3 / 5
近付く距離
しおりを挟む
3年生の卒業が近付き、私は挨拶を交わす間柄から、名前を呼んでもらえるようになった。
「友利!」
先輩が私を呼ぶだけで、名前がふたつあるみたいで大嫌いだった自分の苗字が好きになれた。
いつしか、偶然会うと並んで歩いてくれるようになった。
「友利!」
って、必ず声を掛けてくれた。
卒業して欲しくなかった。
なんで年上なんだろう?とか
なんで1年間しか、一緒に居られないんだろうとか
毎晩、どうにもならない事で泣き暮らした。
私の頭を撫でる先輩の手が好きだった
少し短気で、素直じゃない私と軽い言い争いはしょっちゅうだった
それでも、翌朝必ず
「友利!」
って呼ぶ声が嬉しかった。
「友利!」
先輩が私を呼ぶだけで、名前がふたつあるみたいで大嫌いだった自分の苗字が好きになれた。
いつしか、偶然会うと並んで歩いてくれるようになった。
「友利!」
って、必ず声を掛けてくれた。
卒業して欲しくなかった。
なんで年上なんだろう?とか
なんで1年間しか、一緒に居られないんだろうとか
毎晩、どうにもならない事で泣き暮らした。
私の頭を撫でる先輩の手が好きだった
少し短気で、素直じゃない私と軽い言い争いはしょっちゅうだった
それでも、翌朝必ず
「友利!」
って呼ぶ声が嬉しかった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる