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〜空〜
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雲ひとつとしてない空を私達は飛んでいた。
いや、雲を突き抜けた上の空といったほうが正しいのかもしれない。
ふと、思ったことを口にする。
「カル、あのさ…あの黒いドラゴンのこと何かしってるの?」
『どうして?』
「ドラゴン同士だから、なにか知ってるのかなって」
『……どうしても聞きたいの?』
やっぱり知っていたんだ。質問の意味も考えず私はうなずいた。
『仕方がないなー。』
そう言うとカルは、あのドラゴンの話を始めた。
あのドラゴンは人間が実験によりあんなふうにしてしまったこと。
そして、人間をとても憎んでいるということ。
を話してくれた。
あと一つなにかゆっていたようだったが、私には風で聞き取れなかった。…
『!』
カルが、何かに驚いたように減速していく
急に止まらないのは私が落ち無いようにという配慮だろう。
「どうしたの?」
『あれ、見える?あのドラゴン』
「ええ、あれがどうかしたの?」
カルは少しめんどくさそうに
『ドラゴンには、ドラゴンテイマーと一緒にいるドラゴンを、目の敵にしてる奴が多くいるんだ。だからもしかしたらあれも…』
「だいしょうぶなの?」
『大丈夫、ぼくこう見えて結構強いから
ぼくのキリアには、指一本もふれさせないよ。ただ面倒くさいだけだよ』
いや、雲を突き抜けた上の空といったほうが正しいのかもしれない。
ふと、思ったことを口にする。
「カル、あのさ…あの黒いドラゴンのこと何かしってるの?」
『どうして?』
「ドラゴン同士だから、なにか知ってるのかなって」
『……どうしても聞きたいの?』
やっぱり知っていたんだ。質問の意味も考えず私はうなずいた。
『仕方がないなー。』
そう言うとカルは、あのドラゴンの話を始めた。
あのドラゴンは人間が実験によりあんなふうにしてしまったこと。
そして、人間をとても憎んでいるということ。
を話してくれた。
あと一つなにかゆっていたようだったが、私には風で聞き取れなかった。…
『!』
カルが、何かに驚いたように減速していく
急に止まらないのは私が落ち無いようにという配慮だろう。
「どうしたの?」
『あれ、見える?あのドラゴン』
「ええ、あれがどうかしたの?」
カルは少しめんどくさそうに
『ドラゴンには、ドラゴンテイマーと一緒にいるドラゴンを、目の敵にしてる奴が多くいるんだ。だからもしかしたらあれも…』
「だいしょうぶなの?」
『大丈夫、ぼくこう見えて結構強いから
ぼくのキリアには、指一本もふれさせないよ。ただ面倒くさいだけだよ』
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