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伝説
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『太古の昔
そこには小さな国があった
国としては発展しておらず少人数で狭く近く暮らしていた為、争い奪い合いの様なものは無く
太陽が昇り、沈むのを眺めるだけ平和な国と言われた事から
『陽廻国』と名付けられたのであった
しかしそんな小さな国でも、他国の戦乱に巻き込まれてしまう
人々は土地を奪われ襲われ、陽廻の民は滅びる一歩手前までに追いやられてしまった
その中、一人の青年が国が護り続けて来た祠の泉に身を捧げ国と民の平安を願った
すると国中に強く美しい神風が吹き、民の傷は癒され
卑しき他国の兵士は剣を吹き飛ばされ、その身も塵となって消えてしまった
こうして、一人の青年によって国は神風に護られる神聖な土地へと成ったのである』
「………なんか大雑把な、お話…ですね」
「ええ、多分作り話でしょう」
国名の由来は本当にそうなってそうだけれど
風が吹いて人が塵になるとか、有り得ないし
魔法とか有ればもしかしたらって感じだけど、そんな事ないだろうし………
「…ん、魔法?」
ふと、前に翠蓮様と話した時の事を思い出す
「…その、分かっているとは思いますが俺は男ですよ?跡継ぎも産めませんし」
「その点については問題ありませんよ、皇族代々に伝わる受胎の術がありまして」
「………それっぽいの、あるじゃん!!!!」
「急に大声を出してはしたないですよ。どうかなさいました?」
「あいえ、なんでもないです」
そうだ、術あるじゃん!!!受胎とか結構凄いこと言ってたじゃん!!!
凄く先生に言ってみたいけど、もしかしたら本当は言ってはいけない事かもだし………
い、一旦秘密にしておこう
「そ、それで、この伝説が帝国とどんな関わりがあるんですか?」
「はい、現在の廻凪帝国の中心ともなる宗教“瑞風教”の聖地が、この伝説に出てきた泉だろうと推測されています」
「ず、ずいふうきょう?」
そこには小さな国があった
国としては発展しておらず少人数で狭く近く暮らしていた為、争い奪い合いの様なものは無く
太陽が昇り、沈むのを眺めるだけ平和な国と言われた事から
『陽廻国』と名付けられたのであった
しかしそんな小さな国でも、他国の戦乱に巻き込まれてしまう
人々は土地を奪われ襲われ、陽廻の民は滅びる一歩手前までに追いやられてしまった
その中、一人の青年が国が護り続けて来た祠の泉に身を捧げ国と民の平安を願った
すると国中に強く美しい神風が吹き、民の傷は癒され
卑しき他国の兵士は剣を吹き飛ばされ、その身も塵となって消えてしまった
こうして、一人の青年によって国は神風に護られる神聖な土地へと成ったのである』
「………なんか大雑把な、お話…ですね」
「ええ、多分作り話でしょう」
国名の由来は本当にそうなってそうだけれど
風が吹いて人が塵になるとか、有り得ないし
魔法とか有ればもしかしたらって感じだけど、そんな事ないだろうし………
「…ん、魔法?」
ふと、前に翠蓮様と話した時の事を思い出す
「…その、分かっているとは思いますが俺は男ですよ?跡継ぎも産めませんし」
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「………それっぽいの、あるじゃん!!!!」
「急に大声を出してはしたないですよ。どうかなさいました?」
「あいえ、なんでもないです」
そうだ、術あるじゃん!!!受胎とか結構凄いこと言ってたじゃん!!!
凄く先生に言ってみたいけど、もしかしたら本当は言ってはいけない事かもだし………
い、一旦秘密にしておこう
「そ、それで、この伝説が帝国とどんな関わりがあるんですか?」
「はい、現在の廻凪帝国の中心ともなる宗教“瑞風教”の聖地が、この伝説に出てきた泉だろうと推測されています」
「ず、ずいふうきょう?」
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