俺の推し♂が路頭に迷っていたので

木野 章

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後日譚

頃合

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時は流れ…


お付き合いを初めてから早二ヶ月、俺達の生活は色々と変化した

琥珀君は長期休みも終わり、大学へ通いつつ新たなバイトを始めていた

大都の友人が働いているというカフェで研修中だそうだ

…大都の友人と聞いて一瞬不安になったが
この間チラッと中を覗いて見たところとても環境の良さそうな職場だったし、特に心配する事はないようだ


俺はと言うと…根本的には何も変わってはいない、と思う

琥珀君に見合う為に少しずつ身なりに気を使ったり、沢山話すようにしていたくらいだが

周りからはかなり変わったように見えたらしくてよく渉にイジられる



…まあ、そんなこんなで良い生活を送れていた




左「琥珀君、今日割引のクーポンあるから出前でピザにしない?」

琥「わ!いいですねぇ…あ、見たかった映画あるので、ピザ食べながら映画鑑賞会しませんか?」

左「いいね、何見るの?」

家のソファでくっ付き合いながら、ピザを選ぶ

琥「ゾンビ映画です!大輝さん怖いの平気でしたよね?」

左「…へ、平気だよ」


俺と琥珀君の関係性もいい方向に、かなり変わっていった

琥珀君が俺を左江内さんから大輝さんと呼ぶようになったり

キスやハグのスキンシップも、照れはするけれど初めよりもかなり自然に取るようになった



…付き合って二ヶ月、そろそろ頃合なんだろうな




届いたピザを頬張りながら、のんびりと映画鑑賞をする


琥「わぁ、やっぱりすごい演出…この監督さん僕大好きなんです!」

左「そうなんだ、うわッグロ………いや、うん、凄いね」


俺はほぼ画面を見ずに琥珀君を見ていた
……け、決して、怖いからとかじゃない
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