拒絶少女は世界を拒絶する

犬派のノラ猫

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秋兎と打ち解けろ!

遊んであげる

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「何だ…ガキが増えたぞ?」

男が驚いている
そりゃそうだよな…

「お、おい!出ていかないと殺すぞ!」 

三下くん…無理するな…向いてないよこの仕事

「…秋兎さん!助けにきましたよ!」

「お、おう…ありがとう!」

まぁ確かにちょっとキツかったし正直
ありがたいが…巻き込みたくなかったな…仕方ない


「響!すまん!女の子任せたぞ!」


「分かりました!」

響は女の子の前の二人の男から目を離さずに
返事をする


「なめやがって…」

リーダーであろう男はイライラが収まらないようで
刀をカバンから取り出すと

「まぁいい…お前らもジェネス様に売るとしよう」

「売る?…あぁなるほど、素体を誘拐してたわけか」

さすが響、理解が早い

「おい…こっちみろ!」

「あ、ごめんギガントくん…大丈夫だよ、すぐ遊んであげるから」


改めて炎を出し
戦闘態勢を取る

「あそ…ぶ?は、はは!あそぶ、ひまない!すぐしぬ!」

ギガントくんはまっすぐ突っ込んできた
早いけど…動きを見るのは3回目
銃弾の時と同じだ
直線上に立たなければ問題ない

今度は動くと思った瞬間に左に避け
回避した
…1秒は早く動いたと思ったが
これでもギリギリだな

俺は嫌な汗をかいた
ギガントくんは壁を突き破って外に出た

「まじかギガントくん…でも、外のが殺りやすいか」

俺はギガントくんを追いかけて外に出た







「助けにきたよ!…あれ?」

「セツナちゃん?…遅い」

「まだ、増えるのか…」
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