ひとりぼっちのぼくが異世界で公爵さまに溺愛されています

波木真帆

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第五章 (王城〜帰郷編)

花村 柊   45−1※

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トントントン

突然部屋の扉が叩かれ、ぼくはビクッと身体を震わせた。

「シュウ、大丈夫だよ」

フレッドがぼくの背中を優しく撫でながら

「誰だ?」

と声をかけると

「フレデリックさま。ブライアンでございます」

と返ってきた。

ブライアン?
誰だろう?

そう思っていると、フレッドはなぜか驚きの表情で

「シュウ、ここにいてくれ!」

と焦った様子でぼくをリビングのソファーに座らせたまま、急いで扉へと駆け寄っていったフレッドだったけれど、なぜか扉の前で躊躇しながら、ゆっくりと扉を開けた。

「――っ、爺……」

「……フレデリックさま。ご無事でようございました」

今、フレッドは『爺』って呼んだ?
もしかして、ブルーノさんみたいな存在ってことなのかな?

ブライアンさんは大粒の涙を流しながらフレッドを嬉しそうに見つめているのがぼくからでもよく見える。

「心配……かけたな」

「いいえ、ご無事でお戻りになりましたのでそれだけで嬉しゅうございます。それにご伴侶さままでお連れになったとは……。私は喜びに耐えませぬ」

「ブライアン……ありがとう。中に入ってくれ。ブライアンにも私の愛しい伴侶を紹介しよう」

フレッドがブライアンさんを連れて中に入ってくる。
優しげな表情がなんとなくブルーノさんを思い起こさせる。

「シュウ、幼少期にアレクと私の世話役をしてくれていたブライアンだ。今はアレクの側仕えと王城の筆頭執事をしているはずだな?」

「はい。フレデリックさまがお小さい頃からこの王城でお仕えしておりましたブライアンと申します」

深々と頭を下げられて、ぼくも慌てて頭を下げた。

ブライアンさん、フレッドの小さい時を知っている人ってことか。
ふふっ。今度フレッドがどんな風に過ごしていたのか聞いてみよう。
だって、フレッドも知らないことばかりだろうし。

「ブライアン、この可愛らしい子が私の伴侶。シュウだ。私たちは唯一だからな」

「まぁ、そうでございますか。それは何よりでございます」

「――っ! フレッドっ!」

にっこりと笑顔を向けられながらも、ぼくはブライアンさんと出会って早々に唯一だとバラされて恥ずかしくて仕方がない。

もうっ!
前にもあんまり唯一だと言わないでって言ったのにっ!
きっと忘れてるんだろうな。

フレッドを少し睨むと

「シュウ? どうした、そんな可愛い顔をして」

と言われてしまった。

ぼくは慌ててフレッドの耳元で

「唯一ってあんまり言わないでって言ったよ!!」

と小声で文句を言うとフレッドは不思議そうな顔をしながらも

「そういえば、そう言ってたな。だが、ブライアンにはいいだろう? 私の爺だぞ?」

とよくわからない答えが返ってきたけれど、とりあえず

「もうあんまり言わないでよ! さっきはアレクお兄さまにも話してたし」

と言うと、

「わかった、わかった」

と言っていたけれど、多分、いや絶対わかってないと思う。
アレクお兄さまに話していた時はアンドリューさまとお父さんの話の続きだったから仕方ないと思ったけど、ブライアンさんには言わなくてもよかったよね?

お父さんたちの時代にいるときは、もう会わない人もいるからと諦めたところもあったけれど、この世界ではこれからもよく会う人ばかりなんだから、今日はじっくりとそのことをわかってもらわないと!!

「先ほどアレクサンダーさまよりお話を伺ったのですが、今日からパールさまはフレデリックさまとシュウさまがお世話をされると言うことでお間違えございませんか?」

「ああ、そうだ。パールは我々が世話をする事になった」

「畏まりました。では、すぐにパールさまの新しいお寝床をご用意いたします」

「そうだな、頼む」

フレッドがそういうと、ブライアンさんはすぐに頭を下げ部屋を出て行った。

「シュウ? まだ怒っているのか?」

「……怒ってはないけど……フレッドがぼくが言ったことを覚えてないのが寂しかった」

「シュウ……悪かった。だが、なぜ唯一と教えてはダメなのだ? 私はこのオランディア国民全てにシュウが私の唯一だと大々的に発表したいほどであるのに……」

「えっ? オランディアの人全員に? やめて、やめてっ!!」

あんなことがみんなに知られるだなんて! 
とんでもない!

「シュウ……。そんなに私が唯一なのが嫌なのか?」

フレッドの寂しげな表情に勘違いさせてるとわかって慌てて

「違うっ! そうじゃなくて……恥ずかしいんだ……」

と返したけれど、フレッドはまだ理解していないみたいだ。

「恥ずかしいって私が唯一なのが?」

「違うって! だから、その……唯一ってどうやったらわかるんだっけ?」

「唯一は体液を甘く感じたらだが……それが何か?」

「だからー、ぼくとフレッドが唯一だと知ってるってことは……その……た、体液を舐めたことがあるからで……体液を舐めるってことは、その、ソウイウコト・・・・・・をしてるってことで……だから、ぼくたちがソウイウコト・・・・・・をしてるってみんなに知らせているみたいで、恥ずかしいんだ……」

「……つまり、シュウは私との閨の様子を皆に知られるのが恥ずかしいということか?」

ぼくが頷くと、フレッドは

「なるほど……」

と呟いて少し考えているようだった。


「シュウの気持ちはよくわかった。だが、よく聞いてくれ。確かに唯一だと知る方法は体液を甘く感じたかどうかなのだが、我々にとって唯一の存在に出会えるということは途轍もない幸運なのだよ」

「途轍もない幸運? そんなに?」

「ああ、そうだ。この世界では唯一と出会うことさえできずに一生を終えるものがほとんどなのだ。
あれほど仲の良いアレクとアリーチェ王妃ですら唯一ではない。まぁ伴侶の証は反応したようだがな」

「えっ? そうなの?」

アンドリューさまとお父さんも唯一だって言ってたし、王族はみんな唯一との出会いがあるものだと思ってた。

「ああ。その上、この世界では婚姻の約束をしてからでないと愛し合うことは禁止されている。
しかも、身体を繋げた相手とは必ず結婚しないといけないという風習があるのだ。
だからこそ、自分の伴侶が唯一だという確率はかなり低い。
そんな中で、唯一の相手に出会えたのだからみんなに発表したくなる私の気持ちがわかるだろう?」

「うーん、そう、言われれば……そう、かも……」

「それに、自分の伴侶が唯一だとわかっている場合には紹介するのが礼儀だ。
それは自分の伴侶をよからぬ者から守るためでもあるし、余計な騒動を起こさないためでもある」

「余計な騒動って?」

「うーん、例えば……例えばだぞ。公爵である私との繋がりを求めて後継者を作らせようと愛妾を持ちかけてくる輩もいる」

「えっ……こう、けいしゃ……」

フレッドからの思いもかけない言葉に身体が凍りつく。
愛妾って……愛人さんのことだよね?
ぼくが子どもを産めないから、他の人がフレッドの子どもを産むってこと?
嫌だ、そんなの!

「だが、シュウが私の唯一だと周知させていれば、そんな愚かな話を持ちかけてこようとする輩は絶対に現れない」

「どうして……?」

「それは、唯一に出会ったものは、それ以降唯一以外との交わりは一切出来なくなるからだよ。身体が拒否するから唯一以外には生殖機能は全く役に立たない。それがわかっているから誰も話を持ってこない。しても無駄だからだ」

「そう、なんだ……」

唯一のぼくとすでに出会っている今、誰もフレッドの子どもを産むことがない。
ぼくからフレッドを奪ったりする人は現れないってことだ。
それがわかって、ぼくは急に力が抜けてフレッドに寄りかかった。

「シュウ? 大丈夫か?」

「うん。ホッとしたら力が抜けちゃって……。誰かがフレッドに触れてフレッドの子どもを産むなんて考えたくもないから」

「シュウ……悪かった……。例え話にしてはシュウには辛い話をしてしまったな。
だが、わかって欲しかったんだ。シュウの世界ではどうかわからぬが、この世界で唯一に出会えることは非常に喜ばしいことなのだ。だから、聞かされた相手も一緒になって喜んでくれるのだよ。そこによからぬ思いは一切ない」

そっか……そうだったんだ。
唯一の存在に出会えたってことはそれくらい誇らしいことなんだ。
恥ずかしく思うぼくの方がおかしかったんだな。

それに……ぼくがフレッドの唯一だと知れ渡ってた方が、フレッドに愛人さんのお話を持ちかけられなくていいんだ。
それなら、唯一と知ってもらえた方がいい。

「ぼく、唯一の存在の意味が分かってなかったんだね。蜜の味を知っていることを知られるのが恥ずかしかったけど、ぼくがフレッドの唯一だって分かってもらえたら、誰もぼくからフレッドを奪おうなんて思う人がいなくなるのなら、ぼくもみんなにフレッドがぼくの唯一だって知らせたいくらいだよ!」

「シュウっ! 分かってくれて嬉しいよ。だが、安心してくれ。私は後継者なんかどうでもいいんだ。サヴァンスタック領は然るべき時に適切な者を後継とする予定だからな」

「フレッド……」

「さっき、シュウが他の誰かが私に触れて、私の子どもを産むなんて考えたくもないってキッパリと言ってくれた時……私は嬉しかったよ」

「えっ?」

「シュウは嫉妬してくれたのだろう? 私をシュウだけのものだと思ってくれたということなのだろう? 違うか?」

「ちが、くない……。だって、フレッドはぼくだけのフレッドでしょう? フレッドを誰かと共有するなんて絶対やだっ!!」

「シュウ――っ! ああ、私はシュウだけのものだし、シュウも私だけのもの。これは一生揺るぎようのない事実だ」

そう言ってフレッドはぼくを強く抱きしめてくれてから、そっとぼくの唇にキスしてくれた。

「フレッド……あの……今日、ぼく、フレッドと、愛を……確かめ合いたい、んだけど……」

「シュウっ!! ああ、いっぱい愛し合おう。私がシュウだけのものだと身体でしっかり伝えてやろう」

フレッドがそう言って、もう一度キスをしようと顔を近づけてきたけれど、それはノックの音に阻まれてしまった。


「ブライアンでございます。パールさまのお寝床をお持ちいたしました」

「く――っ、間の悪い。シュウ、少しここで待っていてくれ」

そういうと、フレッドは1人で扉へと向かった。
パールの寝床を運ぼうと中に入ろうとするブライアンさんを制している声がうっすら聞こえる。
フレッドとブライアンさんが何度か言葉を交わしているのをソファーで聞きながら待っていると、扉を閉めたフレッドが小さめのソファーみたいなふわふわの寝床を両手で抱えて持ってきた。

「これがパールの新しい寝床だそうだ」

フレッドの声にぼくの腕の中にいたパールが

『キューンッ!!』

と声を上げながら、ふわふわの寝床へと飛び込んでいったけれど、一瞬で

『クーンッ』
「わぁ!!」

すぐにぼくの元へと飛び込みながら戻ってきてしまった。

「パール、どうしたの? こんなに良さそうなベッドなのに……」

「ふふっ。私にはわかるよ。ほら、パールの好きなものはなんだった?」

「好きなもの?」

ぼくの膝に乗っているパールを見下ろすと、パールはぼくの服に鼻を擦りつけ匂いを嗅いでいる。

「ああっ! そっか」

フレッドの言いたいことがわかったぼくは、ポケットに入れていたハンカチを取り出し、パールの鼻のそばで振りながらフレッドの持っている寝床に放り投げた。
すると、パールは

『キュキューンッ』

と嬉しそうな声を上げながら新しい寝床の中で寝転んでいた。

「やはりシュウのにおいが好きなのは変わっていないな」

「じゃあ、今日はブランケットを寝るまでにいっぱい巻きつけとこうかな」

ぼくが笑ってそういうと、パールは

『キューン』

と可愛らしい声で鳴いていた。

フレッドと一緒にその寝床ごとパールを寝室に運ぶと

「シュウ、そろそろ風呂に入らないか?」

と誘われた。

「あ、そうだね――っ」

入ろうといいかけて身体がビクッと震えたのは、フレッドがすごく熱を帯びたでぼくを見ていたからだ。
フレッドはフッと笑顔を浮かべながら、

「行こうか」

甘い声で囁き、ぼくを抱き寄せながら寝室の奥の扉を開き、お風呂場に足を踏み入れた。

「シュウ、私が脱がせよう」

そう言われたら断るのもおかしい気がして、ぼくは

「うん、お願い」

とフレッドの前に無防備に立った。
フレッドは嬉しそうにぼくのジャケットを脱がせていく。

「シュウがこの格好をしているのを久しぶりに見たが、やはりよく似合うな」

「うん。これはフレッドが自分の髪色と瞳の色を入れて仕立ててくれたものだもんね。
ぼくもすごく気に入っているよ」

ぼくの言葉にフレッドは嬉しそうに笑った。
あっという間に裸になってしまったぼくは今度はお返しだと言って、フレッドの服を脱がせ始めた。
シャツのボタンを一生懸命外していると、フレッドの大きな手がぼくの髪を優しく撫でていく。

「フレッド……?」

「ふふっ。シュウはドレスもよく似合っていたが、ここに戻ってきて黒髪のシュウを見られるのは嬉しいな」

「ぼくもフレッドの金色の綺麗な髪を見られるの嬉しいよ。赤髪も似合ってたけどね――っわっ!!」

そう言いながら、しゃがみ込んでフレッドの下着を脱がせるとフレッドの大きなモノがペチッとぼくの頬に勢いよく当たった。

「――った!」

「――っ、シュウ……悪い。大丈夫か?」

フレッドは恥ずかしそうにぼくを抱き起こすと、頬を優しく撫でてくれた。

「う、うん。大丈夫、だけど……その……」

フレッドのがもう反応していることに驚いたけれど、フレッドは

「シュウと早く愛し合いたいと思ってるから当然だろう? だが、大丈夫だ。ちゃんと風呂に入るまでは我慢するから」

と言い切り、驚くぼくを抱き上げそのままお風呂場へと入っていった。

「わぁ――っ!」

中はところどころ最新のものに変えられているけれど、ほとんどがぼくたちの知っているままのつくりをしていてホッとする。

「ほら、シュウ。髪を洗おう」

いつもならお風呂場に置かれた椅子にぼくを座らせるのに、今日のフレッドはぼくを抱きかかえたまま腰を下ろした。
そして向かい合わせに膝の上に座らせると、泡を手に取り嬉しそうにぼくの髪を洗い出した。

見下ろせば、フレッドの昂ったモノが目に飛び込んでくる。
慌てて前を見ると、フレッドが優しい目でぼくを洗っているのが見える。

どこに目を向けていいのか照れていると、

「ふふっ。今日のシュウは落ち着きがないな」

と笑いながら、ぼくの髪についた泡を綺麗に洗い流してくれた。

「だって……フレッドのが、そんなになってたら気になっちゃって……」

「だから、シュウの可愛いモノも反応しているのか?」

「えっ?」

見れば、ぼくのも緩く勃ち上がっている。
でも、それはそうだろう。
あんな目でフレッドに見つめられたらぼくだって……。

「だって……フレッドが……」

「ふふっ。そうだな。私のせいだ。だから、責任取らせてくれ」

そういうと、ぼくのモノに触れ上下に擦り始めた。

「あっ――やぁ……っ、んんっ、んっ」

フレッドの絶妙な擦りで気持ち良すぎる上に、キスまでされてしまってはもう我慢なんてできるはずもなく、ぼくはあっという間に上り詰めフレッドの手に蜜を溢した。
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