44 / 229
第四十四話 断罪の時間
しおりを挟む
朝からギルドは騒然としていた。王都から来たギルド職員が、忙しそうにギルド内を出たり入ったりしている。彼らの両手には数え切れない書類の山が詰まれ、馬車に積み込まれていた。そんな様子を当巻きに見ながら、冒険者達は何が起こったのか噂し合う。
王都のギルドの対応は素早かった。普通なら頭を一つ下げてことを収束させるのだが、今回はそれが出来なかった。何故ならゴードンの妻が王族の直系の血筋にあたる人物だったからである。事の真相を知ったゴードンより妻の方が怒り心頭で、王都のギルドに激震が走った。王都のギルドで重要な役を任されていた青白い顔の男はタリアの町のギルドマスターに左遷され、返り咲きを計ろうとした結果この事件を起こしていた。もちろん、これだけではなく、他にも彼が依頼料を誤魔化した事例が多く出てきた。職員の関与も問題になったが、ギルドマスターの絶大な権力の下での命令だと分かり不問とされた。
コジコジ達も冒険者を見殺しにしたという事で拘束された。しかし、限りなく黒い噂は沢山あったが、おっちゃん以外の確実な証言を取る事は出来なかった。ギルド本部がコジコジ他メンバーに与えた罰則は鉱山送りだった。
「証拠もないのに鉱山送りとはどういうことだ!?」
コジコジが息巻く。
「そうよ! 私たちを貶めるために、あのおっさんが嘘をついていたに違いないわ」
「奴が自分のミスをなすり付けたでやんす」
「俺、悪くない」
四人はギルド内で喚き散らす。王都から来たギルドマスターは、彼らに冷たく言い放った。
「我々が決定したことが覆るはずなかろう!」
彼らは顔面蒼白になる。ギルドに呼び出されていた俺も、彼らの哀れな成り行きに笑いが止まらなかった。
「十年まじめに働いたら帰ってこれるさ」
コジコジにウインクを投げかけてあげた。正直、鉱山に飛ばされた冒険者が無事に戻ってくる話など一度も聞いた事はない。
「お前が手を回しただろ!」
コジコジが手を縛られながら俺に噛みついてきた。
「俺ごときがギルドを動かす力なてあると思うか? 口は出したがな」
ことの成り行きを見ていたギルド仲間が爆笑した。もとから悪い噂の多かったパーティだったので、誰一人彼らを擁護する者はいなかった。元ギルドマスターとコジコジ達がギルドから連れ出された後、騒然としていた室内が静かになる。俺は窓口に行き金貨50枚の違約金を受け取った。袋に入った金貨の重みを感じながら、自分の命の軽さに笑うしかなかった……。知らず知らずのうちに口から愚痴を吐いた。
「クソッタレな世界だぜ……」
窓口に座っていたマリーサさんの肩がビクッと震える。
「大変申し訳ありませんでした」
何度も何度も彼女は頭を下げた。
「その謝罪が俺の得になるのか?」
辛らつな言葉を吐きかける。彼女に恨みは全くなかった。ただ、今回自分がギルドにやられた事を考えると、はいそうですかと素直になれるほど大人ではない。
「それでも私はおっちゃんさんに謝りたいんです」
彼女は毅然とした態度で謝罪した。俺は窓口から覗いている彼女の面前で線を引いた。
「安全な内で仕事をしている奴と命をかけて外で仕事をしているこの境界線で、内から何を言われてもなんも響かんのよ」
完全な八つ当たりだと分かっていたが、吐露せずにはいられなかった……。
「お酒三十杯の貸しを返して貰います!」
彼女は机をバンと叩いて窓口の奥に消えていく。周りは何が起こったのか分からず俺に冷ややかな目線を送る。窓口の前で呆然としているとマリーサさんが服を着替えて俺の前に立っていた。
「さあ! 飲みに行きましょう」
俺の手を強く引っ張りギルドを後にした……。
* * *
「ど・れ・に・し・よ・う・か・な?」
マリーサさんはメニューを見ながらお酒を選ぶ。いつもは制服姿しか見ていなかったので、私服の彼女は幼く見える。短く切りそろえた青い髪の毛からすこしだけ耳が覗くのをみてにやけてしまう。
「あんまり高い酒は勘弁してくれ」
心とは裏腹にわざとふてくされたように話す。
「懐に大金が入っているんだから心配ないでしょ!」
可愛く愚痴る。いつもは敬語で話してくるので、そのギャップがまた良い。まさにMMKだ!
「「カンパーイ!」」
陶器のカチンとぶつける。彼女はグビグビと喉を鳴らし酒を一気に飲む。
「酒はいける方なのか?」
「どうなんでしょう? だって私初めてだから」
俺の顔をジッと見つめてクスクス笑う。俺は彼女が言った言葉が嘘か誠か分からなかった。年下の女性におもいっきり遊ばれているのも悪くないなと俺も一気に酒を呷った。美味しそうな料理が次々と運ばれてくる。彼女は目をキラキラさせながらそれを口に運んだ。
「おっちゃんさんは良い店を知ってるんですね」
「さんはいらんよ……おっちゃんと呼んでくれ」
俺はこの店を紹介してくれたオットウに感謝した。最初は彼女がギルドで俺にした事を 謝っていたが、酒が進むにつれてギルドと同僚の悪口に変わる。
「だからでしゅねぇーおっちゃんちゃん、ちゃんと聞いてましゅか!」
赤い顔をしながら呂律の回らなくなっりながら語りかけてくる。
「ああ、聞いてるとも」
完全にMMUだ。
「店員さーーーん、もう一杯!」
ジョッキを高く掲げて酒のお代わりを要求する。
「もう、ほどほどにしとけよ」
「なんでしゅか! まだ七杯しかのんでいましぇん。あと二十三杯残っているんでしゅからね」
「後、二十三杯飲むのかよ!!」
突っ込むとケタケタ笑う。
「おっちゃんそれは違いますゥ! あと三十三杯飲むんれしゅ」
「何勝手に十杯も増やしてんだ」
「私が十日間おっちゃんを心配したからです」
彼女はうつむきながらそう答えた。完全にMMKK。
二人で肩を組みながら店を出た。マリーサさんは鼻歌を歌いながら千鳥足で練り歩く。数日前まで死にものぐるいで、森の中で足掻いていたことが嘘のように感じた。突然、彼女が俺の腕を引っ張り店の扉を開け中に入った。そこは冒険者が泊まる宿というより、情事を目的にしているすこし古びた連れ込み宿であった――
俺たちは二階の部屋に通され中に入った。俺はやらしい気持ちより……ギルドのアイドルと一緒にこんな店に入ったのを誰かに見られでもしたらと思う、不安な気持ちの方が大きかった。
「なんて顔をしてるんれす~」
俺のそんな顔色を察してか、彼女は俺の腰に腕を回してきた。ゆっくりと顔を近づけ俺の目をじっと見る。彼女の口から酒の臭いが甘く漂ってくる。心の中で頂きますと手を合わせ口づけを交わした。彼女の柔らかい唇の感触を味わう……それに答えるようにねっとりと舌が絡んできた。室内にピチャピチャと淫靡な音が静かに響く。俺はゆっくりと手を尻に回すと彼女の吐息が漏れる。
彼女は自分から焦らしたように服を脱ぎ出す。豊満な胸が飛び出し、俺は我慢しきれずに彼女をベットに押し倒した。柔らかい青い髪に顔を埋めると甘ったるい匂いが漂う。その匂いを存分に楽しんで彼女の顔を覗く。彼女は妖艶な笑みを浮かべながら――
小さな寝息を立てて眠っていた……。それ以上手を出せなくなった俺は、やり場のない気持ちをどこに持って良いのか分からず、彼女の可愛い寝顔を覗き込んだ。
「いくじなし……」
彼女の寝言が小さく聞こえた。俺はその通りだと深いため息をついた。
王都のギルドの対応は素早かった。普通なら頭を一つ下げてことを収束させるのだが、今回はそれが出来なかった。何故ならゴードンの妻が王族の直系の血筋にあたる人物だったからである。事の真相を知ったゴードンより妻の方が怒り心頭で、王都のギルドに激震が走った。王都のギルドで重要な役を任されていた青白い顔の男はタリアの町のギルドマスターに左遷され、返り咲きを計ろうとした結果この事件を起こしていた。もちろん、これだけではなく、他にも彼が依頼料を誤魔化した事例が多く出てきた。職員の関与も問題になったが、ギルドマスターの絶大な権力の下での命令だと分かり不問とされた。
コジコジ達も冒険者を見殺しにしたという事で拘束された。しかし、限りなく黒い噂は沢山あったが、おっちゃん以外の確実な証言を取る事は出来なかった。ギルド本部がコジコジ他メンバーに与えた罰則は鉱山送りだった。
「証拠もないのに鉱山送りとはどういうことだ!?」
コジコジが息巻く。
「そうよ! 私たちを貶めるために、あのおっさんが嘘をついていたに違いないわ」
「奴が自分のミスをなすり付けたでやんす」
「俺、悪くない」
四人はギルド内で喚き散らす。王都から来たギルドマスターは、彼らに冷たく言い放った。
「我々が決定したことが覆るはずなかろう!」
彼らは顔面蒼白になる。ギルドに呼び出されていた俺も、彼らの哀れな成り行きに笑いが止まらなかった。
「十年まじめに働いたら帰ってこれるさ」
コジコジにウインクを投げかけてあげた。正直、鉱山に飛ばされた冒険者が無事に戻ってくる話など一度も聞いた事はない。
「お前が手を回しただろ!」
コジコジが手を縛られながら俺に噛みついてきた。
「俺ごときがギルドを動かす力なてあると思うか? 口は出したがな」
ことの成り行きを見ていたギルド仲間が爆笑した。もとから悪い噂の多かったパーティだったので、誰一人彼らを擁護する者はいなかった。元ギルドマスターとコジコジ達がギルドから連れ出された後、騒然としていた室内が静かになる。俺は窓口に行き金貨50枚の違約金を受け取った。袋に入った金貨の重みを感じながら、自分の命の軽さに笑うしかなかった……。知らず知らずのうちに口から愚痴を吐いた。
「クソッタレな世界だぜ……」
窓口に座っていたマリーサさんの肩がビクッと震える。
「大変申し訳ありませんでした」
何度も何度も彼女は頭を下げた。
「その謝罪が俺の得になるのか?」
辛らつな言葉を吐きかける。彼女に恨みは全くなかった。ただ、今回自分がギルドにやられた事を考えると、はいそうですかと素直になれるほど大人ではない。
「それでも私はおっちゃんさんに謝りたいんです」
彼女は毅然とした態度で謝罪した。俺は窓口から覗いている彼女の面前で線を引いた。
「安全な内で仕事をしている奴と命をかけて外で仕事をしているこの境界線で、内から何を言われてもなんも響かんのよ」
完全な八つ当たりだと分かっていたが、吐露せずにはいられなかった……。
「お酒三十杯の貸しを返して貰います!」
彼女は机をバンと叩いて窓口の奥に消えていく。周りは何が起こったのか分からず俺に冷ややかな目線を送る。窓口の前で呆然としているとマリーサさんが服を着替えて俺の前に立っていた。
「さあ! 飲みに行きましょう」
俺の手を強く引っ張りギルドを後にした……。
* * *
「ど・れ・に・し・よ・う・か・な?」
マリーサさんはメニューを見ながらお酒を選ぶ。いつもは制服姿しか見ていなかったので、私服の彼女は幼く見える。短く切りそろえた青い髪の毛からすこしだけ耳が覗くのをみてにやけてしまう。
「あんまり高い酒は勘弁してくれ」
心とは裏腹にわざとふてくされたように話す。
「懐に大金が入っているんだから心配ないでしょ!」
可愛く愚痴る。いつもは敬語で話してくるので、そのギャップがまた良い。まさにMMKだ!
「「カンパーイ!」」
陶器のカチンとぶつける。彼女はグビグビと喉を鳴らし酒を一気に飲む。
「酒はいける方なのか?」
「どうなんでしょう? だって私初めてだから」
俺の顔をジッと見つめてクスクス笑う。俺は彼女が言った言葉が嘘か誠か分からなかった。年下の女性におもいっきり遊ばれているのも悪くないなと俺も一気に酒を呷った。美味しそうな料理が次々と運ばれてくる。彼女は目をキラキラさせながらそれを口に運んだ。
「おっちゃんさんは良い店を知ってるんですね」
「さんはいらんよ……おっちゃんと呼んでくれ」
俺はこの店を紹介してくれたオットウに感謝した。最初は彼女がギルドで俺にした事を 謝っていたが、酒が進むにつれてギルドと同僚の悪口に変わる。
「だからでしゅねぇーおっちゃんちゃん、ちゃんと聞いてましゅか!」
赤い顔をしながら呂律の回らなくなっりながら語りかけてくる。
「ああ、聞いてるとも」
完全にMMUだ。
「店員さーーーん、もう一杯!」
ジョッキを高く掲げて酒のお代わりを要求する。
「もう、ほどほどにしとけよ」
「なんでしゅか! まだ七杯しかのんでいましぇん。あと二十三杯残っているんでしゅからね」
「後、二十三杯飲むのかよ!!」
突っ込むとケタケタ笑う。
「おっちゃんそれは違いますゥ! あと三十三杯飲むんれしゅ」
「何勝手に十杯も増やしてんだ」
「私が十日間おっちゃんを心配したからです」
彼女はうつむきながらそう答えた。完全にMMKK。
二人で肩を組みながら店を出た。マリーサさんは鼻歌を歌いながら千鳥足で練り歩く。数日前まで死にものぐるいで、森の中で足掻いていたことが嘘のように感じた。突然、彼女が俺の腕を引っ張り店の扉を開け中に入った。そこは冒険者が泊まる宿というより、情事を目的にしているすこし古びた連れ込み宿であった――
俺たちは二階の部屋に通され中に入った。俺はやらしい気持ちより……ギルドのアイドルと一緒にこんな店に入ったのを誰かに見られでもしたらと思う、不安な気持ちの方が大きかった。
「なんて顔をしてるんれす~」
俺のそんな顔色を察してか、彼女は俺の腰に腕を回してきた。ゆっくりと顔を近づけ俺の目をじっと見る。彼女の口から酒の臭いが甘く漂ってくる。心の中で頂きますと手を合わせ口づけを交わした。彼女の柔らかい唇の感触を味わう……それに答えるようにねっとりと舌が絡んできた。室内にピチャピチャと淫靡な音が静かに響く。俺はゆっくりと手を尻に回すと彼女の吐息が漏れる。
彼女は自分から焦らしたように服を脱ぎ出す。豊満な胸が飛び出し、俺は我慢しきれずに彼女をベットに押し倒した。柔らかい青い髪に顔を埋めると甘ったるい匂いが漂う。その匂いを存分に楽しんで彼女の顔を覗く。彼女は妖艶な笑みを浮かべながら――
小さな寝息を立てて眠っていた……。それ以上手を出せなくなった俺は、やり場のない気持ちをどこに持って良いのか分からず、彼女の可愛い寝顔を覗き込んだ。
「いくじなし……」
彼女の寝言が小さく聞こえた。俺はその通りだと深いため息をついた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
俺、何しに異世界に来たんだっけ?
右足の指
ファンタジー
「目的?チートスキル?…なんだっけ。」
主人公は、転生の儀に見事に失敗し、爆散した。
気づいた時には見知らぬ部屋、見知らぬ空間。その中で佇む、美しい自称女神の女の子…。
「あなたに、お願いがあります。どうか…」
そして体は宙に浮き、見知らぬ方陣へと消え去っていく…かに思えたその瞬間、空間内をとてつもない警報音が鳴り響く。周りにいた羽の生えた天使さんが騒ぎたて、なんだかポカーンとしている自称女神、その中で突然と身体がグチャグチャになりながらゆっくり方陣に吸い込まれていく主人公…そして女神は確信し、呟いた。
「やべ…失敗した。」
女神から託された壮大な目的、授けられたチートスキルの数々…その全てを忘れた主人公の壮大な冒険(?)が今始まる…!
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
お持ち帰り召喚士磯貝〜なんでも持ち運び出来る【転移】スキルで異世界つまみ食い生活〜
双葉 鳴
ファンタジー
ひょんなことから男子高校生、磯貝章(いそがいあきら)は授業中、クラス毎異世界クラセリアへと飛ばされた。
勇者としての役割、与えられた力。
クラスメイトに協力的なお姫様。
しかし能力を開示する魔道具が発動しなかったことを皮切りに、お姫様も想像だにしない出来事が起こった。
突如鳴り出すメール音。SNSのメロディ。
そして学校前を包囲する警察官からの呼びかけにクラスが騒然とする。
なんと、いつの間にか元の世界に帰ってきてしまっていたのだ!
──王城ごと。
王様達は警察官に武力行為を示すべく魔法の詠唱を行うが、それらが発動することはなく、現行犯逮捕された!
そのあとクラスメイトも事情聴取を受け、翌日から普通の学校生活が再開する。
何故元の世界に帰ってきてしまったのか?
そして何故か使えない魔法。
どうも日本では魔法そのものが扱えない様で、異世界の貴族達は魔法を取り上げられた平民として最低限の暮らしを強いられた。
それを他所に内心あわてている生徒が一人。
それこそが磯貝章だった。
「やっべー、もしかしてこれ、俺のせい?」
目の前に浮かび上がったステータスボードには異世界の場所と、再転移するまでのクールタイムが浮かび上がっていた。
幸い、章はクラスの中ではあまり目立たない男子生徒という立ち位置。
もしあのまま帰って来なかったらどうなっていただろうというクラスメイトの話題には参加させず、この能力をどうするべきか悩んでいた。
そして一部のクラスメイトの独断によって明かされたスキル達。
当然章の能力も開示され、家族ごとマスコミからバッシングを受けていた。
日々注目されることに辟易した章は、能力を使う内にこう思う様になった。
「もしかして、この能力を金に変えて食っていけるかも?」
──これは転移を手に入れてしまった少年と、それに巻き込まれる現地住民の異世界ドタバタコメディである。
序章まで一挙公開。
翌日から7:00、12:00、17:00、22:00更新。
序章 異世界転移【9/2〜】
一章 異世界クラセリア【9/3〜】
二章 ダンジョンアタック!【9/5〜】
三章 発足! 異世界旅行業【9/8〜】
四章 新生活は異世界で【9/10〜】
五章 巻き込まれて異世界【9/12〜】
六章 体験! エルフの暮らし【9/17〜】
七章 探索! 並行世界【9/19〜】
95部で第一部完とさせて貰ってます。
※9/24日まで毎日投稿されます。
※カクヨムさんでも改稿前の作品が読めます。
おおよそ、起こりうるであろう転移系の内容を網羅してます。
勇者召喚、ハーレム勇者、巻き込まれ召喚、俺TUEEEE等々。
ダンジョン活動、ダンジョンマスターまでなんでもあります。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる