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本来読むべきだった本
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授業も終えて、食事も済ませた
ここ数日兄様達は忙しいみたいで、一緒にご飯を食べることが出来ていない
俺だけ暇ってのもなんかなぁ…と思ってお父様とお母様に俺にも仕事を下さいと頼んでみたんだけれど
「ウウム、主な業務はあの三人で事足りておるのでなあ…補佐くらいなら任せられるが、どの兄に付きたいかの?」
「ええと…………」
「選ばれなかった兄達の心のケアはナギがするのよ」
「ちょ、ちょっと考えさせてください」
何か悪寒がした為保留という事にしたのだ
課題もある程度(適当に)終わらせたし、部屋ですることもない
このまま寝るかあ~…とか思っていた時
「ナギ様、ムースで御座います」
外からムースの声がして、入っていいよと返事をする
どうしたんだろ、今日はもうお風呂も終わってるし明日人に会うわけでもないから服選びとかでも無い筈
「失礼致します!ナギ様、遅くに御無礼を」
「いーよ、俺しかいないんだからもっと楽にして」
「えへへ、じゃあそうさせてもらいまーす!」
堅苦しいムースって何だか変な感じがするし、いつも通り明るくしてくれると俺も嬉しい
「それで、どうしたの?」
「この間廻凪帝国についての帝国史の本を持ってきたつもりだったんですけど、違うものを持ってきていたのが執事長にバレまして…本来持ってくるべきだった本を持ってきたんです!」
成程、きっとすっごく怒られたんだろうなって言うのがよく分かる
…待てよ、今なら帝国史の本も読めるのでは!?
「読まないかと思いますけど一応持っていって謝りにいけと執事長にシバかれてしまったのでぇぇ……あ、要りませんか?それなら戻してきますよ!」
「いや!!読む!!!貰う貰う!!!ありがとう!」
強引にムースから本を奪い取り、胸元に隠す
「えぇっ!!ナギ様がこんなつまんなそうな本を読むんですか!?」
「いや確かに読みそうにない印象を強める実績しか積んでないけど、これだけは読むから!」
「え、えぇ……それならいいんですけどぉ…じゃあ私は戻りますね!」
ムースが戻って、一人本を抱えてベッドに座る
「…全部読むのは…いや、無理だ。そうだ、どうせなら翠蓮様がいる首都だけでも調べてみようかな」
ここ数日兄様達は忙しいみたいで、一緒にご飯を食べることが出来ていない
俺だけ暇ってのもなんかなぁ…と思ってお父様とお母様に俺にも仕事を下さいと頼んでみたんだけれど
「ウウム、主な業務はあの三人で事足りておるのでなあ…補佐くらいなら任せられるが、どの兄に付きたいかの?」
「ええと…………」
「選ばれなかった兄達の心のケアはナギがするのよ」
「ちょ、ちょっと考えさせてください」
何か悪寒がした為保留という事にしたのだ
課題もある程度(適当に)終わらせたし、部屋ですることもない
このまま寝るかあ~…とか思っていた時
「ナギ様、ムースで御座います」
外からムースの声がして、入っていいよと返事をする
どうしたんだろ、今日はもうお風呂も終わってるし明日人に会うわけでもないから服選びとかでも無い筈
「失礼致します!ナギ様、遅くに御無礼を」
「いーよ、俺しかいないんだからもっと楽にして」
「えへへ、じゃあそうさせてもらいまーす!」
堅苦しいムースって何だか変な感じがするし、いつも通り明るくしてくれると俺も嬉しい
「それで、どうしたの?」
「この間廻凪帝国についての帝国史の本を持ってきたつもりだったんですけど、違うものを持ってきていたのが執事長にバレまして…本来持ってくるべきだった本を持ってきたんです!」
成程、きっとすっごく怒られたんだろうなって言うのがよく分かる
…待てよ、今なら帝国史の本も読めるのでは!?
「読まないかと思いますけど一応持っていって謝りにいけと執事長にシバかれてしまったのでぇぇ……あ、要りませんか?それなら戻してきますよ!」
「いや!!読む!!!貰う貰う!!!ありがとう!」
強引にムースから本を奪い取り、胸元に隠す
「えぇっ!!ナギ様がこんなつまんなそうな本を読むんですか!?」
「いや確かに読みそうにない印象を強める実績しか積んでないけど、これだけは読むから!」
「え、えぇ……それならいいんですけどぉ…じゃあ私は戻りますね!」
ムースが戻って、一人本を抱えてベッドに座る
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