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Anniversary 1st Season
『体育祭権謀術数模様 -Happy Days!-』【2.序盤戦】 [1]
しおりを挟む『体育祭権謀術数模様 ~Anniversary -Happy Days!-』
【2.序盤戦】
『――《“借り人”競走》って、一体どんな競技なんですか?』
それは、小泉のこの言葉が発端だった―――。
*
体育祭も目前に迫ってきていて、全校ぐるみで慌しいムードに包まれ始める、…そんな時期。
普段と同じように、放課後、天文部の部室で溜まって、体育祭の競技のことなど他愛も無い話をポツポツとしていた時のことだった。
体育祭におけるクラスの役割分担で小道具係になったという小泉は、C組が体育祭の応援用で使うポンポンを作っていた。椅子の上に座った膝の上にチームカラーである黄色のビニールテープを広げて束ねて切って縛って一本一本を細く裂いて…と、それをクラスの人数分。
『いま教室は大道具係がクラス看板広げてるから居場所がなくって…』と、だから小泉は部室までやってきたらしい。――彼女の言う『クラス看板』とは、体育祭の当日、各クラスの応援席の背後に掲げられるPR看板のことである。作りは各クラスで自由だが、大抵は一・二・三年で共通したデザインにすることが多い。少しでも自分たちが目立つように力を入れて凝った作りをするチームがほとんどだ。
なぜなら、クラス看板も当日のチーム点数に大きく影響するからである。
つまり、看板も採点対象であったりするワケなのだ。…それも、“投票”という手段によって。
“クラス看板”に、各チームの応援団員による“応援合戦”、そして競技中の応援席での“応援模様”。――この三つについては、先生方と一般客による投票で点数が付けられる。その獲得票数により加算される点数が決まり、本当に最後の最後、全部の競技が終了した後の点数に、その集計結果を加算されることとなるのだ。
だから各チームはどこも、この三つには手は抜かない。ひょっとしたら“最後の最後で一発逆転!”ってのもあり得るんだからな。手なんか抜けるドコロじゃない。
よって、我がC組連合も同様。
だから小泉が、こうやって黄色いポンポンを人数分制作しているのである。
…ようするにC組連合では、競技中の応援でコレを使うワケなのだ。
投票によるチーム点数獲得のため。見物する先生や一般客に対して、いかに好感・好印象・面白みを与えられるか、というトコロが、票獲得のミソである。ただ目立つだけではダメ、ということだな。
それを考えた上での、コレは我らC組連合の“応援模様”対策。
――確かに……応援席で観戦している連中が揃ってこんなポンポン振ってたら、“黄色”という色からしても、相当目立つだろうに違いない。
その上、『カワイイわねー?』なんてオバチャン連中にでもウケてくれたならコッチのモンだ。
(…なんていう戦略を考え出す実行委員には、ホトホト頭が下がるね全く)
そのC組実行委員筆頭である山田に、“応援団長”なんていう面倒な役職を押し付けられたことは……この際、それも“戦略”として受け止めておくことにしよう。――それに応えるためにも一応、いくら“飾り”とはいえ、任された応援合戦については精一杯頑張らせてイタダキマス! …ってね。
ともあれ、そんな殊勝な心がけの俺はケナゲにも応援合戦の準備に勤しむ忙しい毎日を過ごしているのだが……今日に限ってヒマだということでは決して無く、応援団の練習にと体育館の使用を許可された時間になるまで、どーせ教室に居たら邪魔者になるか何かしら手伝わされるかが関の山だし、じゃあ部室ででも時間をツブしてるかー、と……それでココまで来ていたトコロに、小泉がビニールテープとハサミを片手にやってきたのだ。
さすがに目の前で作業を始められては俺も『手伝うよ』と言い出さないワケにはいかず、よって小泉と机を挟んで向かい合ってポツポツと話などしつつ、二人でちまちまビニールテープと格闘していたのである。
「…てーか、オマエらも居るなら手伝え」
作業のあまりの面倒くささとビニールテープの発する静電気に次第にイライラして、背後を振り返りつつ、ウンザリしながらボヤくようにそんな言葉を投げてみるも……案の定、何の返答も返っては来ず。
俺の背後には、例によって部室に溜まりに来てギャンブルにウツツを抜かす《三連山》の面々、坂本・葛城・田所の三名。
さすがに今は小泉が居るからタバコは吸っていないものの。やっぱり机を囲んで、…今日は黙々と花札デスカ。
「それよりも、こんなトコでサボってていいのかよ? いい加減に戻らないと、また梨田サン捜しにくるんじゃねーの?」
今のコイツらには何を言っても聞こえてないと分かってはいつつ、やるべき仕事も放っぽらかして好き放題しやがってるコトへのイヤミ的要素を多分に含んだ口調でもって、それを言ってみた。――途端、返ってくる即答。
「大丈夫! 今の時間はリレーの練習中とかで席外してるから」
「こりゃ一時間はカタイだろ」
「鬼の居ぬ間になんとやら、ってね♪」
「………聞こえてるなら手伝えキサマら」
「――いーですよ部長。ヘタに先輩方に手伝われたら何が出来上がってくれるのか分からないし……」
そこで深々としたタメ息と共に投げられる、小泉の呆れたような呟きで。
俺も「まったく…」とボヤきつつ、視線を再び手元のビニールテープへと戻した。――ナニゲに小泉も分かってきたよな、コイツらの扱い方。入部したての当初は、アイツらのやることなすこと全てにいっちいち目クジラ立てては怒鳴りまくっていたようなモンだったけど。…それとも既にアキラメが入ってきただけなのか。
「そんなことより、さっきの話の続きですけど。…体育祭のイロモノ系競技で、いまいちルールの分からないのがあって」
…そうだった。『さっきの話』で俺たちは、『なんだかウチの学校って、意外と多くないですかイロモノ系競技?』『そりゃあ、なにせトップに立つ生徒会がコイツらだからな』なんてコトから始まって。…で、『コイツら』と話題が出たトコロで、思い出したように、俺の背後に居たギャンブラーどもへ『手伝え』と話を振ってみたのだった。
「それなら、やっぱりコイツらに聞くのが一番早いぞ? そういう『イロモノ』を企画考案して実際の競技にしやがった張本人たちだからな」
その言葉を聞くなり、動かしていた手を止めて俺を見上げるなり、「…そうなの?」と、そこはかとなく小泉が本心からイヤそう~な表情を浮かべる。
俺も尤もらしい表情を作って、「おう、マジだぞ?」と、したり顔にウンウンと頷いてやる。
実際、“その通り!”であるのだ。俺たちの学年が入学した当初の体育祭は、わりと定番でお堅い競技メインで、イロモノなんて“コレッポッチ”ほどしか無かったし。それを、半数…には及ばずとも確実に全競技の三分の一以上はイロモノ競技に変え、生徒にも見物客にも楽しんでもらえるような現在の体育祭を作り上げたのは、…認めるのもシャクだが、コイツら《生徒会三連山》の功績だ。さすが、お祭り人間が三人も集まれば〈文殊の知恵〉だな。
「オマケに今年の競技に関してだって、ほとんどコイツらがウラで糸ひいてるのは間違い無いし」
「…おいコラ、人聞きの悪いこと言うなよ平良!」
俺の言葉を聞きとめたのか、そこで背後からピシャリとした声が飛んできた。
「別に俺たちは『ウラで糸ひいて』なんかいないぞ、失礼な」
「そうそう。俺らは単に、生徒会執行部員の一員として、企画チームを任された実行委員の面々を快く手伝ってあげたというだけで……」
「生徒会の人間として、学校行事の運営に貢献するべく、当然のことをしたまでのことさ」
「………なら、とっとと生徒会室に戻って『生徒会の人間として』『当然のこと』をしてきやがれ」
――大方、企画チームを任された実行委員の面々を丸め込んでグルになってはウラからしょーもないことを吹き込んでやった、というトコロが真相だろう。間違いなく。…じゃなければ、手伝うフリに見せかけて脅し付けたとか。そこらへんあたりだな。
何にせよコレも、結局はコイツらにとって、全校生徒を巻き込んだ“学校行事”という名の付く“遊び”の一環、であるに違いないのだ。ハタ迷惑なこったよな。
ピシャリと言ってのけてやった俺の言葉に、シレッと、「それはそれ」と、声を揃えて再び花札に向かい出したヤツらを眺めて……はふぅ、と小泉が軽く息を吐く。
「でも、まあ……イロモノな競技を作ってくれた、って点においては、私は先輩方に感謝しなきゃなんないんでしょうけど……」
まーさーに、“不本意!”と表情に書きつつイヤそげに呟いた彼女を振り向き、「なんだソレ?」と、即座に俺は尋ねていた。
「オマエ……まさか出たいのか、あんなイロモノ競技の数々に?」
「『出たい』も何も……そんな競技にしか、出られるモノなんて無いんですもん」
私って、人よりも鈍足だからー…と呟く小泉の姿に、ああナルホドと思わず納得。
イロモノ以外の、徒競走だのリレーだのといったお堅い競技の出場選手には、モチロンのことだが、やはり足の速い人間から順に選出される。こういう“順位”でハッキリと点数が付くものは、やはりドコのチームもキッチリ手堅く俊足な人間で押さえてくるものだ。それに、ルール的にも一人が出場できる種目数に制限は無いしな。
しかし、とはいえど、やっぱりそこは曲がりなりにも学校行事。どんな生徒もが平等に参加できるようなものでなくてはならないのも事実、であり。
よってルール的に、“必ず一人最低二種目には出場しなければならない”という必須項目も、あったりする。
「別に、私が出たって足を引っ張るだけだし、何も出場しなくたっていいのにー……でも、絶対二種目には出場しなきゃいけない、ってゆーからー……」
唇を尖らせて小さくブチブチとグチる小泉は……ぶっちゃけ本人の言う通り、五十m走ヨユーに十秒台、という、超鈍足の持ち主である。それも自己申告の自己ベスト記録で。――C組連合に所属する全員の五十m走(もしくは百m走)のタイムは、最も獲得点数の高い花形競技《チーム対抗スウェーデンリレー》への出場選手選抜のため、実行委員幹部である山田の手に握られているのだ。よって、“応援団長”として『ヒマなら手伝え』とムリヤリ選手選抜の相談に乗らされた俺も、そのデータを知っていた。…つーか、今時まだ五十mを十秒台で走れる高校生が居るのかとビックリして名前をみたら小泉だった、という驚きはハンパじゃなかったので、そこは良く憶えてる。
そういえば以前、高階が言っていたことがあったっけ。――『桃花にとっては、“廊下は転ぶモノ”だし、“階段は落ちるモノ”で、それに“ドブはハマるモノ”なのよ』、と。…まあ、そのくらいに小泉は、チョロチョロと良く動き回っているわりにはトロイ、と。…言いたかったワケだな。言い方はどうあれ。
『それを五日に一度は実際に体現してるわよね』と笑った高階に、『ひどーい! そんなことないよねっ!?』と、小泉が傍らに居た三樹本に同意を求めたところ……『せやなあ?』とニッコリ微笑んで答えた、――このヤツのヒトコト。
『三日に一度、くらいやもんなー?』。
――親友とカレシ、共にそこまで言われてしまうホドに……つまり、自他ともに小泉の運動神経は“キレている”と……シッカリと認められてしまっているんだなーコレがまた。
「だからウチの実行委員に『足の速さがモノを言う競技以外を、とりあえず何か選べ!』って言われて、仕方なく……」
「…それで“イロモノ競技”?」
「だって『足の速さがモノを言う競技以外』のものなんて、イロモノしか残ってないじゃないですか」
「他にもあるだろ? 《玉入れ》とか《綱引き》とか……あと《大玉ころがし》とか?」
「部長……それみんな全員参加。――しかも無いから。《大玉ころがし》」
「………ソウデシタッケ?」
「あーあー、全員参加のだけで二種目なら、別に何を悩むことも無いんだけどなー……結局、ジャンケンで負け残って余りモノ出場ですよアタシ」
「ほお…? じゃあ結局、その『余りモノ』とやらで何に出場することが決まったんだ?」
「あ! そうだ、思い出した! さっきの話ですけど、――だから部長、《“借り人”競走》って、一体どんな競技なんですか?」
――パサッ……! そこで背後から微かに、花札を取り落としてバラまいたような音が聞こえた。
パッキリと硬直したらしい背後の空気が、そこで多少は気にかかったものの、「コレがどうもイマイチよく分からないんですよね!」と目の前で力説した小泉につられて、俺の意識はそちらへと向く。
「…なんだ? さっき言ってた『いまいちルールの分からない競技』って、それか?」
「だって、何ですか“借り人”って!? 確かに、プログラムには競技名として《“借り人”競走》なんて書いてませんけど! でも、カンジンな正式名称が《WANTED! ~ミッション・イズ・『ウォーリーを探せ!』トライアル☆》でしょ!? 余計わからないわよ! カッコして説明調に『(“借り人”競走)』って表記が控えめにあるだけじゃない!」
「…………」
あーそういえば確かにそんな競技があったような…と、遅まきながら俺も思い出す。
イロモノ競技の最たるモノだ。
またよりにもよって、そんなモンに……、
「……出るのか、ソレ?」
「だから、『出るのか』も何も、負け残りジャンケンで決まっちゃったんですってバ! そんなだから、ルールも分からなくて困ってるんじゃないですかー!」
「あーそうなんデスか……」
「もう、ちゃんとマジメに教えて下さいよーっ!」
「『マジメ』も何も……」
所詮、コレもやっぱり背後のギャンブラー三人が企画して作った競技だというのに……果たして『マジメに』ルール説明なんて、出来るものだろうか……?
――ガラッ!!
「あ、桃花! やっぱりココに居たのね」
俺が何と答えたらいいのか思案していた、まさにその時に。
そんな声と共に部室の扉を引き開けたのは、高階だった。
「ウチの実行委員が探してたよ? 『今日中に出場種目決めろって言っただろーが!』って」
「え!? まだ話、通ってなかったの!?」
「…きっと、みんな忙しくて報告どころじゃなかったのね」
「ちょっと待ってよー! だからって何でアタシがヤツの怒りの矢面に立たなきゃならないのー……!!」
そして立ち上がった小泉は、本当ーにイヤそうに“もうウンザリ!”といった表情を浮かべると、「もうアタシ、アイツに『遅い』だの『トロい』だの『ニブい』だの言われるのイヤよぉ…!!」とボヤキつつ、戸口に立った高階のもとへフラフラと歩いていく。彼女らしい普段の元気一杯な様子などはドコへやら。…そんなに苦手なのか、それとも怖いのか、その『チーフ』とやらは。…誰だよ、『チーフ』?
「…じゃあ、私ちょっと教室まで行ってきますのでー。――ソレ、もうしばらくココに置いておいてもらっといていいですか?」
作りかけの黄色いポンポンを指差して訊いた彼女に、ヒトコト俺が「おう」と肯定の返事を返してやると。
そして彼女は高階と二人、閉まった扉の向こうに消えていった。
「――で……? なーにを揃って硬直してるんだ、そこの三人?」
廊下を去っていく二人の足音を聞きながら……小泉が席を外したのをキッカケに、これまでずっと硬直したままで居たらしい背後の三人に、そこで俺は言葉を投げる。――なり、それが合図だったかのように途端にバッと動き出し、机の上でヒソヒソと頭を寄せ合ったソイツら。
「…つーか、これはヤバくね?」
「ヤベエよ絶対! まさか小泉が…なんて……!」
「マジで“天文部存続の危機”にさえ、なりかねんッッ……!」
そんなヒソヒソ声の密談を聞き止めて、思わず深々とタメ息が洩れた。
(原因は……小泉の《“借り人”競走》の出場かい……)
あーあー可哀想になー…と、崩れかけてきたヤツら三人の企みと、それに巻き込まれる小泉と三樹本のことを思い、コッソリと俺は呟いた。心の底からシミジミとした情感をタップリ込めて。
「…ご愁傷サマ」
――ヤツら三人が、そうまでして慌てうろたえる理由に……実はもう、俺は既に気付いてる。
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