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58 出発準備
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前日のM’cuteにて
M's cuteでは明日の王都出発にむけて、準備が進んでいた
ミカリが結婚式で自分が着る予定のドレスを広げ羽織りもの、バッグやアクセサリーなどの小物をリビングに広げ最終チェックをしていた
ドレスはパープルや、グレーなどいろいろ試したが、今日になって最初に決めていたピンク色のプリーツにした
もちろんマリアレ教官にダメだしされないように丈はマキシだ
「ねー、ピアスはこっちのピンクの花のやつ?それとも定番のパールがいいと思う?」
「ミカリ様、そんなちっちゃなのどっちだって変わらないですよ」
メイドはあきらかにどうでもよさげだ
「はあ?
ぜっんっぜん、違うし!
めっちゃ気合いれてこの2つに絞ったし!
M's cuteの店長としてしっかりアピールしておきたいの!
それに!
メイドにはわかんないと思うけど、こっちのピンクの花のは上品系女子って感じで、大粒パールのはもう定番をちゃんとおさえることのできる大人な感じでなんだってば!」
「ミカリ様、ピンクのドレスには花のモチーフの方が雰囲気が華やぎますよ」
手にした刺繍枠から顔をあげてゴブが答える
ゴブは明日ミカリが持っていくドレスにあわせてハンカチにピンクとゴールドのブーケの刺繍をしていた
「えー、やっぱり?
ゴブもそう思う?
じゃあ、こっちにしよ!」
「ああ、ミカリ様が苦労して選ばれただけあってどちらもよろしいかと存じますよ
すばらしく付与がついてM's cuteの威信をしめすのに大変よろしいかと」
「そうかなー?
ブラドもそう言うなら直前で気が変わったら困るから両方持っていこ」
「ミカリ様、そちらも大変大切なことでございますが、ブラドはミカリ様がM's cuteを離れて一泊されるのが心配で、心配で、、
やはり当日に私と王都向かわれてはいかがでしょうか」
「それは、私が王都までは馬車でいくから、明日出発って何回も言ったじゃない
ブラドは心配性すぎるって」
ミカリが馬車に乗ってみたいが為に、ミカリとゴブそしてチョコは王都にはフレアの式当日ではなく、前日に出発することになっていた
ブラドは食材の搬入があるため式当日に王都に入り、さらにメイドはお留守番が決定である
「わかりましたミカリ様
しかし、私、M's cuteを離れたミカリ様が気がかりで夜も眠れぬやもしれません
こちらのカモミールティーに安眠の付与をいただけないでしょうか?」
そう言ってブラドは琥珀色のお茶の入ったガラスのティーポットを取り出した
「眠れないの?
まじで?
いくら私がかわいすぎる罪な女子だからって、もう成人してるし大丈夫だって!
あーでも、年取ると夜よく眠れないって駅ビルの佐々倉さん言ってたなー」
「直前までの材料の梱包も残っておりますので、できましたらすみやか眠れて、5時間ほど後にすっきりと目覚めが望ましいのですが」
「そんなのうまくいくかな?
とりまやるけど、実は付与ってのよくわかってないんだよねー
うーーん、超眠れて、5時間たったら、すぱっとおきれますようにーー!!
えーい!」
ミカリがポットに手をかざし、ひねりと雰囲気も1ミリもない付与をほどこされたティーポットは一瞬怪しい光を放つ
「多分、いい感じー」
「さすがミカリ様でございます
さっそく、じっけん、、ではなくちょっと農場の方に行ってまいります」
ブラドは銀色のお盆に乗せたティーポットにすかさずティーコージで覆いをすると足早に階下へと消えた
前日のM’cuteにて
M's cuteでは明日の王都出発にむけて、準備が進んでいた
ミカリが結婚式で自分が着る予定のドレスを広げ羽織りもの、バッグやアクセサリーなどの小物をリビングに広げ最終チェックをしていた
ドレスはパープルや、グレーなどいろいろ試したが、今日になって最初に決めていたピンク色のプリーツにした
もちろんマリアレ教官にダメだしされないように丈はマキシだ
「ねー、ピアスはこっちのピンクの花のやつ?それとも定番のパールがいいと思う?」
「ミカリ様、そんなちっちゃなのどっちだって変わらないですよ」
メイドはあきらかにどうでもよさげだ
「はあ?
ぜっんっぜん、違うし!
めっちゃ気合いれてこの2つに絞ったし!
M's cuteの店長としてしっかりアピールしておきたいの!
それに!
メイドにはわかんないと思うけど、こっちのピンクの花のは上品系女子って感じで、大粒パールのはもう定番をちゃんとおさえることのできる大人な感じでなんだってば!」
「ミカリ様、ピンクのドレスには花のモチーフの方が雰囲気が華やぎますよ」
手にした刺繍枠から顔をあげてゴブが答える
ゴブは明日ミカリが持っていくドレスにあわせてハンカチにピンクとゴールドのブーケの刺繍をしていた
「えー、やっぱり?
ゴブもそう思う?
じゃあ、こっちにしよ!」
「ああ、ミカリ様が苦労して選ばれただけあってどちらもよろしいかと存じますよ
すばらしく付与がついてM's cuteの威信をしめすのに大変よろしいかと」
「そうかなー?
ブラドもそう言うなら直前で気が変わったら困るから両方持っていこ」
「ミカリ様、そちらも大変大切なことでございますが、ブラドはミカリ様がM's cuteを離れて一泊されるのが心配で、心配で、、
やはり当日に私と王都向かわれてはいかがでしょうか」
「それは、私が王都までは馬車でいくから、明日出発って何回も言ったじゃない
ブラドは心配性すぎるって」
ミカリが馬車に乗ってみたいが為に、ミカリとゴブそしてチョコは王都にはフレアの式当日ではなく、前日に出発することになっていた
ブラドは食材の搬入があるため式当日に王都に入り、さらにメイドはお留守番が決定である
「わかりましたミカリ様
しかし、私、M's cuteを離れたミカリ様が気がかりで夜も眠れぬやもしれません
こちらのカモミールティーに安眠の付与をいただけないでしょうか?」
そう言ってブラドは琥珀色のお茶の入ったガラスのティーポットを取り出した
「眠れないの?
まじで?
いくら私がかわいすぎる罪な女子だからって、もう成人してるし大丈夫だって!
あーでも、年取ると夜よく眠れないって駅ビルの佐々倉さん言ってたなー」
「直前までの材料の梱包も残っておりますので、できましたらすみやか眠れて、5時間ほど後にすっきりと目覚めが望ましいのですが」
「そんなのうまくいくかな?
とりまやるけど、実は付与ってのよくわかってないんだよねー
うーーん、超眠れて、5時間たったら、すぱっとおきれますようにーー!!
えーい!」
ミカリがポットに手をかざし、ひねりと雰囲気も1ミリもない付与をほどこされたティーポットは一瞬怪しい光を放つ
「多分、いい感じー」
「さすがミカリ様でございます
さっそく、じっけん、、ではなくちょっと農場の方に行ってまいります」
ブラドは銀色のお盆に乗せたティーポットにすかさずティーコージで覆いをすると足早に階下へと消えた
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