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胎動編
第25話 お土産
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「それで、他には何かあるかい?」
「……もう一つあります。ベディの事です」
「ベディ……? そうか、あの首飾りを、今は君が使っているのか……あれに関しては、確かに私に責があるね」
「なんであんな、二律背反になるかもしれない使命というか、制限を持たせたんです?」
それに、人格の様な物まで。
ベディと初めて話した時、彼は自身に感情が無いとかなんとか言っていたけど、今の私にはそうは思えない。
道具だというのなら、もっと無機質で、人の心配をする事も、悩みを抱える事態に繋がる思考なんかも必要なかったはずだ。
AIみたいな物の場合、葛藤に悩む様な問題を抱えすぎると、暴走するか壊れるか、悲しい結末を迎える物語を多く知っている所為か、私には少し心配だった。
「あれには、そういった脆弱性は無いから心配しなくても大丈夫だよ。神器とは私の力の一端を封じ込めた物なんだけど、あれは私の精神の一部を使って作った物だからね」
「あなたの精神を?」
「そう。極一部とは言え、私の全能の力を操る精神を内包しているんだ。物理的に壊れようが、エネルギー的にも情報的にも消滅しようが、あれの中身にまで影響する事は無いし、自己矛盾なんかでどうこうする事も無いよ」
そこまで行くと、たしかにAIみたいな物とは別物ね。
あと、このキンツバおいしい。
「とは言え、さすがに何の制限も無しという訳にいかないのが悩み所でね。たとえば、君の持つ知識の中にも世界を危機に陥れる様な物があるだろう?」
ストレンジ物質やら意思を持ったエネルギーみたいな?
物理学的な物やSF的な物の中には、色々とヤバイ物が多いけど……
「そういった物を、あれは容易く再現出来てしまうんだ。魔力さえあればね。だから魔力の源たる魂は入れず、力の行使内容や条件にも制限を設けてある訳なんだけど」
そんな代物だったのかベディは……
「それに、あれはもう役目を終えてるから、前から回収しようとも思ってたんだ」
「回収ですか? 何故しなかったんです?」
「しようとしたけど、それを、あれ自身から拒否されてしまってね。私も、その時は少しショックだったよ」
ベディが拒否?
「拒否って、あなた自身みたいな物なんでしょう?」
「私自身と言っても切り離されてる状態でもあるから、あれはあれで自立した意思と思考を持っちゃってるんだよねぇ」
なんだかプラナリアみたいだなと思ったけど黙っておこう。
「聞こえてるよ? まあ、認識としては合ってるけどさ……」
おっと。
でも、何で拒否したんだろう?
「ベディは自我とか自由意志を無くすのを嫌がってるんですか? それで元には戻りたくないとか?」
「そういう事ではないらしいけど。あれが言うには、まだやらなければいけない事があるとかなんとか言っていたかな」
やらなければいけない事……?
「あれは、元々、君のいる国の初代国王に渡した物だという事は知ってるよね?」
「ええ」
「その国王が転生者だった事も知ってると思うけど。彼は魔法みたいな力がある世界の知識や認識に乏しくてね、それをサポートするため、あの首飾りを作って渡したんだ」
魔法を使うには、イメージできる事が重要になる。
それを補う目的でベディが贈られたのか。
たしかに、鉄巨人9号が流行っていた時代の人だとすると、かなり昔の人っぽいとは思っていたし。
私の生きていた時代からすれば、ファンタジー作品などに触れる機会も遥かに少なかったのだろう。
「でも、初代さんて、もう亡くなっているんですよね?」
「そうだね。既に輪廻の輪の方に戻っているよ」
「その時点で、ベディは、もう役目を終えているはずでは?」
「そのはずなんだけどね。まあ、その辺りの事は、あれに直接聞いてほしいかな」
「そうですか……」
初代さんと約束とか、何か頼まれ事でもされたのだろうか……?
まあ、気にはなるけど、それは別にいいか。
言いたくなったら、あっちから言ってくるだろうし。
「ところで、ここにこうして来たんだし、巫女の仕事も頼んで良いかい?」
「え……? 巫女の仕事ですか?」
もう用件は済んだし、お茶と茶菓子を堪能してから帰ろうかなと思っていたら、急に厄介事の気配がした。
巫女の仕事って、あのメッセージを届けるとかのあれ?
「まだ自由に動ける立場でも体でも無いので、お断りしたいんですけど?」
「そう言わずにさ。君が来てくれたおかげで被害が最小限に出来そうなんだ」
「被害って、何が起きるんです?」
物騒な言葉に、遠征から帰って来る予定のパパン達の顔が浮かんでしまった。
もしかして、皆に何かの危険が迫っているのだろうか?
「いや、そっちの人達は大丈夫だよ。今日の夕方にでも皆が無事に帰ってくるはずさ。問題は、その少し前に、王国の東門が魔物の群れに襲われる可能性が高い事なんだ」
「東門が……?」
家族の皆が無事な事には、ほっとしたけど、東門てことは、守りが固い貴族街側ではなく、一般の人達が住む側の街が危険なのか……
「王国にとって甚大な被害って程では無いけど、それでも減らせるなら、それに越した事は無いでだろう?」
「それはそうですけど……」
「伝える相手は、君が自由に選んで良いし。事前に動ければ、そんなに大事にもならないはずだから頼むよ」
「……分かりました」
さすがに、被害が出ると知っていて、我が身可愛さに断る事は難しい。
「それじゃ、向こうに魂を返すから。よろしく頼むね」
「あ、待って! この茶菓子をお土産に下さい」
話を聞きながら、大福やスアマなど色々と摘まんでいたのだけど、和菓子の名店に勝るとも劣らない美味しさの物ばかりなので、もうちょっと食べたいという欲が出てしまった。
魂だけの状態だと、欲求なんかが表に出やすいと言ってたけど、その所為かもしれない。
「え? まあ……いいけど? じゃあ、君の異次元収納の中にでも入れておくね。でも、君の収納は時間経過があるから早めに食べなよ? 腐りはしないだろうけど食感は変わっちゃうから」
「わかりました――――」
――――気が付くと搭乗型ゴーレム試作1号機のコクピットの中に戻っていた。
「……ふぅ」
「戻ったのか?」
私の意識が戻ってきた事に気が付き、首元のベディが声をかけて来た。
「ええ。ところで、私ってどのくらい、こっちに意識が無かった感じ?」
「数秒ほどだ」
「そう……」
そこそこな時間話し込んでた気もするけど、どうやら向こうとこっちでは時間の流れが違うか、もしくは同期してないらしい。
にしても、ベディが元神様の一部ねぇ……
もうちょっと丁寧に接した方が良いかな?
まあいいか、面倒だし。
現状の、あれやこれやに納得もできたし、美味しい和菓子のお土産をもらえたのは良かった。
問題は、面倒な仕事も貰ってしまった事よね。
「さてと……どうしたもんかしら……」
「ふむ? 何があった?」
「今日、ここの東門が魔物の群れに襲われるんだって。それを誰かに伝えろって言われたのよ」
「時間の猶予は?」
「んー……夕方より少し前らしいから、あと2~3時間くらいかな?」
城を出てから、そんなには経ってないから、それくらいだと思うけど……
「とりあえず、ここに長居するのもなんだし、行きましょうか」
「そうだな」
礼拝堂を出るため立ち上がり扉を開けると、ドゥマルテさんが外で待っていてくれた。
「おや? ルークス様。もうお祈りは、お済ですか?」
「ええ、はい」
「左様でございましたか。他に何か私にお手伝いできる事はございますか?」
「あー……いえ、大丈夫です。今日はもう帰りますので」
「では、外まで、お送りさせてください」
神殿にも騎士が居ると言っていたから、ドゥマルテさん伝えるのも有りか?と思ったけど、前に誰かが教会とかに私の事がバレると面倒になるみたいな事を言ってた気がして、止めておく事にした。
「今日は、わざわざ案内してくれて、ありがとうございました」
「いえいえ、ルークス様であれば、いつでも歓迎いたします。何かお困りな事があれば、またご来訪ください」
「? それは、ありがとうございます」
気のせいかな?
なにか少し、私に対する対応が、もう一段階、丁寧になったような気がするけど……
使われない礼拝堂に来たから、好感度でも上がったのだろうか?
「それでは、主と聖樹様のご加護がありますように」
校門の所まで来ると、ドゥマルテさんはそう言い、深々とお辞儀をして見送ってくれた。
「……もう一つあります。ベディの事です」
「ベディ……? そうか、あの首飾りを、今は君が使っているのか……あれに関しては、確かに私に責があるね」
「なんであんな、二律背反になるかもしれない使命というか、制限を持たせたんです?」
それに、人格の様な物まで。
ベディと初めて話した時、彼は自身に感情が無いとかなんとか言っていたけど、今の私にはそうは思えない。
道具だというのなら、もっと無機質で、人の心配をする事も、悩みを抱える事態に繋がる思考なんかも必要なかったはずだ。
AIみたいな物の場合、葛藤に悩む様な問題を抱えすぎると、暴走するか壊れるか、悲しい結末を迎える物語を多く知っている所為か、私には少し心配だった。
「あれには、そういった脆弱性は無いから心配しなくても大丈夫だよ。神器とは私の力の一端を封じ込めた物なんだけど、あれは私の精神の一部を使って作った物だからね」
「あなたの精神を?」
「そう。極一部とは言え、私の全能の力を操る精神を内包しているんだ。物理的に壊れようが、エネルギー的にも情報的にも消滅しようが、あれの中身にまで影響する事は無いし、自己矛盾なんかでどうこうする事も無いよ」
そこまで行くと、たしかにAIみたいな物とは別物ね。
あと、このキンツバおいしい。
「とは言え、さすがに何の制限も無しという訳にいかないのが悩み所でね。たとえば、君の持つ知識の中にも世界を危機に陥れる様な物があるだろう?」
ストレンジ物質やら意思を持ったエネルギーみたいな?
物理学的な物やSF的な物の中には、色々とヤバイ物が多いけど……
「そういった物を、あれは容易く再現出来てしまうんだ。魔力さえあればね。だから魔力の源たる魂は入れず、力の行使内容や条件にも制限を設けてある訳なんだけど」
そんな代物だったのかベディは……
「それに、あれはもう役目を終えてるから、前から回収しようとも思ってたんだ」
「回収ですか? 何故しなかったんです?」
「しようとしたけど、それを、あれ自身から拒否されてしまってね。私も、その時は少しショックだったよ」
ベディが拒否?
「拒否って、あなた自身みたいな物なんでしょう?」
「私自身と言っても切り離されてる状態でもあるから、あれはあれで自立した意思と思考を持っちゃってるんだよねぇ」
なんだかプラナリアみたいだなと思ったけど黙っておこう。
「聞こえてるよ? まあ、認識としては合ってるけどさ……」
おっと。
でも、何で拒否したんだろう?
「ベディは自我とか自由意志を無くすのを嫌がってるんですか? それで元には戻りたくないとか?」
「そういう事ではないらしいけど。あれが言うには、まだやらなければいけない事があるとかなんとか言っていたかな」
やらなければいけない事……?
「あれは、元々、君のいる国の初代国王に渡した物だという事は知ってるよね?」
「ええ」
「その国王が転生者だった事も知ってると思うけど。彼は魔法みたいな力がある世界の知識や認識に乏しくてね、それをサポートするため、あの首飾りを作って渡したんだ」
魔法を使うには、イメージできる事が重要になる。
それを補う目的でベディが贈られたのか。
たしかに、鉄巨人9号が流行っていた時代の人だとすると、かなり昔の人っぽいとは思っていたし。
私の生きていた時代からすれば、ファンタジー作品などに触れる機会も遥かに少なかったのだろう。
「でも、初代さんて、もう亡くなっているんですよね?」
「そうだね。既に輪廻の輪の方に戻っているよ」
「その時点で、ベディは、もう役目を終えているはずでは?」
「そのはずなんだけどね。まあ、その辺りの事は、あれに直接聞いてほしいかな」
「そうですか……」
初代さんと約束とか、何か頼まれ事でもされたのだろうか……?
まあ、気にはなるけど、それは別にいいか。
言いたくなったら、あっちから言ってくるだろうし。
「ところで、ここにこうして来たんだし、巫女の仕事も頼んで良いかい?」
「え……? 巫女の仕事ですか?」
もう用件は済んだし、お茶と茶菓子を堪能してから帰ろうかなと思っていたら、急に厄介事の気配がした。
巫女の仕事って、あのメッセージを届けるとかのあれ?
「まだ自由に動ける立場でも体でも無いので、お断りしたいんですけど?」
「そう言わずにさ。君が来てくれたおかげで被害が最小限に出来そうなんだ」
「被害って、何が起きるんです?」
物騒な言葉に、遠征から帰って来る予定のパパン達の顔が浮かんでしまった。
もしかして、皆に何かの危険が迫っているのだろうか?
「いや、そっちの人達は大丈夫だよ。今日の夕方にでも皆が無事に帰ってくるはずさ。問題は、その少し前に、王国の東門が魔物の群れに襲われる可能性が高い事なんだ」
「東門が……?」
家族の皆が無事な事には、ほっとしたけど、東門てことは、守りが固い貴族街側ではなく、一般の人達が住む側の街が危険なのか……
「王国にとって甚大な被害って程では無いけど、それでも減らせるなら、それに越した事は無いでだろう?」
「それはそうですけど……」
「伝える相手は、君が自由に選んで良いし。事前に動ければ、そんなに大事にもならないはずだから頼むよ」
「……分かりました」
さすがに、被害が出ると知っていて、我が身可愛さに断る事は難しい。
「それじゃ、向こうに魂を返すから。よろしく頼むね」
「あ、待って! この茶菓子をお土産に下さい」
話を聞きながら、大福やスアマなど色々と摘まんでいたのだけど、和菓子の名店に勝るとも劣らない美味しさの物ばかりなので、もうちょっと食べたいという欲が出てしまった。
魂だけの状態だと、欲求なんかが表に出やすいと言ってたけど、その所為かもしれない。
「え? まあ……いいけど? じゃあ、君の異次元収納の中にでも入れておくね。でも、君の収納は時間経過があるから早めに食べなよ? 腐りはしないだろうけど食感は変わっちゃうから」
「わかりました――――」
――――気が付くと搭乗型ゴーレム試作1号機のコクピットの中に戻っていた。
「……ふぅ」
「戻ったのか?」
私の意識が戻ってきた事に気が付き、首元のベディが声をかけて来た。
「ええ。ところで、私ってどのくらい、こっちに意識が無かった感じ?」
「数秒ほどだ」
「そう……」
そこそこな時間話し込んでた気もするけど、どうやら向こうとこっちでは時間の流れが違うか、もしくは同期してないらしい。
にしても、ベディが元神様の一部ねぇ……
もうちょっと丁寧に接した方が良いかな?
まあいいか、面倒だし。
現状の、あれやこれやに納得もできたし、美味しい和菓子のお土産をもらえたのは良かった。
問題は、面倒な仕事も貰ってしまった事よね。
「さてと……どうしたもんかしら……」
「ふむ? 何があった?」
「今日、ここの東門が魔物の群れに襲われるんだって。それを誰かに伝えろって言われたのよ」
「時間の猶予は?」
「んー……夕方より少し前らしいから、あと2~3時間くらいかな?」
城を出てから、そんなには経ってないから、それくらいだと思うけど……
「とりあえず、ここに長居するのもなんだし、行きましょうか」
「そうだな」
礼拝堂を出るため立ち上がり扉を開けると、ドゥマルテさんが外で待っていてくれた。
「おや? ルークス様。もうお祈りは、お済ですか?」
「ええ、はい」
「左様でございましたか。他に何か私にお手伝いできる事はございますか?」
「あー……いえ、大丈夫です。今日はもう帰りますので」
「では、外まで、お送りさせてください」
神殿にも騎士が居ると言っていたから、ドゥマルテさん伝えるのも有りか?と思ったけど、前に誰かが教会とかに私の事がバレると面倒になるみたいな事を言ってた気がして、止めておく事にした。
「今日は、わざわざ案内してくれて、ありがとうございました」
「いえいえ、ルークス様であれば、いつでも歓迎いたします。何かお困りな事があれば、またご来訪ください」
「? それは、ありがとうございます」
気のせいかな?
なにか少し、私に対する対応が、もう一段階、丁寧になったような気がするけど……
使われない礼拝堂に来たから、好感度でも上がったのだろうか?
「それでは、主と聖樹様のご加護がありますように」
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