ヲタクな妻は語りたい!!

犬派のノラ猫

文字の大きさ
10 / 42

バレンタイン

しおりを挟む
今日も仕事を終わらせ帰宅した
俺がリビングに入ると
いつものようにソファーに座っている
妻は話し掛けてきた。


「おかえりなさい…ユウ君」

「ただいまユイ」

ユイがこちらをいつもより真剣に見てくる…
分かっておる分かっておる。

「ユウ君…成果は?」

「こちらになります。」

俺はカバンから…

「わーい!チョコォ~!」

職場でもらった義理チョコ達を取り出した

「ありがたく食べるがよい」

「ありがたき幸せ!」

ユイは超・甘党で
バレンタインやハロウィンなどの
お菓子を俺が貰ってくるイベントがあると
昔から目を輝かせて
強奪していくのだ…ゆえに
強奪される前に献上することにしている。


「チ◯ルチョコおいしい」

「良かったね?」

「おお!ポッ◯ー1袋!豪華!」

「豪華か?」

「雪見だいふく1個には劣るけど豪華!」

「雪見だいふくは2個しか無いからな?」

事と次第では戦争になるよ。

「ユウ君も食べた?」

「会社でき◯この山とタ◯ノコの里とか食べたよ?」


「…ちなみにユウ君はどっち派?」

「ふっ…やめようこれからの俺達のために。」

「そ、そうだね…あ、そうだ…はい」

「ん?」

ユイはちょっと恥ずかしそうに
紙袋をキッチンから持ってきて渡してくれた

「ハッピーバレンタイン!」

「ありがとう」

「今回もクッキーだよ?」

「ユイのクッキー美味しいから好きだよ」

「うれしいよ」

そう言ってユイは
お風呂に行ってしまった。


__ユイ視点


「ふぅ…今年も任務完了!」

ボクは甘党だけど好きだから
食べてるわけじゃない…
いやそれもちょっぴりあるけど…

「ユウ君にはボクのお菓子で満足して欲しいもんね♪」

我ながら独占欲が強いとゆうか…
昔からのクセとゆうか…


「明日からしばらくダイエットがんばるぞい!」

ボクはニコニコで明日の自分に丸投げした。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語

jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
 中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ  ★作品はマリーの語り、一人称で進行します。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

まなの秘密日記

到冠
大衆娯楽
胸の大きな〇学生の一日を描いた物語です。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

処理中です...