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番外編3 フレアのある休日1
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今週は仕事を休みにして、携帯食や薬などの消耗品の補充をしようと思う。
例のフープイヤリングを手に入れてからもの凄く調子がいい
先週などパーティーを組んでもしばしば苦戦していたワイバーンの群の討伐を1人でやって退けた。
冒険者ギルドに報告に出向いた時ベテラン受付嬢のコカトリスが空気砲をくらったような顔は今思い起こしても笑える
あるダンジョンで3対のヤリングを手に入れた。
あれをダンジョンと言っていいものかどうかわからないけれど、戦闘がからっきしダメそうだがダンジョンマスターも一応居る。
イヤリングはそこそこのHPと引き換えに戦闘も無く手に入れた。ダンジョン曰くお買い上げらしいが。
HPなど、食事と睡眠をしっかりとればいくらでもおぎなえる
恐ろしく付与効果のついたイヤリング達。
フープの細工の繊細さもさることながら、このイヤリングには気力、魔力、防御力測った事は無いが恐らくかなりの付与が付いている。
3対それぞれに特徴があるのだが特にピンクの物は私と相性もいい。
火属性気が全身にみなぎり、ふるった炎帝剣が空をも裂いていきそうな感覚は自分でも別人になったかの様に感じる。
この強大な付与は人にあらざる者にしかかける事はできないだろう。
やっぱりあのミカリという女は腐ってもダンジョンマスターなのだ
そう言えば先日ダンジョン会議連中に押し付けられて半ば強制的に派手な色の短いスカートをミカリから購入した。
ミカリいわく最強のモテコーデの必須アイテムらしい。何のことやら
だが一度くらいは履いておこう。
ミカリから「あれ着てくれてる~」などと詰め寄られても大丈夫なように実績を作っておくほうがいいだろう
あのダンジョンマスターに着ていないと知れたら、「コーデがわかんない?これとならすっごくあうよぉ」としつこくすすすめられた肩も腹も出たスケスケの恐ろしい上着を買わされてしまう
スカートの下に下履きを履けば露出は抑えられるし、いささか冒険者然とした格好になるが皮の防具をつけてしまえば派手な色もごまかせる
さいわいにも今は竜騎士の選定シーズンだ。各地から訓練を積んだいかつい竜騎士候補生達が各地からここ王都に集結している。
日用品をあつかう商店でも防具くらいなら白い目で見られることはないだろう
この時期王都には竜の谷から若いドラゴン達が飛来し、竜騎士のパートナーを選び、契約する
ドラゴンはその生涯にただひとりとのみ契約を結び、生涯共に生きる。
初代国王も黒竜の群を従え、荒れた国をまとめあげたという。
竜騎士を目指す者は鍛錬を積み、精神を高め、ドラゴン達に自らがいかにパートナーに適しているか、その背中に乗せるにいかに相応しいかをアピールする。
竜騎士を目指す者ら鍛錬は厳しく、普通の騎士候補生の何倍もの倍率を潜り抜けたもののみがその選定の儀への出席を許されるそうだ。
さらに選定の儀においてもドラゴンに選ばれなければ竜騎士にはなれない。
その年に一度の選定の儀が近付いている
王都の西にある選定の地に向かってゆうゆうと空を飛ぶドラゴンたちはこの時期の風物詩だ
今も見上げると市場へと続く道のはるか上空をドラゴン達が、あの色はファイアードラゴンだろうか、が飛んでいこうとしている?
飛んでいこうとして、こっちに近づいて来ていないか?どういうことだ?
あっと言う間にドラゴンは路地の上空を旋回しはじめた。周囲もざわめき出し、犬の狂ったように吠える声も聞こえる。
市街でのドラゴン異常行動なんて聞いた事がない。
しかもドラゴンは3頭に増えているではないか!
ドラゴン達は家々の屋根に阻まれてそれ以上近付いてくる事は無いが、遠ざかる事も無い。
騎士団の到着は時間の問題だと思うが、それまではS級冒険者である私が市民を守るべきであろう!
「ドラゴンども!散れ!
ここは儀式の地では無いぞ!」
「ル、ルールールールールー」
「キュールーキュールー」
「ルルルルーー」
ドラゴン達は何かを言い返してくる。
私は竜騎士でも竜人でも無いからお前らの言っている事は皆目分からないぞ!
そして街の上空で喧嘩はやめろ!
「おまえ達ー! 何があったー」
その時バタバタと武装した者達の足音が聞こえた
ようやく騎士団達が来てくれたようだ!
そして何故か騎士団達に私は連行された
例のフープイヤリングを手に入れてからもの凄く調子がいい
先週などパーティーを組んでもしばしば苦戦していたワイバーンの群の討伐を1人でやって退けた。
冒険者ギルドに報告に出向いた時ベテラン受付嬢のコカトリスが空気砲をくらったような顔は今思い起こしても笑える
あるダンジョンで3対のヤリングを手に入れた。
あれをダンジョンと言っていいものかどうかわからないけれど、戦闘がからっきしダメそうだがダンジョンマスターも一応居る。
イヤリングはそこそこのHPと引き換えに戦闘も無く手に入れた。ダンジョン曰くお買い上げらしいが。
HPなど、食事と睡眠をしっかりとればいくらでもおぎなえる
恐ろしく付与効果のついたイヤリング達。
フープの細工の繊細さもさることながら、このイヤリングには気力、魔力、防御力測った事は無いが恐らくかなりの付与が付いている。
3対それぞれに特徴があるのだが特にピンクの物は私と相性もいい。
火属性気が全身にみなぎり、ふるった炎帝剣が空をも裂いていきそうな感覚は自分でも別人になったかの様に感じる。
この強大な付与は人にあらざる者にしかかける事はできないだろう。
やっぱりあのミカリという女は腐ってもダンジョンマスターなのだ
そう言えば先日ダンジョン会議連中に押し付けられて半ば強制的に派手な色の短いスカートをミカリから購入した。
ミカリいわく最強のモテコーデの必須アイテムらしい。何のことやら
だが一度くらいは履いておこう。
ミカリから「あれ着てくれてる~」などと詰め寄られても大丈夫なように実績を作っておくほうがいいだろう
あのダンジョンマスターに着ていないと知れたら、「コーデがわかんない?これとならすっごくあうよぉ」としつこくすすすめられた肩も腹も出たスケスケの恐ろしい上着を買わされてしまう
スカートの下に下履きを履けば露出は抑えられるし、いささか冒険者然とした格好になるが皮の防具をつけてしまえば派手な色もごまかせる
さいわいにも今は竜騎士の選定シーズンだ。各地から訓練を積んだいかつい竜騎士候補生達が各地からここ王都に集結している。
日用品をあつかう商店でも防具くらいなら白い目で見られることはないだろう
この時期王都には竜の谷から若いドラゴン達が飛来し、竜騎士のパートナーを選び、契約する
ドラゴンはその生涯にただひとりとのみ契約を結び、生涯共に生きる。
初代国王も黒竜の群を従え、荒れた国をまとめあげたという。
竜騎士を目指す者は鍛錬を積み、精神を高め、ドラゴン達に自らがいかにパートナーに適しているか、その背中に乗せるにいかに相応しいかをアピールする。
竜騎士を目指す者ら鍛錬は厳しく、普通の騎士候補生の何倍もの倍率を潜り抜けたもののみがその選定の儀への出席を許されるそうだ。
さらに選定の儀においてもドラゴンに選ばれなければ竜騎士にはなれない。
その年に一度の選定の儀が近付いている
王都の西にある選定の地に向かってゆうゆうと空を飛ぶドラゴンたちはこの時期の風物詩だ
今も見上げると市場へと続く道のはるか上空をドラゴン達が、あの色はファイアードラゴンだろうか、が飛んでいこうとしている?
飛んでいこうとして、こっちに近づいて来ていないか?どういうことだ?
あっと言う間にドラゴンは路地の上空を旋回しはじめた。周囲もざわめき出し、犬の狂ったように吠える声も聞こえる。
市街でのドラゴン異常行動なんて聞いた事がない。
しかもドラゴンは3頭に増えているではないか!
ドラゴン達は家々の屋根に阻まれてそれ以上近付いてくる事は無いが、遠ざかる事も無い。
騎士団の到着は時間の問題だと思うが、それまではS級冒険者である私が市民を守るべきであろう!
「ドラゴンども!散れ!
ここは儀式の地では無いぞ!」
「ル、ルールールールールー」
「キュールーキュールー」
「ルルルルーー」
ドラゴン達は何かを言い返してくる。
私は竜騎士でも竜人でも無いからお前らの言っている事は皆目分からないぞ!
そして街の上空で喧嘩はやめろ!
「おまえ達ー! 何があったー」
その時バタバタと武装した者達の足音が聞こえた
ようやく騎士団達が来てくれたようだ!
そして何故か騎士団達に私は連行された
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