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好きな気持ち
<side斗希>
エリアスさんの甘い蜜を口にしてから、自分の身体がなんだか変わっていく感覚がしていた。
もっと舐めたいと思っていたのも事実。
残念ながら洗い流されてしまったけれど、口にした蜜が身体の中を通っていくのは感じていた。
一緒に湯船に浸かり、エリアスさんに抱っこされて心臓の音を聞いていると安心する。
これは初めて抱っこされて眠った時から変わらない。
多分あの時から僕自身が気づかなかっただけで、本能はエリアスさんが好きだとわかっていたのかもしれない。
そんなことを考えていると下半身に違和感を感じた。
自分のが反応していることにその時初めて気づいた。
実はこれまでほとんど経験したことがない。
高校生の時に朝起きた時に数回あったくらいで、大学に入ってからは日々生きるのに精一杯だったから、性欲より食欲や睡眠欲のほうが優先されていたのかもしれない。
だから、そういう意味でも誰かに反応したのはエリアスさんが初めてだ。
自分では好きとか嫌いとかよくわかっていなかったけれど、身体は正直だっていうのはわかった。
だから責任とって……なんて言ったけど内心は緊張しまくりだった。
でも、この機会を逃したらもう何も言えない気がしたから。
すぐにエリアスさんの目が真剣になって、僕を抱きかかえてベッドに戻った。
エリアスさんの前に裸を晒すのはもう慣れていたはずなのに、すごくドキドキするのは、やっぱりエリアスさんのことが好きだと気づいたからかもしれない。
エリアスさんの手が僕のアレを優しく包み込む。
すごくおっきくて僕の手におさまることなんて絶対になかったエリアスさんのモノと違って、僕のは簡単にエリアスさんの大きな手の中に包み込まれた。手のひら全部で刺激されて、今まで感じたことのない感覚が全身を貫いていく。
もうすぐにでもおかしくなってしまいそうな状態だったのに、突然エリアスさんが僕のモノを口に咥えた。
その瞬間、手のひらで刺激されていたよりもずっと強い衝撃に襲われた。
もう自分の身体なのに、自分のものじゃないみたいな感覚で、一気に熱が弾けたのがわかった。
その瞬間、僕は意識を手放してしまっていた。
気がつくと、僕はいつものようにエリアスさんに正面から抱きしめられて腕の中にいた。
「えり、あすさん……」
「目が覚めたか」
「あの、ぼくは……」
「刺激を受けすぎて少し熱を出して眠っていたんだ。だが、今は落ち着いているようだ」
「ねつ……」
そういえば暑かった気がする。
「それより、少し身体はどうだ? 少し、軽くなってないか?」
「えっ……あ、そういえば……」
いつも目覚めた時のだるさがなくて、頭がスッキリしている気がする。
「どうして……?」
「ロジェリオがいうには、お互い甘く感じられる相性のいい蜜には、体調を良くする効果があるそうだ」
「あの蜜が?」
エリアスさんが笑顔で頷く。
「トキが私の蜜を舐めただろう? だから、少し体調が良くなったんだな」
「そう、なんですね……じゃあ、毎日でも飲ませてもらいますね!」
あの数滴舐めただけでこんなにもスッキリしているんだ。
あの時かかった全部を舐めていたら、一人でどこへだって歩き回れるくらいに回復しそうだ。
僕は素直に思ったことを伝えただけだけど、エリアスさんは驚きの表情を見せ、僕を強く抱きしめた。
「どうしたんですか?」
「トキが可愛すぎて困ってる。私の蜜を飲むことを全く嫌がらないのが嬉しいんだ」
「あ、そういえば……」
嫌だなんて気持ちはどこにもなかった。
「ぼく、エリアスさんのこと……すごくすきみたいです……」
「くっ!」
腕の中で素直に気持ちを告げると、頭上でエリアスさんの苦しげな声が聞こえた。
それから僕は、毎日エリアスさんの仕事を手伝い、一緒にお風呂に入って蜜を飲ませてもらう。
そんな生活がしばらく続いた。
<sideエリアス>
「エリアスさん! これ、美味しいです!」
私の膝の上に乗り、美味しそうに食事を食べるトキをみて自然と顔が綻ぶ。
入り口近くで待機しているクラウスも、トキが元気に食事を摂る姿にほんのり涙を浮かべている。
私の蜜を積極的に摂るようになったトキは、みるみるうちに血色が良くなり、食事量も増えていった。
出会った時のあの姿が思い出せないほど元気な姿にロジェリオも安心したようで、今は自宅に戻っている。
それほど元気になったトキを見て、喜びを噛み締めていたのだが、そんなとき、陛下より手紙が届いた。
トキに仕事をしてもらう傍らで、こっそりとその手紙に目を通す。
そこには、王子の王位継承権を正式に剥奪したこと。そして、二度とトキの目に触れぬように、神殿の地下にある全面鏡張りの牢に幽閉し、そこで生き続けることを王子の罰にしたようだ。
自分の容姿に自信があった王子にとって、自分が落ちぶれて老けていく姿を見るのは何よりの苦痛だろう。
一思いに殺すことなくじわじわと精神を蝕むこの罰は王子が一番受けたくない罰だったろう。
<私から口にすることではないが、もし叶うなら一度でいい。トキ殿に直接会う機会を作ってもらいたい>
その言葉に、私はすぐに反応はできなかった。
エリアスさんの甘い蜜を口にしてから、自分の身体がなんだか変わっていく感覚がしていた。
もっと舐めたいと思っていたのも事実。
残念ながら洗い流されてしまったけれど、口にした蜜が身体の中を通っていくのは感じていた。
一緒に湯船に浸かり、エリアスさんに抱っこされて心臓の音を聞いていると安心する。
これは初めて抱っこされて眠った時から変わらない。
多分あの時から僕自身が気づかなかっただけで、本能はエリアスさんが好きだとわかっていたのかもしれない。
そんなことを考えていると下半身に違和感を感じた。
自分のが反応していることにその時初めて気づいた。
実はこれまでほとんど経験したことがない。
高校生の時に朝起きた時に数回あったくらいで、大学に入ってからは日々生きるのに精一杯だったから、性欲より食欲や睡眠欲のほうが優先されていたのかもしれない。
だから、そういう意味でも誰かに反応したのはエリアスさんが初めてだ。
自分では好きとか嫌いとかよくわかっていなかったけれど、身体は正直だっていうのはわかった。
だから責任とって……なんて言ったけど内心は緊張しまくりだった。
でも、この機会を逃したらもう何も言えない気がしたから。
すぐにエリアスさんの目が真剣になって、僕を抱きかかえてベッドに戻った。
エリアスさんの前に裸を晒すのはもう慣れていたはずなのに、すごくドキドキするのは、やっぱりエリアスさんのことが好きだと気づいたからかもしれない。
エリアスさんの手が僕のアレを優しく包み込む。
すごくおっきくて僕の手におさまることなんて絶対になかったエリアスさんのモノと違って、僕のは簡単にエリアスさんの大きな手の中に包み込まれた。手のひら全部で刺激されて、今まで感じたことのない感覚が全身を貫いていく。
もうすぐにでもおかしくなってしまいそうな状態だったのに、突然エリアスさんが僕のモノを口に咥えた。
その瞬間、手のひらで刺激されていたよりもずっと強い衝撃に襲われた。
もう自分の身体なのに、自分のものじゃないみたいな感覚で、一気に熱が弾けたのがわかった。
その瞬間、僕は意識を手放してしまっていた。
気がつくと、僕はいつものようにエリアスさんに正面から抱きしめられて腕の中にいた。
「えり、あすさん……」
「目が覚めたか」
「あの、ぼくは……」
「刺激を受けすぎて少し熱を出して眠っていたんだ。だが、今は落ち着いているようだ」
「ねつ……」
そういえば暑かった気がする。
「それより、少し身体はどうだ? 少し、軽くなってないか?」
「えっ……あ、そういえば……」
いつも目覚めた時のだるさがなくて、頭がスッキリしている気がする。
「どうして……?」
「ロジェリオがいうには、お互い甘く感じられる相性のいい蜜には、体調を良くする効果があるそうだ」
「あの蜜が?」
エリアスさんが笑顔で頷く。
「トキが私の蜜を舐めただろう? だから、少し体調が良くなったんだな」
「そう、なんですね……じゃあ、毎日でも飲ませてもらいますね!」
あの数滴舐めただけでこんなにもスッキリしているんだ。
あの時かかった全部を舐めていたら、一人でどこへだって歩き回れるくらいに回復しそうだ。
僕は素直に思ったことを伝えただけだけど、エリアスさんは驚きの表情を見せ、僕を強く抱きしめた。
「どうしたんですか?」
「トキが可愛すぎて困ってる。私の蜜を飲むことを全く嫌がらないのが嬉しいんだ」
「あ、そういえば……」
嫌だなんて気持ちはどこにもなかった。
「ぼく、エリアスさんのこと……すごくすきみたいです……」
「くっ!」
腕の中で素直に気持ちを告げると、頭上でエリアスさんの苦しげな声が聞こえた。
それから僕は、毎日エリアスさんの仕事を手伝い、一緒にお風呂に入って蜜を飲ませてもらう。
そんな生活がしばらく続いた。
<sideエリアス>
「エリアスさん! これ、美味しいです!」
私の膝の上に乗り、美味しそうに食事を食べるトキをみて自然と顔が綻ぶ。
入り口近くで待機しているクラウスも、トキが元気に食事を摂る姿にほんのり涙を浮かべている。
私の蜜を積極的に摂るようになったトキは、みるみるうちに血色が良くなり、食事量も増えていった。
出会った時のあの姿が思い出せないほど元気な姿にロジェリオも安心したようで、今は自宅に戻っている。
それほど元気になったトキを見て、喜びを噛み締めていたのだが、そんなとき、陛下より手紙が届いた。
トキに仕事をしてもらう傍らで、こっそりとその手紙に目を通す。
そこには、王子の王位継承権を正式に剥奪したこと。そして、二度とトキの目に触れぬように、神殿の地下にある全面鏡張りの牢に幽閉し、そこで生き続けることを王子の罰にしたようだ。
自分の容姿に自信があった王子にとって、自分が落ちぶれて老けていく姿を見るのは何よりの苦痛だろう。
一思いに殺すことなくじわじわと精神を蝕むこの罰は王子が一番受けたくない罰だったろう。
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その言葉に、私はすぐに反応はできなかった。
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