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社交ダンスよりもドS若公爵の相手の方が難しい……
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「はい! ソフィア、足が違いますわ!
ソフィア、笑顔!
ソフィア!!」
──あれから、鬼軍曹レミリアたんに、しごかれております。
まずレッスン初日。
レミリア様とユリエル様のお手本ダンスを拝見いたしました。
ええ、それはもう……
某ネズミー会社の映画かと思うほど、美しくて!
普段は悪魔で腹黒ドS若公爵のユリエル様が、
まるで本物のイケメン王子に見えるレベルで!
(※レミリアたんの可憐な美しさは、説明不要♡)
そして──
私も一曲目は、ユリエル様と踊ったのだけれど。
足を踏んだり、蹴ったりしそうで震えていたわりに、
意外とスムーズに踊れたのよ!
(……え?
私、社交ダンスの才能あった?)
しかし、喜びは束の間。
パートナーを変えた途端──
『ムギュッ』
「あ……ごめんなさい」
『ドカッ』
「あっ……ごめんなさい……」
……無理でした。
完全に、ユリエル様のリード力のおかげでした。
一方その頃、我が推しレミリアたんは──
誰と組んでも、華麗なダンス。
思わず「ブラボー!!」と拍手喝采したら、
「何を呑気に拍手なさっているの!
あなたも、これくらい踊れるようになるのよ!」
と、怒られました。(ガクッ)
練習相手の方々に申し訳なくて、
終わるたびに治癒魔法をかけていたのだけれど──
ある日、ユリエル様に
顔面をワシッと掴まれまして
「お前は、その顔で何をしているんだ!」
と、物凄い形相で言われた。
「私のせいで怪我をされたので、治癒魔法を……」
「ほぉ?
毎回、目を潤ませて
『ごめんなさい、痛いですよね』とか、
甘い声で言いながらか?」
……背後に、メラメラ炎が見えたんだけど!?
その日なんて、
顔が歪むほど掴まれたわよ!?
いや待って。
私、何か悪いことしました!?
足を踏んで、謝って、治癒しただけなんですけど!?
あの悪魔──
いえ、ユリエル様の極悪ムーブを見るにつけ、悪魔の方が可愛く思えてきたわ。
悪魔さん、ユリエル様なんかと同類扱いしてごめんなさい。
しかも翌日から、練習相手の方々、全員に
《ユリエル・スペシャル保護魔法》が付与された。
「これなら、足を踏まれようが蹴られようが、問題ない!」
……はあああ!?
クソ若公爵めッ!!
悔しくて、
枕を殴り倒した日が何度あっただろう
そんなある日、
部屋に大きな包みが届いた。
開けてみると──
『我が家の枕は、最高級羽毛だ。
これからは、これを殴るように。
──ユリエル』
という、メッセージ付いていた。
中身は、サンドバッグ!!
……えぇ。
もちろん即、実戦投入しましたとも!
ソフィア、笑顔!
ソフィア!!」
──あれから、鬼軍曹レミリアたんに、しごかれております。
まずレッスン初日。
レミリア様とユリエル様のお手本ダンスを拝見いたしました。
ええ、それはもう……
某ネズミー会社の映画かと思うほど、美しくて!
普段は悪魔で腹黒ドS若公爵のユリエル様が、
まるで本物のイケメン王子に見えるレベルで!
(※レミリアたんの可憐な美しさは、説明不要♡)
そして──
私も一曲目は、ユリエル様と踊ったのだけれど。
足を踏んだり、蹴ったりしそうで震えていたわりに、
意外とスムーズに踊れたのよ!
(……え?
私、社交ダンスの才能あった?)
しかし、喜びは束の間。
パートナーを変えた途端──
『ムギュッ』
「あ……ごめんなさい」
『ドカッ』
「あっ……ごめんなさい……」
……無理でした。
完全に、ユリエル様のリード力のおかげでした。
一方その頃、我が推しレミリアたんは──
誰と組んでも、華麗なダンス。
思わず「ブラボー!!」と拍手喝采したら、
「何を呑気に拍手なさっているの!
あなたも、これくらい踊れるようになるのよ!」
と、怒られました。(ガクッ)
練習相手の方々に申し訳なくて、
終わるたびに治癒魔法をかけていたのだけれど──
ある日、ユリエル様に
顔面をワシッと掴まれまして
「お前は、その顔で何をしているんだ!」
と、物凄い形相で言われた。
「私のせいで怪我をされたので、治癒魔法を……」
「ほぉ?
毎回、目を潤ませて
『ごめんなさい、痛いですよね』とか、
甘い声で言いながらか?」
……背後に、メラメラ炎が見えたんだけど!?
その日なんて、
顔が歪むほど掴まれたわよ!?
いや待って。
私、何か悪いことしました!?
足を踏んで、謝って、治癒しただけなんですけど!?
あの悪魔──
いえ、ユリエル様の極悪ムーブを見るにつけ、悪魔の方が可愛く思えてきたわ。
悪魔さん、ユリエル様なんかと同類扱いしてごめんなさい。
しかも翌日から、練習相手の方々、全員に
《ユリエル・スペシャル保護魔法》が付与された。
「これなら、足を踏まれようが蹴られようが、問題ない!」
……はあああ!?
クソ若公爵めッ!!
悔しくて、
枕を殴り倒した日が何度あっただろう
そんなある日、
部屋に大きな包みが届いた。
開けてみると──
『我が家の枕は、最高級羽毛だ。
これからは、これを殴るように。
──ユリエル』
という、メッセージ付いていた。
中身は、サンドバッグ!!
……えぇ。
もちろん即、実戦投入しましたとも!
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