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番外編
可愛い王子さま 2
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前・中・後編で終わるかと思ってましたが、ちょっと伸びそうなのでとりあえず数字に変えてみました。
後でまた訂正するかもしれません。
途中で視点が変わります。
* * *
「と、とりあえず、ここから出ようか」
その声に辺りを見回すとどうやらここはフレッドの寝室のようだ。
「ぼく、寝室に勝手に入っちゃってたんですね。ごめんなさい」
「い、いや。いいんだ。ただ、寝室だと私は持ちそうになくて……」
「えっ? 今、なんて……?」
「あ、いや。なんでもない。とにかく早く出よう」
そう言われて、ぼくたちは寝室を出た。
明るい光が差し込んでいる窓からは懐かしい景色が見える。
本当にここお城なんだな。
「それで、これからどうする?」
「あ、でもぼく彷徨いて邪魔にならないかな……?」
「邪魔になるというよりは、かなり目立つだろうな。この部屋からは出ない方がいい。大人しくしていられるか?」
「はい。がんば――きゅるるっ――わっ!!」
そういえばお昼食べてなかったんだよね……。
慌てて押さえたけど、聞かれちゃったかな?
恐る恐るフレッドを見ると、真っ赤な顔をしてぼくを見ている。
「あの、き、こえちゃった……?」
ぼくの問いに声も出さずに大きく頷くフレッドを見て、恥ずかしくなる。
10歳のフレッドにも恥ずかしいところ聞かれちゃったな……。
「お腹、が空いているのか?」
「お昼食べ損ねてて……」
「なら、食事を用意させる。少し待っていてくれ」
「あ、でも人を呼んだらややこしくなっちゃうんじゃ……?」
「そうだな……じゃあ、そこで隠れておいてくれ」
そう言われて、ぼくは大きな本棚の影に隠れることにした。
フレッドに呼ばれてやってきたのは、ブライアンさん!
わぁー、やっぱりぼくが知ってるより若い。
「フレデリックさま。どのようなご用件でしょうか?」
「食事の支度を頼む」
「お食事、でございますか? それなら先ほどお召し上がりになったばかりでございますが……」
「足りなかった故、もう一度食事を頼む」
「フレデリックさま、あまりたくさん召しあがられますとお身体に障ります。ご夕食までお待ちください」
「それではダメだ! 頼む、食事を用意してくれ!」
「フレデリックさま。私に何か隠し事でもなさっているのではありませんか? この爺の目は誤魔化せませんよ」
「――っ、理由を言わねば用意してはくれないのか?」
「私が納得する理由を頂けましたらすぐにご用意いたします」
ぼくのせいでフレッドが困っている。
それがどうにも居た堪れなくてぼくは本棚の陰から飛び出した。
「あの、ぼくのせいなんですっ!!」
「シュウっ!! 出てきてはダメだと言っただろう!」
「でも、ぼくのせいでフレッドが困るのは見ていられないから……」
ぼくは急いでフレッドのそばに駆け寄りフレッドの手を繋ぎながら、
「あの、ブライアンさん。ごめんなさい……ぼくがお腹が空いたと言ったので、フレッドがぼくのために食事を頼んでくれたんです……」
と頭を下げた。
けれど、ブライアンさんからは何の返事もない。
不思議に思って頭を上げると、ブライアンさんは茫然とぼくを見つめていた。
「あの……ブライアンさん?」
「――っ!!! あ、あの……あなたさまはどちらのご子息さまでいらっしゃいますか?」
「あ、えっと……ちょっと、うまくはいえないんですけど……公爵の……」
「公爵令息さまにこんなお美しい方が? それに、フレデリックさまにこんなにもお親しくなさっておられる方がいらっしゃったとは……」
ぼくの手を見つめながらそう返してくる。
「あっ、王子さまの手を繋いだらだめ、でしたか?」
慌てて手を離そうとしたら、フレッドに強く繋がれる。
「フレッド?」
「手を離さないでくれ。このまま繋いでいたい」
「いいの?」
「ああ、頼む……」
「ふふっ。嬉しいっ」
「くっ――!!!」
いつものような大きな手ではないけれど、フレッドの温もりは変わらない。
それが嬉しくて繋いでいたのだけど、ここにいるフレッドにも許してもらえて嬉しい。
そう思って笑顔になっちゃったんだけど、まだフレッドはその場にしゃがみ込んでしまった。
それでもぼくの手は繋いだままだったけど。
「あの、大丈夫?」
心配でフレッドに声をかけるぼくに、
「ご心配はいらないと思いますよ。それよりもお食事の準備をいたしますね」
とブライアンさんがそう言ってくれた。
「あの、いいんですか?」
「はい。フレデリックさまの大事なお方にお食事を用意するのは当然ですから」
そういってにっこり笑うと、しゃがみ込んだフレッドの耳元で何かを話して、さっと部屋を出ていった。
* * *
突然私の寝室に現れた、天使のように美しい彼。
なぜ彼がここに?
そんな疑問よりも何よりも、私に何の嫌悪感もなく話しかけてくれることの方が驚いた。
にこやかな笑顔を浮かべ、私に抱きつこうとし、しかも私をフレッドと親しげに呼ぶ。
私を拐かそうとしているものの仲間かとも一瞬思いもよぎったが、こんな子どもが何かできるとは思えない。
それに子どもであれば尚更、私の醜い顔を見て何もないような素振りなどできないものだ。
こんなにも普通に話しかけてもらえたのは初めてじゃないか。
シュウと名乗った彼は、私が王子と知るや呼び名を変えようとしていたが、変える必要などない。
そのままフレッドと呼んで欲しいと言ったらどんな反応をするだろうかと不安だったが、
「ふふっ。はい。じゃあ、フレッドと呼ばせてもらいますね」
とこの世のものとは思えないほどの美しい微笑みを見せてくれた。
その瞬間、私の中心に熱がこもったのがわかった。
今まで感じたことのない熱に自分でも驚いてしまう。
まさか……これが、ブライアンの話していたことか?
誰かを見てこんなふうに自分の昂りが硬くなってしまうのは、相手に性的興奮を感じた時……。
ということは私は彼に性的興奮を感じているのか?
こんなこと彼に気づかれたら……せっかく笑顔を見せてくれているのに、嫌悪感たっぷりな顔で罵られるかも……。
そう思ったら、突然硬くなった中心がいつものような状態に戻ってきた。
とりあえずはおさまったことに喜びつつ、これ以上寝室にいてはよからぬことを考えてしまうかもと思い、急いで彼と寝室を出た。
これからどうしようかと尋ねた私の耳に飛び込んできたのは、まるで小鳥の囀りのような可愛らしいお腹の音。
恥ずかしそうにお腹を押さえるシュウの姿にドキドキが止まらない。
可愛いシュウをこのまま見ていたいが、お腹を空かせたままではかわいそうだ。
すぐに食事の用意をさせるからといい、ブライアンに気づかれないように彼を本棚の影に隠した。
ベルを鳴らし、部屋にきたブライアンに食事の支度を頼むと私の様子がいつもとおかしいことにすぐに気づかれてしまい、本当のことを言わなければ食事は用意できないと言われてしまった。
せっかくシュウにいいところを見せようと思っていたのに……。
どうしようかと思っていると、本棚の陰からシュウが飛び出してきて、ブライアンに自分のせいだと謝り始めた。
しかも、シュウの手はしっかりと私の手を握っている。
柔らかな指が絡められてそれだけでさっきおさまったはずの中心が滾ってくるのがわかる。
こんなにも可愛いシュウを誰にも見せたくなかった。
たとえブライアンであろうとも見せたくなかった。
せっかく私に普通に話しかけてくれる相手だったのに、引き離されてどこかへ連れて行かれるのが嫌だったんだ。
必死でシュウを守ろうとしたが、ブライアンはあっという間にシュウの虜になってしまっていた。
シュウは自分を公爵令息だと名乗ったように見えたが、我が国の公爵令息には絶対に存在しない。
だが、シュウの着ているものを見れば、高位貴族であることは一目瞭然だ。
どこの国の公爵令息とは言っていない以上、嘘はついていない。
ブライアンの視線が私たちの繋がれた手に注がれる。
それに気づいてシュウは離そうとしたが、せっかく繋いでくれた手を外すわけがない。
「手を離さないでくれ。このまま繋いでいたい」
正直に自分の思いを告げながら必死に頼むと、シュウは嬉しいと言って満面の笑みで答えてくれた。
ああ、もうだめだ……。
シュウの可愛らしい顔を見るたびに昂りがおさまらない。
なすすべなくしゃがみ込んだ私を体調が悪いと心配してくれるシュウになんと返していいかもわからない。
するとブライアンが私のことは心配いらないと助け舟を出してくれた。
そしてすぐに食事の用意をするというブライアンはこっそり私の耳元で、
「後で処理の仕方をお教えしますね」
と囁いていった。
やっぱりブライアンにはなんでもお見通しだったようだ。
後でまた訂正するかもしれません。
途中で視点が変わります。
* * *
「と、とりあえず、ここから出ようか」
その声に辺りを見回すとどうやらここはフレッドの寝室のようだ。
「ぼく、寝室に勝手に入っちゃってたんですね。ごめんなさい」
「い、いや。いいんだ。ただ、寝室だと私は持ちそうになくて……」
「えっ? 今、なんて……?」
「あ、いや。なんでもない。とにかく早く出よう」
そう言われて、ぼくたちは寝室を出た。
明るい光が差し込んでいる窓からは懐かしい景色が見える。
本当にここお城なんだな。
「それで、これからどうする?」
「あ、でもぼく彷徨いて邪魔にならないかな……?」
「邪魔になるというよりは、かなり目立つだろうな。この部屋からは出ない方がいい。大人しくしていられるか?」
「はい。がんば――きゅるるっ――わっ!!」
そういえばお昼食べてなかったんだよね……。
慌てて押さえたけど、聞かれちゃったかな?
恐る恐るフレッドを見ると、真っ赤な顔をしてぼくを見ている。
「あの、き、こえちゃった……?」
ぼくの問いに声も出さずに大きく頷くフレッドを見て、恥ずかしくなる。
10歳のフレッドにも恥ずかしいところ聞かれちゃったな……。
「お腹、が空いているのか?」
「お昼食べ損ねてて……」
「なら、食事を用意させる。少し待っていてくれ」
「あ、でも人を呼んだらややこしくなっちゃうんじゃ……?」
「そうだな……じゃあ、そこで隠れておいてくれ」
そう言われて、ぼくは大きな本棚の影に隠れることにした。
フレッドに呼ばれてやってきたのは、ブライアンさん!
わぁー、やっぱりぼくが知ってるより若い。
「フレデリックさま。どのようなご用件でしょうか?」
「食事の支度を頼む」
「お食事、でございますか? それなら先ほどお召し上がりになったばかりでございますが……」
「足りなかった故、もう一度食事を頼む」
「フレデリックさま、あまりたくさん召しあがられますとお身体に障ります。ご夕食までお待ちください」
「それではダメだ! 頼む、食事を用意してくれ!」
「フレデリックさま。私に何か隠し事でもなさっているのではありませんか? この爺の目は誤魔化せませんよ」
「――っ、理由を言わねば用意してはくれないのか?」
「私が納得する理由を頂けましたらすぐにご用意いたします」
ぼくのせいでフレッドが困っている。
それがどうにも居た堪れなくてぼくは本棚の陰から飛び出した。
「あの、ぼくのせいなんですっ!!」
「シュウっ!! 出てきてはダメだと言っただろう!」
「でも、ぼくのせいでフレッドが困るのは見ていられないから……」
ぼくは急いでフレッドのそばに駆け寄りフレッドの手を繋ぎながら、
「あの、ブライアンさん。ごめんなさい……ぼくがお腹が空いたと言ったので、フレッドがぼくのために食事を頼んでくれたんです……」
と頭を下げた。
けれど、ブライアンさんからは何の返事もない。
不思議に思って頭を上げると、ブライアンさんは茫然とぼくを見つめていた。
「あの……ブライアンさん?」
「――っ!!! あ、あの……あなたさまはどちらのご子息さまでいらっしゃいますか?」
「あ、えっと……ちょっと、うまくはいえないんですけど……公爵の……」
「公爵令息さまにこんなお美しい方が? それに、フレデリックさまにこんなにもお親しくなさっておられる方がいらっしゃったとは……」
ぼくの手を見つめながらそう返してくる。
「あっ、王子さまの手を繋いだらだめ、でしたか?」
慌てて手を離そうとしたら、フレッドに強く繋がれる。
「フレッド?」
「手を離さないでくれ。このまま繋いでいたい」
「いいの?」
「ああ、頼む……」
「ふふっ。嬉しいっ」
「くっ――!!!」
いつものような大きな手ではないけれど、フレッドの温もりは変わらない。
それが嬉しくて繋いでいたのだけど、ここにいるフレッドにも許してもらえて嬉しい。
そう思って笑顔になっちゃったんだけど、まだフレッドはその場にしゃがみ込んでしまった。
それでもぼくの手は繋いだままだったけど。
「あの、大丈夫?」
心配でフレッドに声をかけるぼくに、
「ご心配はいらないと思いますよ。それよりもお食事の準備をいたしますね」
とブライアンさんがそう言ってくれた。
「あの、いいんですか?」
「はい。フレデリックさまの大事なお方にお食事を用意するのは当然ですから」
そういってにっこり笑うと、しゃがみ込んだフレッドの耳元で何かを話して、さっと部屋を出ていった。
* * *
突然私の寝室に現れた、天使のように美しい彼。
なぜ彼がここに?
そんな疑問よりも何よりも、私に何の嫌悪感もなく話しかけてくれることの方が驚いた。
にこやかな笑顔を浮かべ、私に抱きつこうとし、しかも私をフレッドと親しげに呼ぶ。
私を拐かそうとしているものの仲間かとも一瞬思いもよぎったが、こんな子どもが何かできるとは思えない。
それに子どもであれば尚更、私の醜い顔を見て何もないような素振りなどできないものだ。
こんなにも普通に話しかけてもらえたのは初めてじゃないか。
シュウと名乗った彼は、私が王子と知るや呼び名を変えようとしていたが、変える必要などない。
そのままフレッドと呼んで欲しいと言ったらどんな反応をするだろうかと不安だったが、
「ふふっ。はい。じゃあ、フレッドと呼ばせてもらいますね」
とこの世のものとは思えないほどの美しい微笑みを見せてくれた。
その瞬間、私の中心に熱がこもったのがわかった。
今まで感じたことのない熱に自分でも驚いてしまう。
まさか……これが、ブライアンの話していたことか?
誰かを見てこんなふうに自分の昂りが硬くなってしまうのは、相手に性的興奮を感じた時……。
ということは私は彼に性的興奮を感じているのか?
こんなこと彼に気づかれたら……せっかく笑顔を見せてくれているのに、嫌悪感たっぷりな顔で罵られるかも……。
そう思ったら、突然硬くなった中心がいつものような状態に戻ってきた。
とりあえずはおさまったことに喜びつつ、これ以上寝室にいてはよからぬことを考えてしまうかもと思い、急いで彼と寝室を出た。
これからどうしようかと尋ねた私の耳に飛び込んできたのは、まるで小鳥の囀りのような可愛らしいお腹の音。
恥ずかしそうにお腹を押さえるシュウの姿にドキドキが止まらない。
可愛いシュウをこのまま見ていたいが、お腹を空かせたままではかわいそうだ。
すぐに食事の用意をさせるからといい、ブライアンに気づかれないように彼を本棚の影に隠した。
ベルを鳴らし、部屋にきたブライアンに食事の支度を頼むと私の様子がいつもとおかしいことにすぐに気づかれてしまい、本当のことを言わなければ食事は用意できないと言われてしまった。
せっかくシュウにいいところを見せようと思っていたのに……。
どうしようかと思っていると、本棚の陰からシュウが飛び出してきて、ブライアンに自分のせいだと謝り始めた。
しかも、シュウの手はしっかりと私の手を握っている。
柔らかな指が絡められてそれだけでさっきおさまったはずの中心が滾ってくるのがわかる。
こんなにも可愛いシュウを誰にも見せたくなかった。
たとえブライアンであろうとも見せたくなかった。
せっかく私に普通に話しかけてくれる相手だったのに、引き離されてどこかへ連れて行かれるのが嫌だったんだ。
必死でシュウを守ろうとしたが、ブライアンはあっという間にシュウの虜になってしまっていた。
シュウは自分を公爵令息だと名乗ったように見えたが、我が国の公爵令息には絶対に存在しない。
だが、シュウの着ているものを見れば、高位貴族であることは一目瞭然だ。
どこの国の公爵令息とは言っていない以上、嘘はついていない。
ブライアンの視線が私たちの繋がれた手に注がれる。
それに気づいてシュウは離そうとしたが、せっかく繋いでくれた手を外すわけがない。
「手を離さないでくれ。このまま繋いでいたい」
正直に自分の思いを告げながら必死に頼むと、シュウは嬉しいと言って満面の笑みで答えてくれた。
ああ、もうだめだ……。
シュウの可愛らしい顔を見るたびに昂りがおさまらない。
なすすべなくしゃがみ込んだ私を体調が悪いと心配してくれるシュウになんと返していいかもわからない。
するとブライアンが私のことは心配いらないと助け舟を出してくれた。
そしてすぐに食事の用意をするというブライアンはこっそり私の耳元で、
「後で処理の仕方をお教えしますね」
と囁いていった。
やっぱりブライアンにはなんでもお見通しだったようだ。
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