悪役令嬢?そんなめんどくさいこと、やると思いますか?~平凡を望む転生令嬢と、のしあがりたい男爵令嬢~

サクヤ

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本章

二度目の人生

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更新おそくなりすみませんでした!
ここから一話一話がながくなる…と思います。(約束できない.(´・ω・`)
ー ー ー ー ー ー ー 

「思い出したーーーー!!!」

「.........お姉様??なにしてるの?頭、打った?」

「っ!?い、いいいいいえ!?大丈夫よ。心配してくれてありがとう。お、おほ、おほほほ」

「......無理してはダメ。今、お母様呼んでくるから」

「あ、ちょ...」

バタン、と音をたてて扉が閉まった。

ふう、と息をはく。

はい、ただいま全てを思い出しました。

本当にビックリした。いきなり前世の記憶が浮かんでくるんだもの。世の中、何があるか分からないものね。

と、その前に今の状況を整理しよう。

私の名前はソフィアラード・ジュリア・セイレンハーム。8歳だ。このライラック帝国の中で王家の次に影響力のあるセイレンハーム公爵家の長女として生まれた。

で、これ重要。今世の私......美人だ。

まあ、父母がとんでもない美貌だから当然っちゃ当然なんだけどね。

それなりに愛されている自覚は…というか、完全に溺愛だな、うん。

ガイア、怖いとかいって悪かった。いろいろ考えてくれていた......

「ソフィア!?大丈夫!?」

扉をドーンと開けて入ってきたのは、何を隠そう私の母の、ローズマリー・マナサ・セイレンハームだ。うわあ、相変わらず今日も美人ですね~。

と、それは置いておいて。

「何がですか?母上。」

「え?だってライラが......」

「......お姉様がいきなり叫び出すから、気が狂ったのかと思ってお母様を呼んできた。以上。」

どや顔でそういい放ったのは、私の妹であるライラハート・マリア・セイレンハーム、五歳だ。

「失礼だなあ。気が狂ってなんかいないよ」

「......どうだか。お姉様だから分からない」

......お分かり戴けただろうか。そう、ライラは、その可憐な見た目に対して…中身は案外毒舌である。こいつ本当に五歳か?

「本当に、怪我とかはしていないのね?」

「ええ。ご心配をお掛けして申し訳ありませんでした、母上」

「......ごめんなさい、お母様」

「いいえ。無事ならそれでいいのよ」

ほんと、よくできた大人だな...

「ソフィア!怪我をしたというのは本当か!?」

「旦那様...少しうるさいですわ」

「...父上...」

「......お父様は呼んでいない」

三方向から散々言われ、肩を落としたのは私の父のマイカル・チェンス・セイレンハーム。どうしたらお肌がそんなに綺麗になるのか、心の底から問いただしたい。

「ライラ、さすがにそれは心が折れるよ…」

「......ごめんなさい、お父様」

「旦那様、ソフィアなら大丈夫ですわ」

「そうか!良かった」

「はい、ご心配戴きありがとうございます、父上」

「いやいや、いいんだ、無事ならそれで」

父上、母上とおんなじこと言ってる。ここまで大事にされるとむず痒くなってくる。

「そうだ、旦那様。今日王宮からとても風味の良い紅茶が届きましたの。一緒にいかがですか?」

「分かった。一緒に行こう」

「ありがとうございます♪」

父上と母上、本当ラブラブだなあ。まあ、そっちの方がいいんだけどね。

父上と母上が去って行った後.........

「ソフィアお嬢様、ライラお嬢様。元気なのはけっこうですが、何卒無理はなされませんよう」

メイドのアスカがそう言ってきた。

............なんかごめんね、アスカ。
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