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次に目が覚めた時、男はまだそこにいた。
轟々と燃える暖炉の火を背後に背負って見えるから、男の赤い髪が本物の炎に見えて私は目を瞬いた。
「…ねぇ…あなたの、なまえ、は?」
自然と声に出ていた。
この美しい炎のような髪を持つ男の名前を知りたかった。
男は一瞬驚いたように目を瞬き、言った。
「俺か?俺はラムザだ。嬢ちゃん、だいぶ回復したか?俺の名前を気にする余裕が出てきたろう」
そう言って、男は大声で笑った。
私が不思議そうに見つめているのに気付いた男、改めラムザは私が五日間眠っていたのだと教えてくれた。
いつ起きるかと気にして傍にいたら、突然目覚めて一番に自分の名を知りたがったのが面白くて笑ったようだ。
「嬢ちゃん。起きたなら薬飲みな。飲まないで過ごすよりずっと楽に治るぞ!」
そういってラムザは手にしていたすり鉢を軽く掲げて見せた。
中には先ほどラムザが磨り潰していた薬草のようなものが入っていた。
ラムザに支えてもらって思いきって、見るからに苦そうな薬を飲んだ。
予想を裏切らずとても苦かった。
その後ラムザが別の器にリンゴを磨り潰したようなものを飲ませてもらった。
いい口直しになった。
そして、おどろいたのはその数時間後だった。
轟々と燃える暖炉の火を背後に背負って見えるから、男の赤い髪が本物の炎に見えて私は目を瞬いた。
「…ねぇ…あなたの、なまえ、は?」
自然と声に出ていた。
この美しい炎のような髪を持つ男の名前を知りたかった。
男は一瞬驚いたように目を瞬き、言った。
「俺か?俺はラムザだ。嬢ちゃん、だいぶ回復したか?俺の名前を気にする余裕が出てきたろう」
そう言って、男は大声で笑った。
私が不思議そうに見つめているのに気付いた男、改めラムザは私が五日間眠っていたのだと教えてくれた。
いつ起きるかと気にして傍にいたら、突然目覚めて一番に自分の名を知りたがったのが面白くて笑ったようだ。
「嬢ちゃん。起きたなら薬飲みな。飲まないで過ごすよりずっと楽に治るぞ!」
そういってラムザは手にしていたすり鉢を軽く掲げて見せた。
中には先ほどラムザが磨り潰していた薬草のようなものが入っていた。
ラムザに支えてもらって思いきって、見るからに苦そうな薬を飲んだ。
予想を裏切らずとても苦かった。
その後ラムザが別の器にリンゴを磨り潰したようなものを飲ませてもらった。
いい口直しになった。
そして、おどろいたのはその数時間後だった。
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