整えてもらい、そこでお二人の甘い時間が始まる。
「ほら、アズール。あーんして」
「あーん、ふふっ。おいしい!」
「ああ、ここにクリームが付いているぞ」
そう言って王子はいつも長い舌を使って、アズールさまの口元についたクリームを舐めとる。
もう私にはそれがわざとだとわかっているが、アズールさまはそれに全くお気づきにならず自分の食べ方が悪いとさえ思っているようだ。
「アズール、いっつもクリームついちゃうね」
「仕方がないのだよ。アズールの口が小さいのだから。だが、いつも私が綺麗にしているから何も問題はない。私も味見ができるのだし気にしないでい」
「うん、ありがとう! ルーはやっぱり優しいね。ねぇ、ルー。そのプリンも一口食べたいな。いい?」
「――っ!! ああ、もちろんだとも。ほら、あーん」
「ふふっ。おいひぃ」
嬉しそうなアズールさまの表情を満足そうに見つめると、また長い舌でアズールさまの唇を舐める。
「プリン、付いてた?」
「ああ。だが、私が綺麗にしたから大丈夫だ」
「よかった、ルーありがとう」
無邪気に笑っていらっしゃるけれど、今は何も付いていませんでしたよ。
そう教えて差し上げたいけれど、王子から何もいうなよという威圧を放たれているからそっとしておくことにしよう。
まぁ、誰も損をしない嘘なのだ。
恋人同士にはよくあることだな。
マクシミリアンもよく……
と、そんなことはどうでもいい。
今は何も考えず、二人を見守るだけの壁になっていよう。
「ヴェルー! 見てぇー。ルーが、お母さまへのお土産を買ってくれたの」
「それはようございました。アリーシャさまもこちらのケーキはお好きでいらっしゃいますからね。お喜びになりますよ」
馬車に乗り込みながら、アズールさまは嬉しそうにケーキを見せてくださる。
それを崩さないように持ち帰るのは私の大事な役目だ。
公爵家に到着し、アズールさまはお土産のケーキをアリーシャさまにお渡しになった。
「まぁ、ありがとう。早速いただくわ。その間、アズールはお母さまの話し相手になってくれるかしら?」
「アズール、アリーシャ殿とお話をしておいで」
「でも、ルー……帰ったりしない?」
「大丈夫だよ。アズールに黙って帰ったりしないから」
「うん。じゃあいく!お母さま、どれが一番おいしくて僕のお気に入りか教えてあげる」
「ふふっ。それは楽しみだわ」
アズールさまとアリーシャさまを見送ってから、
「ヴェルナー、部屋でじっくりと話を聞かせてもらおうか」
と低い声が響いた。
ベンに応接室に案内してもらい、話がしにくいからと言われ、向かい合わせにソファーに腰を下ろした。
「それで、偽の情報とはどういうことなのだ?」
「はい。実は、アズールさまは精通の印であるあの白い蜜が、もうすぐ死んでしまうサインだと思われたようで、それを下着に見つけて、もうすぐ死ぬのだと勘違いなさっておられたのです」
「あの蜜を死ぬサインだと?」
「はい。本気で思っていらっしゃったようで王子と離れたくないと仰って涙を流しておられました」
「そんな偽の情報をアズールに与えた者がいるというのか?」
「はい。そうとしか考えられないのです。アズールさまが悪意を持った誰かにそう信じ込まされたのです、きっと。ですから、すぐにその者を調べましょう。アズールさまは一人ではお外にお出にならないのですから、犯人はおそらくこの屋敷の使用人かと……」
「いや、そう決めつけるのは早い。ヴェルナー、その話をした時にアズールは他に何か話していなかったか?」
「そういえば……」
――もうわかってるんだよ。まえと、おなじなんだもの……。
確かにそう仰っていた。
そのことを告げると、王子はやはりな……と何かに気づいたような、そんな表情を浮かべた。
目的の店に近づき、馬車が停まる。
ひと足さきに店へ出向き、王子とアズールさまがお越しになると告げ、直ちにその準備を整える。
準備が整ったところを見計らって、馬車の中でお待ちくださっている王子とアズールさまをお迎えに行くと、アズールさまは王子の膝の上で嬉しそうにぴょんぴょんと飛び跳ねていらっしゃった。
「お待たせいたしました。どうぞご案内いたします」
「わぁ、ルー! 行こう!」
「アズール、決して私から離れてはいけないよ」
「はーい!」
元気よく返されるアズールさまにはもう先ほどまでの悲しげな様子はない。
どうやらすっかり納得してくださったようだ。
やはり公爵さまとアリーシャさまにお祝いの言葉をいただいたのがよかったのだろう。
あれで本当に嬉しいことなのだと理解なさったはずだ。
だが、それで終わりというわけにはいかない。
アズールさまに偽の情報を与えた者を見つけて、それなりの罰を与えなくては。
アズールさまに死の恐怖を与え、泣かせた罪は重い。
王子もこの話をお伝えしたらきっとすぐに犯人探しをなさるはずだ。
アズールさまの毒になるような者はすぐに排除しなくてはな。
店に入ると、一気に注目を浴びてしまうのは仕方がない。
そこまで規制することはできないからな。
「ねぇ、ルー。どれでもいいの?」
「ああ、もちろんだよ。だが、アズールはもう決まっているのだろう?」
「ふふっ。わかっちゃった? アズール、このフルーツがいっぱい乗ったのがいい」
「ははっ。やっぱりそうだと思ったよ。こっちのプリンが乗っているのはいらないのか?」
「うーん、そっちも悩んだけど……さっき、お菓子も食べちゃったし、入らないかも」
「そんなことを気にしないでいい。アズールが残した物は私が食べるよ」
「わぁーっ、ルー、大好きっ!!」
アズールさまは嬉しそうに王子の首に抱きついて頬にちゅっとキスをなさった。
『きゃーっ!』
店内から一斉に歓声が上がる。
その大きな声にアズールさまは身体を震わせたが、それも一瞬だけ。
店に来るたびにこういった声を聞くのだからもう慣れているのかもしれない。
アズールさまがお気に入りのこの店には個室がない。
他の客たちと離れた広い空間を整えてもらい、そこでお二人の甘い時間が始まる。
「ほら、アズール。あーんして」
「あーん、ふふっ。おいしい!」
「ああ、ここにクリームが付いているぞ」
そう言って王子はいつも長い舌を使って、アズールさまの口元についたクリームを舐めとる。
もう私にはそれがわざとだとわかっているが、アズールさまはそれに全くお気づきにならず自分の食べ方が悪いとさえ思っているようだ。
「アズール、いっつもクリームついちゃうね」
「仕方がないのだよ。アズールの口が小さいのだから。だが、いつも私が綺麗にしているから何も問題はない。私も味見ができるのだし気にしないでい」
「うん、ありがとう! ルーはやっぱり優しいね。ねぇ、ルー。そのプリンも一口食べたいな。いい?」
「――っ!! ああ、もちろんだとも。ほら、あーん」
「ふふっ。おいひぃ」
嬉しそうなアズールさまの表情を満足そうに見つめると、また長い舌でアズールさまの唇を舐める。
「プリン、付いてた?」
「ああ。だが、私が綺麗にしたから大丈夫だ」
「よかった、ルーありがとう」
無邪気に笑っていらっしゃるけれど、今は何も付いていませんでしたよ。
そう教えて差し上げたいけれど、王子から何もいうなよという威圧を放たれているからそっとしておくことにしよう。
まぁ、誰も損をしない嘘なのだ。
恋人同士にはよくあることだな。
マクシミリアンもよく……
と、そんなことはどうでもいい。
今は何も考えず、二人を見守るだけの壁になっていよう。
「ヴェルー! 見てぇー。ルーが、お母さまへのお土産を買ってくれたの」
「それはようございました。アリーシャさまもこちらのケーキはお好きでいらっしゃいますからね。お喜びになりますよ」
馬車に乗り込みながら、アズールさまは嬉しそうにケーキを見せてくださる。
それを崩さないように持ち帰るのは私の大事な役目だ。
公爵家に到着し、アズールさまはお土産のケーキをアリーシャさまにお渡しになった。
「まぁ、ありがとう。早速いただくわ。その間、アズールはお母さまの話し相手になってくれるかしら?」
「アズール、アリーシャ殿とお話をしておいで」
「でも、ルー……帰ったりしない?」
「大丈夫だよ。アズールに黙って帰ったりしないから」
「うん。じゃあいく!お母さま、どれが一番おいしくて僕のお気に入りか教えてあげる」
「ふふっ。それは楽しみだわ」
アズールさまとアリーシャさまを見送ってから、
「ヴェルナー、部屋でじっくりと話を聞かせてもらおうか」
と低い声が響いた。
ベンに応接室に案内してもらい、話がしにくいからと言われ、向かい合わせにソファーに腰を下ろした。
「それで、偽の情報とはどういうことなのだ?」
「はい。実は、アズールさまは精通の印であるあの白い蜜が、もうすぐ死んでしまうサインだと思われたようで、それを下着に見つけて、もうすぐ死ぬのだと勘違いなさっておられたのです」
「あの蜜を死ぬサインだと?」
「はい。本気で思っていらっしゃったようで王子と離れたくないと仰って涙を流しておられました」
「そんな偽の情報をアズールに与えた者がいるというのか?」
「はい。そうとしか考えられないのです。アズールさまが悪意を持った誰かにそう信じ込まされたのです、きっと。ですから、すぐにその者を調べましょう。アズールさまは一人ではお外にお出にならないのですから、犯人はおそらくこの屋敷の使用人かと……」
「いや、そう決めつけるのは早い。ヴェルナー、その話をした時にアズールは他に何か話していなかったか?」
「そういえば……」
――もうわかってるんだよ。まえと、おなじなんだもの……。
確かにそう仰っていた。
そのことを告げると、王子はやはりな……と何かに気づいたような、そんな表情を浮かべた。
337
あなたにおすすめの小説
身代わりにされた少年は、冷徹騎士に溺愛される
秋津むぎ
BL
第13回BL大賞奨励賞頂きました!
最終17位でした!応援ありがとうございます!
あらすじ
魔力がなく、義母達に疎まれながらも必死に生きる少年アシェ。
ある日、義兄が騎士団長ヴァルドの徽章を盗んだ罪をアシェに押し付け、身代わりにされてしまう。
死を覚悟した彼の姿を見て、冷徹な騎士ヴァルドは――?
傷ついた少年と騎士の、温かい溺愛物語。
結婚初夜に相手が舌打ちして寝室出て行こうとした
紫
BL
十数年間続いた王国と帝国の戦争の終結と和平の形として、元敵国の皇帝と結婚することになったカイル。
実家にはもう帰ってくるなと言われるし、結婚相手は心底嫌そうに舌打ちしてくるし、マジ最悪ってところから始まる話。
オメガバースでオメガの立場が低い世界
こんなあらすじとタイトルですが、主人公が可哀そうって感じは全然ないです
強くたくましくメンタルがオリハルコンな主人公です
主人公は耐える我慢する許す許容するということがあんまり出来ない人間です
倫理観もちょっと薄いです
というか、他人の事を自分と同じ人間だと思ってない部分があります
※この主人公は受けです
あなたと過ごせた日々は幸せでした
蒸しケーキ
BL
結婚から五年後、幸せな日々を過ごしていたシューン・トアは、突然義父に「息子と別れてやってくれ」と冷酷に告げられる。そんな言葉にシューンは、何一つ言い返せず、飲み込むしかなかった。そして、夫であるアインス・キールに離婚を切り出すが、アインスがそう簡単にシューンを手離す訳もなく......。
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新!
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新!
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
「自由に生きていい」と言われたので冒険者になりましたが、なぜか旦那様が激怒して連れ戻しに来ました。
キノア9g
BL
「君に義務は求めない」=ニート生活推奨!? ポジティブ転生者と、言葉足らずで愛が重い氷の伯爵様の、全力すれ違い新婚ラブコメディ!
あらすじ
「君に求める義務はない。屋敷で自由に過ごしていい」
貧乏男爵家の次男・ルシアン(前世は男子高校生)は、政略結婚した若き天才当主・オルドリンからそう告げられた。
冷徹で無表情な旦那様の言葉を、「俺に興味がないんだな! ラッキー、衣食住保証付きのニート生活だ!」とポジティブに解釈したルシアン。
彼はこっそり屋敷を抜け出し、偽名を使って憧れの冒険者ライフを満喫し始める。
「旦那様は俺に無関心」
そう信じて、半年間ものんきに遊び回っていたルシアンだったが、ある日クエスト中に怪我をしてしまう。
バレたら怒られるかな……とビクビクしていた彼の元に現れたのは、顔面蒼白で息を切らした旦那様で――!?
「君が怪我をしたと聞いて、気が狂いそうだった……!」
怒鳴られるかと思いきや、折れるほど強く抱きしめられて困惑。
えっ、放置してたんじゃなかったの? なんでそんなに必死なの?
実は旦那様は冷徹なのではなく、ルシアンが好きすぎて「嫌われないように」と身を引いていただけの、超・奥手な心配性スパダリだった!
「君を守れるなら、森ごと消し飛ばすが?」
「過保護すぎて冒険になりません!!」
Fランク冒険者ののんきな妻(夫)×国宝級魔法使いの激重旦那様。
すれ違っていた二人が、甘々な「週末冒険者夫婦」になるまでの、勘違いと溺愛のハッピーエンドBL。
殿下に婚約終了と言われたので城を出ようとしたら、何かおかしいんですが!?
krm
BL
「俺達の婚約は今日で終わりにする」
突然の婚約終了宣言。心がぐしゃぐしゃになった僕は、荷物を抱えて城を出る決意をした。
なのに、何故か殿下が追いかけてきて――いやいやいや、どういうこと!?
全力すれ違いラブコメファンタジーBL!
支部の企画投稿用に書いたショートショートです。前後編二話完結です。
【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】
古森きり
BL
【書籍化決定しました!】
詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります!
たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました!
アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。
政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。
男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。
自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。
行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。
冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。
カクヨムに書き溜め。
小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。
【完結済】あの日、王子の隣を去った俺は、いまもあなたを想っている
キノア9g
BL
かつて、誰よりも大切だった人と別れた――それが、すべての始まりだった。
今はただ、冒険者として任務をこなす日々。けれどある日、思いがけず「彼」と再び顔を合わせることになる。
魔法と剣が支配するリオセルト大陸。
平和を取り戻しつつあるこの世界で、心に火種を抱えたふたりが、交差する。
過去を捨てたはずの男と、捨てきれなかった男。
すれ違った時間の中に、まだ消えていない想いがある。
――これは、「終わったはずの恋」に、もう一度立ち向かう物語。
切なくも温かい、“再会”から始まるファンタジーBL。
お題『復縁/元恋人と3年後に再会/主人公は冒険者/身を引いた形』設定担当AI /チャッピー
AI比較企画作品
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる