異世界でヒッキーしてた魔女を現代日本に連れてきたらこうなる

カランコロン

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日本人、証明する

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「えっと…あらためて名乗らせてもらいますね。私の名前は西口ニナと言います。異世界からきました!」 

「……」 

「ちょっ、魔女さん!無言で薬作り出さないで。頭おかしくなってないですから!本当だからぁ!!」

そういうと、魔女さんはいぶかしげに私を見てくる。

そんな目されてもなぁ。

「そ、そうだ!今から異世界の物を見せますね。私の鞄あります?」

「ん」

そういうとエレノアさんは、壁にかけてあった私の鞄を取ってくれた。

受け取った私はその中をゴソゴソ・・・

「あった!例えばこれですね」

「・・・何だそれは」

エレノアさんは私の出したそれ、カメラを不思議そうに見た。

「これはこうやって使うんですよ。エレノアさん、ちょっとこっちに寄ってください」

「ああ」

割りと素直に寄ってくれたエレノアさん。

私はというと、エレノアさんの細い肩を片方掴んで更に引き寄せ、カメラを構える。

「なっ」

「はい、チーズ!」

なんかエレノアさん戸惑ってるけど、気にしなーい。

カシャッ

・・・エレノアさん、このくらいで驚いてたらこの先持ちませんよ。

「はい、とれましたよ」

「何がだ、魂か!」

ああ、そういえば昔そんなこと言ってる人いたらしいよね。

「いえいえ、そんなことはあり得ないですよ。写真です」

「へ?」

「え?」

なんかエレノアさん涙目に
なってない?

そんなに怖かったのか。

次からはいきなり実行するのはやめよ。

「大丈夫ですよ。ほら」

安心させるためにカメラの画面を見せると

「・・・私とニナだ。何だこれは、鏡か?いや、違うな。だったら――」

「えっと、エレノアさん?

あまりの豹変ぶりに戸惑って声をかけるも、エレノアさんは完全に上の空。

おまけに何かをぶつぶつ呟いてる。

ヤバイ、間違えてエレノアさんの研究者魂に火をつけてしまったかもしれない・・・
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