2 / 2
音の研究 太鼓から伝わる「音」とはなにか ①
しおりを挟む
帝都から離れた小さな島に住むアズサは、近所の男性から研究補助の仕事を紹介された。
そもそも島民が少ないこの孤島に研究者がいるのか?と思ったが、アズサもほとんど来たことがない島の北側の村はずれに、研究者、ロンリ・ワカルカが住んでいた。
ロンリはアズサを見るなり捲し立てた。
「私はロンリ・ワカルカだ!私の今の研究対象は音であり、君には音というものの正体の解明に力を貸してもらいたいのだ。君はディン太鼓を知っているか?
和美・タタコンという有名なディン太鼓の叩き手がいるんだが、なんと、陰核をディン太鼓につないで太鼓を叩くと気持ちいいと言うのだ!!
しかも、ディン太鼓の演者は古くから『音を体で感じる』と言うらしい!これがどういう事か分かるか!?音を聞いているのは耳ではないかもしれないという事だ!!私はこれを知りたいのだ!!私は君に和美と同じように陰核に糸を繋ぎ研究させてほしいのだ!」
一度は断ったアズサだったが、アズサに仕事を紹介した男性は村の長だった。
村長からの紹介を断るということは、この島に住む者にとっては死活問題である。
こんな孤島で村八分にあってしまえば生きていけなくなってしまう。
また、アズサの高齢の母親にも迷惑がかかるかもしれない。
アズサにはロンリの研究に協力するほか選択肢がなかったのだ。
「やはり、やらせて下さい」そう言えるようになるまで、内容が内容なので2晩かかった。
しかし、アズサは再びロンリの家を訪ね、協力を申し出たのだった。
「本当か!この研究はとても意義があるものだ。新しいコミュニケーションの手段の開発にも結びつく。早速いまからとりかかろう!」
そういうと、ロンリは別室から様々な太鼓を持ってきた。
「このために様々な打楽器を取り寄せたのだ」
女は陰核がじんじんとしてくるのを感じた。
以下はロンリ・ワカルカが記述した研究日誌の一部である。
-------------
すぐに糸が結べた方が良いため、女の了承を得て女の陰核へとピアスをあけた。
女は渋ったが、20万coを支払う事で同意した。体に穴が空くのだ、女が渋るのももっともであるし、賃金とは別に手当金として出すのは妥当であろう。
ピアスの輪へと糸を結びつけ、反対側を様々な太鼓へテープで留めて固定した。
糸の長さは50センチに設定した。
糸の長さや種類も変えてみたいが、今日は世界中から取り寄せた色々な太鼓をせっかくなので試してみたく、糸の長さと種類は1種類にした。
1. ディン太鼓(長胴、俗称ディンコ)
• サイズ:直径約40~60cm、長さ60~90cm
• 素材:胴はケヤキや松などの木材、皮は牛革
• 特徴:低音でドンという重厚な振動があり、体全体に響く感覚が得られる
2. 締太鼓
• サイズ:直径30~40cm、胴の高さ15~20cm
• 素材:木胴に牛革を紐で締めた構造
• 特徴:高音で鋭い音がする。振動も細かく、鋭く伝わる可能性がある
3. アフリカン・ジャンベ
• サイズ:直径30cm程度、高さ60cm前後
• 素材:木胴+山羊革
• 特徴:打つ場所によって音の高低が変化するため、振動の違いも陰核で感じやすい可能性がある
4. バスドラム(オーケストラ用)
• サイズ:直径約70~100cm
• 素材:金属または木の胴、合成皮革または動物皮
• 特徴:非常に低い音。普通に叩いても掌や腕、腹などに振動を強く感じられる
5. ボンゴ
• サイズ:小さな2つの太鼓(約15cmと20cm)
• 素材:木または合成樹脂の胴、動物皮
• 特徴:高めの軽快な音。サイズが似た、2つの太鼓が繋がっている。繊細な違いを感じ取れる可能性がある
⸻
糸の仕様
• 素材:ステンレス細糸(約0.8~1.2mm)
• 柔軟性と振動伝導性に優れている
• 長さ:50cm
女には私の作った遮音ヘッドホンと目隠しをさせ、陰核以外では音を感じ取れないようにして、直立させた状態で1種類ずつ糸で繋いだ。
糸は垂みがなく、ピンと張れるように女に太鼓から後ろ向きで少しずつ離れさせ、適切な位置へと立たせた。
太鼓はどの太鼓も、同じ強さで叩いた。
音が耳以外で感じられるのか否かは1つ目のディン太鼓ですぐにわかった。
女に説明させずとも、私が1つ叩いただけで、女が悲鳴をあげ、内腿を震わせたからだ。
目も耳も、機能は失わせている。
となると、どうやって音が分かったか。
女は陰核で音を聞いたのに他ならない。
音は、耳でなくとも聞こえる!!!!!
これは大発見だ。
音は耳以外でも聞ける!!
あとは音の大小や高低も耳でなくとも分かるのかというところだ。
私は嬉しくなって、ドン!ドン!ドン!ドン!と4つ叩いた。
女は「あ!あ!あ!あ!」と音にあわせて泣いた。
太鼓を演奏しているのに、女が奏でるなんて、どういう現象なのだ!?
「おい、女、どんなふうに感じる!?」
早口で聞くと、女はゆっくりと口を開く。
「音を………か、感じます…」
「ほう!音を感じるのか!?」
ドン!ドン!
私はまた2つ叩いた。
「か、かんじますうううう~!」
女は内腿を震わせながら叫んだ。
どうやら変なスイッチが双方に入ったようだ。
私は他の太鼓を試すのも忘れて、今度は少し弱めに小刻みに叩いた。
トトトトトトトト……
「どうだ?感じるか?」
「かんじますぅ…。アッ!」
「どんなふうに音を感じる?」
同じ調子で叩き続けながら聞く。
「こ、小刻みな……、さっきより弱い…振動です……っ」
「…正解だ」
なんと、音の様子が正確に陰核で感じ取れている。
ドン!トト…
ドン!トト…
「あ!…あ、う…、あ!……んん…」
今度は1つ強く叩いて、2つ小さく叩いた。
それを繰り返しながら、女に聞く。
「今度はどうだ?」
「う、ひ!…ん、ぁっ!ドン、ドド…、っっ、ドン…ドド…」
喘ぎながらも女は的確に返事をくれる。
どうやら、良い助手を雇ったようだ。
「太鼓を変える」
そう良い、今度は私は 締太鼓へと繋ぎ変えた。
そもそも島民が少ないこの孤島に研究者がいるのか?と思ったが、アズサもほとんど来たことがない島の北側の村はずれに、研究者、ロンリ・ワカルカが住んでいた。
ロンリはアズサを見るなり捲し立てた。
「私はロンリ・ワカルカだ!私の今の研究対象は音であり、君には音というものの正体の解明に力を貸してもらいたいのだ。君はディン太鼓を知っているか?
和美・タタコンという有名なディン太鼓の叩き手がいるんだが、なんと、陰核をディン太鼓につないで太鼓を叩くと気持ちいいと言うのだ!!
しかも、ディン太鼓の演者は古くから『音を体で感じる』と言うらしい!これがどういう事か分かるか!?音を聞いているのは耳ではないかもしれないという事だ!!私はこれを知りたいのだ!!私は君に和美と同じように陰核に糸を繋ぎ研究させてほしいのだ!」
一度は断ったアズサだったが、アズサに仕事を紹介した男性は村の長だった。
村長からの紹介を断るということは、この島に住む者にとっては死活問題である。
こんな孤島で村八分にあってしまえば生きていけなくなってしまう。
また、アズサの高齢の母親にも迷惑がかかるかもしれない。
アズサにはロンリの研究に協力するほか選択肢がなかったのだ。
「やはり、やらせて下さい」そう言えるようになるまで、内容が内容なので2晩かかった。
しかし、アズサは再びロンリの家を訪ね、協力を申し出たのだった。
「本当か!この研究はとても意義があるものだ。新しいコミュニケーションの手段の開発にも結びつく。早速いまからとりかかろう!」
そういうと、ロンリは別室から様々な太鼓を持ってきた。
「このために様々な打楽器を取り寄せたのだ」
女は陰核がじんじんとしてくるのを感じた。
以下はロンリ・ワカルカが記述した研究日誌の一部である。
-------------
すぐに糸が結べた方が良いため、女の了承を得て女の陰核へとピアスをあけた。
女は渋ったが、20万coを支払う事で同意した。体に穴が空くのだ、女が渋るのももっともであるし、賃金とは別に手当金として出すのは妥当であろう。
ピアスの輪へと糸を結びつけ、反対側を様々な太鼓へテープで留めて固定した。
糸の長さは50センチに設定した。
糸の長さや種類も変えてみたいが、今日は世界中から取り寄せた色々な太鼓をせっかくなので試してみたく、糸の長さと種類は1種類にした。
1. ディン太鼓(長胴、俗称ディンコ)
• サイズ:直径約40~60cm、長さ60~90cm
• 素材:胴はケヤキや松などの木材、皮は牛革
• 特徴:低音でドンという重厚な振動があり、体全体に響く感覚が得られる
2. 締太鼓
• サイズ:直径30~40cm、胴の高さ15~20cm
• 素材:木胴に牛革を紐で締めた構造
• 特徴:高音で鋭い音がする。振動も細かく、鋭く伝わる可能性がある
3. アフリカン・ジャンベ
• サイズ:直径30cm程度、高さ60cm前後
• 素材:木胴+山羊革
• 特徴:打つ場所によって音の高低が変化するため、振動の違いも陰核で感じやすい可能性がある
4. バスドラム(オーケストラ用)
• サイズ:直径約70~100cm
• 素材:金属または木の胴、合成皮革または動物皮
• 特徴:非常に低い音。普通に叩いても掌や腕、腹などに振動を強く感じられる
5. ボンゴ
• サイズ:小さな2つの太鼓(約15cmと20cm)
• 素材:木または合成樹脂の胴、動物皮
• 特徴:高めの軽快な音。サイズが似た、2つの太鼓が繋がっている。繊細な違いを感じ取れる可能性がある
⸻
糸の仕様
• 素材:ステンレス細糸(約0.8~1.2mm)
• 柔軟性と振動伝導性に優れている
• 長さ:50cm
女には私の作った遮音ヘッドホンと目隠しをさせ、陰核以外では音を感じ取れないようにして、直立させた状態で1種類ずつ糸で繋いだ。
糸は垂みがなく、ピンと張れるように女に太鼓から後ろ向きで少しずつ離れさせ、適切な位置へと立たせた。
太鼓はどの太鼓も、同じ強さで叩いた。
音が耳以外で感じられるのか否かは1つ目のディン太鼓ですぐにわかった。
女に説明させずとも、私が1つ叩いただけで、女が悲鳴をあげ、内腿を震わせたからだ。
目も耳も、機能は失わせている。
となると、どうやって音が分かったか。
女は陰核で音を聞いたのに他ならない。
音は、耳でなくとも聞こえる!!!!!
これは大発見だ。
音は耳以外でも聞ける!!
あとは音の大小や高低も耳でなくとも分かるのかというところだ。
私は嬉しくなって、ドン!ドン!ドン!ドン!と4つ叩いた。
女は「あ!あ!あ!あ!」と音にあわせて泣いた。
太鼓を演奏しているのに、女が奏でるなんて、どういう現象なのだ!?
「おい、女、どんなふうに感じる!?」
早口で聞くと、女はゆっくりと口を開く。
「音を………か、感じます…」
「ほう!音を感じるのか!?」
ドン!ドン!
私はまた2つ叩いた。
「か、かんじますうううう~!」
女は内腿を震わせながら叫んだ。
どうやら変なスイッチが双方に入ったようだ。
私は他の太鼓を試すのも忘れて、今度は少し弱めに小刻みに叩いた。
トトトトトトトト……
「どうだ?感じるか?」
「かんじますぅ…。アッ!」
「どんなふうに音を感じる?」
同じ調子で叩き続けながら聞く。
「こ、小刻みな……、さっきより弱い…振動です……っ」
「…正解だ」
なんと、音の様子が正確に陰核で感じ取れている。
ドン!トト…
ドン!トト…
「あ!…あ、う…、あ!……んん…」
今度は1つ強く叩いて、2つ小さく叩いた。
それを繰り返しながら、女に聞く。
「今度はどうだ?」
「う、ひ!…ん、ぁっ!ドン、ドド…、っっ、ドン…ドド…」
喘ぎながらも女は的確に返事をくれる。
どうやら、良い助手を雇ったようだ。
「太鼓を変える」
そう良い、今度は私は 締太鼓へと繋ぎ変えた。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる