勇者がこちらに来てるらしい

犬派のノラ猫

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クロハはマオマオが心配

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こんばんにちはクロハです。
大魔王軍No.2にしてマオマオの妻!
今日も今日とてマオマオが心配なクロハです!


「マオマオはいつも無理をするから」

そう、若かりし頃…マオマオのお父さんが大魔王
だった時代…毎日毎日…立派な大魔王になるための
勉強に訓練…あの時代は普通に人間と戦ってたので
今よりずっと厳しかった…マオマオはそれが嫌だって
ずっと言ってた。
何故争うのか、何故お互いを尊重できないのか
我々と人間の違いなんて姿しか無いのに…って


マオマオは魔族だけでなく、この世界の全てを
変えなければいけないと言っていた。

『片方が手を差しのべ、その手を取り握り返し共に歩めるようにしなければ平和など永遠に来ない。差しのべるだけでも引っ張られるだけでもダメなのだ。』


ふふ…当たり前のことだけど私は何故か
核心をつかれた気がした。

当たり前なのに出来ていないとゆう現実を
突き付けられたからだろう。

綺麗事だと笑う者もいた。
私はボコボコにしたがマオマオは言葉で正そうとした。
殴った方が早いのにマオマオは暴力には訴えなかった。
強いのに…その気に成れば今日にでも
世界を手に入れられるのに

そんなマオマオが…


「大丈夫?マオマオ?」

「う、うむ…」

ただいま、ギックリ腰にやられています。

そう、あれは30分前__



「大魔王のイス…何かズレておるよな?」

こんにちは大魔王だ!…何となく大魔王のイスを見て
我は気が付いた…前にズレてないか?…と。


「一回気になると…ダメだな…仕方がない…気を付けて直そう。」


何せ10tあるからな…まあまあ重たいのだ…


「…えっと膝を曲げて…きちんとした姿勢で…」

我はこの前テレビで見たギックリ腰にならない
持ち上げ方で持ち上げようとした…その時だった。


魔界ゴキブリが大魔王のイスの下から這い出てきたのだ。
我は驚き、手を滑らせ10tの物を持ち上げる力のまま
上に万歳したのだ…そして




現在__


「この有り様なのだ!ッッッアタタタタタタァ!?」

「いきなり大声出したらダメだよマオマオ!?」

「う、うむ…すまぬクロハ…何故かさっきの出来事をセルフで振り返っていた。」


「頭打ったのマオマオ?」

「いや…大丈夫だクロハよ」

情けない…とゆうか魔界ゴキブリめ…クロハ達の
掃除をもってしても逃げ隠れ出来るとは…恐るべし!


「大丈夫…安心してマオマオ?」

「何がだ?」

「魔界ゴキブリは私が拷問してるから」

「拷問!?」

「ただ殺すだけではダメだとさっき大魔界会議(四天王達の会議)で決まったのよ」


「何をしておるのだアイツらは!?」

「あと、大魔王軍の科学者アッタマイーノが魔界ゴキブリを根絶やしにする兵器を開発中らしいわ!」



「すぐにやめさせろ!?」

生物をひとつ根絶やしにする危険性が分からぬ
やつではあるまいに!…今度、話そう
あやつはやはりどこかおかしい!
…慕ってくれるのは嬉しいが!


「もうよい…魔界ゴキブリは大自然に返してやれ」

「あまいわよマオマオ!自分が傷付いたのに」

「あれは、我が驚きすぎたのが悪い。魔界ゴキブリはビックリして出てきただけだ。」


「そうだけど…」

「傷付けられたから傷付けるではダメなのだクロハよ…昔教えたであろう?」


「っ…分かったわ…でも魔界ゴキブリは恩とか感じないと思うわよ?」


「かまわん。…恩を求めて助けるわけではない。助けた方が気持ちがいい…つまり、我のワガママだ。」


「ずるいわマオマオ…マオマオのワガママなら私は叶えてあげたくなっちゃうもの」


「すまぬな。」

その後、魔界ゴキブリは森に輸送された。
何かお辞儀したような気がしないでもないが…気のせいだろう。

奪わぬ楽しさを教えるのも我の勤めなのだ。

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