アカシャ

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AKASHA

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はじめにー               アカシャ記録〓近代神智学     ご存じでしょうか?         これは、サンスクリット語に由来する 「ア-カ-シャ」ですが、物理介、星幽介、天空を取り巻く宇宙の果てなき遠い世界が伸びた宇宙の歴史です。其れは、時間の流れに従って配列された「アカシャ年代記」がアカシック レコードであり「AKASHA」なのです。                其処には、過去ー現在ー未来の情報が記録され「宇宙の図書館からの啓示」です。そしてこの哲学をとうして自分と向き合うツールが求められます。其れは、即ち洞察を得る事なんです。              「運勢」                 人は誰もが、本命星のもとに生まれます。                それは、単に「星占い」ではなく、自らの本命星を養い善星を導き悪星を退け、自分の生命且つ、生命向上を図るため生きる。                運勢〓運命                ある一人の女性の生き方AKASHAを綴れば、「生まれつきの星の元」と言葉にするならば、その星の元で人生を翻弄される姿を鏡に映してみれば、意に反した生き方は悲観的な状況を克服するその姿こそ「アカシック レコード」に組込まれた人生だったのです。             
「私は私」              それは、何の前触れなく訪れた。               「私は、光のトンネルを非常に勢いよく通過した。私は、地球から宇宙に飛ばされたのだ。そして、太陽系を眼下に銀河系へと繫がれたのだ。      そこは、銀河の流れのフラクタル波(自己相似)に包囲されている時、私の意識が宇宙の万物を包むために拡大していたのだった。」           それは、超高速で宇宙空間を通過する宇宙を包む意識の拡大とが結び付いている。その、遠くに見える入り口(地球の大気圏)は遥か遠くに見える。そこに開けた宇宙空間には、満点の星々が輝く。このフラクタル波は、地球から宇宙へ何光年も伸びて、その光は緩やかに見えるが、実は信じがたいスピードで何光年も移動させる。       その感覚は、何光年も移動する訳であり、この世界には、時間、空間の概念はなく、全く存在しないのである。      そして、物理次元はない。      それは、とてつもない巨大エネルギーの塊であり、このトンネルを突然に飛び出すように宇宙空間に放り出された私でした。              そして、振り返ると、光のトンネルは消滅し、そこには、混沌とした闇があり、その闇を照らす満点の星々を目の当たりにするのでした。        そして、次にまた非常に強い光が私を包み回転しながら広大な宇宙空間を超高速で瞬間移動した。それは、ワームホールに吸い込まれたのだった。                 私は、超高速の光のトルネードの中を瞬間移動し、眩い開けた空間に飛び出した。そこは、太陽エネルギーが燦々と届けられた暖かい陽射しと、緑豊かな丘にすみれ色の綺麗な花が咲きほこり、何やら果樹園が望める甘い香り漂う空間に私は飛び出た。              そして、白砂にコバルトブルーの湖と対岸に2つ連なる火山を見た。その火山は噴火はしていなかったが煙りが立ち上る。その火山の周りを大きな翼竜のような大きな鷲が旋回していたのでした。そして、コバルトブルーの湖の方向から神の聲を聞く。「ここは、中津国。汝が故郷」            「リヤ、リヤ、汝が帰還するにはまだ早い。まだKARUMA業が残されている。テラ(地球)へ戻れ」私は、その聲を耳にすると、ものすごい勢いで急降下し、魂が引き裂かれる程の威力で地球に戻されたのでした。                 そこは、ある救急処置室で、ベッドに横たわり、酸素マスクを付け頭には、ラグビーでもするかの如くに、メットが被さっていた自分を見たのでした。私は、くも膜下出血により、生死を彷徨って、この肉体から離脱したが、神の聲を聞いて再び自分の肉体に魂が滑るように入るのが分かったのでした。「私は生きている」私のKARUMA業って?この苦渋の苦しみを味わうことがKARUMA業なのか…………私の故郷が中津国?私はリヤ?私は一度死んだ?私は右脳に3センチ大の瘤が裂けてくも膜下出血を起こして、ドクターヘリで救急搬送され、その病院似てゴッドハンドのDr.より緊急手術受け一命を救われたのでした。そして、私の名前はリヤではなく、私は「和歌山 里香(わかやま りか)」あでる。神の聲には、リヤと呼ばれこれが、KARUMA業に組み込まれたAKASHAとすれば、中津国は私が行くべき故郷であり、私の魂は、KARUMA業を刈り取るために修行に出された。そして、地球に魂を宿した……謎は解けつつあるも、まるで、天国のような中津国から地球の肉体に魂を宿り人生を歩む理由がわからなかった。神の聲には、理由は語られていない。地球の肉(肉体)は重くて不快。逆に、中津国へ飛んだ時は軽くて、微粒子の魂は何とも爽快であった。私は、約3ヶ月リハビリと治療の末、経過良好のため無事退院した。私の右脳には、水頭症を防ぐ働きのシャントが埋め込まれていたが、違和感なく、今では馴染んでいる。私の日常は、至って淡々と過ぎて行き、右脳手術の経過観察も、良好と定期検診では診断結果が表されていたのでした。そして………この頃より不思議な体験をする私がいた。それは、真夜中の就寝中に起きる。ベッド上の天井がぽっかりと大きな穴が開き、夜空の星々が見える。その中から大きな2頭のwhite Lionが私の足元の布団に降りて、瞼が閉じ睡眠中の私の瞳の中に映し出された。怖くはなかった。むしろ、何とも言えぬ懐かしさを感じる感覚に囚われた。この現象は度々あり、その内に、私は、幽体離脱した。一瞬にして、中津国へ飛んだ。信じられない超高速スピードで、魂が引き裂かれる程のスピードで……………… そこに恐怖感などない。何かしら、愛しい者を忘れたようなわすれ物したような感覚がそこにあった。そして愛しい者の存在と、中津国の私。その、度々の幽体離脱の魂は緑豊かな丘に立ち尽くす私に、私の後ろから聞こえる神の聲に導かれて城にたどり着く。その城は、白い御影石で築かれていて、陽射しが反射し、キラキラ光り素晴らしく美しい城であった。私はその城に躊躇することなく、自ずと足を踏み入れるのでした。素足の私に履物を差し出す召使いが、まるで猫のような顔つきが印象深かった。そして、2頭のwhite Lionに出迎えられて王の間らしき部屋へ導かれる。大きな扉が自動的に開き、私は王様の御前に跪く。その王様は「私は、この中津国の支配者。アスモ・ゼウス。汝は我が娘。」と言う聲の中で、私の魂は、ものすごい勢いで急降下しベッド上の私の肉(肉体)へ滑るように戻る。そして、「ふ~~~~っ・・・」私は息を吹き返す。この数分間、いや数十分に及ぶ心停止があり、息が絶える現象が起きていたと自覚した。もがくような苦しみはなく、ただ心臓の脈打つ早さが気になったが、直ぐに落ち着いた。しかし、この現象で病院への受診はせず、代わりに、イエス・キリスト教会へ足を運ぶ。そこで、この不思議な体験を神父様に相談するも、「先に病院へ行き、心臓検診することが先決です。そして、アスモ・ゼウスは悪魔サタン。昔、バチカン市国においてはエクソシストに依る悪魔払いが行われている。貴女はその娘…」神父様は曇り顔で眉をひそめ私の顔を覗き込む。「確かに、貴女の瞳から宇宙のメッセージを感じます。私から貴女に手を差し伸べるとすれば、このメダイをお守りとしなされ。」と言うと、私の両手をとりメダイを握らせた。この時、私は火傷しそうな熱さをメダイに感じ、床にうち捨てた。それをハンカチで包むように拾い上げバッグの中へ終うと、挨拶し「神父様、ありがとうございます。一度、病院へ受診試みます。」と応えた。教会から逃げるように足早に帰宅した私でした。私は、愛想で返答しただけで実際に心臓検診は受ける積もりはなく、何故ならば、以前に心臓検診を受診し、右脚ブロックを指摘されていたが、現段階では治療の必要性はないと診断されていたからなのです。心臓に痛みなく、投薬もなく、普通に生活は出来ています。それから、私は神父様から頂いたメダイを就寝時に使う枕に潜ませた。何故だか分からないが、「悪魔サタン、悪魔払い」と言う一言が妙に気になったからでした。そして、その日の就寝時間滞に、ベッド上の天井に大きな穴が開き、2頭のwhite Lionが降りてその内の1頭が枕に潜ませたメダイを咥えて持ち去るのでした。そして天井の大きな穴は塞がれた。そして、直ぐにメダイは蒸発したかのように消えてなくなり、不思議な現象が起きるのでした。それからともなく、私は、頻繁に肉(肉体)より幽体離脱し、微粒子の魂は超高速スピードの光のトンネル、光のトルネードを通過し、故郷は中津国へ誘われた。その内に、運命的な出会いが待っていたのだった。現在年齢60歳超えた初老のバァバァでこの地球上では、可愛いい孫を持つが、中津国へ行くと、年齢が20歳そこそこに若返る魂であった。そこで、私の夫であり、愛しい者との引き合わせがあったのです。我が愛すべき夫。父王が退冠の後に中津国に君臨する王様「ニコデモ」と称されたのである。悪魔サタンと称された父王に代わり中津国を新たに統治する神として君臨するのです。ニコデモは夫。私の肩を後ろから抱きしめ囁く。「我が妃よ、しばしの別れ。地球でのKARUMA業を全うし帰還する日を心待ちにしておるぞ……」その言葉に、私はぞくっ・・・っと身震いし、魂に稲妻が走ったのを覚えるのでした。何とも・・・快感でした。懐かしさと、愛しさがこみ上げてきました。そして、一滴の嬉し涙がこみ上げる感覚が私の魂にあったのでした。愛しい人と引き離されて………私。地球では、未亡人として生きる中で、ストーカーに貶められながらも、気丈に生きている。Wi-Fiの不正アクセスや、無言電話、郵便物を勝手に触られるなど……偽り言で犯罪者に仕立て上げる虚偽は許し難い。だが、私は、虚偽申し立てをすることが「面倒くさい」無駄な時間をそんなことに費やす心にゆとりなく、毎日暇潰しに趣味の時間を枠にいれることが、唯一の楽しみで、ストーカーがどうであれ「どうでもいいですよ~」って言うか、構いにゆく積もりもないし、仮に度を超えた仕業で命を絶たれても構わない。例えば、住居不法侵入されて食物や、飲料に毒物を入れるなどの行為があったならば死ぬ。それは、私のKARUMA業に組み込まれたAKASHAなら・・・それに従います。それが、誠のお迎えならば死ねます。恐怖感はそこにない。「来るなら来い」です。満身創痍ですから………それが、私の地球に修行に来た終結があり、故郷の中津国へ晴れて帰還することが叶う。ストーカーも利用次第で満身創痍に取って代わる存在である。               中津国へ帰還すると、王妃リヤとして君臨する。その日が父王アスモ・ゼウスの退冠式であり、「ニコデモ王の御代」が中津国に訪れ、私には真の春が訪れるのである。私は、KARUMA業を刈り取るため地球に転生して早くも60年が過ぎた。何も普通から外れた生き方はない。人並みの生き方で60年が瞬く間に過ぎ、特に目立った富や名声もない。何処にでもいる普通のバァバァであり。私の血脈を受け継ぐ可愛い孫がいるだけで幸せである。私の総骨は真言宗高野山は奥の院にある墓に入る。私がこの地球に生きた証として残る。KARUMA業を全うしたた証が刻まれる。そして、孫、曾孫、夜叉孫、と私の血脈は受け継がれて行くでしょう・・・・・・・・・           私は私。AKASHAに生きる。    ニコデモ王に愛されて・・・・・・・・・
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