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勇者は温泉に行ってるらしい
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魔王城のとある一室。
我こと大魔王の部屋である
ここには毎日頑張っている部下達が報告しに来てくれる
「エロエッタ…貴様…今何と言った?」
今日報告に来てくれたエロエッタは
信じられないことを言った
「勇者のやつ、皆で温泉旅館に泊まってるらしいですよ?」
「勇者、我を倒す気あるの?」
勇者、のんびりしすぎでは無いか?
何回サービス回をする気だ?
「しかも混浴みたいですよ?」
「何をしている早く勇者と仲間の男を殺さぬか?」
確か仲間の男はミラに好意があるのだろ?
「行為を好意から故意的にしてきたらどうするのだ」
「早口言葉みたいですね大魔王様」
「確かにな。」
「ねぇ私も行きたいわマオマオ~」
我が娘を本気で心配していると
転移魔法を使い我の膝に跳んできた
「ビックリしたぞ我が妻!?」
「いやぁ~クロハって呼んで?」
「ク、クロハ様お久しぶりでございます。」
エロエッタは体を震わせながら
クロハに挨拶をした
「あら、エロエッタ来ていたのね?…報告?」
「そうですクロハ様」
「どんな報告エロエッタ?」
「い、いや…その…大魔王様には報告いたしましたし…」
基本的には勇者関係の報告は我以外にしては
いけないのだ。
変に不安を煽るだけだしな。
「ん~…私はエロエッタに聞いてるんだよ?」
おぉ…すごいプレッシャーだ…
流石は我妻。
「だいたいねエロエッタ…人の旦那の前で何て格好をしているのかな?」
「ひっ!」
エロエッタは体を隠すようにしゃがみこんだ…
何か新鮮だなと我が見ていると
「マオマオ?…見たらダメでしょ?」
「は、はい。」
「それで、マオマオ~…何の報告だったの?」
「えっとだな…」
仕方ない…これ以上引っ張ると
クロハがエロエッタをR18Gな事にしかねないしな。
「勇者が温泉旅館に泊まっているらしいぞ」
「えぇ~…勇者ずるい…ってことはミラちゃんも温泉?」
「だろうな。」
「…男と?」
「せやで」
「まさか混浴?」
「イエスだ。」
「……今すぐ旅館を教えなさいエロエッタ」
「!?」
マジな目である。
これはまずい!
「落ち着けクロハ…」
「止めないでマオマオ…あまりにもバカにしてるわ」
「お、おう?」
「マオマオを倒しに来ないばかりか…サービス回ばかりして…私、そんな勇者の物語には一回絶望を挟むべきだと思うの」
「しかし…お前が行かなくても…」
大魔王心配だ…
「部下を信用してない訳じゃないよマオマオ…危ないからこそ私が行くの…No.2の私が」
「危ないなら尚更我が行くぞ!」
「ダメよマオマオ…マオマオはここに居て?」
クロハは一瞬優しい顔をして
「大魔王は何があろうがどっしり構えてないと部下が不安になるのよ?」
「クロハよ…」
「例えさ、最愛…最愛の妻が死地に向かうときでも!」
若干照れて噛んでるクロハかわいいなと
思ったが心配が勝ちそれどころではない…が
「分かった…だが無理はするな…」
「分かってるよ大魔王様…行ってきます」
「うむ!恐怖を植え付けてこい!クロハよ!」
クロハは転移魔法でエロエッタと共に跳んだ
頑張れクロハ!
そして…残業代と手当ては出すからなエロエッタ!
我こと大魔王の部屋である
ここには毎日頑張っている部下達が報告しに来てくれる
「エロエッタ…貴様…今何と言った?」
今日報告に来てくれたエロエッタは
信じられないことを言った
「勇者のやつ、皆で温泉旅館に泊まってるらしいですよ?」
「勇者、我を倒す気あるの?」
勇者、のんびりしすぎでは無いか?
何回サービス回をする気だ?
「しかも混浴みたいですよ?」
「何をしている早く勇者と仲間の男を殺さぬか?」
確か仲間の男はミラに好意があるのだろ?
「行為を好意から故意的にしてきたらどうするのだ」
「早口言葉みたいですね大魔王様」
「確かにな。」
「ねぇ私も行きたいわマオマオ~」
我が娘を本気で心配していると
転移魔法を使い我の膝に跳んできた
「ビックリしたぞ我が妻!?」
「いやぁ~クロハって呼んで?」
「ク、クロハ様お久しぶりでございます。」
エロエッタは体を震わせながら
クロハに挨拶をした
「あら、エロエッタ来ていたのね?…報告?」
「そうですクロハ様」
「どんな報告エロエッタ?」
「い、いや…その…大魔王様には報告いたしましたし…」
基本的には勇者関係の報告は我以外にしては
いけないのだ。
変に不安を煽るだけだしな。
「ん~…私はエロエッタに聞いてるんだよ?」
おぉ…すごいプレッシャーだ…
流石は我妻。
「だいたいねエロエッタ…人の旦那の前で何て格好をしているのかな?」
「ひっ!」
エロエッタは体を隠すようにしゃがみこんだ…
何か新鮮だなと我が見ていると
「マオマオ?…見たらダメでしょ?」
「は、はい。」
「それで、マオマオ~…何の報告だったの?」
「えっとだな…」
仕方ない…これ以上引っ張ると
クロハがエロエッタをR18Gな事にしかねないしな。
「勇者が温泉旅館に泊まっているらしいぞ」
「えぇ~…勇者ずるい…ってことはミラちゃんも温泉?」
「だろうな。」
「…男と?」
「せやで」
「まさか混浴?」
「イエスだ。」
「……今すぐ旅館を教えなさいエロエッタ」
「!?」
マジな目である。
これはまずい!
「落ち着けクロハ…」
「止めないでマオマオ…あまりにもバカにしてるわ」
「お、おう?」
「マオマオを倒しに来ないばかりか…サービス回ばかりして…私、そんな勇者の物語には一回絶望を挟むべきだと思うの」
「しかし…お前が行かなくても…」
大魔王心配だ…
「部下を信用してない訳じゃないよマオマオ…危ないからこそ私が行くの…No.2の私が」
「危ないなら尚更我が行くぞ!」
「ダメよマオマオ…マオマオはここに居て?」
クロハは一瞬優しい顔をして
「大魔王は何があろうがどっしり構えてないと部下が不安になるのよ?」
「クロハよ…」
「例えさ、最愛…最愛の妻が死地に向かうときでも!」
若干照れて噛んでるクロハかわいいなと
思ったが心配が勝ちそれどころではない…が
「分かった…だが無理はするな…」
「分かってるよ大魔王様…行ってきます」
「うむ!恐怖を植え付けてこい!クロハよ!」
クロハは転移魔法でエロエッタと共に跳んだ
頑張れクロハ!
そして…残業代と手当ては出すからなエロエッタ!
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