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🏥お医者さまの章🏥
1.北白河クリニックに集う人々
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北白河クリニックの待合室は、人でごった返していた。主に女性で。
「クリニック」だからといって、街中の普通の病院を思い浮かべてもらっては困る。こちらはセレブ専用のクリニックだ。待合室はホテルのロビーのようで、巨大なフラワーベースにはピンク色の薔薇がたっぷりと活けられている。
何故こんなに女性が集まっているのか。
理由は、北白河の息子が跡を継いだからである。
北白河 誠。
彼はちょうど良い具合に彫りの深い、優しげかつ爽やかかつ大人な雰囲気のイケメンなのだ。おまけに親身になって話を聞いてくれるとあって、北白河の噂はまたたく間に広まった。
それで、クリニックに女性が大挙しているというワケである。
「けっ。医者のクセに気取りやがって」
「何よ、カゲ。僻んでるの?」
護衛として、通院にも付き添っているカゲである。
彼はトイレが心配なのだ。
人混み、ザワザワとした喧騒、薔薇の香り、床の白さ。全てが膀胱を刺激する。
「胡桃沢様~。中待合室にお入りくださいませ」
ナースに呼ばれた。
北白河クリニックのナースウェアは、ベージュ基調でサイドに赤いラインが入っている。スタイリッシュなパンツスタイルだが、柔らかな色調は来院者に安心感を与えていた。
(カッコいいなぁ)
同じナースウェアを身につけ、北白河と仕事をする自分の姿を思い浮かべる。毎日、憧れの先生の傍にいられたらどんなに素敵だろう。
ナースになるためにはそれなりの勉強が必要だ。決して楽な道ではないのだが、そこまで想像が及ばない、箱入りなヒカリお嬢様である。
ナースに軽く会釈をして中待合に入ると、聞き慣れた声に迎えられた。
「はぁ? 何でヒカリがここにいるんですの?」
「げっ、姫華」
中待合室のソファに腰掛けているのは、髪を巻いた見た目が派手な少女であった。
冷泉姫華。
ヒカリが通う蓮乃宮女学院高等部の同級生であり、積年のライバルでもある。
冷泉家が勝手に胡桃沢に突っかかってくるのだ。祖父の代よりもっと前から続く因縁だ。
「姫華。アンタ、どうして私の真似ばかりしてくるのよ」
「失礼ね。真似しているのはそっちじゃなくて?」
つい先日。ヒカリは、蓮乃宮女学院へ教育実習に来ていたピアノ男子のショッキングな秘密を知ってしまった。
時を同じくして、大人気のイケメンピアニストの不貞その他も明るみに出た(前章『ピアノ男子編』参照)。
両者に淡い気持ちを抱いていたヒカリはショックで寝込み、北白河の往診を受けた。
ヒカリは彼に一目惚れ。
ピアノ男子たちのことなどケロッと忘れてしまった。
実は、まったく同じことが冷泉家でも起こっていたのだ。
ピアノ男子の教育実習が終わってしまったため、姫華は裏から手を回して彼の家を調べた。その過程である秘密を知る。
イケメンピアニストの不貞その他も重なって卒倒した姫華は、やはり北白河の往診を受けたのだった。
そして、彼の魅力にすっかりやられてしまったというワケである。
「ここは代々、胡桃沢のかかりつけなの」
「冷泉はそっちより前の代からですわ」
「嘘おっしゃい」
風邪が長引いているから。
ちょっと頭痛がするから──。
何かと理由をつけては、競うように通院する二人。
北白河の大人な魅力にすっかりハマった彼女たちは、仲が良いのか悪いのか。
女子高生が病院に入り浸るなど年寄りくさいことこの上ないが、当人たちは必死である。
と、診察室から声が漏れてきた。
「はい。また来ます! ありがとうございましたぁ、誠先生♡」
前の患者が診察を終えたらしい。診察室の真っ白な引き戸が開いて、ご機嫌な様子の女性が出てきた。
「あ、冬子さん」
「あ、ヒカリちゃんも来てたんだぁ」
女性が親しげに笑った。
彼女は胡桃沢冬子という。ヒカリの叔母に当たる人物で、不慮の事故で亡くなった父親の妹だ。
叔母といっても、彼女はまだ二十代半ばの大学院生。
金髪のボブヘアにギャル系の服装で、ヒカリの姉といっても良いくらいである。
黒髪ロングのヒカリとは随分見た目が違うが、勝ち気に光る大きな瞳は間違いなく胡桃沢の系統であった。
現在は、春平が所有する高級マンションで一人暮らしだ(護衛付き)。
「私って頭痛持ちじゃん? 通院がホント面倒だったんだけどぉ、代替わりしたのが超嬉しくてー」
「誠先生、カッコいいもんね」
「ね!」
盛り上がる叔母と姪である。
ひとしきり喋った後、冬子はヒカリの背後に目を遣った。
「それにしても相変わらず面白いねー。ヒカリちゃんの護衛」
切れ長の目は死んだ魚のよう、口角は地面に落ちる勢い。
カゲは、不機嫌を全面に押し出して妙なステップを踏んでいた。
(クソが! 女はうるせぇし床も壁も白すぎる!)
膀胱が暴れる。
解放されたいのだと叫ぶ。
奇妙なステップは、尿意を紛らすための生命線だ。
ステップを止めたとき、彼は終わりを迎える。
とにかくトイレが近すぎるのだ。
この状態では盗みをはたらく気力も湧かない。
クリニックにトイレはある。
行けばいいのに、彼は行かない。
トイレに関して異常ともいえるコンプレックスを持つために、人目のある場所でトイレに入りたくないのだ。
(行ったら多分止まらない! 何度も出入りしたら変だと思われるし……!)
病院の中待合でステップを踏んでいる方がよほど変である。
それはさておき。
「それじゃ。私も外に護衛くん待たせてるから。また屋敷の方にも寄るわ」
冬子はヒカリと手を振り合い、「では失礼」と姫華にも軽く挨拶した。
姫華はスンとして目礼だけ返す。胡桃沢の関係者と打ち解けてたまるかといった様子だ。
冬子は肩をすくめて出ていった。
「お待たせ致しました、冷泉様」
扉が細く開き、ナースが呼びにくる。
「はいッ。お願いしまぁす♡」
姫華は、ヒカリが聞いたことのないような声を上げて診察室に吸い込まれていった。
♡
「誠先生、今日も素敵だったな」
暮れかかった空を仰いで、ヒカリは大きく息を吸い込んだ。
屋敷までそう遠くないので、いつも徒歩通院である。
診察時間は短いものだが、北白河の優しさに触れると明日への力が湧いてくる。
しつこかった喉の痛みも引いてきた。
(先生が処方してくれる薬なんだから効いて当たり前だけど、通院する理由がなくなっちゃうわね)
複雑なヒカリお嬢様である。
「なあ」
カゲは、歩きながらポケットに手を突っ込んだ。
「あの医者、やべぇ奴かもしんねえぞ」
「もう。いつまで僻んでるのよ」
「いや、ちょっと胸騒ぎがな」
騒ぐのは、胸ではなく膀胱である。
彼の尿意は危険を知らせるセンサーでもあるのだ。
これほどの尿意が通院の度に、というのは些か不可解であった。
以前、ヒカリが教育実習のピアノ男子に夢中になった時。
あの時も、カゲは強烈な尿意に襲われた。
その後、ピアノ男子のショッキングな秘密が明らかとなり、ヒカリは寝込んでしまった──。
その方式でいくと、北白河医師にも同等の危険が潜んでいると考えられる。
「のめり込むと痛い目見るぜー」
カゲの事情を知らないヒカリは、この忠告を華麗にスルー。
カゲったら、カッコいい誠先生を妬んでいるんだわと思った。
細い道を挟んで、こんもりと緑に囲まれた公園がある。
子供たちが自転車にまたがって帰っていく。
まだ幼そうな女の子はとても不機嫌そうだ。遊び足りないのかもしれない。
カゲと並んで何気なく見ていると、
「おーい、ヒカリ」
「あ、おじいちゃん!」
ジャージ姿の当主・胡桃沢春平が軽快に駆けてきた。傍には護衛の鈴木さんが控えている。
「ジョギングのついでに迎えにきたぞ」
七十を手前にしてなお『財界の鉄人』と称される活力は、日々の健康づくりの賜物である……のだが。
春平が突然、苦しげに地面に膝をついた。
「旦那様!」
「おじいちゃん!?」
「クリニック」だからといって、街中の普通の病院を思い浮かべてもらっては困る。こちらはセレブ専用のクリニックだ。待合室はホテルのロビーのようで、巨大なフラワーベースにはピンク色の薔薇がたっぷりと活けられている。
何故こんなに女性が集まっているのか。
理由は、北白河の息子が跡を継いだからである。
北白河 誠。
彼はちょうど良い具合に彫りの深い、優しげかつ爽やかかつ大人な雰囲気のイケメンなのだ。おまけに親身になって話を聞いてくれるとあって、北白河の噂はまたたく間に広まった。
それで、クリニックに女性が大挙しているというワケである。
「けっ。医者のクセに気取りやがって」
「何よ、カゲ。僻んでるの?」
護衛として、通院にも付き添っているカゲである。
彼はトイレが心配なのだ。
人混み、ザワザワとした喧騒、薔薇の香り、床の白さ。全てが膀胱を刺激する。
「胡桃沢様~。中待合室にお入りくださいませ」
ナースに呼ばれた。
北白河クリニックのナースウェアは、ベージュ基調でサイドに赤いラインが入っている。スタイリッシュなパンツスタイルだが、柔らかな色調は来院者に安心感を与えていた。
(カッコいいなぁ)
同じナースウェアを身につけ、北白河と仕事をする自分の姿を思い浮かべる。毎日、憧れの先生の傍にいられたらどんなに素敵だろう。
ナースになるためにはそれなりの勉強が必要だ。決して楽な道ではないのだが、そこまで想像が及ばない、箱入りなヒカリお嬢様である。
ナースに軽く会釈をして中待合に入ると、聞き慣れた声に迎えられた。
「はぁ? 何でヒカリがここにいるんですの?」
「げっ、姫華」
中待合室のソファに腰掛けているのは、髪を巻いた見た目が派手な少女であった。
冷泉姫華。
ヒカリが通う蓮乃宮女学院高等部の同級生であり、積年のライバルでもある。
冷泉家が勝手に胡桃沢に突っかかってくるのだ。祖父の代よりもっと前から続く因縁だ。
「姫華。アンタ、どうして私の真似ばかりしてくるのよ」
「失礼ね。真似しているのはそっちじゃなくて?」
つい先日。ヒカリは、蓮乃宮女学院へ教育実習に来ていたピアノ男子のショッキングな秘密を知ってしまった。
時を同じくして、大人気のイケメンピアニストの不貞その他も明るみに出た(前章『ピアノ男子編』参照)。
両者に淡い気持ちを抱いていたヒカリはショックで寝込み、北白河の往診を受けた。
ヒカリは彼に一目惚れ。
ピアノ男子たちのことなどケロッと忘れてしまった。
実は、まったく同じことが冷泉家でも起こっていたのだ。
ピアノ男子の教育実習が終わってしまったため、姫華は裏から手を回して彼の家を調べた。その過程である秘密を知る。
イケメンピアニストの不貞その他も重なって卒倒した姫華は、やはり北白河の往診を受けたのだった。
そして、彼の魅力にすっかりやられてしまったというワケである。
「ここは代々、胡桃沢のかかりつけなの」
「冷泉はそっちより前の代からですわ」
「嘘おっしゃい」
風邪が長引いているから。
ちょっと頭痛がするから──。
何かと理由をつけては、競うように通院する二人。
北白河の大人な魅力にすっかりハマった彼女たちは、仲が良いのか悪いのか。
女子高生が病院に入り浸るなど年寄りくさいことこの上ないが、当人たちは必死である。
と、診察室から声が漏れてきた。
「はい。また来ます! ありがとうございましたぁ、誠先生♡」
前の患者が診察を終えたらしい。診察室の真っ白な引き戸が開いて、ご機嫌な様子の女性が出てきた。
「あ、冬子さん」
「あ、ヒカリちゃんも来てたんだぁ」
女性が親しげに笑った。
彼女は胡桃沢冬子という。ヒカリの叔母に当たる人物で、不慮の事故で亡くなった父親の妹だ。
叔母といっても、彼女はまだ二十代半ばの大学院生。
金髪のボブヘアにギャル系の服装で、ヒカリの姉といっても良いくらいである。
黒髪ロングのヒカリとは随分見た目が違うが、勝ち気に光る大きな瞳は間違いなく胡桃沢の系統であった。
現在は、春平が所有する高級マンションで一人暮らしだ(護衛付き)。
「私って頭痛持ちじゃん? 通院がホント面倒だったんだけどぉ、代替わりしたのが超嬉しくてー」
「誠先生、カッコいいもんね」
「ね!」
盛り上がる叔母と姪である。
ひとしきり喋った後、冬子はヒカリの背後に目を遣った。
「それにしても相変わらず面白いねー。ヒカリちゃんの護衛」
切れ長の目は死んだ魚のよう、口角は地面に落ちる勢い。
カゲは、不機嫌を全面に押し出して妙なステップを踏んでいた。
(クソが! 女はうるせぇし床も壁も白すぎる!)
膀胱が暴れる。
解放されたいのだと叫ぶ。
奇妙なステップは、尿意を紛らすための生命線だ。
ステップを止めたとき、彼は終わりを迎える。
とにかくトイレが近すぎるのだ。
この状態では盗みをはたらく気力も湧かない。
クリニックにトイレはある。
行けばいいのに、彼は行かない。
トイレに関して異常ともいえるコンプレックスを持つために、人目のある場所でトイレに入りたくないのだ。
(行ったら多分止まらない! 何度も出入りしたら変だと思われるし……!)
病院の中待合でステップを踏んでいる方がよほど変である。
それはさておき。
「それじゃ。私も外に護衛くん待たせてるから。また屋敷の方にも寄るわ」
冬子はヒカリと手を振り合い、「では失礼」と姫華にも軽く挨拶した。
姫華はスンとして目礼だけ返す。胡桃沢の関係者と打ち解けてたまるかといった様子だ。
冬子は肩をすくめて出ていった。
「お待たせ致しました、冷泉様」
扉が細く開き、ナースが呼びにくる。
「はいッ。お願いしまぁす♡」
姫華は、ヒカリが聞いたことのないような声を上げて診察室に吸い込まれていった。
♡
「誠先生、今日も素敵だったな」
暮れかかった空を仰いで、ヒカリは大きく息を吸い込んだ。
屋敷までそう遠くないので、いつも徒歩通院である。
診察時間は短いものだが、北白河の優しさに触れると明日への力が湧いてくる。
しつこかった喉の痛みも引いてきた。
(先生が処方してくれる薬なんだから効いて当たり前だけど、通院する理由がなくなっちゃうわね)
複雑なヒカリお嬢様である。
「なあ」
カゲは、歩きながらポケットに手を突っ込んだ。
「あの医者、やべぇ奴かもしんねえぞ」
「もう。いつまで僻んでるのよ」
「いや、ちょっと胸騒ぎがな」
騒ぐのは、胸ではなく膀胱である。
彼の尿意は危険を知らせるセンサーでもあるのだ。
これほどの尿意が通院の度に、というのは些か不可解であった。
以前、ヒカリが教育実習のピアノ男子に夢中になった時。
あの時も、カゲは強烈な尿意に襲われた。
その後、ピアノ男子のショッキングな秘密が明らかとなり、ヒカリは寝込んでしまった──。
その方式でいくと、北白河医師にも同等の危険が潜んでいると考えられる。
「のめり込むと痛い目見るぜー」
カゲの事情を知らないヒカリは、この忠告を華麗にスルー。
カゲったら、カッコいい誠先生を妬んでいるんだわと思った。
細い道を挟んで、こんもりと緑に囲まれた公園がある。
子供たちが自転車にまたがって帰っていく。
まだ幼そうな女の子はとても不機嫌そうだ。遊び足りないのかもしれない。
カゲと並んで何気なく見ていると、
「おーい、ヒカリ」
「あ、おじいちゃん!」
ジャージ姿の当主・胡桃沢春平が軽快に駆けてきた。傍には護衛の鈴木さんが控えている。
「ジョギングのついでに迎えにきたぞ」
七十を手前にしてなお『財界の鉄人』と称される活力は、日々の健康づくりの賜物である……のだが。
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