49 / 678
直くんに会わせたい人
しおりを挟む
<side昇>
直くんが風呂に入るとすぐに伯父さんから話があると呼ばれた。
リビングではなく、伯父さんの自室に呼ばれたことが何か重要な話だと想像できた。
一瞬養子縁組の話かと思ったけれど、あれは直くんの意思を尊重すると言っていたから焦って何かを話すことはないだろう。
とすれば、カールの話か。
あの時のビデオチャットの様子だと伯父さんもカールのことは気に入っていたように見えたけれど、何か問題でもあったんだろうか。
そんな考えが頭をよぎったけれど、一人で考えていても意味はない。
とりあえず伯父さんの話を聞くだけだ。
「そこに座ってくれ」
言われた通りに一人がけのソファーに腰を下ろし、伯父さんが話を始めるのを待った。
「お前には直くんのおかれた環境について大まかな話はしたが、今から詳細を話す。しっかり聞いていてほしい」
その真剣な表情によほどの内容だと察せられて、思わずごくりと息を呑んだ。
直くんがある事件がらみの被害者だとは聞いていた。
その事件が今世間を揺るがしている櫻葉グループご子息の誘拐事件に関わっていることもわかっていた。
だからこそ、俺はそのニュースは見ないようにしていた。
けれど、伯父さんの話はさらにその上をいくものだった。
「誘拐されたご子息の一花くんは、何も知らないまま実行犯の下で奴隷のように育てられ、義務教育もほとんど受けられず成長し、15歳になってある飲食店の店主に養子として引き取られた。けれど、実際には養子縁組はされていないにも関わらず子どもにしてやったという名目で長時間の無料労働をさせられていたんだ。食事も満足に与えられず睡眠もほとんど取れないまま長時間働かされて、限界を迎えていたある日。店主に買い物を言いつけられ、外に出た時にトラックに跳ねられそうになった相手を庇って大怪我を負い、車椅子の生活を余儀なくされ、一生歩けないかもしれないと宣告された」
「えっ……」
誘拐されたその子がその後、そんなに酷い人生を歩んでいたなんて……。
「その時、一花くんが身を呈して守った相手が貴船の奥さまだったんだよ」
「貴船って……貴船コンツェルンの?」
「ああ、そうだ。貴船の奥さまは一花くんのおかれた環境を可哀想に思われて、一花くんを貴船の籍に入れたんだ」
「えっ? 養子ってこと?」
「ああ、だが、養子にしたのはそれだけが理由じゃない。貴船コンツェルンの現会長である征哉くんが一花くんを見初めたんだよ」
「見初めたって……」
「私が絢斗に、お前が直くんに抱いているのと同じ気持ちだ。征哉くんは一花くんを一目見てそう悟ったそうだよ。だから人一倍感情をあらわにして一花くんを守った。そして、一花くんを傷つけた者たちを全てに罪を償わせるために調査を入れ、誘拐の共犯者である直くんの母親を導き出したんだ」
その時の貴船会長の気持ちを想像するだけで身体が震える。
俺だって、直くんが同じ立場ならどんなことをしてでも犯人を捕まえただろう。
それくらい怒りに震えていたんだ。
「普段の征哉くんなら、いくら犯人の近親者とはいえ子どもの直くんに敵意を向けることはないが、一花くんとほとんど同じ年頃で、幸せそうに過ごしていた直くんを見て憎しみを抱いてしまったと言っていた。今はそのことを悔い、反省していて、直くんともう一度じっくりと話がしたいと言ってきたんだ」
「えっ、でも……今の直くんには……」
「ああ、そうだろう。私もわかっているし、それは征哉くん自身もわかっている。だから、征哉くんと対面させるよりも前に直くんに会わせたい人がいると提案されたんだ」
「直くんに会わせたい人? それって誰ですか?」
「一花くんを、トラックで轢いた犯人だよ」
「えっ――!!」
思っても見なかった相手に、俺は一瞬聞き間違いかと思ってしまった。
「な、なんでその人が? 貴船会長にとっては直くんくらい憎い相手じゃないんですか? 一花さんの足を……」
「そうだな、誰もがそう思うだろうな。だが、その犯人……谷垣くんというんだが、今は一花くんの専属の理学療法士として一花くんのために日々リハビリをしているんだ」
「犯人が……理学療法士。で、でも……一花さんも自分を傷つけた相手を専属トレーナーにするなんて!」
「普通はそう思うだろうな。だが、一花くんは理学療法士として、もう一度歩けるようにリハビリを支えたいといった谷垣くんの思いを受け入れたんだ。今では、二人は兄弟のように仲良くリハビリに励んでいるようだよ。頑張れば将来歩けるようになるそうで頑張っているよ」
「そんな……」
「谷垣くんが一花くんを傷つけて一生歩けないかもしれないという十字架を背負わせたことは紛れもない事実だ。だが、今はお互いに相手のことを思って過ごせているんだよ。これは直くんも同じじゃないか? 直くんは何も悪いことはしていない。だが、一花くんをあの酷い環境にやったのは直くんの母親だという事実は一生消えない。直くんはこれからもずっとその罪悪感に苛まれ続けるだろう。それは、私やお前では決して共感できない部分だ。だが、一花くんに対して同じ罪悪感を持つ者同士、谷垣くんとなら直くんも悲しい胸の内を話せるんじゃないか? だからこそ、征哉くんは谷垣くんとの対面を勧めてきたんだと思う」
確かにそうかもしれない。
その谷垣さんが今、被害者である一花さんとの関係を修復しているというのなら、直くんにもきっとチャンスはある。
元々持たなくてもいい罪悪感だけど、優しい直くんだから、親の罪を自分のものとして罪を償う気持ちでいるんだ。
そんな気持ちを持っている直くんにとって、谷垣さんの話は気持ちを変えるために必要なものかもしれないな。
「私はこれを直くんにとっても良い機会だと思っているんだ。それで、早ければ今度の土曜日の午後1時にその対面が叶うと思う。昇も一緒にいてやってくれるか?」
「もちろん! それは俺からお願いしたいくらいだけど、直くんには先に話しておくんですか?」
「直くんと話をしたい人が来ることは伝えようと思うが、あまり緊張もさせたくないし、先入観を持たせたくないから、詳しいことは伝えないつもりだ」
「わかりました。じゃあ、俺もそのつもりでいます」
「言っておくが、谷垣くんが来たら直くんと二人で話をさせるつもりだからな」
「えっ、でも二人っきりは……」
「ふふっ。大丈夫だ。彼には最愛の恋人がいる。その恋人も一緒に来るから心配はいらないよ」
その言葉にホッとしつつも、土曜日のことを考えるだけで緊張してしまっている自分がいた。
直くんが風呂に入るとすぐに伯父さんから話があると呼ばれた。
リビングではなく、伯父さんの自室に呼ばれたことが何か重要な話だと想像できた。
一瞬養子縁組の話かと思ったけれど、あれは直くんの意思を尊重すると言っていたから焦って何かを話すことはないだろう。
とすれば、カールの話か。
あの時のビデオチャットの様子だと伯父さんもカールのことは気に入っていたように見えたけれど、何か問題でもあったんだろうか。
そんな考えが頭をよぎったけれど、一人で考えていても意味はない。
とりあえず伯父さんの話を聞くだけだ。
「そこに座ってくれ」
言われた通りに一人がけのソファーに腰を下ろし、伯父さんが話を始めるのを待った。
「お前には直くんのおかれた環境について大まかな話はしたが、今から詳細を話す。しっかり聞いていてほしい」
その真剣な表情によほどの内容だと察せられて、思わずごくりと息を呑んだ。
直くんがある事件がらみの被害者だとは聞いていた。
その事件が今世間を揺るがしている櫻葉グループご子息の誘拐事件に関わっていることもわかっていた。
だからこそ、俺はそのニュースは見ないようにしていた。
けれど、伯父さんの話はさらにその上をいくものだった。
「誘拐されたご子息の一花くんは、何も知らないまま実行犯の下で奴隷のように育てられ、義務教育もほとんど受けられず成長し、15歳になってある飲食店の店主に養子として引き取られた。けれど、実際には養子縁組はされていないにも関わらず子どもにしてやったという名目で長時間の無料労働をさせられていたんだ。食事も満足に与えられず睡眠もほとんど取れないまま長時間働かされて、限界を迎えていたある日。店主に買い物を言いつけられ、外に出た時にトラックに跳ねられそうになった相手を庇って大怪我を負い、車椅子の生活を余儀なくされ、一生歩けないかもしれないと宣告された」
「えっ……」
誘拐されたその子がその後、そんなに酷い人生を歩んでいたなんて……。
「その時、一花くんが身を呈して守った相手が貴船の奥さまだったんだよ」
「貴船って……貴船コンツェルンの?」
「ああ、そうだ。貴船の奥さまは一花くんのおかれた環境を可哀想に思われて、一花くんを貴船の籍に入れたんだ」
「えっ? 養子ってこと?」
「ああ、だが、養子にしたのはそれだけが理由じゃない。貴船コンツェルンの現会長である征哉くんが一花くんを見初めたんだよ」
「見初めたって……」
「私が絢斗に、お前が直くんに抱いているのと同じ気持ちだ。征哉くんは一花くんを一目見てそう悟ったそうだよ。だから人一倍感情をあらわにして一花くんを守った。そして、一花くんを傷つけた者たちを全てに罪を償わせるために調査を入れ、誘拐の共犯者である直くんの母親を導き出したんだ」
その時の貴船会長の気持ちを想像するだけで身体が震える。
俺だって、直くんが同じ立場ならどんなことをしてでも犯人を捕まえただろう。
それくらい怒りに震えていたんだ。
「普段の征哉くんなら、いくら犯人の近親者とはいえ子どもの直くんに敵意を向けることはないが、一花くんとほとんど同じ年頃で、幸せそうに過ごしていた直くんを見て憎しみを抱いてしまったと言っていた。今はそのことを悔い、反省していて、直くんともう一度じっくりと話がしたいと言ってきたんだ」
「えっ、でも……今の直くんには……」
「ああ、そうだろう。私もわかっているし、それは征哉くん自身もわかっている。だから、征哉くんと対面させるよりも前に直くんに会わせたい人がいると提案されたんだ」
「直くんに会わせたい人? それって誰ですか?」
「一花くんを、トラックで轢いた犯人だよ」
「えっ――!!」
思っても見なかった相手に、俺は一瞬聞き間違いかと思ってしまった。
「な、なんでその人が? 貴船会長にとっては直くんくらい憎い相手じゃないんですか? 一花さんの足を……」
「そうだな、誰もがそう思うだろうな。だが、その犯人……谷垣くんというんだが、今は一花くんの専属の理学療法士として一花くんのために日々リハビリをしているんだ」
「犯人が……理学療法士。で、でも……一花さんも自分を傷つけた相手を専属トレーナーにするなんて!」
「普通はそう思うだろうな。だが、一花くんは理学療法士として、もう一度歩けるようにリハビリを支えたいといった谷垣くんの思いを受け入れたんだ。今では、二人は兄弟のように仲良くリハビリに励んでいるようだよ。頑張れば将来歩けるようになるそうで頑張っているよ」
「そんな……」
「谷垣くんが一花くんを傷つけて一生歩けないかもしれないという十字架を背負わせたことは紛れもない事実だ。だが、今はお互いに相手のことを思って過ごせているんだよ。これは直くんも同じじゃないか? 直くんは何も悪いことはしていない。だが、一花くんをあの酷い環境にやったのは直くんの母親だという事実は一生消えない。直くんはこれからもずっとその罪悪感に苛まれ続けるだろう。それは、私やお前では決して共感できない部分だ。だが、一花くんに対して同じ罪悪感を持つ者同士、谷垣くんとなら直くんも悲しい胸の内を話せるんじゃないか? だからこそ、征哉くんは谷垣くんとの対面を勧めてきたんだと思う」
確かにそうかもしれない。
その谷垣さんが今、被害者である一花さんとの関係を修復しているというのなら、直くんにもきっとチャンスはある。
元々持たなくてもいい罪悪感だけど、優しい直くんだから、親の罪を自分のものとして罪を償う気持ちでいるんだ。
そんな気持ちを持っている直くんにとって、谷垣さんの話は気持ちを変えるために必要なものかもしれないな。
「私はこれを直くんにとっても良い機会だと思っているんだ。それで、早ければ今度の土曜日の午後1時にその対面が叶うと思う。昇も一緒にいてやってくれるか?」
「もちろん! それは俺からお願いしたいくらいだけど、直くんには先に話しておくんですか?」
「直くんと話をしたい人が来ることは伝えようと思うが、あまり緊張もさせたくないし、先入観を持たせたくないから、詳しいことは伝えないつもりだ」
「わかりました。じゃあ、俺もそのつもりでいます」
「言っておくが、谷垣くんが来たら直くんと二人で話をさせるつもりだからな」
「えっ、でも二人っきりは……」
「ふふっ。大丈夫だ。彼には最愛の恋人がいる。その恋人も一緒に来るから心配はいらないよ」
その言葉にホッとしつつも、土曜日のことを考えるだけで緊張してしまっている自分がいた。
695
あなたにおすすめの小説
拗らせ問題児は癒しの君を独占したい
結衣可
BL
前世で限界社畜として心をすり減らした青年は、異世界の貧乏子爵家三男・セナとして転生する。王立貴族学院に奨学生として通う彼は、座学で首席の成績を持ちながらも、目立つことを徹底的に避けて生きていた。期待されることは、壊れる前触れだと知っているからだ。
一方、公爵家次男のアレクシスは、魔法も剣術も学年トップの才能を持ちながら、「何も期待されていない」立場に嫌気がさし、問題児として学院で浮いた存在になっていた。
補習課題のペアとして出会った二人。
セナはアレクシスを特別視せず、恐れも媚びも見せない。その静かな態度と、美しい瞳に、アレクシスは強く惹かれていく。放課後を共に過ごすうち、アレクシスはセナを守りたいと思い始める。
身分差と噂、そしてセナが隠す“癒やしの光魔法”。
期待されることを恐れるセナと、期待されないことに傷つくアレクシスは、すれ違いながらも互いを唯一の居場所として見つけていく。
これは、静かに生きたい少年と、選ばれたかった少年が出会った物語。
腹違いの妹にすべてを奪われた薄幸の令嬢が、義理の母に殴られた瞬間、前世のインテリヤクザなおっさんがぶちギレた場合。
灯乃
ファンタジー
十二歳のときに母が病で亡くなった途端、父は後妻と一歳年下の妹を新たな『家族』として迎え入れた。
彼らの築く『家族』の輪から弾き出されたアニエスは、ある日義母の私室に呼び出され――。
タイトル通りのおっさんコメディーです。
幻獣保護センター廃棄処理係の私、ボロ雑巾のような「ゴミ幻獣」をこっそり洗ってモフっていたら、実は世界を喰らう「終焉の獣」だった件について
いぬがみとうま🐾
ファンタジー
「魔力なしの穀潰し」――そう蔑まれ、幻獣保護センターの地下で廃棄幻獣の掃除に明け暮れる少女・ミヤコ。
実のところ、その施設は「価値のない命」を無慈悲に殺処分する地獄だった。
ある日、ミヤコの前に運ばれてきたのは、泥と油にまみれた「ボロ雑巾」のような正体不明の幻獣。
誰の目にもゴミとしか映らないその塊を、ミヤコは放っておけなかった。
「こんなに汚れたままなんて、かわいそう」
彼女が生活魔法を込めたブラシで丹念に汚れを落とした瞬間、世界を縛る最凶の封印が汚れと一緒に「流されてしまう。
現れたのは、月光を纏ったような美しい銀狼。
それは世界を喰らうと恐れられる伝説の災厄級幻獣『フェンリル・ヴォイド』だった……。
売れ残りオメガの従僕なる日々
灰鷹
BL
王弟騎士α(23才)× 地方貴族庶子Ω(18才)
※ 第12回BL大賞では、たくさんの応援をありがとうございました!
ユリウスが暮らすシャマラーン帝国では、平民のオメガは18才になると、宮廷で開かれる選定の儀に参加することが義務付けられている。王族の妾となるオメガを選ぶためのその儀式に参加し、誰にも選ばれずに売れ残ったユリウスは、国王陛下から「第3王弟に謀反の疑いがあるため、身辺を探るように」という密命を受け、オメガ嫌いと噂される第3王弟ラインハルトの従僕になった。
無口で無愛想な彼の優しい一面を知り、任務とは裏腹にラインハルトに惹かれていくユリウスであったが、働き始めて3カ月が過ぎたところで第3王弟殿下が辺境伯令嬢の婿養子になるという噂を聞き、従僕も解雇される。
美形×平凡の子供の話
めちゅう
BL
美形公爵アーノルドとその妻で平凡顔のエーリンの間に生まれた双子はエリック、エラと名付けられた。エリックはアーノルドに似た美形、エラはエーリンに似た平凡顔。平凡なエラに幸せはあるのか?
──────────────────
お読みくださりありがとうございます。
お楽しみいただけましたら幸いです。
お話を追加いたしました。
猫を追いかけて異世界に来たら、拾ってくれたのは優しい貴族様でした
水無瀬 蒼
BL
清石拓也はある日飼い猫の黒猫・ルナを追って古びた神社に紛れ込んだ。
そこで、御神木の根に足をひっかけて転んでしまう。
倒れる瞬間、大きな光に飲み込まれる。
そして目を覚ましたのは、遺跡の中だった。
体調の悪い拓也を助けてくれたのは貴族のレオニス・アーゼンハイツだった。
2026.1.5〜
なぜ、私に関係あるのかしら?
シエル
ファンタジー
「初めまして、アシュフォード公爵家一女、セシリア・アシュフォードと申します」
彼女は、つい先日までこの国の王太子殿下の婚約者だった。
そして今日、このトレヴァント辺境伯家へと嫁いできた。
「…レオンハルト・トレヴァントだ」
非道にも自らの実妹を長年にわたり虐げ、婚約者以外の男との不適切な関係を理由に、王太子妃に不適格とされ、貴族学院の卒業式で婚約破棄を宣告された。
そして、新たな婚約者として、その妹が王太子本人から指名されたのだった。
「私は君と夫婦になるつもりはないし、辺境伯夫人として扱うこともない」
この判断によって、どうなるかなども考えずに…
※ 中世ヨーロッパ風の世界観です。
※ ご都合主義ですので、ご了承下さい、
※ 画像はAIにて作成しております
【完結】『ルカ』
瀬川香夜子
BL
―――目が覚めた時、自分の中は空っぽだった。
倒れていたところを一人の老人に拾われ、目覚めた時には記憶を無くしていた。
クロと名付けられ、親切な老人―ソニーの家に置いて貰うことに。しかし、記憶は一向に戻る気配を見せない。
そんなある日、クロを知る青年が現れ……?
貴族の青年×記憶喪失の青年です。
※自サイトでも掲載しています。
2021年6月28日 本編完結
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる