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~第二章~魔王としての役割は
魔王の反撃
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俺と女悪魔はリーシャの案内で屋敷を出ると、辺りに鉄の匂いが漂っていた。
「ここからあとどのくらいだ?」
「移動魔法を使い、防壁の中枢へ移動します。」
リーシャはそう言い、移動魔法を発動した
「移動魔法を使う程の距離なのに、ここまで血の匂いがするのか」
────────
襲撃を受けている中枢に到着すると、今の魔王軍がどれだけダメージを受けているのかが良く分かった。
「なんだ、これ…」
予想していたよりも倍は酷かった
「魔王様、危ない!」
ネーベルラウ王国の騎士が唐突に魔王に斬り掛かってきた。
それはリーシャの剣に防がれ、甲高い金属がぶつかる音と同時に弾き飛ばされた
「た、助かった。ありがとう」
「いえ、当然のことです」
俺も戦わなければなならないと、腕を横に大きく払う。
するとゴキブリのときの様に、辺りは蒼炎に包まれた
相変わらずとんでも能力だ。
「主様」
「女悪魔か、どうした」
やりすぎとでも言いたいのか?
いや、でも戦いにおいてやりすぎってないと思うけど…
「あの、先程聞きそびれた私の名前を聞きたいのですが…」
今この状況で言うの?!
「こ、この戦いを乗り切ってからじゃからじゃ…」
「ダメです」
うん、ですよね。
「まぁ…気になって集中できなくなられても困るからな」
「そうですね、絶対集中できません」
そこを断言するのもどうかと思うんだけど。
「アリア…ってのはどうだ?」
「アリア…ですか」
そう呟くと、顔を真っ赤に染めた
女悪魔ではなく俺が。
いや、戦ってる中とはいえこういうのはやっぱり恥ずかしいじゃん?
なんてこと思ってると
「貴様が魔王かァ…」
そう聞こえたと同時に周りが魔王の蒼い炎とは逆の、真紅の炎に包まれた
誰かと聞くまでもない。
「お前が…紅の騎士か」
「ここからあとどのくらいだ?」
「移動魔法を使い、防壁の中枢へ移動します。」
リーシャはそう言い、移動魔法を発動した
「移動魔法を使う程の距離なのに、ここまで血の匂いがするのか」
────────
襲撃を受けている中枢に到着すると、今の魔王軍がどれだけダメージを受けているのかが良く分かった。
「なんだ、これ…」
予想していたよりも倍は酷かった
「魔王様、危ない!」
ネーベルラウ王国の騎士が唐突に魔王に斬り掛かってきた。
それはリーシャの剣に防がれ、甲高い金属がぶつかる音と同時に弾き飛ばされた
「た、助かった。ありがとう」
「いえ、当然のことです」
俺も戦わなければなならないと、腕を横に大きく払う。
するとゴキブリのときの様に、辺りは蒼炎に包まれた
相変わらずとんでも能力だ。
「主様」
「女悪魔か、どうした」
やりすぎとでも言いたいのか?
いや、でも戦いにおいてやりすぎってないと思うけど…
「あの、先程聞きそびれた私の名前を聞きたいのですが…」
今この状況で言うの?!
「こ、この戦いを乗り切ってからじゃからじゃ…」
「ダメです」
うん、ですよね。
「まぁ…気になって集中できなくなられても困るからな」
「そうですね、絶対集中できません」
そこを断言するのもどうかと思うんだけど。
「アリア…ってのはどうだ?」
「アリア…ですか」
そう呟くと、顔を真っ赤に染めた
女悪魔ではなく俺が。
いや、戦ってる中とはいえこういうのはやっぱり恥ずかしいじゃん?
なんてこと思ってると
「貴様が魔王かァ…」
そう聞こえたと同時に周りが魔王の蒼い炎とは逆の、真紅の炎に包まれた
誰かと聞くまでもない。
「お前が…紅の騎士か」
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